『サークルの飲み会』スカッとする話【長編- 名作まとめ】

【長編- 名作】スカッとする話

 

スポンサーリンク

【長編- 名作】スカッとする話

 

サークルの飲み会

大学時代、忙しくて顔を出せなかったサークルの飲み会に久しぶりに顔を出した時のこと。

自分が来れなくなったのと入れ替わりでサークルに入会した、Aという男も参加していた。

初対面だったものの、無駄にイケメンなAは女を喰っては捨てを繰り返すクソ野郎であるというのは学内では有名な話だったので、初めにあいさつだけして別のテーブルで友人たちと楽しく飲んでいた。

飲み会が中盤に差し掛かると、Aがこっちのテーブルに突撃してきた。

めんどくせーと思いながらAの女履歴自慢にはいはい相槌を打っていたら調子に乗ったのかふともも触ってきたり、髪を撫でてきたりしてマジで気持ち悪くなってきた。

あげくに喰って捨てた女の一人である自分の友人の容姿批判まではじめて、最後には
「こんなに大勢、生で喰ったのに俺一人も妊娠させてないんだぜ!すごくね?」
て言われたところで自分の精神が限界にきたので

「へーそうなんですか!なら病院行った方がいいですよ!
そんなにやって妊娠してないんだからあんたの精子に異常があるんでしょ!精子に!
そういうことは早めに検査して知っといた方がいいですよ!大事なことですし!
よかったら良い病院紹介しましょうか!?
医者やってる叔父に伝えときますよ!あんたの精子が異常だって!」

と参加者全員に聞こえる大声でまくしたてて、幹事に自分の分の飲み代渡して家に帰った。

家で冷静になったら、自分が大勢の前で精子精子連呼したことが恥ずかしくなり、そのままサークルへは行かなくなった。

それが半年前の出来事。




そしてつい先日、上記のやり捨てられた自分の友人からご飯を食べようと連絡が入り、フェミレスへ行くと友人とともに、知らない女の子が数人いた。

しかも会ったそうそう全員にお礼をいわれた。

何事かと思って事情を聞いたら、全員Aに喰って捨てられた女の子たちだった。

あの飲み会で自分が帰った後、Aが「…な、何言ってんの?あの女?馬鹿じゃねww」
と笑い飛ばそうとしたんだが、Aのクソ野郎っぷりを知っている周囲は
「確かにそうだよね…Aってもしかして…」な空気になり、飲み会はそのままお開きになったらしい。

Aの精子異常説は、恨んでいる人も多い為か瞬く間に大学内広まり、これをきっかけに周囲の人たちから距離を置かれ、今までAのイケメンオーラに騙されていた女の子たちも何となくAから遠ざかり、Aはぼっちになりかけていたのだが、

「そうか!なら俺生でもっとやりまくれんじゃん!」
と開き直り、ビッチな女の子たちとやりまくってたら、別に精子に異常はなかったのか相手が妊娠してしまったらしく、結婚を迫られ相手の親にタコ殴りにされて無理やり入籍させられた後、相手方の親戚のやっている土建屋さんで働く為に大学を辞めていったらしい。

…というようにAに復讐できたのは自分のおかげであるという理由から女の子たちにはめちゃくちゃ感謝されて、ご飯をおごってもらえた。

自分が就活で大学に行っていない間にそんなことになっていたなんて思いもしなかった。
後日、大学の別の友人に話をきいたら、自分はひどい目にあわされた女の子たちを救うために立ち上がったヒーローみたいな扱いに大学ではなっていると聞いて仰天した。

自分が男だったらこれがきっかけで、女の子の誰かとフラグでも立ったかもしれないが
残念ながら立派な喪女なのでそんなことはなかった。

悲しい。彼氏ほしい。

 

【厳選】スカッとする話 一覧

【傑作選】スカッとする話 一覧

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スッキリ長編
kaidanstをフォローする

コメント

error: Content is protected !!