スカッとする話 まとめ Vol. 9
弁護士、警察官、教育委員会の職員
小6の時、同級生のIが些細な事で、担任のDQN教師Kに殴り倒された時に、
机に後頭部ぶつけて脳挫傷になった。
数日間昏睡状態が続いたけど、病院での処置が早かった事と、脳挫傷自体が
軽いものだったから、幸い障害も残らずに済んだ。
だが、Kはどこまでもクズだった。
Iが昏睡状態の間に、『同級生同士の喧嘩でIはこうなった』という事にしてしまったのだ。
当然、俺達は抗議するが、Kの口車に乗せられ、校長を始めとする殆どの先生が喧嘩による怪我と信じきっていた為、俺達の抗議は『見苦しい言い訳』と取られてしまった。
あまりの悔しさに俺は、家に帰ってから泣きながら両親に話した。
最初黙って話を聴いていた親父だったが、俺が話を終えると
「事情はわかった。あとは私に任せろ」と言い残し、出かけていった。そして、
親父は深夜まで家に帰ってこなかった。
そして次の日、とんでもない事が起きた。教室に親父が乗り込んできたのだ。
Iの両親と、数名の取り巻きを連れて…
「今は授業中だから」
と、親父達を追い払おうとするKだったが、この時は相手が悪かった。
何しろ取り巻きというのが―
弁護士、警察官、そして市の教育委員会の職員!
(全員親父の幼馴染や学生時代の友人)
詳しい内容は省くけど、Kは徹底的に攻め立てられ、自らの罪を認めた。
そして、教師を辞めて町から去っていった。
ついでに言えば校長なんかにもそれなりの処分が科せられたようだ。
親父が深夜まで駆け回って、これだけのメンバーを揃えてくれた事が凄く嬉しかった。
Iの両親も「息子の為にここまでして頂いて…」と泣きながら、親父に礼を言っていた。
今でもIの両親からは年に2回、あのときのお礼として
大変高価な食材を送っていただいている。
チョッと急いでいるからいいでしょ
銀行のATMの順番待ちをしていた時の事。
そこは機械が4台有るが1列に順番待ちをし列が長くなるとジグザグに並んで空いたところへ先頭の人が入るようになっている。
その日は既に6人ほどがジグザグに並んでおり私が7人目、直ぐ後から来たオバサンが
8人目となるはずがオバサンは入り口近くの機械を操作していた兄ちゃんの真後ろへ平然と並んだ。
直ぐに列の先頭のリーマンが「あのー皆並んでるんですが」とオバサンに向って言ったが
聞こえていないのか自分の事と思っていないのか反応が無い。
改めてオバサンの側へ行き「皆1列になって順番待ちをしているんですが」と列の並び方を
書いてある張り紙を指差して言ったがオバサンは「チョッと急いでいるからいいでしょ!」と
とんでもない言い訳をしそのまま並び続けた。
リーマン「貴方のほかにも急いでいる方がいると思いますが皆順番を守ってますよ
それに急いでいるといっても5分も待てば自分の順番が回ってくると思いますが」
オバサン「・・・」皆の視線を浴びながらも並外れた神経の持ち主なのか完全無視でそのまま並んでいる。
あまりの堂々とした態度に一同唖然としていたら一番奥が空いた為リーマンはそこへ。
オバサンはそれを悔しそうに横目でチラッと見ながらまだ兄ちゃんの後ろへ並んでいる。
次に入り口から2番目で操作していたオジサンが列の先頭になっていたOLへ「どうぞ」
と言って機械の前に来るまでオバサンをブロックする形で待機。
奥のリーマンが操作を終わり列の当然先頭のリーマンへ「どうぞ」とオバサンを見ながら
交代。オバサンはだんだん顔が赤くなって来たが依然兄ちゃんの後ろで頑張っている。
そうこうしているうちに新しい客が来て怪訝そうな顔をしオバサンを見ながら私の後ろへ。
そして3番目の機械の人が終わりやはり列の先頭の人へ「次の方どうぞ」と交代。
ここでたまらずオバサンが兄ちゃんに向って「あなたまだ終わらないの!」と強気な発言。
すると兄ちゃんはのんびりした声で
「残念だけど急いでいるなら俺の後ろに並んでもダメだよ あと5件ほど振込みがあるから」とトドメの一言を発した。
これを聞いて皆嘲笑。さすがにオバサンは居たたまれなくなって真っ赤な顔をしてそこから出て行った。
兄ちゃんは「本当に急いでいたなら皆さんにきちんとお話していたら
誰か変わってくれたかも知れないのに、あれじゃ誰も変わってくれないですよねw
あっ、私時間かかってますから次の人どうぞ」と言って交代し列の後ろに並んだ。
私はおもわずgood jobと声に出して言いそうになった。
俺の聞き違いかな?
私はアメリカに留学していて、2年目を迎えた時の事でした。
成田からシカゴに向かう飛行機は今と違い、そんなに混んではいなかったのですが、
比較的日本人が多かったのです。又、当時、ジャパンパッシングが起こりかけていた時で
日本人を快く思っていないアメリカ人が増えていた、そんな状況でのことでした。
私が読書をしていて、後ろからドリンクサーブをしていたスチュワーデスが私の横に来たときに
ため息混じりに英語で言いました。
「英語もしゃべれない日本人ばかりでいやになる」
瞬間私は本気で腹が立ちました、でも怒鳴りつけるのもみっともない。そう思い努めて冷静に優しい言い方で
彼女に英語で言いました。
「今、スチュワーデスが言うべきで無い言葉が聞こえたけど、俺の聞き違いかな?」
彼女の顔が見る見る蒼白になっていきました。彼女はしどろもどろに言い訳をして、小声であやまりました。
その後彼女はことある毎にシャンパンだなんだと、エコノミーに座る私にひきつった笑顔で色々サービスしてくれました。
英語が理解できて良かったと思った一番の出来事でした。
万引きを疑われ
中学の頃、近くのホームセンターで万引きを疑われ、
荷物を空けさせられた。
店員曰く
「あ、盗ってないなら行っていいよ、もう疑われるような事しないでね」
すんげぇ腹立ったが、口下手内気なぼくは言い返せなかった。
黙って顔赤くして、そこから去るわけでもなく立ってた。
一部始終を見てた20代後半くらいのあんちゃんが
「おい、オマエ一言謝るのがスジだろうが!」
と突然キレた。
店員「アナタは関係ないでしょ」
あんちゃん「うるせぇバカ!この世にオレに関係ない事なんてねぇんだよ!」
と怒鳴ってた。この一言に感動した。
すんげぇカッコよかった。
未だにぼくのポリシー。
最終的にはイヤ面ながらも店員がぼくに謝った。
宗教の勧誘
おれがまだ幼生だったころの話。
宗教かなんかの勧誘がしょっちゅう来てて、おかんは居留守を決め込んでいた。
ところが、あんまり玄関のチャイムを押すんで、居留守するよう言い含めてたじいちゃんがキレて対応に出てしまった。
そんで、バトル開始。
勧誘員「おたくのご先祖さまの霊の供養が十分でない、もしくは、墓に不備があるのために、
ご家族の方の身体に病気などの障りを起こして訴えるのです」
じいちゃん「そんな風に子孫に祟るなんてのは、先祖の霊でなくて悪霊ってんだ。そんな先祖持った覚えはない、カエレ!!」
てな具合でえんえん三十分説教したら、二度とその勧誘員はウチに近づかなくなったそーな(w
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