本当にあったずうずうしい話 短編10話【33】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【33】まとめ

 

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本当にあった図々しい話 短編10話【33】

 

1

以前、住んでたアパートでのこと。
アパートの入り口側に面して住人の駐車場があった。
駐車スペース1つ分は賃貸料に含まれている。他に2台以上
持ちたい世帯用に月いくらで駐車スペースが数台分あった。

そのアパートの入り口は駐車スペースではないのにいつも軽自動車が
置かれていた。アパートに出入りするのに非常に邪魔なので管理会社に
問い合わせると、このアパートに住む世帯の一つがそうやって置いてるとのこと。
注意もしてるけど、またおかれてますか、って言われた数日後にその軽は
このアパートと平行に並ぶアパートの駐車スペースではない余地部分にとめていた。

2台以上用の駐車場は空きがあるということだったし、そのアパートの住人の
もう一台の車はエス○ィマを改造したDQNカーで子供は少年野球をやっていた。
金がないわけじゃなさそうなのに、駐車場代をケチろうなんてずうずうしい。

 

2

私道(マンションの敷地内)の両端に「私道につき通り抜けお断り」と書いた案内板(工事
現場とかに置いてあるあれ)を置いていた。にも関わらず、わざわざいったん車から降りて
まで案内板をどかして通っていく車が一台や二台ではない。しかもそんな図々しい奴らが
動かした案内板を元になんて戻すわきゃないので、その図々しい一台が通った後は、
気付いた住人が案内板を戻すまで他の車にも抜け道にされてしまう。

そんなこんなで、今年に入ってから案内板はやめて埋め込み型の車止めを設置した。
…理事会に「勝手に車止めなんて作るな」というクレームがきたらしい。どこまで
図々しいんだ。

 

3

元ホステスでごく普通の社員期間がまったくない社長の愛人を受け付けに採用。
わざと胸元が見えるようにブラウスのボタン外して仕事。
愛人の胸元観察目的でやってくる男性営業増加。
逆に男性営業を丸めこんで、商品を売り付けたり有利な契約したりする。
そんな繋がりがきっかけで某大手会社の超下請けになる。
社長と愛人が結託して大手会社の社長に接近し、愛人と大手社長が不倫関係になる。
二人の関係がうまくいくよう、社長が全力でサポート。
見返りとして仕事がバンバン来るようになり、売上げが以前の数十倍。
そしてとうとう愛人が大手社長の子を身籠る。
大手社長は結婚していたが、身体理由で子供ができない妻と即離婚。
以前から跡取りが欲しかったので、愛人が身籠ることに不満はないそうだ。
愛人は社長夫人になったが社長夫人としての世間体があり、愛人期間を公表できない。
愛人期間を唯一知っている社長を見限ることができなくなった。

結果として我が社は大手会社と共同経営となり、今後安泰。
不況知らずで、社員の年収も上がった。
そんな我が社の社長はずうずうしいです

4

前の会社にいた女。
昼食の時に自分で弁当を持ってきていたんだけど
会社のお昼(定食みたいなもん)を食べている隣の人に
「どういう味なんですかぁ~?このおかず、なんなんですかぁ~?」と
しつこく聞きまくる奴がいた。
それが必ず「油もの」と「肉」。
煮物とかいかにもカロリー低そうなものは聞かない。
その聞かれていた人も、あまりそういうおかずは好きじゃないみたいで
「食べてみる?」とあげていたが、そういうやり取りを目の前で見ていて
すっごい気分悪かった。
私はその女のお弁当の中身を見たことはなかったけど
見たことある人から聞いたら、弁当箱の大きさの割には
おかず一品とおにぎりなんだかよく分からない、白いご飯とお菓子だったそうだ。
そんな事が殆ど毎日だったから「あの子は人におかずをたかる子」として
噂が経ってしまっていた。

 

5

会社の子らでランチや夕食を食べに行ったりすると
「私、あまりお腹空いてないんですよぉ~」と言ってサラダしか頼まない。
セットや定食を食べてる他の人に
「このお店のハンバーグって美味しいですかぁ?」
「お腹いっぱいだから頼めないんで一口分だけもらっていいですかぁ?」
と粘着して、おかずやらご飯やらパンやら一口分ずつ周りに集り
サラダだけの注文でアラカルトフルコースを狙ってくる。

しばらくして誰にも外食を誘われなくなったら
お弁当で似たような事をして更にハブられてた。

 

6

滅多に家にこないオバ(父の兄の嫁だから血はつながっていない)。
趣味でやってるサークルの会報の担当になったんだと。会員はたくさんのサークルがあって全部200人ほどだが、皆年寄りばかり。
市からの補助金が今年からなくなたんで、プロに会報を依頼するのができなくなった。
プロに依頼すると10万円ほどかかる。

だが、オバはワードやエクセルどころかパソコンすらかまえない。
そこで、俺に会報をつくってくれるよう頼みにきた。
そもそも、パソコンもかまえないようなら、引き受けなければいいのに、
見栄っ張りのオバが「親戚にパソコンできるのがいるからまかせとけ」と言ったらしい。ふざけんな。
だいたい、俺はプロでもなんでもねぇ。
「お礼はするから」と言って、原稿を置いてさっさと帰っていった。

仕事終わってから一日1~3時間くらいやって一週間かかってやっとできた。
オバに電話すると「やっとできたの?もう締め切り間近よ!」「あんなの1時間もあればできるんじゃないの?」
とヒステリー気味。しかも持って来いとぬかしやがった。
原稿を渡してからも、会長から「ここを直せ」「ここがダメ」と言われたらしく、また直すハメに。
再度、オバの家に届けたら
「今度は大丈夫でしょうね?」「前、大変だったんだから。会長にあやまっといたわよ、私から」
「ホンット、仕事おそいわよねぇ、会社でうまくやってんの?」

ようやく、完成し、2週間ほどして、会報がすりあがった。
オバの旦那、つまり叔父がちょうど家にくることがあったので、その会報を持ってきた。
いらねぇよ。そんなの。
叔父はどっかで買ってきたショートケーキを1個もってきた。
・・・え?
・・・・こんだけ?

その後、1ヶ月がたったが、オバからは謝礼どころかお礼の一言すらない。
ちなみにオバは生まれは日本だが血筋は半島系だ。

追記

どうやらオバは会費の一部から、会報制作費として何万かもらっていたらしい。
まぁこれは親が、そのサークル入っている人と友達で、聞いた話で噂でしかないのでなんとも言えないんだが。
これって横領とかになんのかな。
会社とかじゃなきゃ無理か。まぁ親戚から犯罪者出すのもアレだしなぁ(泣

7

そういう仕事はなんでもかんでも学生にやらせて、
「遅い、早くしろ」が口癖だったなぁ。
企業から来た先生だったから、教育するのが苦手で学生の面倒は全部学生。
教授は「社会に出れば誰も教えてくれないんだから、学生は自分で自分の面倒を見ろ」という口実で
一切指導はせず、雑用もまかせっきりだったなぁ。もちろん就職の面倒なんて意地でもしてくれなかった。
教授は常に忙しそうにしてたんで、そこまで望むのがずうずうしいんだろうけど、
就職の面倒を見てくれたり、学生のミーティングの時間を大事にしている教授を見るとすごいなぁって思う。

 

8

流れ変えられるかどうかわからんが、技術泥棒系ずうずうしい大学のセンセネタ
を投下してみる。Fake入ってるので辻褄あわないところはご容赦を。

学生の頃の話。就職も決まり、研究もそこそこ結果が出はじめた。教授は「こ
のテーマ、もう少し頑張って来年の○○(海外)の学会で発表するか。就職してて
もこっち(大学)で旅費は出せるから。」と言ってくれたので頑張った。まあまあ結果
を出して修了した。卒業式の後の飲み会でも、教授は「○○は一回だけ行ったこと
があるけど、いいところだぞー。楽しみだな。」などと話してた。
入社後、上司に経緯を話したら、「結構なことだから、是非行ってきなさい。
この部署の業績にもなるから、勤務中の空いてる時間に発表準備しても構わないよ」
とのことだった。しかし、その後しばらく教授から音沙汰が無い。そろそろいろんな手続
とかしなきゃないよね、と思って電話。

 

9

「あの、○○の学会の件なんですが、、、」と切り出すと、センセイ「君、就職
したてで海外の学会に出るなんていったら、周りが良く思わないだろう! そんな
苦労をさせるわけには行かないから俺が行って発表してくるから。」「へ?」
「OHP(時代がバレる)と、英語の発表原稿、至急持って来て。」なにがなんだかわ
からず、頭真っ白。とりあえず上司に海外出張が無くなったことを報告。上司は
「え、そりゃまたどうして?残念だな。旅費だったらこっちで出すから連れて
ってくれって頼んであげようか?」と言ってくれたんだが、断った。
その後センセイ、俺が作ったOHPと原稿(両方とも何度も何度も書き直させられた)
を持って○○へ渡航。あとで後輩たちに聞いたら、「むっちゃ嬉しそうに出掛けていきましたよ」

学会終わってセンセイ帰朝。研究室へ呼び出される。「ほら、お土産」と、栓抜
き1個wwwを俺の前に放り投げる。「君の論文、間違いがあるぞ! 質問され
て答えられなかった。こんな恥をかかされたのは初めてだ!」と怒鳴る。びっくり
して「具体的になんて質問されたんですか?」と聞くと、なんかすげー基本的な
質問。「どうだ、間違ってるだろう」と言うので、このセンセイこんなことも知らんのかよ、
と思いながら説明してやると、「どうしてその説明を原稿に入れなかった!」だのなんだの
とずうずうしくブチ切れ。いやいや、そんな学部教科書にも載ってるような話まで原稿に入れてたら、持
ち時間内に発表終んないでしょ。最後はめんどくさくなって「原稿の不備、どう
もすいませんでした。お土産ありがとうございました」と話を切り上げそそくさ
と退室。栓抜きは玄関のところのゴミ箱に捨てた。

 

その後、センセイからは何度か、学会発表準備の下請け依頼が来たり、俺のテー
マ引き継いだ学生の研究についての相談が来たりした(ホントにずうずうしい)け
ど、「仕事忙しいので」と全部拒否。そのつど電話ぐちでギャーギャー言ってた
けど。おかげで母校との縁は切れた。上司は俺を介して共同研究したかったらし
く、残念がってたけどね。

 

10

俺のスイーツなDQN女子高卒の妹(双子)が何やら「凄い発明をした!理学部のお兄ちゃん、話を聞いて!!」
といつになく真剣な口調で電話してきやがるからしょうがなく行ってみた
話を聞けば、たしかにそれは今までこの世に存在しなかったものであり(と思われる)
イニシャルコストの資金さえ都合がついて量産化されればそれなりに需要が見込まれる代物だった

これを特許と言うにはあまりにもチープだが実用新案なら十分に認められるレベル
そこで特許庁に出願する方法を簡単に教えてあげたんだがスイーツにはそこで既に限界
「分からないことがあったら本を買うなり特許庁に相談するなりして考えろ」と言ったものの
妹「分からないことがあるから聞いてるんでしょ!あ!でもこの発明を横取りしちゃダメだよ!!」
もうこの辺で俺の耐スイーツリミットはレッドゾーンに達したので以後は完全放置プレイ
「もうお兄ちゃんなんかアテにしない!あたし達でやる!」と人を呼んでおいてこれだ

さて数ヵ月後、妹A&Bから予想通りというか電話攻撃が続いた
まとめるとこんな感じ

妹A→この発明はあたしが思いついたのにBがそれを横取りしようとしている
誰が何と言おうとこれは最初に発明したあたしのものだ

妹B→Aは以前から「凄い発明をした!」と口で言うだけで何もしない
だからあたしの名前で特許(実用新案)を申請したいの
その書き方を教えて!つか代筆して!!

バカが二人足並みそろえて一人前の仕事すれば十分にできたことなのに
最初から他力本願且つ私腹を肥やすのが目的だもの、うまく行くわけがない

後に分かったことだがAもBも、特許(実用新案)さえ認められれば
それを見た大企業が挙って押しかけて「この発明を売って下さい!!」と女王様になるのを夢見ていたとか
自分は何もせず、周りが動いてくれて当然なんて本当にずうずry

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