【長編- 名作】スカッとする話
パワハラモラハラ大小様々な嫌がらせ
アラサーのおっさんがちょっとした夢を見ました。
夢ですのでおかしな部分もあるかもしれませんね。
その夢の中で私はとある小さな会社でいわゆる平の事務職をしていました。
ですが業務内容は単なる事務ではなく会社の実際の運営全般に関わる内容を受け持っていました。
総務に経理に人事に法務にシステム管理に対外交渉と全て押しつけられていました。
あらゆる業務が個別担当→平の私が最終処理→上司に結果報告というとんでもない異常が通常となっていました。
ですが社長も上司も誰もそんなことは気が付いていません。
社内で「あれやっとけー」「これやっとけー」と叫んでおけば
何時の間にかその指示が完了していると思っていたようです。
単なるどうでもいい一社畜としか見られていませんでした。
そんな仕事を続けていたある日社長の愛人さんが私の上司に赴任。
ぶっちゃけ無能以外何者でもなくPCの基本操作すら出来ないお方でした。
当然のごとく始まるパワハラモラハラ大小様々な嫌がらせ。
長い物には巻かれろな同僚も尻馬にのって嫌がらせ。
1年ちょっと耐えてきましたが流石に限界を感じ今後を考えます。
そこで「会社から見た私の価値はどうなんだろう?」という疑問もありまして
退職届ではなく「退職願」を社長さんに直接渡してみました。
あわよくば社長さんが考えを改めて愛人さんを放り出してくれないかなぁと。
当然ですがそーんな美味しい話がある訳も無く「あっそ、ごくろーさんねー」だけでTheEndという結果に。
そこで退社に備えて引き継ぎを始めました。
ですが引き継いだのは書面と口頭によるものだけとしておきました。
私が業務用に自主作成したエクセルVBAやマクロ付テンプレートや
自費購入したツール類といったものは全て引き上げさせて頂きました。
結果はまぁ判りきった事ですが私が居なくなった直後は
「あの業務は誰がやってるの??」
→他部署との摺り合わせは私がやってました
「この書類はどこに出すの?!」
→私が決断し上司に結果報告のパターンが固定化してました
「システムがトラブったけど直すの誰???」
→経費削減で外注を止めた為にシステム管理が判るのは私だけでした
「ウイルス踏んだ?!誰か直してーー」
→経費削減で外注を止めた為n(ry
「ネットが繋がらないんだけどどーすりゃいいの?!」
→そういえばLANケーブルが切れかけてましたね(社長が無線ルーター蹴っ飛ばして)
「ン十万円で仕入れた商品をン千円で売ったのどいつだよっ?!」
→商品の値段を自動で打ち込む私お手製ツールがなくなり桁間違えミス連発
「トイレットペーパーがないんだけどっ???」
「この請求書ってなんの請求か誰か知らない?」
「エロDVDが届いたんだけどなにこれーーー」
→社長の趣味品と備品の発注業務は私がやってました
とまぁ大騒動になって連絡用に残したスカイプに悲鳴と怒号が飛び交っておりました(笑)
流石に付き合いきれないので退職後2週間でスカイプIDは変更しましたが。
先日会社のHPを見たところ404となっていましたので昔の伝手を数人当たってみたところ
「あ~あんたが辞めて1年経たずに潰れたよ」
「支払い遅れが続いたんでウチは取引打ち切った」
「予想と上下に1桁違う見積もり乱発したんで切ったよ」
「こっちの予算より1桁低い見積もりで美味しい思いさせてもらった(笑)」
まぁ散々な終わり方だったようでした。
という良い夢(笑)を見て目が覚めたので書き込んでみました。
今は自分の食い扶持さえあればいいやとフリーのSEでのんびりしてます。
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