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『呪い返し』霊感主婦シリーズ|洒落怖名作まとめ

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『呪い返し』霊感主婦シリーズ|洒落怖名作まとめ 短編
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呪い返し

 

霊感主婦はOL時代、「呪ってやる」と同僚に言われたことがある。←それは自分も聞いた。
やれるもんならやってみれば?と売り言葉に買い言葉で話は終わったのだが、
呪った方が数日後入院し、杖無しでは歩けなくなった。(ヘルニアが悪化したとか)
霊感主婦さんは「生兵法は怪我の元w」と言っていたが、どう呪い返し?したかを聞いたら、
「ベツゼブブを送るとか言ってたから、枕元にキンチョール置いて寝た」としか言わなかった。
バルゼブブ=蠅の王ってよく知ってるなと思ったら「メガテンやってるから半端な知識はある」だとか。
でも、キンチョールで呪い返し出来るかは解らないというか、冗談のつもりなんだと思う。

ちなみにその呪いは完全な逆恨み、霊感主婦さんは何も悪いことはしていない。
強いて言えば、危ないヤツに「あなたちょっと病院行った方がいいと違う?」と言ってしまった事だ。
仕事中いきなり叫んだり、大声で人を罵りだしたり異常行動が目立った人にそう注意しただけ。
そうしたら「私をキチガイ呼ばわりするムキー!呪ってやる」となったわけで。
ヘルニアも、もともとの持病が悪化+体重増加のせいよ、と霊感主婦は言っております。

暇だと私も暇に任せて色々書いてしまってるけど、ほんとネタには尽きない人ですよ。

□ □ □

友達なので擁護しておきます。ある意味怖い話です。後出しになってすみませんが。
「病院行け」ははしょって書いたからそうなっただけで、思いやりをもてる相手では無かったよ。
なぜなら、私もその会社にいてそいつをよく知っていた。

この相手女の奇行はものすごかったのだが、社員なのでクビに出来ず、結構皆が迷惑していた。
ちなみに中途採用の社員だったそうで、若くはなかったです。
そんな空気の中で絶えられなくなった若い女性社員がどんどんやめていった。
自分より若くて可愛い社員はみんな女性の敵、女性に優しい男は女を見下してる、等
とにかくまあ・・・馬鹿フェミ+被害妄想の固まりみたいな人で。
見かけは普通でちょっとデブくらいな女だったけど。ファッションは当時まだ少なかったゴスロリ。
口を開けば人の悪口ばかりのとにかく凄い人だった。
新入社員の自己紹介の時に、「尊敬しているのはアレイスタ・クロウリー」と言ったある意味
怖いくらいの本物のやばい人だった。
霊感主婦が「病院行け」発言をしたのは、結婚退社する若い女性社員を呪おうと、
トイレの汚物入れ(生理の血が必要だったらしい)を漁りだしたからだよ。
仕事中叫ぶとか人を罵るとかも社内なら良かったんだけど、しまいには取引先の
相手が可愛い女性だったりすると何かしらいちゃもんつけて相手をびびらせる。
だから「もうあなたやばい、病院行った方がいいよ」と言っても、一人も擁護しなかった訳。
思いやりは最初はあったよ。彼女と話をしてたのは主婦さんだけだったし。
(クロウリーと、この女のおっかけてたバンドを知っていたからだと思う)

□ □ □

例の会社であの相手に同情した人は、まずいません。
いっそヘルニア悪化で戻ってこなければいいのにと皆願ったくらいと思います。
退院後平気な顔で戻ってきたときには全員、唖然としたくらいです。
結局みんな逃げるので、それこそショムニのような、地下室の倉庫番をさせられてるそうです、今は。
当時既に36歳くらいだったので、今は40代後半。
手にはリスカの跡だらけの五十近いゴスロリ。
でもそういう場所が好きみたいで、嬉々としてやってるようです。
みんな、そこに雑貨を取りに行くのを嫌がるので、管理の意味がないようですが、社員なので無碍にクビに
できないそうです。(そこには色々事情もあるらしいが、Bが背後にいるという噂もあった)

ちなみに、主婦さんは彼女のその後等は知らないと思います。
彼女が退院して会社に復帰する前に退職し、ドイツへ行ってしまいましたので。
(1年近く行っていた。音楽活動の誘いで行っていたと記憶)
彼女の話に触れようとすると「あの人の事はもう聞きたくない」と言われるので、
キンチョール以上の話は聞けませんでした。
名前を口にするのも嫌だと言ってますので、もしかしたら呪いまで行かずとも、
何かしらあったのかもしれません。
まあそのあたり聞き出したいけど、またキンチョールでごまかされると思う。
あ、私もその会社は既にやめてます。
誰でも知っている有名企業ですw

□ □ □

あの会社のあの雰囲気の中で、それこそお局すら恐れていた彼女にハッキリ言ったのは勇者です。
もうこれは、あの会社にいないと解らない事かと思う。
主婦さんがやめるときは別フロアーの人まで花やお餞別をくれたくらいです。
他の人へ向く恨みを一身に受けてくれたありがとう!みたいな雰囲気になったくらいですから。
(事実彼女は今でも主婦さんへの呪いの言葉を吐き続けてるとか)←これは本人知りません。

もうちょい突っ込んで聞いてみたい気持ちがうずうずしてきた。
ちょっと聞いてくる。
また怒るかもしれないけど。

□ □ □

主婦さんに「キンチョールの件突っ込んでもよいか?」と聞いたら、
「うーん。まあいいけど。もう時効だし」と。

まず「呪ってやる」宣言の後に主婦さん実家であったこと。(当時独身)
庭には、呪いのアヤシイ図面を書いた紙(しかも血で書いたような色)のものを多数投げ込まれたそう。
その頃から、「アヤシイ人がお宅を見張ってるわよ」と近隣からの話。
そう、本人がストーカーと化していたらしい。
その上、主婦さんは、見てしまったそうだ。Aの生き霊を。
その時のどう思ったのかというと。

「すごい!! 生き霊飛ばしてきやがった! こりゃやばいわ!」

だったそうで。
いるかいないかわからない悪魔より、本人の生き霊はそれは怖かったそうだ。

ただ、生き霊は主婦さん実家には入れなかった。多分、家の外に祠があり、それが理由ではないかと。
家の周りをうろうろする生き霊は、彼女だけでなく彼女の家族、そして近隣住民の間でも噂になった。
だから、半分以上は本人じゃないか?とも思ってるとか。
真っ黒なフード付きコートを着て夜中にうろうろ・・・通報されます。
明らかに本人であるときと、生き霊であるときとあったと主婦さんは言います。

「だから、持病が悪化したんだよ・・・多分・・・」
夜中に人の家の庭に、あんな札(というか、紙に書かれたあやすぃ図面)を投げ込むような真似するから・・・と。
他にも、焼き殺した猫の死体なども投げ込まれたそうです。
(主婦さんが猫好きだからか、悪魔の儀式の一種かは不明)

□ □ □

「でもね、証拠がなかったの。その紙を、警察に持っていったんだけど、
怖いんだよ・・・指紋がうちの家族の指紋しか無かったの。」と。
猫も、結局「悪質ないたずら」で警察は真剣には取り合ってくれなかったらしい。

なので、ヘルニア悪化で入院、と聞いたときに「生兵法は怪我の元」と言ったのは、
結局悪魔を呼べなくて自分でやって、その上それでヘルニアを悪化させただけなのに
呪い返しとはもう、じゃあそう思わせておいた方がいいやという気持ちからだったそうです。

で、今でもなんか呪ってるらしいよ、と本人に言ったら。
「そりゃあもう三十代後半であれだったんだもん、今さら性格も変えられないし、
まあ、そのうち新聞沙汰にならないことを祈るよ」と。
「なんで当時はっきり言わなかったの?」と聞いたら「証拠も無いのに言えるわけ無いから。」と。
「今だって証拠はないんだよ。捕まえたわけでもない、生霊は犯罪じゃないし。」と。でも平気そう。
「もしかしてもっと高度な邪法を研究中かもよ?」とちょっと脅かしたら
「そうしたらあなたは2ちゃんに投下するネタが増えて良かったじゃないw」だとorz

主婦さん曰く、「完璧な呪いなんて存在するわけないじゃん」と言い切ってました。
ただそれをふまえて、「生き霊とかストーカーは、怖い。ドイツにいって正解だった」と言っておりました。
教会での仕事(音楽関係)だったので避けられた可能性もあるとの事で。
でも彼女は、「そういうのもめぐり合わせかも。悪魔を送ると言われた後で、教会での仕事がわざわざ
外国から来たからね。探せばドイツのほうがうってつけの人はいるはずなのに。」とか。

三十代後半から杖をついてでないと歩けないようになったのは、科学的にしろ霊的にしろ
自分を過信しすぎていたのでは?との事でした。

□ □ □

「なんで私にはキンチョールなんて言ったの?」とたずねたら、
「面白いでしょーその方が。笑う門に福来たるって言うじゃない。」と。
にこにこしているのは、それだけでもけっこういい力を持ってるんだから、と彼女は申しておりました。
「一日、一回でいいから人ににこにこ接するだけで毎日は変わるって言うじゃない。
だからさ、やっぱり言霊じゃないけど、呪うなんていう人にはろくなことがないんじゃないかな?」と。
やっぱり私はからかわれていたようです。
「話した御礼は洋食屋の赤ワインを持ってきなさーい」だそうです。
(冗談だそうですがわかる人にはわかるのでこう書けとここだけは支持されました)

とりあえず、Aさんから呪いと言うよりは実力行使の嫌がらせを受けていたというオチ。
でも会社でそれを話さなかったのはやっぱりすごいというか。どこか暢気とも取れるけど。
後に、お見舞いに無理やり行かされた人から聞いたAの入院中の話もなかなか凄かった。
「病院食なんか食べたくない」とお盆を投げつけたりとか、それで親にデパ地下の惣菜を
買いに行かせてたとか。隣のベッドのおばさんに「さっさと死んだほうが楽でしょ」とか言ったりしてたと・・・。
やっぱりAという人間そのものがちょっと怖いなと。
(親も、病院からヘルニアの治療の後精神科で一度見てもらったほうがと勧められたそうですが、
本人が頑として行かずだったらしい。親も泣いてたそうだ)

以上です。
聞けてすっきり?は微妙ですが、Aさんは変わらないであろうという事だけは確実かも。
補足:もう生霊はこないらしいです。

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