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『元彼Yの体験談』全4話|洒落怖名作まとめ【シリーズ物】

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『元彼Yの体験談』|洒落怖名作まとめ【シリーズ物】 シリーズ物
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元彼Yの体験談

 

小さな祠

 

元彼の洒落にならない体験談。

肝試しが好きでその日も○○山へ車で肝試しにいった。
山に入ってしばらく進むと脇に小さい神社があってさ。
興奮してみんな
「あそこやべー!」とか言ってんの。
酒の勢いもあって車の中のやつら全員乗り気。
大丈夫だって!!と何を根拠にいうのかわからんが馬鹿笑いしながら運転手のBが車を止めた。
神社はこれといって何もなかった。
小さな祠が一つあって、その祠の側にでかい木が一本立ってた。
周りは真っ暗で雰囲気は最強だったが全員酒が入ってるので関係ない。
「うひょ!こえぇええ!」
なんて言いながらおもしろ半分に祠に手を合わせたり付近でふざけ回ったりしていた時。
霊感が微妙にあると言うAがふざけるのをやめて俺の方をじっと見つめてる。
俺は祠の側の木を背にして立ってて、
「エロくて裸エプロンで仕事帰りの俺を迎えてくれるあゆ似の彼女を俺に下さい!!」
とか祠に祈ってる連れをみながら爆笑していた。
Aもさっきまで一緒に爆笑していたのに、急に真剣な顔になって俺を見ている。

□ □ □

そして突然おれの手首をつかんで強引に俺を引っ張った。
「なぁ、こんな時に悪いんだが、俺、明日早いんだわ。そろそろかえらねぇ??」
Aの顔が懐中電灯の中で妙に青白い。
「なにいってんだよ、お前明日休みとかいってたじゃん」
「まじわりぃ。ぼけててさ、忘れてたんだよまじ。」
Aはそう言って笑ったが無理矢理作った笑顔みたいな感じだった。
Aが微妙に霊感があることは皆知ってる。
もしかしてやばいのか?でもいつもならこれ以上は行くなとかあそこに○○がいるとかまず言うしこいつ。
はしゃぎまわってるやつを収集して車に戻りエンジンをかけた。
するとAが早口で言った。
「絶対神社の方見るな!!!」
この一言で全員了解。かなり飛ばして峠を降りた。
車内全員無言。Aはうつむいて青白い顔でなにやらぶつぶつ言っている。

□ □ □

地元の町について、ファミレスに入り、俺が聞いた。
「なにがいたわけ?」
「後ろ向いたやついる?」とA
全員見てなかった。
それかrなおAの答えを聞いて全員てんぱった。
「Y(彼)が立ってたとこの後ろに木があっただろ。
そこから白い着物来た女がゆっくり出てきてお前の首に手をかけようとしてたんだよ。目がやべぇんだよ…
俺も酔っ払ってていつからあの女がいたかよくわかんねぇんだけど最初は木の陰にいてさ。酔い冷めて固まってしばらく見てたらなんか出てくるんだよ。皆が車に走る間その女ずっとお前の事目で追ってたぞ。
エンジンかかるまで生きた気しなかった。あんなやばい気初めてだったわ。安心して神社の方見たら、その女、こっちに向かってくるんだよ。最初はゆっくりだったけど段々スピード上がってくるの。絶対生きてるもんの早さじゃないの。
まじ、すぐ後ろをキープしてはしってんの。
途中で消えてくれたけど、追い付かれたらどうしようと思って必死でお経となえてたんだ、俺。」
「なぁ、なんで言わなかったんだ?」俺が聞いた。
「あんな至近距離で言えるかよ。見えてるってばれたらそれはそれでやばいぞ。全員ぱにくって運転とか無理になんだろ」

うちの元彼は白い着物の彼女に狙われていたらしいです。
この彼は肝試し好きな性格のせいで自分は見てないけど
実はヤバかった系の話しをけっこう話してくれてたので
またアップします。

 

洞窟

 

元彼Yの体験談

Sと○○山にいった時
辺りを探検しようぜって話しになって、その辺歩いてたんだ。
そしたら、洞窟?なんだったんだろあれ。
とにかく穴があってさ、つくったものみたいだった。
面白そうだったから入ったんだよ。
そしたら真夏だったんだけど入った瞬間めっちゃ寒いの。
クーラーがんがんに聞かせてる感じ。
奥とか真っ暗。

で、普通に歩いていったらいきなり外からすごい雨の音がしてさ、振り返って入り口見たらさっきまで晴れてたのに本気で雨ふってんだ。
こりゃ出れねぇと思って前見るとまだ奥に穴が続いてる。
なんか荒い息聞こえて振り返るとSが真っ青な顏して震えてるんだよ。
「おい。どうした?」て聞いたら
「わかんねぇ。気分わりぃ。まじさぶい」って。
腕見たら鳥肌たってんだ。たしかにこの穴寒いけど、今外に出ていって雨に打たれるのもやばいと考えた俺は「ちょっと休もうぜ」って言って岩壁にもたれて座った。
そしたら段々寒さがひいてきた。
外は相変わらず雨。
Sも「寒さはなくなってきた。でも気分わりぃ。」と言う。
逆に入り口の方から冷たい風が入ってくる。
「変な気候だよな。まぁ山だししょうがねぇな。」
なんていいながら奥の方へ行くか?て話しになった。
でもなんとなく、なんでかわかんねぇけどふと外が気になったんだよ。
そいでSに「ちょっと外見てくるわ。ここにいろよ」
って言って外に出た。

□ □ □

雨なんてふってなかった。
ふった形跡もない。暑いし。晴れてるし。
穴の方からなんとも言えない冷気が漂ってくる。
やばい。なんかわかんねぇけどこれやばい。
奥に少しいった時、たしかに穴の中の方が暖かくて入り口から冷たい風みたいなんが入ってきてる感じだった。
考えてみると寒さがひいてきたのも不自然だ。
おもしろ半分で入る癖治そうと俺は思った。
穴に向かって
「S!今すぐ出ろ!!!気合いで出ろ!!」と叫んだ。
返事がない。俺は迷った。戻りたくない。でお見捨てる訳にはいかない。
俺は走って穴に突入した。
そしたらSが、「さみぃ…まじさみぃ…雨やまねぇ…」とかいいながら穴の更に奥の方へ這っていこうとしてるとこだった。
先は真っ暗だ。Sがホラーだった。
俺はSを無理矢理立たせて引きずって穴の外へ出した。
洞窟の中は寒かった。なんで暖かいとか思ったんだろう。
S笑いながらぶつぶつ言ってたけど一発殴ると正気に戻ったからよかったよ。

 

とばっちり

 

元彼Yの体験談「とばっちり」
病院に肝試しにいった時。
5人でいったんだけど神社の体験から霊感は必要だということで嫌がるAを無理矢理連れていった。
どきどきしながら懐中電灯を持ってドアを開ける。
中は荒れていた。廊下に散乱している書類とか色々なものドアを開けたりトイレ覗いたりしていつものようにやべー!とかこえー!とか言ってた。
調子に乗って二階行こうぜと誰かが言うとAが「いや、待て。おっさんがなんか言ってる」など言い出す。
虚ろな目で階段を見上げるA。
やばいのか?と思いつつAの様子を伺っていると「はい、はい、わかりました。」
なんて小声で言ってやがる。おれたちには何も見えない。
Aに、「おいだいじょうぶか?」と聞くと「この上は入るとやばいらしい。連れて行こうとするやつがうようよいるんだってさ。話し通じないって。
上行かなければ大丈夫らしいぞ」とのこと。
しかしうさんくさい。なので、全員一致で帰ることにした。

□ □ □

Aがずっと何かと話している。
でもかなり普通な世間話しのようで、「あ、はい、ばあちゃんは元気です」なんて声が聞こえてくる。
Aも別に青ざめたりとかしてなかったから、ほっといて車に向かった。
車に乗り込む前、後ろの方を歩いていたAが叫んだ。
「無理!いや、帰りますから!!」
全員振り向く。Aが必死で何か言ってる。
すると突然Aが一人で暴れ始めた。かなり苦しそうだ。
全員で走りよってAをとりおさえ、激しく暴れるAを
4人がかりで抱え上げて車にほりこみ車を発進させた。

Aはしばらくうめきながら「ポケットから数珠をとってくれ」と言った。
連れがAのジーンズから数珠をとりAに握らせると、Aがまたぶつぶつお経らしきものを唱えはじめた。
するとAの額から段々汗が消え、Aの意識もどうやら消えた。

□ □ □

しばらくして我に帰ったAから昼間に聞いた話し。

「二階のやつらさ、まともに話しできなくて寂しいらしいんだよ。そいで、ちゃんとした会話するの久し振りだったから俺に残ってくれって…話し相手になって欲しいって言われてさ…体乗っ取られるかと思った…」

車の中でもAの中で格闘は続いていたらしい。

 

 

元彼Yの峠仲間Aの微妙な体験

この峠さぁ、いるんだよ。
俺達は霊感ゼロだから全然気にならねぇんだけどAがこの前やばくてさ。
あいつほんとうまいんだよ。
お前も見たことあるだろ?

この山でよく俺達走ってんだけど、ここのカーブわかる?
まだ幅ある方だしゆるいからここでミスってことはこの峠攻めてるやつにすればありえないんだよね。

俺の前をAが走ってたんだけどあいつのシビックが妙な動きしてんだよ。
ミニドリかます気かなと思ってたらガードレールの方に突っ込んでいくのね。

最初はさすがだA ぎりでアクセルターンかと思ってたけど、ありえないんだよ。
止まらないと間に合わない位置はあいつわかってんのにそんな様子ないし。

さらばだAと思って見てたらガードレールぶっちぎる寸前で止まった。
前輪出てたよ。ここに。(と言って崖のとこを指差す)

□ □ □

俺等がうれしがって肝試しに連れ回してる間に
あいつの霊感っての?かなり磨きがかかったようでさ。

Aにその時なにがあったって?
具体的に言ってくれねーんだよ。
いきなりタイヤとられてってとこで黙ったり。
話題変えたり。
お前等は霊感とかないから憑かれることはないだろうし、ここらにいるのはしゃれにならないレベルではないけど一応気をつけろよってだけで。
あいつの車整備終わったとこで、あんな不自然にタイヤとられることなんかないし。

霊感なくてよかったよ本当よかったよ俺。
Aか?峠攻めやめて港に行くって…
あいつうまいからなー

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