『携帯を覗き込んでくるオヤジ』など短編5話 – スカッとする話

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

前を歩いていた女子高生

駅の登り階段を歩いていたら、前を歩いていた女子高生が
「見てんじゃねーよ!ったくウッゼー!!」と聞えよがしに言ってきた。
(へ?)と思ってふと顔を見上げたら、デブでプリーツスカートが広がっちゃってる程のふっとい足、しかも太もも脂肪でデコボコ、おまけに汚ねえ吹き出物だらけ、さらに顔は劇団ひとりの顔をボコボコにふくらました様な顔にギャルメイクの女がカバンで尻を隠しながら、チラチラこっちを振り返ってて目があったら睨んできた。
連れのデブス、こっちは藤波辰巳そっくりも
「チョー最悪なんっすけどwwクソ親父死ねよwww」とか言ってる。
更に調子こいて二人で「駅員に突き出しちゃう?w」
「いいねーwwwムカつくよねーwwww」
「この人痴漢でーすみたいなwwww」とか何とか。
こっちは一人だったんで、むかつきながらもなんとも言えずイライラしていたら、いきなり後ろから
「つーかあんな汚ねえ上にふってぇ足なんてぜってぇ見ねえってwwww」
「自意識過剰もいい加減にしろっつーのブスの癖にやーwwwww」
「うっわ汚ねえwwニキビブツブツwww視界に入るなやwwww」
「ブスデブつえーーwwどんだけ自分に自信あるんだよwwww」
「俺あの足見ちゃったんだけど、慰謝料請求していい?www」
「しろってwww何百万かとれるwww俺も取りてぇwwww」
「つーかああいうブスデブはスカート履くなって法律作った方がいくね?ww」
振り返ったらギャル男っぽいのが3人でゲラゲラ笑ってた。
デブスどもは「何なのー!?」とか言いつつ真っ赤になってさっさと逃げて行った。
振り返って彼らに「ありがと、すっきりしたw」ってお礼を言ったら
「マジ災難だったっすねー」
「きもかったっすねーwwwww」とか笑ってた。
俺も大笑いした。

 

 

クリスマスの夜

クリスマスの夜ボーリング場の駐車場にいたらDQN御用達ゴテゴテの改悪車が、すごい勢いでタイヤ鳴らしながらぐりんぐりん場内走り回ってきた
で普通に歩いてる私にクラクション激鳴らししてきたので立ったまま運転手見てたら、乗ってた金髪クンが「あぁ!?おのやろう(といった)」睨みつけてきました
それでも動かないでじっとみてたら彼降りてきて至近距離でのみつめあい

そのとたん駐車場でたむろしてた17人がいっせいにDQN車の屋根に押し寄せ、みんなで猿のようにゆっさゆっさイナバ物置
ああはいツレです・・みんな酒入ってます
聖夜なのに野郎ばかりで気が立ってますよすいませんね
助手席の女の子泣きそうですね
「なんにも言わないで帰ったほうがよくない?」と私が聞くと
「・・・おぅ・・」というので
「でも黙って帰れると思うか?」

でどうなったかというとDQNカップルを交えてみんなでボーリングしました
本当です

 

携帯を覗き込んでくるオヤジ

今日のプチスカ。

携帯を覗き込んでくる、隣のオヤジ。
いや、覗いてるような、私の勘違いのような微妙なセン。
覗いてないのに威嚇とかしてしまったら、私ただの自意識過剰w
別に弟に送るメールで変なこと書いてないけど、やっぱり作成してるところを覗かれてると思うと気分が悪い。
そこで、あるパソコンルームでの話を思い出してメール作成中の携帯画面に
「・・・ところでそこのお前、他人の携帯画面チラチラ覗いてんじゃねーよ」
と打ってみた。予測変換のお陰で速攻で打てたw
私の勘違いなら、そのオヤジからはなんの反応もなかっただろうし、私も恥ずかしい思いをしなくて済む。
ところが、オヤジ思いっきり挙動不審に。
咳払いして席を立って別の車両にいっちゃったw
今度から一発で出せるように辞書登録しておいた。

スーッとしたのもそうだけど面白かったw

 

 

育児放棄いやーーーー!!!!

今日はここ一年ぐらいで一番気持ちよかった事がありました。
今日はお昼に新発売のマクドのクォーターパウンダー食いに行ったんですよ

さて、店内でお召し上がってたのですがその店の中がひどい有様
なにがひどいって、おしゃべりギャルママ軍団がガキをほったらかして大騒ぎするわ
ガキは走り回って動物園みたいになってるわで店の中の他の客さんの空気が最悪なんですよ。

ワテもモグモグ食いながらイライラが段々ピークに。
なんか一発かましてやりたいと思いながらポテト食ってたら、すぐ横でガキがストロー連結させてチャンバラ始めるですよ。
親やめさせろよ!と心の叫び。しかしゲハハッハとかて馬鹿笑いしてるだけ
隣のオッサンつつかれて迷惑そう。
親の席から離れているので全然見えないのがあいまってガキども4人、好き放題
最悪の状態でした。

んで、その時メッチャ良いこと思いついたので実行したんですよ。
その流れ、以下の通りです

ガキがワシの横でチャンバラしてるんでとりあえず、ニコニコ(したふり)して見てる
ガキと時々目があったら温かい眼差し(のふり)をする んで、しばらくしてから

「えぇもん持ってるなぁ。ちょっと兄ちゃんにも作り方おしえてくれへん?」
とストロー刀の作り方を聞くと喜々としてとして4人がかりであれやこれやと教えてくる子供達。

「ウワッ!メッチャすごいやん!ありがとうなぁ?!お礼にメッチャ良いこと教えてあげよっかなぁ?」

「えーなになに?教えて?!」

「自分らのママ全然かまってくれへんくて寂しない?もっと遊んでほしいやんな?」

「んー・・・遊んで欲しい」

「そしたらママが絶対にかまってくれる魔法の言葉おしえてあげよう」

「うっそーーー!」

「ほんまほんま、あんな『育児放棄』って言ってごらん?」

「いくじほうき?なんて意味?」

「んーまぁ『叱らないで』とか『もっと遊んで』って意味だよ」

「ホントにこれが魔法の言葉なの?」

「大声で『ママー育児放棄しないで!』って叫んでごらん。声が大きいほど効果抜群だよ」

その直後、子供達4人が店に響き渡らん限りの大声で

「ママ!育児放棄しないでぇぇぇぇぇ!!!!!」
と叫びまくる。

凍り付くギャルママ
阿鼻叫喚の店内
そしてギャルママ達、大慌て

「ちょ・・・やめなさい!静かにしなさい!」

「いやーーーー!育児放棄しないで!!!!」

「静かにしなさい!」

「育児放棄いやーーーー!!!!」

リアル、ホットコーヒー吹いた

して、逃げるようにギャルママ達は帰って行きました。
子供達はバイバイしてくれました。

その後店内、爆笑とまでは行かないも気持ちのいい空気
近くに座ってたオバチャンが
「にぃちゃん、ホンマ凄いな!」
と、ほめてくれ
ストローでつつかれてたオッサンが
「面白かったよ、いや気持ちよかった」
と賞賛してくれました。
その後シャカシャカチキン食べて次の仕事へ。
超ご機嫌な一日でした。

 

 

不倫してた女の子

以前いた会社で、上司のおっさんと不倫してた女の子がおりました。

若いものの重度のファザコン気味の彼女が猛アタックしておっさんを落とし、夜中に呼び出したり、家族旅行中に電話かけたりと散々振り回した挙句、おっさんは彼女との関係が部長にバレて下請けに出向させられました。

美人で女の子らしく、仕事も結構有能な彼女は、部長に気に入られてたからか、何のお咎めなしでした。
他人事ながら『なんだかな?』とモニョりましたが、その頃今の会社に転職したので、その後の経緯は知らずじまいでした。

で、つい先日、元同期の飲み会に呼ばれたので近況を聞いてみました。

あの後、彼女は元不倫相手と同い年ながら、役職も収入も数段上の他部署の管理職といつの間にか婚約。
退職が決まり、結婚式の招待状も発送された直後、元不倫相手の奥さんに裁判を起こされたそうです。

 

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