『山奥のクネクネ』|洒落怖名作まとめ【山にまつわる怖い話】

『山奥のクネクネ』|洒落怖名作まとめ【山にまつわる怖い話】 山系
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山奥のクネクネ

昨日の事なんだけど。
仕事が休みで山に一人で釣りに行って変な物見た。

去年、一昨年に何回か友人や嫁と
遊びにその川へ行ったんだけど、昨日はヒマを持て余してる友人もいなく たまたま一人で逝くことに
10時に家を出て昼頃から釣り開始。
夕方からかなり釣れだして、嫁には5時には帰るって言ってたんだけど
夢中になりすぎて気付いたら6時過ぎだった。

山奥なので木が生い茂り薄暗くなってきたので、帰り支度を始めようかなーと思ってたら
急な寒気に襲われて やっぱ山寒いわーとか思って脱いでた上着を着ようとした瞬間、
上流の方に気配を感じ目を向けると、小学生くらいの子供?(人っぽかった)みたいな感じのが立ってた。
思わず目を擦って確認したけど、やっぱりいた。
服を着てないのか 真っ白で山林の風景に浮いて見えた。

幽霊とか信じてないし、その物体をそういう類の物と思いたくなかったし、
ましてやそれが何なのか うやむやなまま帰るのも嫌だったんで
恐る恐る近づいてみると、
その物体は上半分だけグネグネ動いてこっちを見てた。
手を上に上げて、かなりの速度で動いてたんでワインの栓抜きみたいな螺旋に見えた。 何物なのかハッキリとは確認できなかったけど この世の物とは思えない光景に鳥肌が立ちまじでヤバイと感じた。

その瞬間猛烈な吐き気に襲われて、意思とは関係なく嘔吐。
その場によろめき、はいつくばって車まで行きました。
もちろん絶対に振り向きませんでした。

何とか車にたどり着き時計を見ると7時過ぎ。
外から何やら、「オーイ」「オーイ」とたくさんの声が聞こえる。
そこから記憶が無く、
嫁が心配して探しに来てくれたみたいで、
記憶が無い間、寝ていたのか嫁に起こされて帰宅。
家に着いたのは10時過ぎでした。

今は脱力感が凄く、今日は会社を休みました。
あれは何だったのか、今でも鳥肌と寒気が消えません。
最悪な事に釣り具置きっぱなし。
取りに行くなら今日しかないんですが、勇気が出ません。
道具高かったのに。

場所は福岡の田舎を流れる川の支流です

明日仕事終わったら友人(黒帯)と取ってきます。

□ □ □

やはり釣り具は諦めます。
今日も寒気が凄いです。
恐怖感からか誰かに監視されているような錯覚さえ感じてしまいます。

この一件に関係あるか分かりませんが、
半年ほど前から黒猫が家のガレージに住み着いているんですが、
今日その猫に餌をあげようとガレージに向かい、
餌入れのお椀を見て 頭が真っ白になりました。

お椀の中に長さ太さがバラバラの毛が散乱してました。
とにかく山には近づかないようにします。

□ □ □

お祓い行ってきました。
菊地さん(霊媒師)によれば「○○君(自分の名前)は運が悪かった。でも無事だったのは不幸中の幸じゃね。」とのこと。

あれは何だったのかと聞くと、「見てはいけないもの」とだけ言われました。
菊地さんの恐れているのか安心しているのか分からない微妙な表情を見てると、それ以上は怖くて聞けませんでした。
例の奴は大丈夫だけど、他の霊がとりついているとのことでお祓いしてもらまいた。
お経みたいなのを唱えた後に 体中を、先っちょにシャンシャンって音がする鉄のついた棒で叩かれまくりました。

今は安心したのか落ち着いてきて体調もいいです。
早めに対処できて良かったです。

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