『挨拶すらしない派遣男』など短編5話 – スカッとする話

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

  1. スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
    1. 車椅子の女性 先週の話だが 車椅子の女性(推定40代?50代)を電車から降ろすのに4人がかりで「よいしょ」って持ち上げたんだが、ホームに着地するタイミングが合わず、ガタッって崩れるような形になった。 (女性は車椅子からは落ちていない) 「アンタたち何やってんの?」 「人のこと荷物と思って嫌々やってるんでしょ」 ってな感じで嫌味タラタラ そこへやってきた白髪の婆さん。と言うか「お婆さま」 車椅子の女性に向かって一言 『アンタ足と一緒に人の心も無くしたんかい』 一瞬驚いたあとにワーワー言い出した車椅子の女性に 「怒るってことは人の心を失くしてない証拠」 「人の心があるなら、感謝の…」 ってな感じで諭し始めた。 上手く書ききれてないけど… 婆さんGJ 久々に品の有る凛とした高齢者を見たよ。     ゴミを捨てていくようになった 武勇ではありませんが、今年の夏の出来事です。 私の親戚は田舎で静かに暮らしていたのですが、数年前に近くに新たな路線が開通。 それに伴って、親戚宅近くの河原がレジャースポットとして人が集まるようになり、夏になると、駅・河原間の最短ルートになっている親戚宅前の路を大勢の人間が往来して河原にゴミ捨て場が無いせいか、路に面した親戚宅庭に心無い人達がゴミを捨てていくようになりました。 親戚も色々防止策を実行しましたが効果なく、役場に相談しても打つ手無しでした。 その事を知った私は、同じようにゴミの不法投棄に悩んでいた場所で鳥居を模したオブジェを設置したらバチを恐れてか不法投棄が減ったというニュースを思い出し、真似してみることにしました。 私は美大の造形科生なので、どうせならもっと効果ありそうな物をと思い、学内に遺された先輩達の失敗作品や、廃材を利用して地蔵っぽいオブジェとそれを祭る祠を作ることにしました。 更に事情を知った同期生や教授までも面白がって協力してくれた結果、ホラー映画にでも出てきそうな怪しげな地蔵+祠が7セット完成しました。 7月にそれ等を設置に親戚宅へ。同じような被害に悩んでいる近隣住人の協力を得て広範囲に渡ってオブジェを設置することが出来ました。 その結果、親戚宅前の路はゴミ捨てどころか、通っただけでも呪われそうなオカルトストリートへと変貌しました。 結果としてゴミ捨てはほとんど無くなりました。それどころか、より効果を出すために オブジェに千羽鶴を吊るしたり、線香や蝋燭を炊いたりしたところ、観光客が河原で遊び終えて帰る夕刻頃には、本気で何か出そうな雰囲気になり人通りが激減。 お陰で元の静かな生活が戻ってきたようです。 欠点としては、地域住人から「怖い!」とクレームが入ったとのこと(後に事情を話して和解)。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   70くらいのおじいちゃん 俺が高校生のときの話、人通りの多い町を歩いていると、70くらいのおじいちゃんがDQN4,5人に絡まれてた。 どうやら歩いてるところをおじいちゃんがDQNにぶつかってしまったらしく、DQNがそのことをしつこく攻め立てている模様。 おじいちゃんは「ごめんよ、すまなかったねぇ」と謝っているのにDQNは「土下座せんかい!」と調子に乗っている。 おじいちゃんは土下座して「これでいいかね?いやあすまなかった、すまなかった」 と謝っている。やりすぎだと思った俺は止めに入ろうとすると後ろから、50くらいのいかついやーさんみたいな人が割って入った。 「会長!大丈夫ですか?しっかりしてください!」 どうやらそのおじいちゃんはやーさんの頭だった模様。一気にDQN達の顔がこわばる。 そのおっさんは「お前らなにさらしとんのじゃコラァ!!」と怒鳴りつける。DQNは半べそ。 するとおじいちゃんはおっさんを止め、 「いいって、いいって。まだ若いんだから」と笑顔。 結局おじいちゃんとおっさんは行ってしまったがDQNはしばらく動けなかったみたい。 能ある鷹は爪を隠すって言葉を改めて感じた。     挨拶すらしない派遣男 「派遣契約に入って無い」って事で挨拶すらしない派遣男がいました。 たまたま事務で同じ派遣会社から来ている方が寿退社との事で、プライベートで部署メンバー集め送別会をしてあげました。 (この方は大変すばらしい女性) 当然派遣男は無視、飲み会でコミュ取らない人間は邪魔なんで。 で、派遣男がどうやらこの事を自分の派遣元で聞いたらしく、なんで呼ばないの?差別だ、区別だとわめき始めました。 するとウチの本部長が 「申し訳ない、あなたと定時外の飲食を共にするは契約に入ってなかったから、お呼び致しませんでした。で、今後もその旨に関して契約するつもりは御座いません」 と軽やかに、且つ丁寧に説明 すると、30杉のオッサンがオンオン泣き出しました。 寂しいなら、寂しいって言えよ     久しぶりに飲みに行った 職場の同期と久しぶりに飲みに行ったときです。 それぞれ違う場所に配属になったので、約1年ぶりの再開ということもあり女の子のお店で飲んでいたところ後ろにイヤーな方々が・・・。 見た目ですぐに8の人だとわかる方々で、女の子に難癖つけたり、ボーイには料金が高いと言ったり、挙句の果てには他のお客さんにも絡み始めました。 絡まれたら嫌なので早々に退席することに・・・。 さりげなくボーイさんにお金を渡そうとしたところ、かなり出来上がってる8の1人が「おい!何帰るんだ?俺らが悪いみてーじゃねーか!」と・・・。 やんわり「いやぁ?帰り遅くなると嫁さんに怒られるんで?」と避けると「ああ?何?そんなんが通じると思ってるの?」と友人の胸ぐらを掴んだ。 そこで最終手段に出ました。 「ごめんなさい。それ以上やると正当防衛で押さえつけます。我々は陸上自衛隊の空挺と普通科レンジャーです。事を荒げたくないのでやめてもらえますか?冗談抜きで僕ら強いです。」と身分証提示しました。 すると手のひらを返したようにおとなしくなり、挙句の果てには女の子にも失笑されてました。 そのまま帰りましたがスッキリしました。 でもごめんなさい。 友人達は空挺とレンジャーの猛者ですが、僕は通信科です。   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

車椅子の女性 先週の話だが 車椅子の女性(推定40代?50代)を電車から降ろすのに4人がかりで「よいしょ」って持ち上げたんだが、ホームに着地するタイミングが合わず、ガタッって崩れるような形になった。 (女性は車椅子からは落ちていない) 「アンタたち何やってんの?」 「人のこと荷物と思って嫌々やってるんでしょ」 ってな感じで嫌味タラタラ そこへやってきた白髪の婆さん。と言うか「お婆さま」 車椅子の女性に向かって一言 『アンタ足と一緒に人の心も無くしたんかい』 一瞬驚いたあとにワーワー言い出した車椅子の女性に 「怒るってことは人の心を失くしてない証拠」 「人の心があるなら、感謝の…」 ってな感じで諭し始めた。 上手く書ききれてないけど… 婆さんGJ 久々に品の有る凛とした高齢者を見たよ。     ゴミを捨てていくようになった 武勇ではありませんが、今年の夏の出来事です。 私の親戚は田舎で静かに暮らしていたのですが、数年前に近くに新たな路線が開通。 それに伴って、親戚宅近くの河原がレジャースポットとして人が集まるようになり、夏になると、駅・河原間の最短ルートになっている親戚宅前の路を大勢の人間が往来して河原にゴミ捨て場が無いせいか、路に面した親戚宅庭に心無い人達がゴミを捨てていくようになりました。 親戚も色々防止策を実行しましたが効果なく、役場に相談しても打つ手無しでした。 その事を知った私は、同じようにゴミの不法投棄に悩んでいた場所で鳥居を模したオブジェを設置したらバチを恐れてか不法投棄が減ったというニュースを思い出し、真似してみることにしました。 私は美大の造形科生なので、どうせならもっと効果ありそうな物をと思い、学内に遺された先輩達の失敗作品や、廃材を利用して地蔵っぽいオブジェとそれを祭る祠を作ることにしました。 更に事情を知った同期生や教授までも面白がって協力してくれた結果、ホラー映画にでも出てきそうな怪しげな地蔵+祠が7セット完成しました。 7月にそれ等を設置に親戚宅へ。同じような被害に悩んでいる近隣住人の協力を得て広範囲に渡ってオブジェを設置することが出来ました。 その結果、親戚宅前の路はゴミ捨てどころか、通っただけでも呪われそうなオカルトストリートへと変貌しました。 結果としてゴミ捨てはほとんど無くなりました。それどころか、より効果を出すために オブジェに千羽鶴を吊るしたり、線香や蝋燭を炊いたりしたところ、観光客が河原で遊び終えて帰る夕刻頃には、本気で何か出そうな雰囲気になり人通りが激減。 お陰で元の静かな生活が戻ってきたようです。 欠点としては、地域住人から「怖い!」とクレームが入ったとのこと(後に事情を話して和解)。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   70くらいのおじいちゃん 俺が高校生のときの話、人通りの多い町を歩いていると、70くらいのおじいちゃんがDQN4,5人に絡まれてた。 どうやら歩いてるところをおじいちゃんがDQNにぶつかってしまったらしく、DQNがそのことをしつこく攻め立てている模様。 おじいちゃんは「ごめんよ、すまなかったねぇ」と謝っているのにDQNは「土下座せんかい!」と調子に乗っている。 おじいちゃんは土下座して「これでいいかね?いやあすまなかった、すまなかった」 と謝っている。やりすぎだと思った俺は止めに入ろうとすると後ろから、50くらいのいかついやーさんみたいな人が割って入った。 「会長!大丈夫ですか?しっかりしてください!」 どうやらそのおじいちゃんはやーさんの頭だった模様。一気にDQN達の顔がこわばる。 そのおっさんは「お前らなにさらしとんのじゃコラァ!!」と怒鳴りつける。DQNは半べそ。 するとおじいちゃんはおっさんを止め、 「いいって、いいって。まだ若いんだから」と笑顔。 結局おじいちゃんとおっさんは行ってしまったがDQNはしばらく動けなかったみたい。 能ある鷹は爪を隠すって言葉を改めて感じた。     挨拶すらしない派遣男 「派遣契約に入って無い」って事で挨拶すらしない派遣男がいました。 たまたま事務で同じ派遣会社から来ている方が寿退社との事で、プライベートで部署メンバー集め送別会をしてあげました。 (この方は大変すばらしい女性) 当然派遣男は無視、飲み会でコミュ取らない人間は邪魔なんで。 で、派遣男がどうやらこの事を自分の派遣元で聞いたらしく、なんで呼ばないの?差別だ、区別だとわめき始めました。 するとウチの本部長が 「申し訳ない、あなたと定時外の飲食を共にするは契約に入ってなかったから、お呼び致しませんでした。で、今後もその旨に関して契約するつもりは御座いません」 と軽やかに、且つ丁寧に説明 すると、30杉のオッサンがオンオン泣き出しました。 寂しいなら、寂しいって言えよ     久しぶりに飲みに行った 職場の同期と久しぶりに飲みに行ったときです。 それぞれ違う場所に配属になったので、約1年ぶりの再開ということもあり女の子のお店で飲んでいたところ後ろにイヤーな方々が・・・。 見た目ですぐに8の人だとわかる方々で、女の子に難癖つけたり、ボーイには料金が高いと言ったり、挙句の果てには他のお客さんにも絡み始めました。 絡まれたら嫌なので早々に退席することに・・・。 さりげなくボーイさんにお金を渡そうとしたところ、かなり出来上がってる8の1人が「おい!何帰るんだ?俺らが悪いみてーじゃねーか!」と・・・。 やんわり「いやぁ?帰り遅くなると嫁さんに怒られるんで?」と避けると「ああ?何?そんなんが通じると思ってるの?」と友人の胸ぐらを掴んだ。 そこで最終手段に出ました。 「ごめんなさい。それ以上やると正当防衛で押さえつけます。我々は陸上自衛隊の空挺と普通科レンジャーです。事を荒げたくないのでやめてもらえますか?冗談抜きで僕ら強いです。」と身分証提示しました。 すると手のひらを返したようにおとなしくなり、挙句の果てには女の子にも失笑されてました。 そのまま帰りましたがスッキリしました。 でもごめんなさい。 友人達は空挺とレンジャーの猛者ですが、僕は通信科です。   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧

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