本当にあったずうずうしい話 短編10話【1】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【1】まとめ

 

 

スポンサーリンク

本当にあった図々しい話 短編10話【1】

 

1

海外に半年留学していた親友Aが帰国した。
Aは私達へのお土産として「一個ずつ好きなのを取ってね」と
たくさんのとんぼ玉を持ってきた。
私とBは透明な水色に銀の水玉柄のを選んだが、後になってBは
自分の選択を悔やんでいた。
曰く「選ぶ時は気付かなかったけど、よく見たら結構目立つ位置に
気泡がある」らしく、同じ色柄を選んだ私に代えてくれと迫ってきた。
現物を見れば、目立つ位置にあると言ってもじっと見てやっとわかる程度だし、
手作りゆえの「味」だと許容できるレベルだと思った。
私が断ったら、あろうことか直接Aに代えてくれと言いに行ったらしいけど
Aは「そんなこと言うなら返して」と没収したらしい。当然の結果だ。

 

2

友達の姉が24才で嵐のおっかけフリーターだったんだけど、もうダメだと思った…
短期バイトしたお金で全国ツアーについてまわって、その人二宮のファンなんだけど、
スクープされた女優をネットで粘着して暴言いってたりライブでおっぱいみせたら、
目があう確率高くなるんだーって嬉々として語ってた
あれから4年…なにしてるのかな

 

3

ポケモンの専門用語が出てくるので、分からない方はごめんなさい
昨日の話
察してクレクレしているずうずうしいガキがいた
ウチの妹と一緒にポケモンの配布アイテムをDSステーションのある大きめのゲーム屋まで行った。
そのゲーム屋はDSステーションの近くに、ポケモンの通信交換や対戦をするためのスペースが設けられている。
自分と妹が配布されているアイテムを手に入れて、どうせだからここで「ピクティニ」捕まえてから帰ろうということになった。
で、麻痺+みねうちでHP1残してゲット
妹もちょっと苦戦していたけど、無事にゲット
よかったよかったと思っていると、近くにいたガキが、「あ~あ。簡単に捕まえる技を持ってるポケモンを誰かくれないかな~。」と大きめの声で言っていた。
しかもこっちをチラチラ見ながら
かかわるとめんどくさそうなので、さっさと逃げた
逃げるときに「なんだよ。クソウゼー」とか聞こえたけど、自己紹介乙

 

4

うちは古くからやっている店で、客は常連ばかりで、店主は婆ちゃん。
そこに近所でアパート経営をしてる
未亡人で婆ちゃんよりちょっと若いAさんがよく菓子や土産持参で遊びに来る。

そしてある日Aさんが「30万円貸してくれ」と来たそうだ。
アパートの店子が出て行く時に、掃除や修繕費を除いた金を返すのだが
Aさんは、それを使い込んで、お金が無いとの事。
それで婆ちゃんに借りにきたのだが、常連だし、近所の人だからってお金を
婆ちゃんが用立てた。

そして全然お金を返してくれないのに、いけしゃあしゃあと店に顔を出しては
菓子や遊びに行った土産を置いていく。
利子のつもりなのかなぁと思ったが、遊びに行く金があったら
さっさと金返せって思った。

そして半年経過(その間、婆ちゃんも1~2度借金の催促をした)
Aさん又「30万円貸して」ときた。
さすがに婆ちゃんもキレて追い返したけど。
前の金も返してないのに、又金を貸せとはずうずうしいってもんじゃない。

この人、別にお金に困ってる人じゃないんだよね。
アパートも2棟持ってるし、何でそんなに金が無いんだか不思議だった。
そしていまだに金は返ってきてない。
アレ以来Aさんも店に顔も出さなくなったけどさ。

 

5

事務パートのおばさん
社員が首から提げてる、顔写真入り社員証を自分にもとせがむ

いい加減うるさいので
事務社員の子にExcelで適当に作らせた
おばさんが持ち込んだ顔写真は斜めアングルで白飛びさせたキメ顔
却下しデジカメ撮影、おばさんぶーたれる

完成品には目立つ所に「事務パートタイマー」と記載
パートに対する差別だ!と騒ぐが
これは差別ではなく区別だ、いらないなら返せ、それか入社試験受けて正社員になれと一蹴

おばさん顔写真部分にプリクラを貼り
「社員になれって言われたの(ハァト」と吹聴する
誰も信じやしないが

どういう理由つければクビにできるかねぇ
一応遅刻・早退・無断欠勤は無いし
仕事はできる方でもないができない方でもない

 

6

お前ら子供には理解不能だろうが、50過ぎたような、ババアがパートに出ると
「私は女よ!」てな感じになる。
あくまでもオバサンとして自分の中では圏外として接していたら、上長(女性)に
「女として見てくれないなんて失礼!プンプン!!」と直談判された。
そんで、6人の50過ぎのババアたちにヒステリックにしかられたことが有る。

ずうずうしいにも程が有る。

 

7

俺と仲の良かった、20代のパートの子は俺に色目を使っていたババアのだれかに
制服や私服を切られたり靴を生ゴミの中に捨てられて、止めてしまった。
「若いと思って、あのブス!私らと変わらないわよねー。」なんて雑談していた。

 

8

子供の頃、生活保護とか在日とか何も知らなかった頃、
父兄参観日に作文を読まされたんだが、同級生のひとりが
「うちのおかあさんはひとりで苦労してわたしを育ててくれました。
わたしが家に帰るといつもおかあさんはおやつを用意して待っててくれます。
おかあさんはせいかつほごではたらいてないから、いつもわたしをお家で待つことができるんだと言います。
よそのはたらいているおかあさんは、子供を鍵っ子にしておやつも用意しないです。
わたしは、いつも子供を家で待っているやさしいおかあさんが好きです。
わたしは大きくなったらおかあさんのような立派なせいかつほごになりたいです。
(中略)
せいかつほごにはたいへんです。
おとうさんと一緒にレストランに行けるのは日曜日だけです。
ディズニーランドにも月に1回しか行けません。
おとうさんといっしょにくらしてる事もないしょにしないといけません。
民生委員のひとが来る前は、パソコンやビデオやおかあさんのシャネルを
おとうさんのポルシェにのせてかくさないといけないので、
わたしたちはその間見張りをするのでたいへんです。
民生委員なんか来なければいいのに。」
という作文が読まれて騒然となった事がある。

…公務員の嫁になるのが夢だと言っていたあの娘は、今どこでなにしてるだろう

 

9

ほんの15年ほど前の実話です。
うちの母は共稼ぎで参観日に来られなかったので、
その後の父兄間のすったもんだは知りません。
私らは毎週レストランで食事とか、毎月ディズニーランドがうらやましくて、
うちもせいかつほごになろうよー!!などと、
今思えば赤面もののおねだりをしたりしてました…orz

 

10

高校を卒業して以来10年ぶりに同級生(A)と
街中で偶然出くわした。
少し立ち話をして「また機会があったら会いたいね」的な話と
携帯のメールアドレスを交換して別れた。
それが3ヶ月ほど前の事。
で、昨日メールが届いた。
物凄い長いので要約。
(私)はAが私を指して言ってます。

今度結婚する事になった、絶対来てね。
B子、C子は○を、D子は□を結婚祝いにくれるんだよ。
(B,C,Dは私の知らない名前、高校の同級生ではない)

(以下部分はほぼ原文ママ、非常にむかついたので)

(私)ちゃんはねぇ・・・う~んA子は今●に夢中なのぉ、
それがあるとダブルでハッピハッピな気分になるんだよ(ハアト
どこかの天使様が届けてくれるとうれしいなぁ・・・(びっくりしている絵文字)

もうね、速攻で受信拒否してアドレス消しました、はい。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ずうずうしい話
kaidanstをフォローする

コメント

error: Content is protected !!