本当にあったずうずうしい話 短編10話【46】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【46】まとめ

 

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本当にあった図々しい話 短編10話【46】

 

1

今流行りの元派遣社員で、コレじゃヤバイだろうという事で
小さな福祉施設の正社員に応募し、合格した。
一安心したのもつかの間、正式な契約書を読んだら一年ごとの 契 約
とバッチリ書いてあった。
契約書を見てすぐに確認したけど、一年契約でも正社員は正社員らしいよ。知らんかった・・・
もちろん、昇給はなし。
来年再契約するから大丈夫!らしい。
昇給なしで勤め続けられる給料じゃないよ(手取り11万)
有給もないから、休んだらその日の分給料から引かれるし。
保険はありがたいけど、これじゃ、ただの待遇のいいバイトじゃん。

あれを正社員つって求人出すなんてずうずうしい。面接のときも説明しないし。

 

2

昨日、祖母の遺品をクレクレしてきた知人が来た。
私が席をはずしたのをみこして母に話し始めたよー
「知人が欲しがってる。譲ってもらえないだろうか?」
なんだよなんだよ。知人の知人かよ。シラネーヨwww
10万の価値があるなら8万で売ってあげますお!
ちなみに遺品の整理なんて全く手をつけてないから
何の話をしているのか家族はさっぱりわからないのですよw
本当にずうずうしいやつだ。

 

3

趣味の世界で顔の広い人が急死。趣味物は「万が一のときはお前に
任すから、売って女房に金を渡してくれ」と前から(冗談半分だったろう
けれど)いわれていた。亡くなる数日前にメンテナンスで全て預かっていた。

亡くなって二日目に奥さんから連絡を貰った。俺思考停止。
遠隔地で亡くなったので、火葬後にこっちで葬式と決定。

葬式までの間に趣味の仲間から俺に連絡が殺到。あの人のアレは俺が
貰う事になっていたから寄越せ!ってね。でも、俺は本人から何度も
指示を受けていたし、最後にお会いしたときにもいわれたから、理由を
説明して断った。断るたびに浴びせられた言葉にストレス溜まった。

葬式には、彼らは一人も来なかった。ソーカの学会葬だったので解りやすい
んだよね。(生前、まったくそれを漏らさなかった。趣味の付き合いの俺には
関係ないから、と思ったのですかな)
預かった物は、葬式から4ヶ月経った今8割方売却が終わった。俺は一円も
貰っていない。苦労したけど、世話になった人の遺言を実行できて今は満足。

ハイエナ共は、今後俺には縁がありませんようにと願う。

4

職場の同僚Kちゃん
美女とまではいかないが顔立ちが整っていてカワイイ系の娘。
その娘がお店の常連のお客さん(おじいさん)に時々ごはんをゴチになっている。

「あまり特定のお客さんと仲良くしすぎるのもどうかと思いますよー」
とさりげなく言っても
「別に払ってって言ってるわけじゃないよ~向こうが払ってくれるの
私も一人暮らしだから食費が助かる♪」
と聞く耳持たず。
「でもご馳走になるのってよくないんじゃないですか?」
「そりゃ私も気使って時々少し出すときもあるけどね…
でも○○さんも身寄りのない独り身で寂しいんだと思う
話し相手になってあげてるんだからギブアンドテイクだよ」
と、まるで慈善事業みたいな口ぶり。

はっきり言ってあなたは乞食です。

 

5

帰り道にあるアパートの玄関が
開きっぱなしになってるから
ちらっと見たら
玄関で野良猫に餌やってた。
ペット不可のアパートで
飼い主にもなれないからって
不妊手術やらなんやらの責任も取らず
餌だけやって可愛がろうとは図々しい

猫も飼い主でもない奴に
餌目当てでイイ顔するな
図々しい

 

6

日常的に使わない物は、勿体ないからといつも誰かしらに借りてる知り合いがいる。
なんかセコいなぁ、この人と思ってたものの、貸せるものは貸していた。
パソコンも持ってなくて、調べ物などよくたのまれていた。
その位ならまだ良かったが、今度パソコン関係の資格取りたいから
パソコンを1カ月貸して欲しいって。もう無理だ。
自分で買えよ。図々しい。

7

公園のベンチで仕事の休憩してたら、自転車で遊んでる子供がいきなりコケた。
大丈夫かー?って近づいたら見事にチェーン外れてる。というか、結構なボロ車。
子供は自転車壊れた・・・って涙目だし、仕方ねぇなと仕事用の軍手持ってたから、
1個捨てる覚悟で「直してやろうか?」って声かけた。
ベンチで隣に座ってた知らない婆ちゃんも子供に「お兄さんが直してくれるって。よかったねー。」って
言ってくれて、子供も「いいの?おっちゃんすげぇ!」って言われてさ。
ちょっと古い人情ドラマみたいでいい気分だった。

そしたら、今までどこにいたのかその子供の母親が「ちょっと!何してるの!」ってこっちに走ってきた。
で、涙目の子供と自転車と俺と見て、「ちょっと!子供の自転車壊すなんて何考えてるの!」
カッチーンときたよ。子供の前だから切れて怒鳴るのは我慢した。
婆ちゃんが「この人は直そうとしてくれてたんだよ?」ってその母親に言ってくれて、
子供も「壊したのボクだよ。」って言ってくれて、無罪放免。っていうか、チェーン外れは壊れてねぇ。
なのに母親謝ろうとしないの。「紛らわしいのよ!だったらさっさと直しなさいよ!」だってさ。
もちろん、にっこり笑って「自転車屋に行け。」って言って帰った。
後ろでギャーギャー言ってたが知るかボケ。
人を疑って謝罪もしないで、やってもらえると思うな。図々しい。

 

8

グループの中でボスがいつもA子をパシリにしてた。
A子が私に愚痴をこぼすものだから、
そういうのは持ち回りにしようって、一緒にボスに
いおうってたなった。
でも、いざボスの前に行くとA子は無言。
わたしだけが
「もちまわりにしよう」っていっても
A子はそっぽをむいている始末。
助けてやってんのにその態度はないよな。
自分なにも言わないなんて、ずるすぎる。

 

9

以前働いてたスーパーでの話。

30歳くらいの夫婦でお買物(食品)、カゴで二つ分くらいかな。
お会計終わった時に旦那が、エコバッグ忘れたことに気づいた。
売ってるカゴいくら?と聞かれたので315円と答えたら、
使い終わったら返品しに来るから、そしたらお金返してくれとの事。
段ボールお使いくださいって断ったけど、これも節約テクなの?

 

10

月に一回、友人たちとお茶飲みしている。Tさんの家に集まることにしてるんだが、
H田はいつも手ぶらでくる。お茶菓子持ち寄りの約束しても、手ぶらでくる。
前はお昼ご飯も自分の分は自分で用意しろっていっても、用意してこない。
それならとお茶代一回500円(お昼付)にしたら、今度はお金を払わない。
みんなに食べ物をタカッてるくせに、H田は
「あの時ナニナニしてあげた。あんたにはコレコレしてあげた。」と些細なことを
恩着せがましく言う。(たとえば学校の書名活動に書名して あ げ た とか)
先週の木曜日に集まりがあったのだが、やっぱり手ぶら。ホント、図々しい。
しかも、おしゃべりの内容をH田旦那や近所にいいふらしてるから始末が悪い。
H田はすごい金持ちだからといって、いい顔してるTさん。他人が持ってきた
オヤツを食いまくり、15歳の子供の分といって余ったら持って帰ろうとする
ヤツのどこが金持ちなんだ。図々しいというか、セコいというか・・・
もう呼ばないでほしいよ、Tさん。

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