スカッとする話 まとめ Vol.23
父の仕業
18歳の頃…駐車違反を5回連発。反則金未納のままで、とうとう裁判所から
「出頭命令通知」が来たんです。しかも、そのハガキの末尾にはボールペンで
「洗面道具持参」と書いてありました。一気に血の気がひき、青ざめた私は父に
報告。父は「2~3日泊まれば、帰って来られるよ」と励ましてくれました。
意を決して、洗面道具と着替えのパンツを持っていざ裁判所へ!しかし裁判官は、
淡々と事を済ませ、そのハガキを見て笑いました。
そこで、初めて気が付きました!父の仕業だと…!
嫁が使い込んでた
兄が同僚OLと結婚
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嫁、家事を勉強したいと専業主婦化
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カルチャースクールに通いながら外食で豪華ランチの毎日
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「外出が多いから」と服やアクセ買いまくり美容院やエステ通いまくり
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兄の貯金1500万円を嫁が使い込んでた事が発覚
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計算すると、兄の小遣い月5万、嫁の小遣い月30万だったことに
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爺ちゃんが危篤、兄へは遺産のうち2億弱が分配される予定
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嫁、家を新築しようと言い出す
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兄、ブチ切れて弁護士を雇い離婚
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嫁も弁護士を雇い慰謝料と財産分与を訴える
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遺産はまだ入って無い上に、嫁の乱脈家計で20万円のみの判決
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兄、遺産が入り悠々自適、元嫁は貧乏実家でニートババア化
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元嫁、兄のマンションなどへ押しかけ金をねだる
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断ると勝手に忍び込み、金を盗む
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元嫁、警察に逮捕される
中学生でも恥やと思う
晩御飯の買い物行った帰り駐輪場で2、3歳くらいの男の子とその親(30くらいか?)
がなんか自転車についてるスポンジボブのぬいぐるみみたいなのをとろうとしてる。
私はあの親子の自転車だと思ってたら
中学生くらいの男の子がきて
「その自転車俺のやねんけど…」
とちがづいてきた
親<あ…間違えちゃったごめんなさい
中学生<いやいやいやww間違えへんやろwwチビちゃんこれほしいの?(スポンジボブをさして)
子供<…うん
中学生<そうかじゃぁやるわ
てな感じで子供にスポンジボブのぬいぐるみみたいなんをあげた後、親に
「中学生でも恥やと思うことすなやチビがかわいそうやろ」
って一喝して自転車に乗り帰っていきますた
小遊三さん
私が高校の時の話だから、もう15年近く前の話。
高校全体で、会館を貸し切って落語を聞くっていうのがあったんだ。
そこで、私が一万前の席だったんだけれど、隣に理科の先生が座っていた。
普段厳しいこの先生、ちょっとでも寝ると教科書でスパーンと頭を殴ってくる先生なんだが、
なんと、その日一番前の席でありながら、腕を組んで寝始めたんだ。
どんな面白い落語で、会場がわっと盛り上がっても(-ω-)。
最後に出てきたのは、なんと三遊亭小遊三さん。
高校生でも分かりやすい、面白いネタをと考えて来たんだろう、
オチもネタも判っている寿限無で、会場を大爆笑の渦に巻き込んだ。
この時、落語ってすごいんだなって素直にそう思ったんだけれど・・・
そんな中でも先生は(-ω-)。
スゲー腹立った。
でも、敵は先生だから、誰も何も言えなかった。
落語が終わり、深々と頭を下げる三遊亭小遊三さん。
そのままそでに行っちゃうのかと思いきや、
先生の前にすたすた歩いて来て、ステージ上から先生の前で中腰になった。
「先生、先生よお」
(゚Д゚;)ハッ
「先生よお、一番前で寝てちゃぁー駄目だぜ」
(゚Д゚;;
それだけ言ってスタスタ歩いて行ってしまった。
かっこよかった。
胸がすーっとした。
三遊亭小遊三さん、私はあの時のこと二度と忘れないよ。
あなた日本語通じる?
都内の某有名お花見スポットにお花見に行ったときのこと。
その日は前日とは打って変わってやけに気温の低い日だった。
温かい飲み物を求めて、最寄のスタバには客殺到。私も店外に伸びた長蛇の列に加わって並んでいた。
暫く並んで、お店の入り口ももうすぐというところまで来た時、肩を叩かれた。
振り向くと、シロガネーゼ(古)風の巻き髪お化粧ばっちりの女性。推定35歳。
「これお願い。一緒に買ってきて」と紙を差し出す。
紙はぐっちゃぐちゃに書かれた飲み物のオーダー。
しかも「低脂肪乳で」「ホイップ追加」など注文がうるさい。
事情が飲み込めず、ていうか誰この人?などと頭が混乱して固まっていると、
「だから!これを買ってこいっていってるの!」と追い討ち。え??
女「だからぁ!子供が小さいから!子供って体が繊細なの!風邪引いたらあなた責任取れるの?」
私「…?」
女性が指差すほうを見てみると、同じようなテイストの女性が数人とちびっ子たち。
どうやら「ママ友」たちとお花見に来た模様。
女「あなたどうせ並んでるんだから一緒でしょって言ってるの!」
私「……?」
女「メモ早く受け取りなさいよ。…あなた日本語通じる?日本人じゃないの?」
呆気に取られて声が出なかった私だが、ここでようやく一言発することができた。
ただし大いに混乱していたため、「どちらさまですか」という間抜けた一言。
我ながら(ノ∀`) アチャーと思ったところ、すぐ後ろから若い女の子が爆笑する声が聞こえた(手叩き付き)。
振り向くと、私の後ろに並んでいた派手目なギャル2人(以下仮名Aちゃん・Bちゃん)が、
腹抱えて大爆笑していた。(ちなみに二人ともモデルさんのような美人だった)
「ちょwww他人wwwww他人に命令wwwwwwwありえねwwwwwwww」
「日本語通じるとかwwwwwwそれおめえだしwwwwwwwwどんだけwwwwwww」
「やマジ意味わかんねえしwwwwwwてかマジどちらさまだしwwwwwwww」
箸が転んでも可笑しいお年頃のギャルたちは、およそこんな感じでとにかく大ウケ。
女性の表情がみるみる般若のように変わり、私からギャルたちにロックオン対象変更。
顔を引き攣らせながらギャルを睨みつけると、吐き捨てるように一言、
「下っ品な…親の顔が見てみたいわ」
どの面下げて親とか言ってんだよと私もさすがに頭にきて、「あなたねえ!」と言いかけると
Aちゃんが私を軽く手で制した。その後の彼女たちが、かっこよすぎて痺れた。
Aちゃん「確かにうちらチャラいけど、うちの親はウチ(=私)が寒いとか文句言ってても
寒いのはみんな一緒だから、お年寄りとかウチより辛いんだから、我慢しろって言うわけ。
ズルとかしないの。絶対。親がそんなだからウチはあんたのことありえないっつってんの。」
Bちゃん「うちの親、ウチが人にもの頼んで頭も下げなかったら、マジ100%ぶん殴るけどねウチのこと。
顔見たがるのは勝手だけど、あんたも超怒られるよマジで」
女性は顔真っ赤にして、眼球が飛び出るんじゃないかと思うような壮絶な表情で、
メモくしゃくしゃに丸めてギャルたちに投げつけて、ガツガツと去って行った。
ギャルたちは自分たちのことそっちのけで、女性に向かって
「てめぇお姉さん(私のこと)に謝ってけよ!」と怒ってくれた(女性は無視して行ってしまったが)。
私のせいでイヤな思いさせちゃってごめんなさいね、と彼女たちに謝ると、
Aちゃん「え、お姉さん被害者なのに謝るとか意味わかんないし!」
Bちゃん「てかマジ頭おかしいすよねーあのババァ。気にすることないと思う」
と逆に口々に励まされてしまった。
彼女たちの後ろに並んでいたおばさま方も、「あなたたちやるわねえ!」「いい親御さんなのねー」
「でももっと女の子らしく喋りなさい。てめえなんで言っちゃダメ!」などと話しかけ、
彼女たちは照れくさそうに笑っていた。
ここからは余談。
彼女たちが「小腹減った」「ケーキやばい超うまそう」だけど「新歓とかあるし金ヤバめ」なため
「じゃあ今日は我慢だね」と話しているのを小耳に挟んだので、御馳走させていただくことにした。
自分の順番が回ってきたとき、小声で「あの、後ろのお二人にケーキを…」とオーダーすると
店員さんは一瞬怪訝そうな顔をしていたが、そこに別の店員さんが登場。
彼は一連の騒動の時に外の清掃をしていた人で、レジの店員さんに事情を伝えてくれたらしい。
レジの店員さんは「あーなるほど」という表情に変わり、「かしこまりました」とオーダーを受けてくれた。
ギャルたちのトレーにケーキが運ばれ、「え、頼んでないですけど?」と戸惑う彼女たちに、
店員さんがニヤリと笑って私を指し、「あちらのお客様からでございます」と伝えた。
彼女たちはこちらが恐縮するほどあたふたして、Aちゃんは「何で?何で?」と繰り返し、
Bちゃんは「払いますっ」と言うが早いかバッグの中を大慌てで漁り始めた。
私「だってさっき助けてもらったんだから、これくらいのお礼はさせてもらわないと」
Aちゃん「お礼とかほんといいですから!」
Bちゃん「うちらそんなつもりでアレしたんじゃないんで!」
私「それはわかってるのよ?でも…」
押し問答になりそうだったところ、さっきのおばさま方が
「あなたたち、社会に出たら年上の人には御馳走してもらうのも礼儀のひとつよ」
「そうよー、ここはいただいちゃいなさいよ!」と援護射撃をしてくれて、さっきのやりとりを見ていたらしい
店内のお客さんから小さな拍手なんかも起こって、彼女たちはようやく承服してくれた。
「ありがとうございます!」と言われたので、「そんな、こちらこそありがとうございました」と言って店を出た。
なんかもう本当にいい子たちだった。
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