『毎日飲みに誘ってくる』など短編5話 – スカッとする話

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

地下鉄夜8時

地下鉄夜8時。
2列離れてそれぞれ6、7人並んで電車待ちの状況。
電車が到着する直前にサラリーマンのオッサンが堂々と2列の間のど真ん前に陣取り、すると先頭にいた若いサラリーマンがオッサンの肩ポンと叩いた。
「俺の席譲るから順番は守って乗ってよ、子どもも並んでるんだから」と一言。
かっこよかった

 

 

女子グループから虐められてた

中学の時、ある女子グループから虐められてた。
汚いだの死ねだの言われてた。

ある時、そいつらが万引きをしてると知った(自慢げに話してたから)
中学の行動範囲なんて知れてるし、田舎だから繁華街なんて一つしかない。
遊びに行く予定を盗み聞きして、決行。

デパートで集団してコソコソやっている所を店員さんに通報。
見られてるのを知らず、目の前で鞄に入れたものだから売り場から出る時に全員捕獲。

次の日、誰も学校に来なかったw

後から聞いた話、通報されて全員親バレ、泣きながら叩かれたりとかしたらしい。
親に全部私物引っ繰り返され、余罪もバレ。

特に私を虐めてた女は、親が警察官だったようで本当に修羅場。
彼女にとって親は本当に恐い存在だったらしく、その後の意気消沈っぷりに溜飲が下がりました

結果不登校になったり、不良と仲良くなってDQNまっしぐら。
開き直って万引きの正当性を説いて、更に周りから倦厭されるようになったりと、面白い事になってた。

 

職場の先輩が毎日飲みに誘ってくる

職場の先輩が毎日飲みに誘ってくる。

週2回ぐらいだったら何とか付き合えるが、「おい、行くぞ!」って冗談抜きで毎日誘ってくる。
休みの日にも「今から出てこいよ」って誘いメールが来る。

用事があるので断ると
「それは上司の俺との付き合いを、反故にするぐらい大事な用事なのか?」
とか、
「子供が寝込んでる?薬飲ませとけ。いつものとこで飲んでるから20分以内に来いよ。」
等、全く聞く耳持たず。

挙句の果てには「しょっ中飲みに出て嫁が怒ってる?嫁の躾けもロクに出来ねぇのか。10分以内に来いよ。」と訳分からんメールも来るようになった。

キリが無いので

「休日のプライベートな時間まで、貴方の都合で拘束しないでもらえないかな?」

って返信したら、

「お前の査定には俺も絡んでるんだからな。5分以内に来いよ。」

って返信が来た。
俺の訴えは全く響いてない様子だ。

ここ迄 話が通じないと、思わず笑っちゃうもんだね。
一連の流れのメールを課長に転送メールで送った。
10分後、電話が鳴り 凄まじい勢いで俺に罵声を浴びせる先輩。

「こんな事してただで済むと思なよ」
俺「課長、何て言ってました?」

「いいか?ここ迄バカにされたの俺は初めてだ。覚悟しとくんだな!」
俺「だから、課長何て言ってました?」

「おめーには関係ねえよ!こっちは妻子持ちなんだよ!何かあったら責任とってくれるんだろうな?」

俺は「いや、妻子持ちってのは俺も同じだから。だから課長何て言ってたか聞いてるんだよハゲ」

「bぐtfひふぇでゅっhぎうy!!!」
ピッ!電話を切る俺。

電話切ったら課長から着歴が。
即座に電話する。

俺「あ?すみませんねぇお休みのとこ」
課長「いやいや、いきなり妙な事になってるね。状況教えてくれる?」

俺「かくかくしかじかで、今こんな状況ですね。」

課長「そうか?。向こうの言ってる事と、かなり食い違ってるけど、君いま飲んでないみたいだし、明日3人で話し合おうか?」

俺「すみません、お時間取らせてしまって」

課長「いやいや、これも仕事のウチだから。あはははは(・∀・)」

で、月曜日に応接室借り切って3人で面談。

課長「○○(先輩の名前)。飲むのも人に迷惑かけない程度にな。」
先輩「そんなに誘って無いですよ俺。」

俺「過去のメール全部見せましょうか?」
課長「いや、大丈夫。これ以上は結構。で、こっからが本題なんだけど。」

課長「昨日送ったメール内容に、彼の査定がどうのってあったよね。」
先輩「。。。。。」

課長「その後、彼にただで済むと思うなっても言ってたみたいだね。」
先輩「。。。。。。」

課長「ウチ的にはアウトなのこういうの。」
先輩「。。。。。。。。。」

課長「どうする?」
先輩「づみばぜんでじたぁぁぁ」(土下座)

課長「いや、俺にはいいよ。被害こうむって無いし。」
課長「彼に謝りなさい」

先輩俺に謝罪。

で、それ以降ピタリと酒誘って来なくなり、職場でも全く疎遠になったんだけど、最近は課長に酒付き合わされるようになった。

(こっちは週1ペースw)

 

 

体育祭の大縄跳び

体育祭の大縄跳びの練習中に不良がオタクどもに、
「オメ?ら、もし本番で引っかかったら全裸で校庭走れよッ!!」
と怒鳴り散らしてた。

体育祭当日、唯一その不良だけが引っかかった。

おまけに跳んだ回数が297回で、そいつが引っかかってなかったら大台の300回行っただろうに・・・体育祭終了後、オタクどもの「ぜッんっらッ!!」コール。

不良なだけに、そいつの隠れアンチどもも一緒になって
「ぜッんっらッ!!」コール・・・・

言われてるのが不良なだけに担任も遊びだと勘違いして
「ぜッんっらッ!!」コール・・・・
次にその不良を見たのは卒業式の日だった。

 

 

常連のDQN客

お気に入りの定食屋に、常連のDQN客が来店。
いつも通り「おいー、いつものー」と叫んだり、「まだかよー」と言いながら握った箸の頭でテーブルをたたいたりと、やりたい放題だったという。

10分くらいしてDQN客に定食が供されたが、持ってくるのが遅いと文句を言い、「お客様は神様って習わなかったんか!」とキレはじめた。

そこでバイト女子が言ったのが「お、お客様は神様ですか」の一言。
その客は「あたりめーだ、きまってるだろう。基本だろうが」
と返事をし、彼女はそれに対して「神様でしたか、大変申し訳ございませんでした。店長さーん、神様がいらっしゃいましたー」
と叫んだ。

店長たちも奥から出てきて、「私たちのお店にも、ついに神様がきてくださったんですね」と言い、バイト女子がなぜか祝詞(のりと)を唱える展開に。
その客は「神ってそういう意味じゃ、頭おかしいんじゃねーか?」と言い、「こんなバカな店、もうこねーよ」と店を出ていったという。
その後店内が大爆笑だったのは言うまでもない。

 

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