本当にあったずうずうしい話 短編10話【51】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【51】まとめ

 

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本当にあった図々しい話 短編10話【51】

 

1

クリスマスケーキを予約して取りにいく時になって予約券がなくなってる事に気づいた。
財布の小銭入れの中にあるチャックがついた部分に入れてたので落とした訳ない。
不可思議に思いながらケーキ屋に行って事情を説明したら、私の予約券を持ってケーキを
受け取りに来た人がいたそうだ。
わりと常連客なので私の顔を覚えてる店員さんも多く、不思議に思ったが頼まれたのかも
と思ってお会計しようとしたら「払ってないの?私はお金持ってないから、今度○○さん
からもらうって事でつけといて」と言われて怪しさがつのり、お断り。
○○さん(私)からお金を貰ってきて支払わないとケーキは渡さない、という姿勢でいたら
「じゃ、もらってくる」と帰ったらしい。
話聞いてビックリ。その女の風貌を聞いても誰なのかはっきりしなくて気持ち悪かった。

 

2

予約していた食べ物を受け取りにスーパーへ行った
そっちを妹に任せて別の食品を見ていたら妹と誰かの言い争う声
何かと思ったら、うちが予約していた巻き寿司をおばはんが奪おうとしてる
店員が気づき、おばはんに声をかけようとしたとき
妹の力が緩んだらしくおばはんが強奪→レジへダッシュ

でも、予約してた品でバーコード貼ってなかったのでレジには通らず
それでおばはんキレて、レジのお姉ちゃんから巻き寿司取り上げ
それを床にたたきつけた
んで、逃走

巻き寿司は新たに作ってもらえたが…
ずうずうしいっていうより、精神的におかしい人だったんだろうなぁ

 

3

職場のパートの人が子供がインフルエンザに罹り仕事を休んでいる
何日か休んでいるのでその人の仕事が溜まり、お鉢がこっちに回ってきた
馴れないながらも言われた通りやっていると、ひょっこりそのパート登場
「ごめ~ん」
と言っていたが、仕事しているの見て
「余計なことしないでよ!」
とキレられた
上司から「仕事が溜まっていてこっちも大変なのでやってもらっている」と言われると
「役立たずなのにできるの?」
と言われた
しかも自分は
「様子見に来ただけだから。子供心配だし帰るね」
と、とっとと帰ってしまった
子供が小さかったら心配だろう。が、子供とは中学生
ついで予防接種してなかったんだと
それで罹ったのは自業自得だ。それでこっちに迷惑かけるなんてずうずうしい
ついでにそのパート、家庭のストレス、私で憂さ晴らしするんだよね
理由、この人の旦那、母方の親戚だから
親戚だからだって
言いやすいからだって
と言っても私の母とその人の旦那がはとこというほどの遠縁だけど
だから言いたい放題言って、たかりたいだけたかる
なぜなら「親戚」だからだって

4

バス停でバスを待っていたけど10分程待っても来ないので
タクシーを止めた。
が、タクシーの運転手さんが私に気づいたのが遅かったようで
私の並んでる位置より10m程先で停車してドアを開けた。
その途端、列の前の方に並んでいた女性がさっとタクシーに
乗り込んで、私の方をちらちら見てる運転手に
「急いでんの!早く!」とキレて、強引にタクシーを発車させた。
追いかけて止める間もなかった‥

自分で止めてないタクシーを横取りするなんて図々しい。

 

5

亡くなった祖父母がそこそこのお金を残してくれた。
母・叔父・叔母の3姉弟はお金に困っていないので、
祖父母の墓のある故郷から離れたところに住んでいるため、
年1回お盆に帰省する際の費用にしようと言う事で
長男である叔父がそのお金の管理をすることになった。

すると3年ほどたったある日、
「もう(残してくれたお金が)底をつきた」
と叔父が母に行ってきたらしい。
2回ほどしか帰省していないのにもかかわらず、
「次のお盆は各自で費用を工面して帰省してくれ」とのこと。
親戚大勢で毎年帰省していたとかならわかるけど、2回とも
母・叔父・叔母夫婦の4人で一人頭交通費は往復25000円ほどで
滞在時にかかる食費や光熱費などは4人あわせて3万円くらい。
祖父母の残してくれたお金は800万円ほどあったにもかかわらず、だ。
問いただしても逆ギレするばかりで話にならないのでとりあえず縁切り。

 

6

つい最近、通勤途中の電車で遭遇したオバサン。

座席は全て埋っているけど、立つスペースはまだ余裕があるくらいの乗車率。
私もつり革に掴まってたのだが、そこへオバサン登場。私のすぐ横にやってきて
失礼な言い方ではあるが大変ふとましい女性であり、パッと見はメガネをかけた巨体のオタク。

まあ、別にそこまではどうだって良い事だし私も気にならなかったのだが
オバサンは突然バッグの中からラップで包まれたお握りを取り出して食い始めた。
案の定クチャクチャモチャモチャと、大変お下品な音を立てて貪り食い、具材の鮭かなんかがポロポロポロと床へ。

もうすぐ降りる所なので移動するのも億劫だからそのまま立ってたのですが、今度はペットボトルを取り出して物凄い勢いで飲み出し
「・・・ふうーふうー」と唸り声のようなモノを上げ始めたので、我慢ならずに移動。

しかしそれでも甘かった。まもなく○○駅に着きますとアナウンスがあり、さあそろそろ降りるぞって時にそのオバサンが再び視界に。
・・・今度は化粧してやがりました。周りの数人の客が睨み付けたりしてますがオバサンは全く気にならない様子・・・。

結局私はそこで降りたので、その後どうなったかは知る由もないのですが
とりあえず、無駄な抵抗は止めろと叫びたくなりました。電車はお前の部屋じゃないのだぞ。

7

母と一緒にスーパーに駐車しにいった時のこと
相変わらず混んでいて、前の車が駐車場から出るのを待ってたんだが、
前の車が出たとたんに、どこからともなく後ろのバイクがうちの車を追い越して、
割り込み駐車
常識的に考えて空き待ってるのはわかるだろう、と
それなのに追い越すなんてずうずうしい
大人になっても自分中心でしか世界を見れん人もいるんだなーって思った

 

8

図書館から、予約した本数冊が揃ったとの連絡を受けたので取りに行った。
受付で貸し出しの手続きを待ってると、隣で司書と雑談していた中年女性が
「私もその本読みたかったのよ。私に先に貸してくれない?」と言ってきた。
もちろん断ったんだが、
「5冊も借りてるんだからいっぺんには読めないでしょう?
だから私が先に読んであげるから。」
と引かない。
その本は予約がかなりの数入ってる本で、自分も1ヶ月くらい待ってたもの。
司書も無理だと話してくれてるのに、諦めない。
絶対無理、読みたかったら予約入れて順番待ちしろ、と断ったら
「礼儀知らずにもほどがある!市長に言って問題にしますからねっ!」
と言って去っていった。

あれが議会議長夫人だとは知っていたが、あまりのずうずうしさに閉口。
あちこちで「市長が~」「議長が~」とごり押ししてる噂は聞いてたが・・・。
でも今回は、自分が市長の子どもだとは気付かなかったので、彼女の負け。

 

9

伊豆に行くのに途中からのりこんで来た、五十がらみおばさんと二人の男女二十代の三人。
後の席に座ったはいいが、座る時に網棚へ荷物をあげる際、思いっきり人に当たっていくも一言の詫びもなし。
こっちが痛みに腕をなぜながら睨むと、こっちを睨み返した上、大声で自分が如何に優れているか正しいかと言う話をこれ見よがしに始めた。
一時間以上延々と自画自讃、他者への罵倒を垂れ流す。
どうやら話の中で何回も田園調布に暮しているというのがステイタスらしい。

てか他の田園調布に暮す人の恥になるから、お前はそういう事言うのをやめろ。
お前が暮しているだけでイメージダウンだぞ、絶対。
何処まで図々しいんだかと心底呆れたよ。

 

10

男友達との会話の中で「結婚しないのか?」と聞いたら
今相手を探しているとの事だったので成り行きで好みを聞いたら
20歳前後の可愛い子、天涯孤独で俺の親の面倒をみてくれるか
共働きでじゃんじゃん稼いでくれる人希望とぬかした
本人が高卒の35歳のパッとしない男で唯一の自慢が「一部上場企業勤務」
だったので、さすがに冗談だと思い、結婚の事なんて個人的な事なのに
失礼な質問だったかな、ちょっと怒ってわざとこんな答えしたんだろうな
と解釈し話題を変えた。
それが7年前、さっきその男から喪中はがきが来ていて
隅っこに汚い字で「条件かんわしました、年は23までOKです。後の詳しい事は
メールでお知らせします」って書いてあった
緩和も漢字で書けん奴がほんとずうずうしい!

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ずうずうしい話
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