『クレーム対応』など全5話 – スカッとする話 短編 – 傑作選【因果応報・復讐・武勇伝】 2021.01.21 目次 スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話私はお酒が飲めない 私はお酒が飲めない。全く飲めない。 日本人でも数パーセントだというアセトアルデヒド非活性型だ。 パッチテストすれば肌が完熟イチゴの赤になる。 飲んだら病院行かないといけない。 致死的に飲めないせいか、飲み物でも漬物でもアイスやチョコなどのお菓子、初めて見る料理でも、 見るだけで何となく「酒入ってる」とわかる。匂いなのかもしれないが、とにかくわかる。 0.03%のアルコール含有のアイスでもわかった。 というわけなのだが、学生時代も社会人になってからでも、酒を飲ませようとする人が現れる。 「乾杯くらい」とか「お祝いだから」とか「これは悪酔いしないから」とか色々言われる。 私も自分の健康がかかってるので、「全く飲めないたちで」とか「今日はちょっと薬を飲んでて体調が」とか 穏便に断るけど、最後はもう無視したりする。 新卒で就職した、まあまあ名の知れた建設会社の新歓会でも、「一杯くらい」と上司に散々言われ最終的に 強めにお酒を断ったんだけど、トイレから戻ったら、飲んでたジャスミン茶のグラスにウィスキー混ぜられてた。 もうグラス見てわかるし、その上司の気持ち悪い笑顔と周りの人の「大丈夫かなー」みたいな顔でもう、 バレバレだった。 「あー私なんて、倒れても死んでもどうでもいい新入社員なんだな」と思ったらもう無力感に襲われて、 飲み屋の厨房に「すいませーん、急性アル中で一人倒れそうなので救急車すぐにお願いしまーす」って言って、携帯で 110番して「上司に酒を強要されて、死にそうです、助けて下さい、場所は○○駅の○○です」って言って電話切った。 それからグラス一気飲み。 すぐ顔がカーっとして眩暈と吐き気がして天井を見た後は、記憶が消えた。 目を覚ますと病院で、点滴打って一日入院して帰った。 会社に行ったら、行った途端に人事部の偉い人が来て「配属変わったよ」と言われた。 新しい配属先は、新卒では配属されない社長直下の花形部署だったのですごいラッキーだった。 社長も何故か初めは私にビクビクしてる様子だった。 身に余る花形仕事と給与を貰って、数年前円満に退社した。 今はその経験を活かし、独立して仕事してる。 クレーム対応 今、話題のファミマでの事。 自分は、買いに行くと何にも言わずに自分用の煙草銘柄を出してくるような店員いる。 週に三日位ペースで行く。 ある日、レジで店員が平謝り。 客はいかつい感じの50代 クレーム対応みたいだった。 段々と声を荒げる、店員はびびって泣きそうな顔色。 店長を出せとか、誠意を見せろとか言ってた。 ここの店長は夜中しかいない。 ついに手を高く振りかざし、暴行かと思った。 その瞬間、店長が表れた。 ずっと、監視カメラで見てたみたい。 客「店長だせ」 レジ店員「店長は夜中にしか来ません。」 客「ふざけんじゃねー」 手を高く振りかざす。 店長「警察呼びます」 客、店員の胸ぐらを掴む。 俺、別のレジ(入り口寄り)で煙草を購入。 客は逃げようとしたが、俺にぶつかってきた。 缶コーヒー入りの袋が客に当たったみたい。痛そうなあたりかただったし、缶の角が凹んでた。 普段、コーヒーなんか飲まない俺 店長は逃げ腰だったが、警察は呼んで入店禁止にしたみたいだ。 からまれてた店員は、泣きそうな顔だったが、元気にいらしゃいませと自分を鼓舞するかのよ頑張ってた。 そんな、レジ店員からメアドを交換して 今は、俺の嫁さんと言いたいが この前、ふられたのでファミマには行ってない。 やっぱり、ローソン最強 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 家庭のことには我関せずだった父 仕返しとはちょっと違うけど… ずっと家庭のことには我関せずだった父が、 嫁姑(私にしてみたら母と祖母)の仲を好転させた話。 忙しい部署にいた父が数年前、ヒマな部署に異動になった。 ヒマになった父は本かネットで「嫁姑仲を仲裁するのは夫の役目」とかなんとかいう 文章を読んだらしくヒマにまかせて嫁姑の間に割って入るようになった。 でもそれが全部とんちんかん。 たとえば祖母が母とケンカする気まんまんで、夕食の材料を隠すとかの悪意あるイヤガラセをしている時 「ばあちゃんは年なんだぞ!ボケ気味なんだからおまえが折れろ!」と母に怒鳴る。 母はもちろん怒る。ボケ老人扱いされた祖母もご立腹で ケンカできなかったことでさらにイライラ。 祖母が母の化粧品を勝手に捨てちゃった時も 「あんな婆さんがいまさら化粧品なんかに目が行くか!」と言って祖母を怒らせ 「おまえももういい年なんだから、しわくちゃでもいいだろうが」と言い母も怒らせる。 父にしてみたら仲裁してるつもりらしいんだが、大体において祖母<母で、 祖母をかばう時必ず「ばあさんは年なんだ」「ボケてるんだ」を理由にするから 結局どっちも怒らせてしまう。 しまいに祖母がキレ「もうおまえ、私らのことに口出すな!」と父をホウキで叩いた。 父は驚いて母のところへ逃げ込んだが、母にも「同意見だ。今後は余計なこと言うな」と宣言され退散。 家庭に居場所がなくなりヒマをもてあました父は風俗へ通うようになり さらにそれがバレ、祖母に「この病気持ち」とまたホウキで叩かれ追い出された。 (現実には病気はもらってないらしいが、祖母の中では風俗=性病らしい) 現在めっきり母と祖母は仲がよくなった。その代わり父は小さくなって暮らしているが 家の中が平和になったのでこっちとしちゃ有難い。 陶器製の傘立てが盗まれた マンションのアルコープに陶器製の傘立てを置いてた。 梅雨の時期にそれが盗まれた。 門扉を超えて夜中のうちに盗まれたらしい。 盗まれたショックより、門扉を超えて入られたことの気持ち悪さの方が大きかった。 それにどう考えても同じマンションの人だろうし。 管理事務所に行って防犯カメラを確認してもらったらあっさり犯人がわかった。 真上の部屋の奥さんだった。 うちのマンションは分譲だけど、そのお宅は分譲賃貸で入ってて 各階廊下に防犯カメラを設置していることを知らなかったらしい。 その奥さんがベランダに布団を干して、 それがダラーンとうちから見えるぐらいに下げて干してあって、 更に布団叩きを延々とやって埃が落ちてくるのが目視できるぐらいだったので 一度だけ苦情を言いに行ったことがあった。 そもそも布団干すのは規約で禁止されてることも言った。 (干すなら柵の内側が原則) たぶんその時の仕返しだと思う。それ以外に接点なかったから。 管理組合の理事に相談したら、警察沙汰はなるべく控えて欲しいと言われ 理事のひとりがその部屋の元々のオーナーを良く知ってると言うので 紹介してくださり、オーナーさんが訪問して玄関内の傘立てを確認した。 (確認だけお願いしておいた。返して貰ってももう使いたくなかったから) そのお宅とは定期借家契約で、今回限りで契約を打ち切るので あと少し待ってくださいと言われ了承。 詳しいことは知らないけど定期借家契約って理由があれば契約更新しない権利が オーナー側にあるらしい。 今回のことは証拠もあるし理由になるって。 ただ、契約満了時の8ヶ月前?だったかに再契約しませんって通告する義務もあるそうだ。 巻き込んでしまって申し訳ないと謝ったら、 「いえいえ、こういう事はむしろ教えて貰った方が助かります」と言われてホッ。 そして契約満了と同時に引っ越して行った。 そのあとすぐ別の人が入居してきたので、それも合わせてホッとした。 ちなみに再契約しない理由を旦那さんが聞いてきて 被害者(私)の意向で警察沙汰にはしなかったけど(本当はしたかったけどw) こういうことがありましたと、証拠と共にまとめたファイルを渡したそうだ。 旦那さんはそれを見て「ご迷惑をお掛けして申し訳ない。私さんに謝罪に伺いたい」と言っているがと オーナーさん経由で言ってきたけど、お気持ちだけで結構ですと断った。 でも実際に引っ越していくまで、ちょっと怖かった。 近所の親戚が覗いてくるようになった 昔の話だけど、中学生の時に近所の親戚(高校生)がお風呂とかトイレとか覗いてくるようになった 当時私はすごいシャイで親にも相談できなかった お湯とかかけても平気で、窓閉めても開けて覗いてきた(鍵は無かった) 下着まで盗まれるようになった(これは犯人はわからないけど) お風呂の時間をずらしても高確率で覗きに来るし、どうしようもなくなって、 辛いもの好きの親が作ってた唐辛子を漬けた液体を窓枠に大量に塗っておいた 窓を少し隙かせておいて湯気で乾かないようにしておいた もたもたと準備してると、窓に手がかかった そこまでする気はなかったけど、その時手にしてた唐辛子漬けの瓶の中身を、条件反射でお湯をかけるようにぶっかけてしまった 覗いてた親戚の高校生はいつものようにすぐ退散しようとしたけど、途中で大声で叫びはじめた 目えぇーあぇーゲフゲフって すぐ親が出てきて、親戚の高校生は救急車で病院に運ばれて大事になった ちなみに全くかかってない私も湯気のせいか目がすごく痛くなってしまった ちょっとかかった指先も、何日も痛いくらいにヒリヒリしてた 親には、覗きが親戚の高校生とは知らなかったと言い訳した ちゃんと相談しなさいと怒られたが、唐辛子が無駄になったことはお咎めなしだった でも危ないから使わないようにって言われた 親戚の親は謝ってくれたが、高校生は覗きは初めてと言っていたらしい その後、退院したあとは親戚達は都会に引っ越していった それからは大人になってからもずっと会っていない 【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧 スポンサーリンク スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話 私はお酒が飲めない 私はお酒が飲めない。全く飲めない。 日本人でも数パーセントだというアセトアルデヒド非活性型だ。 パッチテストすれば肌が完熟イチゴの赤になる。 飲んだら病院行かないといけない。 致死的に飲めないせいか、飲み物でも漬物でもアイスやチョコなどのお菓子、初めて見る料理でも、 見るだけで何となく「酒入ってる」とわかる。匂いなのかもしれないが、とにかくわかる。 0.03%のアルコール含有のアイスでもわかった。 というわけなのだが、学生時代も社会人になってからでも、酒を飲ませようとする人が現れる。 「乾杯くらい」とか「お祝いだから」とか「これは悪酔いしないから」とか色々言われる。 私も自分の健康がかかってるので、「全く飲めないたちで」とか「今日はちょっと薬を飲んでて体調が」とか 穏便に断るけど、最後はもう無視したりする。 新卒で就職した、まあまあ名の知れた建設会社の新歓会でも、「一杯くらい」と上司に散々言われ最終的に 強めにお酒を断ったんだけど、トイレから戻ったら、飲んでたジャスミン茶のグラスにウィスキー混ぜられてた。 もうグラス見てわかるし、その上司の気持ち悪い笑顔と周りの人の「大丈夫かなー」みたいな顔でもう、 バレバレだった。 「あー私なんて、倒れても死んでもどうでもいい新入社員なんだな」と思ったらもう無力感に襲われて、 飲み屋の厨房に「すいませーん、急性アル中で一人倒れそうなので救急車すぐにお願いしまーす」って言って、携帯で 110番して「上司に酒を強要されて、死にそうです、助けて下さい、場所は○○駅の○○です」って言って電話切った。 それからグラス一気飲み。 すぐ顔がカーっとして眩暈と吐き気がして天井を見た後は、記憶が消えた。 目を覚ますと病院で、点滴打って一日入院して帰った。 会社に行ったら、行った途端に人事部の偉い人が来て「配属変わったよ」と言われた。 新しい配属先は、新卒では配属されない社長直下の花形部署だったのですごいラッキーだった。 社長も何故か初めは私にビクビクしてる様子だった。 身に余る花形仕事と給与を貰って、数年前円満に退社した。 今はその経験を活かし、独立して仕事してる。 クレーム対応 今、話題のファミマでの事。 自分は、買いに行くと何にも言わずに自分用の煙草銘柄を出してくるような店員いる。 週に三日位ペースで行く。 ある日、レジで店員が平謝り。 客はいかつい感じの50代 クレーム対応みたいだった。 段々と声を荒げる、店員はびびって泣きそうな顔色。 店長を出せとか、誠意を見せろとか言ってた。 ここの店長は夜中しかいない。 ついに手を高く振りかざし、暴行かと思った。 その瞬間、店長が表れた。 ずっと、監視カメラで見てたみたい。 客「店長だせ」 レジ店員「店長は夜中にしか来ません。」 客「ふざけんじゃねー」 手を高く振りかざす。 店長「警察呼びます」 客、店員の胸ぐらを掴む。 俺、別のレジ(入り口寄り)で煙草を購入。 客は逃げようとしたが、俺にぶつかってきた。 缶コーヒー入りの袋が客に当たったみたい。痛そうなあたりかただったし、缶の角が凹んでた。 普段、コーヒーなんか飲まない俺 店長は逃げ腰だったが、警察は呼んで入店禁止にしたみたいだ。 からまれてた店員は、泣きそうな顔だったが、元気にいらしゃいませと自分を鼓舞するかのよ頑張ってた。 そんな、レジ店員からメアドを交換して 今は、俺の嫁さんと言いたいが この前、ふられたのでファミマには行ってない。 やっぱり、ローソン最強 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 家庭のことには我関せずだった父 仕返しとはちょっと違うけど… ずっと家庭のことには我関せずだった父が、 嫁姑(私にしてみたら母と祖母)の仲を好転させた話。 忙しい部署にいた父が数年前、ヒマな部署に異動になった。 ヒマになった父は本かネットで「嫁姑仲を仲裁するのは夫の役目」とかなんとかいう 文章を読んだらしくヒマにまかせて嫁姑の間に割って入るようになった。 でもそれが全部とんちんかん。 たとえば祖母が母とケンカする気まんまんで、夕食の材料を隠すとかの悪意あるイヤガラセをしている時 「ばあちゃんは年なんだぞ!ボケ気味なんだからおまえが折れろ!」と母に怒鳴る。 母はもちろん怒る。ボケ老人扱いされた祖母もご立腹で ケンカできなかったことでさらにイライラ。 祖母が母の化粧品を勝手に捨てちゃった時も 「あんな婆さんがいまさら化粧品なんかに目が行くか!」と言って祖母を怒らせ 「おまえももういい年なんだから、しわくちゃでもいいだろうが」と言い母も怒らせる。 父にしてみたら仲裁してるつもりらしいんだが、大体において祖母<母で、 祖母をかばう時必ず「ばあさんは年なんだ」「ボケてるんだ」を理由にするから 結局どっちも怒らせてしまう。 しまいに祖母がキレ「もうおまえ、私らのことに口出すな!」と父をホウキで叩いた。 父は驚いて母のところへ逃げ込んだが、母にも「同意見だ。今後は余計なこと言うな」と宣言され退散。 家庭に居場所がなくなりヒマをもてあました父は風俗へ通うようになり さらにそれがバレ、祖母に「この病気持ち」とまたホウキで叩かれ追い出された。 (現実には病気はもらってないらしいが、祖母の中では風俗=性病らしい) 現在めっきり母と祖母は仲がよくなった。その代わり父は小さくなって暮らしているが 家の中が平和になったのでこっちとしちゃ有難い。 陶器製の傘立てが盗まれた マンションのアルコープに陶器製の傘立てを置いてた。 梅雨の時期にそれが盗まれた。 門扉を超えて夜中のうちに盗まれたらしい。 盗まれたショックより、門扉を超えて入られたことの気持ち悪さの方が大きかった。 それにどう考えても同じマンションの人だろうし。 管理事務所に行って防犯カメラを確認してもらったらあっさり犯人がわかった。 真上の部屋の奥さんだった。 うちのマンションは分譲だけど、そのお宅は分譲賃貸で入ってて 各階廊下に防犯カメラを設置していることを知らなかったらしい。 その奥さんがベランダに布団を干して、 それがダラーンとうちから見えるぐらいに下げて干してあって、 更に布団叩きを延々とやって埃が落ちてくるのが目視できるぐらいだったので 一度だけ苦情を言いに行ったことがあった。 そもそも布団干すのは規約で禁止されてることも言った。 (干すなら柵の内側が原則) たぶんその時の仕返しだと思う。それ以外に接点なかったから。 管理組合の理事に相談したら、警察沙汰はなるべく控えて欲しいと言われ 理事のひとりがその部屋の元々のオーナーを良く知ってると言うので 紹介してくださり、オーナーさんが訪問して玄関内の傘立てを確認した。 (確認だけお願いしておいた。返して貰ってももう使いたくなかったから) そのお宅とは定期借家契約で、今回限りで契約を打ち切るので あと少し待ってくださいと言われ了承。 詳しいことは知らないけど定期借家契約って理由があれば契約更新しない権利が オーナー側にあるらしい。 今回のことは証拠もあるし理由になるって。 ただ、契約満了時の8ヶ月前?だったかに再契約しませんって通告する義務もあるそうだ。 巻き込んでしまって申し訳ないと謝ったら、 「いえいえ、こういう事はむしろ教えて貰った方が助かります」と言われてホッ。 そして契約満了と同時に引っ越して行った。 そのあとすぐ別の人が入居してきたので、それも合わせてホッとした。 ちなみに再契約しない理由を旦那さんが聞いてきて 被害者(私)の意向で警察沙汰にはしなかったけど(本当はしたかったけどw) こういうことがありましたと、証拠と共にまとめたファイルを渡したそうだ。 旦那さんはそれを見て「ご迷惑をお掛けして申し訳ない。私さんに謝罪に伺いたい」と言っているがと オーナーさん経由で言ってきたけど、お気持ちだけで結構ですと断った。 でも実際に引っ越していくまで、ちょっと怖かった。 近所の親戚が覗いてくるようになった 昔の話だけど、中学生の時に近所の親戚(高校生)がお風呂とかトイレとか覗いてくるようになった 当時私はすごいシャイで親にも相談できなかった お湯とかかけても平気で、窓閉めても開けて覗いてきた(鍵は無かった) 下着まで盗まれるようになった(これは犯人はわからないけど) お風呂の時間をずらしても高確率で覗きに来るし、どうしようもなくなって、 辛いもの好きの親が作ってた唐辛子を漬けた液体を窓枠に大量に塗っておいた 窓を少し隙かせておいて湯気で乾かないようにしておいた もたもたと準備してると、窓に手がかかった そこまでする気はなかったけど、その時手にしてた唐辛子漬けの瓶の中身を、条件反射でお湯をかけるようにぶっかけてしまった 覗いてた親戚の高校生はいつものようにすぐ退散しようとしたけど、途中で大声で叫びはじめた 目えぇーあぇーゲフゲフって すぐ親が出てきて、親戚の高校生は救急車で病院に運ばれて大事になった ちなみに全くかかってない私も湯気のせいか目がすごく痛くなってしまった ちょっとかかった指先も、何日も痛いくらいにヒリヒリしてた 親には、覗きが親戚の高校生とは知らなかったと言い訳した ちゃんと相談しなさいと怒られたが、唐辛子が無駄になったことはお咎めなしだった でも危ないから使わないようにって言われた 親戚の親は謝ってくれたが、高校生は覗きは初めてと言っていたらしい その後、退院したあとは親戚達は都会に引っ越していった それからは大人になってからもずっと会っていない 【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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