『ニートの兄貴』など短編5話 – スカッとする話

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

  1. スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
    1. ニートの兄貴 昔、風呂に入っているときによくニートの兄貴に財布からお札を抜かれていたので、ある日、財布に札を入れずに、「金は働いて自分で稼げ」と書いて入れておいた。 風呂から出たら、兄貴が鬼の形相で、「俺を疑いやがってよぉぉぉぉ」とつかみかかってきた。     脳挫傷になった 小6の時、同級生のIが些細な事で、担任のDQN教師Kに殴り倒された時に、机に後頭部ぶつけて脳挫傷になった。 数日間昏睡状態が続いたけど、病院での処置が早かった事と、脳挫傷自体が軽いものだったから、幸い障害も残らずに済んだ。 だが、Kはどこまでもクズだった。 Iが昏睡状態の間に、『同級生同士の喧嘩でIはこうなった』という事にしてしまったのだ。 当然、俺達は抗議するが、Kの口車に乗せられ、校長を始めとする殆どの先生が喧嘩による怪我と信じきっていた為、俺達の抗議は『見苦しい言い訳』と取られてしまった。 あまりの悔しさに俺は、家に帰ってから泣きながら両親に話した。 最初黙って話を聴いていた親父だったが、俺が話を終えると 「事情はわかった。あとは私に任せろ」と言い残し、出かけていった。 そして、親父は深夜まで家に帰ってこなかった。 そして次の日、とんでもない事が起きた。教室に親父が乗り込んできたのだ。 Iの両親と、数名の取り巻きを連れて… 「今は授業中だから」 と、親父達を追い払おうとするKだったが、この時は相手が悪かった。 何しろ取り巻きというのが― 弁護士、警察官、そして市の教育委員会の職員! (全員親父の幼馴染や学生時代の友人) 詳しい内容は省くけど、Kは徹底的に攻め立てられ、自らの罪を認めた。 そして、教師を辞めて町から去っていった。 ついでに言えば校長なんかにもそれなりの処分が科せられたようだ。 親父が深夜まで駆け回って、これだけのメンバーを揃えてくれた事が凄く嬉しかった。 Iの両親も「息子の為にここまでして頂いて…」と泣きながら、親父に礼を言っていた。 今でもIの両親からは年に2回、あのときのお礼として大変高価な食材を送っていただいている。     DQN3人に絡まれた この前DQN3人に絡まれたんだが、たまたま友達と待ち合わせしててな 俺が胸倉つかまれてるのを遅れてきた友達グループが遠目で見てわらってたんだよ 助けに来るってわかってたから 「その手を離せ!!危ないから!!早く!!あああ!!眼がああああ!!」 とかって叫んでたらDQN軽くビビッてたのよ 「ぐへええああああ!!」 って叫んで気絶したフリしてすぐに眼を覚まして 「フフフ、馬鹿な奴らだ。今すぐ殺してやるよ」 っていって 「いでよ!!!英霊たちよ!!!」 と叫ぶとマイフレンドおよそ15名が 「うおおおおお」とか雄たけび上げながら突進あせって腰を落とすDQN それを胴上げする俺たち 「助けて!!だれか助けて!!」 かわいそうなDQN (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   焼肉を食べに行った時の話 ちょっとした事かもしれないけど、先日家族で焼肉を食べに行った時の話。 多人数用の座敷で食事していたところ、襖で仕切られた隣のスペースに5歳前後の子供を数人連れた家族が座った。 安いチェーン店で家族連れや学生が多くてある程度騒がしいのは承知だったけど、その子供たちは飛び跳ねるわ叫ぶわの大暴れ。 襖に何度も激突したり、振動でコップの中身が揺れるほどジャンプしたりとやりたい放題。 しかも大人たちは携帯をいじるだけで全く無関心。 さすがにうるさいので注意しに行こうかと思った矢先、同じスペースにいた学生さん達(?)がその迷惑な家族のいる側の襖をスパーンと開けた。 見た目かなり酔っていたようなので大丈夫だろうかと息を呑んだが、先頭に立っていた彼が一言。 「失礼します。お子さんが元気なのは良いことですけど、ちょっとうるさすぎです。これ以上暴れられると僕達も同じくらい飛び跳ねなくちゃならなくなるんです!」 (実際はもっとろれつの回らない感じだったけど) 思わず(´゜ω゜)・*;’.、ブッっとなる自分たち。 そのうるさい家族も呆然とした感じで「すみません……」と対応。 以降はとても静かになりました。 そりゃいかついプロレスラーみたいな集団が「飛び跳ねますよ」なんていったら呆然とするよなぁ… 本人たち的には酔った勢いかもしれないけど、なんだか気持ち良い対応だったので思わず書き込み。     ハンデキャップ 友達Aと地下鉄に乗ってたら、同じ車両にいた池沼が大学生っぽい女の子の肩をグーで殴りながら奇声を上げだした。 女の子が「やめて下さい!」って言ってるのにニヤニヤしながら続行。 キレた女の子が池沼の腕掴んで「やめろって言ってるでしょ!」と怒鳴ったら池沼の飼い主が現れて(ってか、ずっと隣にいたらしい) 「○○ちゃんはハンデキャップもってるのよ!もっと思いやり(ry」と教科書どおりのセリフで逆切れしてた。 それを聞いたAが急に奇声を上げながら飼い主の肩を数発ほど殴り、次に池沼の頬を両手でバシンバシン挟むように叩き出した。 「なにするの!」と飼い主の怒りがこちらに向いちゃったので 「すみません、弟はちょっとハンデキャップもちなもので」と言ってから 「こらA!知らない人ぶったらダメだろ!!」とAにゲンコツして 「あやまりなさい!」と促した。 Aはたどたどしく「ごめんなさい」と池沼親子に謝り、俺も周りの人に 「お騒がせして申し訳ありません」と頭を下げる小芝居をしたら、 池沼の飼い主は顔赤くしてプルプルしながら沈黙した。 その後、Aに何で急に池沼のフリして暴れんだよ、と聞いたら 「ああいう類は、自分がされなきゃわかんねーんだよ」と DQNだけど男らしいお答えをいただき、ちょっとかっこいいと思ってしまった。 でも、その後「おまえもとっさに演技してたじゃん、弟はハンデキャップ持ちってw」 「なんだよハンデキャップってw」と笑うAに 「だってお前包茎じゃん」と真顔で言ったら奇声を上げながら殴られた。   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

ニートの兄貴 昔、風呂に入っているときによくニートの兄貴に財布からお札を抜かれていたので、ある日、財布に札を入れずに、「金は働いて自分で稼げ」と書いて入れておいた。 風呂から出たら、兄貴が鬼の形相で、「俺を疑いやがってよぉぉぉぉ」とつかみかかってきた。     脳挫傷になった 小6の時、同級生のIが些細な事で、担任のDQN教師Kに殴り倒された時に、机に後頭部ぶつけて脳挫傷になった。 数日間昏睡状態が続いたけど、病院での処置が早かった事と、脳挫傷自体が軽いものだったから、幸い障害も残らずに済んだ。 だが、Kはどこまでもクズだった。 Iが昏睡状態の間に、『同級生同士の喧嘩でIはこうなった』という事にしてしまったのだ。 当然、俺達は抗議するが、Kの口車に乗せられ、校長を始めとする殆どの先生が喧嘩による怪我と信じきっていた為、俺達の抗議は『見苦しい言い訳』と取られてしまった。 あまりの悔しさに俺は、家に帰ってから泣きながら両親に話した。 最初黙って話を聴いていた親父だったが、俺が話を終えると 「事情はわかった。あとは私に任せろ」と言い残し、出かけていった。 そして、親父は深夜まで家に帰ってこなかった。 そして次の日、とんでもない事が起きた。教室に親父が乗り込んできたのだ。 Iの両親と、数名の取り巻きを連れて… 「今は授業中だから」 と、親父達を追い払おうとするKだったが、この時は相手が悪かった。 何しろ取り巻きというのが― 弁護士、警察官、そして市の教育委員会の職員! (全員親父の幼馴染や学生時代の友人) 詳しい内容は省くけど、Kは徹底的に攻め立てられ、自らの罪を認めた。 そして、教師を辞めて町から去っていった。 ついでに言えば校長なんかにもそれなりの処分が科せられたようだ。 親父が深夜まで駆け回って、これだけのメンバーを揃えてくれた事が凄く嬉しかった。 Iの両親も「息子の為にここまでして頂いて…」と泣きながら、親父に礼を言っていた。 今でもIの両親からは年に2回、あのときのお礼として大変高価な食材を送っていただいている。     DQN3人に絡まれた この前DQN3人に絡まれたんだが、たまたま友達と待ち合わせしててな 俺が胸倉つかまれてるのを遅れてきた友達グループが遠目で見てわらってたんだよ 助けに来るってわかってたから 「その手を離せ!!危ないから!!早く!!あああ!!眼がああああ!!」 とかって叫んでたらDQN軽くビビッてたのよ 「ぐへええああああ!!」 って叫んで気絶したフリしてすぐに眼を覚まして 「フフフ、馬鹿な奴らだ。今すぐ殺してやるよ」 っていって 「いでよ!!!英霊たちよ!!!」 と叫ぶとマイフレンドおよそ15名が 「うおおおおお」とか雄たけび上げながら突進あせって腰を落とすDQN それを胴上げする俺たち 「助けて!!だれか助けて!!」 かわいそうなDQN (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   焼肉を食べに行った時の話 ちょっとした事かもしれないけど、先日家族で焼肉を食べに行った時の話。 多人数用の座敷で食事していたところ、襖で仕切られた隣のスペースに5歳前後の子供を数人連れた家族が座った。 安いチェーン店で家族連れや学生が多くてある程度騒がしいのは承知だったけど、その子供たちは飛び跳ねるわ叫ぶわの大暴れ。 襖に何度も激突したり、振動でコップの中身が揺れるほどジャンプしたりとやりたい放題。 しかも大人たちは携帯をいじるだけで全く無関心。 さすがにうるさいので注意しに行こうかと思った矢先、同じスペースにいた学生さん達(?)がその迷惑な家族のいる側の襖をスパーンと開けた。 見た目かなり酔っていたようなので大丈夫だろうかと息を呑んだが、先頭に立っていた彼が一言。 「失礼します。お子さんが元気なのは良いことですけど、ちょっとうるさすぎです。これ以上暴れられると僕達も同じくらい飛び跳ねなくちゃならなくなるんです!」 (実際はもっとろれつの回らない感じだったけど) 思わず(´゜ω゜)・*;’.、ブッっとなる自分たち。 そのうるさい家族も呆然とした感じで「すみません……」と対応。 以降はとても静かになりました。 そりゃいかついプロレスラーみたいな集団が「飛び跳ねますよ」なんていったら呆然とするよなぁ… 本人たち的には酔った勢いかもしれないけど、なんだか気持ち良い対応だったので思わず書き込み。     ハンデキャップ 友達Aと地下鉄に乗ってたら、同じ車両にいた池沼が大学生っぽい女の子の肩をグーで殴りながら奇声を上げだした。 女の子が「やめて下さい!」って言ってるのにニヤニヤしながら続行。 キレた女の子が池沼の腕掴んで「やめろって言ってるでしょ!」と怒鳴ったら池沼の飼い主が現れて(ってか、ずっと隣にいたらしい) 「○○ちゃんはハンデキャップもってるのよ!もっと思いやり(ry」と教科書どおりのセリフで逆切れしてた。 それを聞いたAが急に奇声を上げながら飼い主の肩を数発ほど殴り、次に池沼の頬を両手でバシンバシン挟むように叩き出した。 「なにするの!」と飼い主の怒りがこちらに向いちゃったので 「すみません、弟はちょっとハンデキャップもちなもので」と言ってから 「こらA!知らない人ぶったらダメだろ!!」とAにゲンコツして 「あやまりなさい!」と促した。 Aはたどたどしく「ごめんなさい」と池沼親子に謝り、俺も周りの人に 「お騒がせして申し訳ありません」と頭を下げる小芝居をしたら、 池沼の飼い主は顔赤くしてプルプルしながら沈黙した。 その後、Aに何で急に池沼のフリして暴れんだよ、と聞いたら 「ああいう類は、自分がされなきゃわかんねーんだよ」と DQNだけど男らしいお答えをいただき、ちょっとかっこいいと思ってしまった。 でも、その後「おまえもとっさに演技してたじゃん、弟はハンデキャップ持ちってw」 「なんだよハンデキャップってw」と笑うAに 「だってお前包茎じゃん」と真顔で言ったら奇声を上げながら殴られた。   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧

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