短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【3】
彼氏の浮気が発覚
彼氏の浮気が発覚した。
3年付き合って、2年半一緒に暮らしてた。
2年前からの浮気はさすがにヘコんだ(笑)
30過ぎで子持ちの私。
彼氏はただの居候。(家でタダめし食べてた)
平日の8時から16時は給食職員のパート。
18時から22時はガラス工場。
土日は和菓子屋でパート。
働いても、働いても、生活はギリギリだった。
浮気が発覚して、私はブチ切れた!
彼が相手の女性を好きで私と別れてくれたのなら救われたのだけど。
相手は私より5歳年上の彼氏が通っていたアトリエの講師。(彼氏は私の5歳下)
もちろん、私の存在も知っていた。
相手の女性にmailした。
『事実を教えて欲しい』って
『あなたには愛が足りない。彼を愛してるのは私。彼を愛してないあなたが悪い!』って感じの返信がきた。
なんかどうでも良くなった。
泣き疲れてたし、2日間何も食べれなかったし。
とにかく眠りたかった。
翌日、相手の女性が泣きながら電話してきた。
『昨日、息子さんからmailがありました。あなた達の幸せを壊してしまってゴメンなさい。』って。
何があったのか、良く分からなかったが、その場は相手の女性をなぐさめ1時間ほど話した。
翌日、息子に聞いたら、私と彼女のmailのやりとりを見て、腹を立てた息子が…
『人の家庭の幸せブチ壊しておいて愛を語ってんじゃねぇよ。
自分が悪いのは棚にあげて、よく俺の親責められるな。
こっちは生活してたんだよ。』
ってmailしてた。
そして、説教された。
『ルールを守れない人はダメだよ。
ゲームやスポーツだってルールを守ってやるから面白いんだよ。
今回は全員ルール違反で退場だから。あっ、俺もね。』
って。・゜・(ノД`)・゜・。
ガン泣しました。
中2の息子にこんな事を言わせた情けなさと、思いのほか成長した息子に。
おまけ…
浮気相手は彼と連絡が取れなくなり、私から連絡するように言ってくれと何度かmailと電話をもらいました。(笑)
私は息子に心配かけたバチが当たって病気うつされてました(笑)
息子も高校生になりバイトをしてます。
成長した息子を見て思い出したので投稿してみました。
パチ屋のバイトにて
そのパチ屋は客層がなかなか良く、あまり変な事件も起きなかったが、班長は元ヤ○ザ(太ももに刺青あり、しかし足を洗ったのでとった後が痛々しい)
店長も元ヤ○ザ。
ただ主任はパンチにはしているが普通のオッサン。
常日頃店長は客に絡まれてどうしようもなく、客が悪い場合は皆でボコってよしと言っていた。
そのパチ屋で事件は起こった。
当時は、アレジンという一発台が周辺で猛威を古い客の金を巻き上げてた。
ただ結構良心的な店の為、半分以上の台は出していた。
そのアレジンに明らかにヤ○ザと見られる中年の2人が数日遊びに来ていた。
俺はスロット担当だったので現場は見てないが事件はその中の1人が起こした。
店員が俺のそばに来て
「あのヤッチャンまた来てるよ。もう10万ぐらい負けてる」
俺はフーンと思ってた。
さすがヤ○ザよく金持ってるな。
俺がコイン詰まりで呼ばれてる時に、隣のアレジンのシマあたりから
「フザケンナこの糞台が!!!!」
という罵声と共にガラスの割れる音が。
俺は一体何事?って思ったが、客を放置するわけにも行かないので、気になりつつも仕事を遂行。
俺がコイン詰まりをなおしてる間に揉める声が隣のシマから。
店員「ちょっと!逃げないで下さい」
ヤ○ザ「逃げね-よ。早く事務所に連れて行けや」
店員「こっちに来てください」
ようやくコイン詰まりが治ったので俺も隣のシマへ。
アレジンの台のガラスが見事に粉々に。
あたりにもガラスが飛び散っている。
店員の話によると
10万以上負けたヤ○ザさん心底頭に来たらしく、なんと罵声と共に蹴りでアレジンのガラスをぶち壊したらしい。
拳で壊さないのが利口なところだな。拳だと血出るもんな。
などと不謹慎なことを考えていた俺だが。
数人でガラスを片付け変わりのガラスを奥から持ってきて取り付け、とりあえず終了。
問題は事務所に連れて行かれたヤ○ザ。
その日は運悪く、怖い店長はいつもの競馬へ。
もっと怖い班長はお休み。
店で対応するのは気の弱いパンチパーマの主任のみ・・・
バイトの俺が事務所へ行って主任を助けるわけにもいかず、他の店員も仕事を放置するわけにも行かず気になりつつも自分の仕事に専念していた。
30分後ヤ○ザさん事務所から出来てきてそのまま店を出て帰っていった。
俺たち下っ端は当然ヤ○ザにガラス代を請求し、出入り禁止にしたものと考えていたのだが・・・。
その場に居合わせた従業員の女性に聞いたところ主任は。
主任「こういうことをされては困ります」
ヤ○ザ「あぁ??お前の店がボッタくるのが悪いんだろうが!」
主任「他の台を見ていただければ分かると思います。出る台は出てます」
ヤ○ザ「俺の腕が悪いのか!!」
主任「いえそうではありません。私あなたの組知っております。組長に連絡しても良いですかね?」
ヤ○ザ「・・・・・まぁ今日はもうかえる!!」
そのままヤ○ザは退場・・・・・。
主任の大人な対応(そうなのか?)に皆一応納得はしたものの、ガラス代ぐらいは請求しないといかんだろ~~というのが皆の意見。
案の定次の日店長と班長(班長は立場的には主任より下)が出てきて、昨日の状況を報告。
店長と班長は微笑を浮かべながら、
「あの組か・・・・。」
といいつつ従業員を集めて
「このままヤ○ザに舐められてたら、店の評判が落ちる。報復してやろう」
バイトの俺だが何故だか班長に気に入れられていた。
「お前も来るよな?」
と微笑と共に言われたら断る術をしらない。
「はい」
どんな報復を考えていたのか、全く知らなかったが、俺はとりあえずついていくことにした。
目指すヤ○ザの情報を何処からか仕入れてきてそいつの車を発見したとの連絡を受け、総勢5名(班長含む)で現場へ。
午後10時過ぎに班長の車に乗り込み、ヤ○ザがいるパチやへ。
(また懲りずに別のパチ屋にいってるヤ○ザ)
そのパチ屋の駐車場の奥にヤ○ザの黒ベンツ発見。
班長はトランクから買ったばかりのバット(いつ買ったのだ?)を全員に渡し、
班長「窓ガラスだけ割れよ」
といい自らフロントガラスへ一発。
それにつづいて俺たちも開始。
5分足らずでベンツのウィンドウは見るも無残な姿に。
班長は店長からの指示でなにやら紙を持参。
それをベンツのフロントに貼り付けた
「天誅 by○○○○(バイトしてるパチ屋名」
俺は目が点になった。ヤヴァイだろ・・・・。
まぁやってしまったものはしょうがない。
班長「かえるぞ」
一同「はい」
皆、不思議と妙に落ち着いてパチ屋に戻っていった。
俺は警察に捕まるんじゃないか?というのと報復があるんじゃないかと心配だったが、結局1ヶ月2ヶ月過ぎても何も起きず。
班長から聞いたところ、車をボコった後、あちらの組長から店長に電話があった模様。
店長が事情を詳しく説明したところ、組長は激怒!
激怒は問題のヤ○ザに対して。
後日組長自ら謝りに来て、問題のヤ○ザは破門。
そのヤ○ザがその後どうなったのかは知らない。
こちらがやった報復の鮮やかさに組長は感服していた様子。
ガラスをぶち壊したのでベンツのウィンドウをぶち壊したというのが妙に気に入った様子。
これで一件落着。
大学を卒業するまで続けたパチ屋のバイト。
辞めようとすると店長と
班長に「正社員にならないか?」と言われたがさすがに断った。
そんな俺も今では普通のサラリーマン。
でも一番楽しかった時期だったかな。
友人に彼氏ができた
盛り上がりにも欠けますし、厳密には修羅場ではないですが…
私(22)
友人A(22)
友人の彼氏B(20~21?)
ある日友人と遊んでいると、彼氏が出来たとの報告を受けました。
「良かったね~」なんて祝福しつつ、Aの現在の状態を聞いたりしました。
Aも彼氏にベタ惚れらしく
「Bと付き合ったばっかりだけど、多分近いうちに同棲すると思う」
とのことでした。
Aは「親が厳しいので反対されるかもしれないけど、Bも妊娠したら結婚しようって言ってくれているから頑張って説得してみる」
ということなので私も応援しました。
もうマンションもBが決めているらしく、
後はAが決断するだけということになっていました。
すると、Aが「今からそのマンションに行ってみない?」と言い出しました。
Bはマンションを決めはしましたが、住むのはAと一緒にしたいからまだ入居していないそうなのです。
Aはマンションの場所は知っていても、中までは見たことがなく、急に不安になったそうなのです。
私は急にそんな事を言われても困るし、大体そんなもんは彼氏と行って欲しいといったのですが、どうしても、どうしてもと言われ、
「外観と立地をちょっと見るだけ」
という条件で、仕方なくAが同棲する予定のマンション見学に付いていく事になりました。
そのマンションのある場所は私の地元ではない為、よく分からなかったのですが、つれて来られてビックリ、新築マンションでした。
その日ちょうど見学会をやっていまして、Aが「どうしても中まで見たい!」と言い出したので仕方なく中へ見学しに。
私は関係がないのでマンションの説明はほぼ聞き流しだったのですが、部屋が多くて広いそのマンションはどう見ても家族用で、若い2人が同棲するには広すぎます。
しかもAはフリーター、Bは20そこそこなのにどこからそんなお金が…?と思いました。
そして、私たちの案内をしてくれていた男性が
「今日はお友達同士でのお部屋をお探しですか?」
と質問してきたので、Aが実はこのマンションに彼氏と住む予定で、今日は下見に来たことを説明しました。
Aが男性に「彼はBという名字なんですけど…」と言うと、男性は首を傾げて
「Bさんが彼氏ですか?おかしいですね、Bさんは警察官で、ご家族とご入居される予定だと伺っておりますが…」
と言いました。
その後、Aと私は「もしかしてまだ契約してないのかも…」とか
「むこうのマンションだったかも…」と言いつつ、その場を失礼しました。
Aは本当にまだBが契約していないだけだと思っていました。
ですが、私はとっても嫌な予感がしたので、近くのファミレスに入ってAに
・同棲を決断する前にちゃんとBと部屋を見に行って確認すること
・部屋の予算について話し合っておくこと
・Bには気をつけるように
ということを念押ししておきました。
後日、Aに連絡して「Bとはどうなってるの?」と聞いたところ、Aは「もう別れた」と言いました。
Bは結婚詐欺師だったそうです。
Bの手口はまずは結婚を約束させ、結婚資金を一緒の口座にしようと言って、相手の通帳と判子を手に入れてトンズラするというものでした。
Aはこの前の件でBを不審に思ったらしく、通帳と判子をどんなに言われても頑として渡さなかったそうです。
(Aの親が厳しい方だったのも幸いしました)
その内Bからの連絡が途絶え、暫くしているうちに警察から電話が来て
「Bは詐欺師です。被害に遭わなかったですか?」
という連絡が来たそうです。
次の日、Bの一件は新聞にも載りました。
Bは5人もの女性を騙していました。
Aも通帳は無事でしたが、ほんの少しだけお金を貸してあげたことがありましたので、立派な被害者ということになり、警察に行ったそうです。
Bと入居予定の警察官のご家族の名字が一致していたのはただの偶然だったそうです。
Aは被害も他の女性と比べて少なかった事もあり、すっかり立ち直って元気になっています。
以上です。
遺産相続の修羅場
義兄夫婦の離婚が成立したと連絡があったので記念カキコ。
主人の兄弟は再婚の連れ子同士の義兄と主人、義父と義母の間のコトメちゃんと3人。
全員既婚、子供は義兄2人(男・男)、うち(女・男)コトメちゃん(女・男・男)と平均的。
つかず離れずのフツーの親戚付き合いだと思ってた。
数年前、義父が亡くなって遺産相続のとき。
義母さん半分、子供たちが残りを平等に3等分って義父の生前から決まってた。
でも、いざってなったら義兄嫁が大声上げたよ。
『実子がたくさんもらうべき』
主人は義母さんの連れ子で遺産相続の権利なし。
義母さんは後妻なので半分(つまり1/4)
コトメちゃんも1/4
半分は実子で跡取りの義兄(つまり自分)がもらうべき。
言ってることもむちゃくちゃで相手にできない。
義兄嫁の親まで出てきてもうカオス。
主人は養子縁組もしていたし、子供のときからずっと義父を「お父さん」として育っているから、義兄嫁に「他人の癖に遺産狙うなんてずうずうしい」と面と向かって言われて落ち込んでた。
優しい人なんで一時はノイローゼになりかかっていた。
義兄はかなり嫁を窘めてくれたみたいだけど、
「情に流されたらだめ。あなたの家族は私と子供たちでしょ!親兄弟よりもそっちを大事にしてよ」
とこの家庭板でよく言われているようなことをノイローゼになりそうなぐらい言われ続けて、ついに胃に穴を開けて入院した。
義兄のとこの下の子はうちの子に『ドロボー猫の子供』とかって言い出した。
ことここにいたって義母が切れた。
義兄夫婦が住んでいる土地家屋は義母名義のもの。
元は主人の実父実家から相続したけど、仕事先の関係で義兄が住んでいた。
実子でないなら住む権利もない、かえせ、と。
(もとはいずれ義兄に譲渡、という条件だったと聞いている)
それを言い出したら、また義兄嫁が切れた。
「じゃぁ、(あれ)や(これ)は?誰の名義?」
(いくつか不動産関係あり)
ほとんど全部、主人の実父関係の遺産と知って
「(主人)くんと結婚したらよかった。ビンボークジ引いた。遺産も思ったより少ないし」
としゃあしゃあと抜かしやがった。
その場にいた弁護士、親戚の人はドン引き、義兄嫁親も同席していたけど、さすがに娘を怒鳴りつけてた。
義兄も下の子の発言とか、あまりにお金に汚いのを知って離婚に動いた。
散々ごねてたけど、やっと緑の紙を提出できたと報告あったので、子供は下の子だけ、嫁が引きとった。
上は義兄に似て意気地がなくていいたいことも言えないからいらないんだって。
私から見たら冷静なだけだと思うんだけどな
修羅場だったのは兄弟3人そろってうちで対処を相談してたら、義兄嫁が殴りこんできて
「影でこそこそするなぁ!」
と暴れてうちのサッシ窓を割ったり、主人が「もうやだ」と夜中にポツリとつぶやいてたころです。
自サツでもするんじゃないかと本気で心配しました。
私は他人なんで、ほとんどかかわりませんでしたが、義兄嫁はなぜか自分の主張が通らないのは私がほかの人(義母・主人・コトメちゃん)を操っているからだと信じ込んでいろいろないことないこと言ってきていたことでした。
エキセントリックな人だと思ってたんだけど、正直、基地入ってたのか、と一時はガクブルでしたよ。
義兄嫁(元嫁ですね)は、義兄の家族なんで他人の主人より権利があるというのが持論でした。
義兄嫁親は娘の
「義兄の遺産の取り分が奪われそうだ。後ろ盾にしていた義父が亡くなって、残りの家族が結託して義兄を排除して遺産相続しようとしている」
というのを信じてしゃしゃり出てきました。
土地家屋を相続できない(前述の理由で義母はまだ存命でしたので)のは排除されかけているからだ、と思い込んだそうです。
会計士さんに説明されたら、謝罪して帰られたそうです。
あと、義兄嫁はものすごい美人でした。
私の知っている中では断トツ、女優さんか、と思うほどで義兄は惚れ込んでました。
だから、離婚はないと思っていたので正直びっくりしています。
美人だから今まで自分の思うとおりにならないことはなかったのかなぁ?
下の子君はフツーの子でしたから、これからの行く末が心配です。
パソコンくれくれ
昨日あった話。
ウチの旦那は3Dを使ったデザインの仕事をしている。
家で仕事をすることが多く、仕事専用のパソコンがある。
それとは別にPCを持っていて、2台パソコンを持っている。
旦那のPCが2つあるのは、仕事用のPCは、アップデート以外ではネットに繋がないようにしていて、ネットサーフィンするPCを別に持っている
で、仕事用のPCを近所のキチママに狙われた。
どこからウチに2台PCがあるのを聞いたのかは知らないが、
「パソコン2台あるなら1台よこせ!お前だけずるいぞ!」
と家に乗り込んできた勿論お断り。
すると、玄関前で、「おい!よこせ!ずるいぞ!」
「貰ってやるんだからさっさと持って来い!」
等叫びだした。
警察呼んで、警察が来るまでの30分間ずっと叫び続けていた。
その間、玄関にICレコーダーをセットして録音。
警察が到着すると急におとなしくなるキチママ。
「PCを貰う約束していたから、ここにいるだけ。叫んでなんかいない」
とキチママ。
警察に事情を聞かれた時に、録音しておいたキチママの叫びを聞かせる。
その後、キチママは警察に連れて行かれた。
再凸が無いことを願う。
目が覚めたら知らない家
昔、冬コミの前日にわくわくしながら床に就いて、目が覚めたら知らない家にいて夏も終わりになってたことがある。
あれは心臓止まるくらい驚いた。
種明かしすると冬コミ終った次の日に車に撥ねられて、体はそれほど大したこと無かったんだけど、頭蓋骨割れるくらいの大怪我して、2ヶ月以上意識不明の重態になった。
その後一応意識戻ったんだけど、記憶も知能も低下してほとんど廃人状態だったらしい。
社会復帰どころか日常生活が満足に出来ないほどで、食事も人の手借りないと出来ないくらいひどかったらしい。
何しろまともに会話が出来なくて自分の名前も言えない。
結局5ヶ月後に退院した後、親戚の家の近くにあるリハビリ施設に入院して、何とか介添え付きで歩ける程度に回復したらしい。
それで初めて外出許可もらえて、親戚の家に泊めてもらった時に気が付いた。
らしいらしいって書いてるのは、この間自分には全く記憶が無いから。
自分の主観では目が覚めたら冬コミの前日から夏の終わりにワープしていて、しかも自分のアパートのベッドから、知らない家の一室に一人で座ってた。
何が何だか分からない上に自分の体がびっくりするほど痩せてるわ、立って歩こうとしたらやたら体はふらつくわ。
それでも何とか別の部屋に行ったら、げっそりやつれ果てた母と親戚のおばさんが驚いて倒れかけるし、何かもう訳分からなすぎてカオスだった。
やっとのことで泣く母から事情を聞いたときには、まだ夢見てるのかと自分をつねりまくったよ。
今は何とか社会復帰して、基本在宅で仕事してる。
定期的に検査に通わないといけないけど、大きな後遺症も無いし予後も良くて一安心w
ただ検査と定期健診は一生続くらしいのが辛い。
こんなマンガみたいに廃人から突然奇跡の復帰って、あまり例が無いそうでしばらくは病院で騒がれたり、学会に発表させてほしいって写真撮られたりして忙しかった。
それと体はすっかり治ったんだけど、傷跡がハゲになってウィッグが手放せないw
でも生きてご飯食べられて同人誌読めるって幸せだ。
野菜泥棒
もうだいぶ前の話。
当時自分20代毒男、実家住まいで農家やってた。
ある日野菜泥棒捕まえた。
相手は近くに引っ越してきたおばはん。
量もたいしたことないし子持ちだし魔が指したってことで小一時間説教して通報はせずに解放。
一応こんなことがあったよと交番に相談だけはしておいた。
その翌々日、深夜に車の止まる音やら納屋でガタガタ音がするので見に行く。
怪しい人影を発見、誰何したところで意識ブラックアウト。
気付いたら包帯ぐるぐるで病院。
3日ほど空白の時間あり。
怪しい人影は先日捕まえた泥。
意識が飛んだのは泥夫が後ろから角棒で、私の後頭部を強打した為。
泥が先日の説教中に農機用の燃料を農協が入れに来たのを目撃。
「あそこからガソリン抜けばお得!」
とかトチ狂ったことを思って盗みに来たらしい。
もちろんガソリンではなくディーゼル用の軽油です本当にありがとうございました。
これから空白の間の話、記憶に無く全部伝聞。
後頭部強打された私は逆に泥夫をフルボッコ。
ここで泥夫の悲鳴で他の家族気付く。
泥は夫が私に殺されると思って、持参した包丁で私を刺す。
私目標変更して泥フルボッコ。
暫くして家族到着。
止めに入る親父のアバラをへし折る。
兄を間接極めて拘束する。
ここまでやってから意識不明でぶっ倒れて救急車で病院へ。
兄いわく、納屋が血の池 泥のお漏らし 血まみれで暴れる110㌔で地獄絵図だったそうです。
当事者双方重症で入院の為、中々話が進みませんでしたが、結果泥夫婦はそろって塀の中へ。子供は施設へ。
前科あり 悪質だったので即座に実刑でした。
持参した荷物に包丁とかライターとか怖すぎだろ。
強殺未遂に放火未遂まで付けてもらって多分未だに服役中。
逆にこちらは正当防衛とのことでお咎め梨。
相手の前歯全部なくなっちゃったけど問題なかった。
私は切りつけられたとこが悪くて障害残っちゃいました。
それとあだ名が暫くハート様になりました。
教訓:泥を見つけたらまず警察呼びましょう。
自分で捕まえようと思うと痛い目を見ます。
納屋取り壊して倉庫建てるので厄落としにカキコ
死ぬかと思ったプチ修羅場
以前の職場での話。
死ぬかと思たプチ修羅場。
作業場の通路は重機がすれ違いするにはちょっと狭く、どちらかがバックするなどして空きスペースによけないとすれ違いできない。
その日私の進行方向から同僚がやってきたので退避スペースに避けようとしたところ、同僚は私が避け終わるのを待たずに、こちらに重機で進んできた。
おいおいぶつけるなよと思いながら退避を続けるも、ぶつかりそうになる寸前にようやくヤバイと気づいた同僚が、止まろうとブレーキを踏んだら間違ってアクセルを踏み込んでしまったらしくこちらに暴走&激突。
私は脇腹を打ち付けてうずくまって動けなくなってしまった。
大したことないだろうけど午後は半休もらった方がいいかもな・・・と思いつつ、重機の損傷具合と修理代を想像してgkbr
その後動けない私をおっちゃん上司が抱えて休憩室に運んで、そのまま病院へ送ってくれることになった。
救急病院でエコー検査をすると、肝臓が破裂している可能性があって出血が見られる、ここでは処置できないが、救急車では間に合わないので県庁所在地にある大学病院のドクターヘリを手配しましたとのこと。
痛いし気分悪いしでしんどいけど、ドクターヘリと聞いてちょっとwktkする私。
ただ搬送中に嘔吐して窒息するといけないのでと鼻から胃に管を入れられて、怪我の痛みよりそっちの痛みに半泣き。
朝から何も食べてないから吐くものはないと言っても聞いてもらえず。
せっかくのドクターヘリもチューブへの不快感のせいで台無し。
その横では同乗してくれた工場長(マッチョで普段は強く厳しい人)がヘリの高さに顔面蒼白。
その後無事ドクターヘリで大学病院に運ばれ、緊急手術。
部分麻酔で手首からカテーテルを入れて、幹部の出血を止める手術を受けたんだけど、年配の先生の指示の元若い先生が手術をしているらしく
若手医師「先生、うまく入りません」
年配医師「一度少し戻ってもう一回やってみな」
若手医師「はい、やってみます・・・うーん入らないなぁ・・・」
みたいな会話がされていて、部分麻酔で意識ははっきりしてるから全部筒抜け。
しかも大学病院だからインターン?学生?やたらと見学してる白衣の人が多く一応女子な私は居心地が悪かった。
痛み止めが入ってるとはいえ痛いし、血管の分岐点に差し掛かると血管を造影する為に造影剤が体内に入れられて、熱いわ気持ち悪いわ、その瞬間は息を止めさせられるので苦しいわでかなりキツかった。
そんな状態が続き頭痛がしだして頭がボーっとしてきたなと思ったら、何かの機械がピコンピコン言い出して
看護師「先生、バイタル下がってます!血圧上が19、下が6です」(数値はうろ覚えだけどかなり低かった)
若手医師「えっマジで?」
年配医師「ちっもう俺に貸せ!」
という会話がされてて、なんか頭の中グルグルするし、これが噂の走馬灯?まさか私死ぬの?うわ~~~まだピチピチの23歳なのに!
したいことも一杯あるし女手一つで育ててくれた母ちゃんにもまだ何も恩返ししてないのに!とパニックになってたら、年配医師がシュルシュルっとものの10秒程でカテーテルを操作して、さくっと幹部の出血を止める措置をしてあっさり手術終了。
流石教授!と拍手してる白衣の男性陣。
白い巨○かよ!10秒でできるなら最初っからあんたがやれよ!これだから大学病院は!!とイライラ。
その後ICUで目覚めると、ちょうど前日から工場を視察に来ていて事故当日の朝本社に戻って行ったはずの本社の会長が私の枕元に立っていた。
薬でボーっとしてるのとイマイチ状況が呑み込めないのとで思わず
「なんで会長がここにいるんですか?」
と言ってしまったら、
「お前が事故してヘリで運ばれたって連絡受けて慌てて引き返してきてやったのになんでとはなんだ!」
とキツい口調ながら笑顔で言われた。
よく見ると会長も工場長も白い頭巾に白い割烹着のような服を着ていて、ああそうだ、作業中に事故ったんだった、助かったのか・・・と。
無事だったことや会長がわざわざ私一人の為に引き返してくれたことなんかを有難く思った。
その後病状の説明を受けた母親から
「あと10分この病院への到着が遅かったらダメだったらしいよ」と聞かされ。
すぐに病院に送ってくれたおっちゃんとドクターヘリを手配してくれた地元の病院、ドクターヘリ関係者にに感謝。
数か月療養した後職場復帰したんだけど、会長が工場視察に来る度に
「こいつはせっかく俺が引き返して見舞ってやったのに第一声が『なんで会長がいるんですか?』だった」
「事故を起こすくらいの未熟ものだからまだまだ嫁の貰い手もないだろう、もっと頑張って働けよ」
と皆の前でからかわれた。
数年後社内結婚・退職する時に会長にお礼とお別れの挨拶をした際には後から工場長の前で「もうここに来てもあの子には会えんのか・・・」と、つぶやいていたと聞き、男性ばかりの職場の中たよりない私を可愛がってくれた会長の優しさに涙が出た。
暫くして旦那が念願の資格試験に合格し同じ業界内の別場に転職した際も、転職祝いにと旦那の会社にかなりの仕事を融通してもらった。
会長には死ぬまで足を向けて眠れないし、親と同じくらいの恩を感じている。
・・・・・・が。
事故の時に私にぶつかってきた同僚が事故後私が職場復帰すると間もなくもっと大きい工場に転職していったんだけど、実は会長からの圧力がキツくて辞めていったとの噂を退職後に聞いて会長の力と怖さにgkbr
旦那も「もし俺が浮気でもしたら会長にこの業界追われそうだな」とgkbr
死にかかったっていっても大したことないから修羅場でもないかもだけど、今日久しぶりに夢に会長が出てきたので記念カキコ。
やたら舅がうちにくる
もうずいぶん前に離婚した元旦那の話だけど。
やたら舅がうちに来るようになって、うちに来て庭の手入れとか修理とかよくしてくれる。
有難いんだけど気を使う。
今住んでる家は私側の親戚の持ち物で、古いけど放置するのもあれなんで格安で貸すよと言ってくれたんでご厚意に甘えた形。
たしかにかなりボロ。
今はここで我慢して貯金してから引っ越す予定だった。
あまり頻繁に舅が来るからどうにかならないかと元旦那に言った。
庭いじりとか年寄りの楽しみを奪うなよって言われて我慢した。
「俺は親父とあんま仲よくないから」
って、舅が土日に来ると元旦那はどこかへ出かけて行っちゃう。
いろいろしてくれてる舅には悪いけど、頻度を減らしてもらわないと夫婦の時間も無くなってしまうと思って言おうとしたらその前に舅に言われた。
隣町からしょっちゅう来るのは大変だって。
舅も趣味があるのに、うちの庭の手入ればかりじゃ時間が無くなるって。
少しは自分達夫婦でして欲しいって言われた。
私は元旦那に「親父の楽しみを奪うな」と言われて、庭を触らせてもらってなかったのに。
舅は「息子がくてくれって言うから来たのに肝心の息子はいつもどこに?」
私は「舅の楽しみなんだから好きにさせてやってもてなせって言われたけど?」
元旦那を問い詰めたら逆切れしやがった。
土日に遊びに出かけたくても妻が一人でおいて行くなって言うから、仕方ないから自分の親父を妻のために置いてやった。
親父は器用だからいろいろして妻は助かったはず。
一人で淋しくなかったはずだから何が文句ある?だった。
なんで新婚の妻を放って毎週一人で遊びに行くのかと喧嘩した。
友達と遊ぶのに女連れなんてみっともないだとさ。
当時元旦那の友達はみんな独身。
同じように遊びたかったらしい。
それなら離婚する?と聞いたらそれは嫌だとごねる。
なんでか離婚だけは嫌だだそうだ。
なら独身気分でいるなと言うと
「俺を束縛するな!お前に気を使って親父まで呼んでやったのに」
と怒って家出してしまったよ。
私と舅に負担をかけて、結局はまだ独身で居たかった元旦那。
家出して独身の友達(大勢いた)の家を泊まり歩いて数か月以上帰って来なかった。
その間家計にお金も入れなかった。
共働きだから問題無かったけど、悪意の遺棄で離婚。
「俺は悪くない。妻に理解がないから分からせるためだから正当な権利」
みたいなことを言ってたけど。
調停員さんに「結局あなたはどうしたいの?奥さんと一緒にいたいの?いたくないの?」
と言われてた。
家には帰らない、でも離婚したくない、妻の言い分は聞きたくない好きなように独身みたいに自由にしたい。でも離婚したくない。
最初は「奥さんも妥協してあげては?」と言ってた調停員も
「独身みたいにしたいなら離婚するしかないですよね」
と言いだすしかなかった状態だった。
勝手に家出したからすぐ離婚できるかと思ってたけど、なんと2年近くかかったよ。
弁護士入れたら良かった。
最終的に調停員さんと舅に説得される形で判子押してくれた。
慰謝料は夏冬のボーナス分。
これで元旦那は自由になって友達と独身生活を満喫できるはずだったんだけど、こっちの離婚話をしてる約2年間の間にみんなチラホラ結婚し始めて、離婚が成立したその年と次の年にはほとんど既婚者に。
残りの独身も結婚を意識してあまり遊び回らなくなったみたい。
夏はウェイクボード冬はスノボ春秋はツーリングなんて、実家住みの独身者でもない限り難しいと思う。
結婚当時、それぞれで貯金をしておくって約束だったのに、一銭も貯金してなかったらしい。
家計に5万円入れて残り全部遊びに使い切ってたぽい。
あきれ果てた舅に追い出されて実家にも住ませてもらえなかったとか。
この頃友達は家族を連れてBBQをしてるらしいけど
「お前が離婚なんてしなければみんなと一緒にBBQできたのに」
と電話してきた。
「あ~いいね、BBQ。私も夫と子供と行こうっと」と言ったら
「お前もみんなと一緒なんだな。ずるい」だって。
完全にこの人子供だと思ったよ。
仕事ではまとめ役とかして大人に見えたんだけどな。
奥さんが社長で旦那さんが副社長
A社という小さな会社と取引が有って、そこの会社は奥さんが社長で旦那さんが副社長。
立場としてはA社の方が上なんだけど、扱っている物の性質上の制約が有り、用が有る時なんかはA社から元我が社(B社)にご足労頂いていた。
社長は控えめに言っても女性らしい人ではなく(性格が)、豪快だけどとても気さくな人。
差し入れなんかもよく頂いていたし、待ち時間なんかが有ると雑談なんかもしていた。
副社長は反対にとても寡黙な人で、顔の作りも手伝ってとても冷たい印象。
仕事の話しかしないのでかなり怖い人だった(でも差し入れはくれた)
ある日社長が来社され、応接室に私が通した時、雑談の流れで
「料理上手で気立ての良い若い嫁さんが欲しい」
と社長が言い出した。
何でも当時色々と仕事が立て込んでいて、とても疲れていたらしい。
それを癒してくれるような可愛い若い嫁さんが欲しい、という事だった。
女性の発言ではないんだけど、あの社長さんなら言うだろうなという感じだった。
社長が帰られた後に同僚とその話をして、
「あの人なら言いそうだよね、それに最近確かにちょっと疲れてる感じしたし」
なんて言ってたんだけど、それを派遣で入ったばかりのシングルのキチママが聞いていた。
有りがちな話なんだけど、キチママは一般的なイメージから旦那さんである副社長を社長と思い込み、さりげなく「A社さん、次はいつ来るんですかね?」とリサーチし、副社長が来社される時に合わせて手作り弁当とお菓子を持参し、副社長に迫ってしまった。
(副社長は冷たく怖い印象だけど、どっちかと言うとイケメンに分類されるであろう顔)
「A社さん来ました」という声に自発的にお茶出しに動き、まずは弁当とお菓子を渡そうとするも断られ、次はいきなり抱きついて抱かれようとしたらしい。
副社長は反射的にキチママを突き飛ばしてしまい、キチママはテーブルに頭をぶつけて昏倒、救急車もくる騒ぎに。
病院で「副社長に襲われた!」と主張し警察が呼ばれ、副社長は激怒。
結局キチの証言が矛盾だらけですぐに疑いは晴れキチは即日返品。
「会社の社長だからお金持ち、イケメンだしキチとキチ子のパパになって欲しかった」
というのが理由だったそうだ。
後々には「マンガみたいだね」なんて話のネタにはなったけど、当時は社員一同生きた心地がしなかった。
A社との取引が無くなると、プロジェクトが一つ潰れる事になってしまう状況だったので、副社長は激怒したままだったけど、キチとはいえ取引先に怪我をさせたとあって、社長がすっ飛んできて謝罪をされていたと後から聞いた。
B社も謝り倒して謝罪合戦になったらしく、元凶は即日返品したという事で、その後の取引にも影響は出なかったのが不幸中の幸い。
キチがA社に凸したらなんて危惧もしていたけど、それは無かった様子。
キチのその後は誰も知らない、派遣会社ごと切っちゃったみたいだし。
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