『父浮気、母も浮気』など 短編10話【40】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『父浮気、母も浮気』など 短編10話【40】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【40】

 

父浮気、母も浮気

父の浮気が発覚後、母の浮気も発覚。

父と浮気相手が寝室で仲良くしていたとこを見たこともあったし、逆に母が浮気相手と寝室で仲良くしていたところを見てしまった時もあった。

父のを見てしまった時、浮気相手が私の存在に気付いて半狂乱。

首を絞められてなんか騒いでたけど覚えていない。

でも、何が一番の修羅場って、自分の引き取り先で揉めているのを目の前でされることだった自分のせいで父と母は大喧嘩して、叩き合ったり罵り合ったりしていた。

最終的には父の浮気相手には

「こんなガキ!あなた(父)とは全然似ていないわ!邪魔よ!」

って言われるし母の浮気相手には

「俺は女は嫌いなんだ。お前、邪魔なんだけど。好きなのはお前(母)だけ。お前が引き取るなら別れよう」

とも言われた。

結局養子として出されることになったんだけど、親戚達も「あなたが良い子だっていうのはわかっている。でも両親があんなだから引き取れない」と、あの時はどこにも居場所がなかった。

でも、どこからか聞きつけたのか祖父が亡くなってもう10年ぐらい経つのに、嫌な顔せず名乗り出てくれた祖父の友人の息子夫婦(今の両親)には本当に感謝している。

養子に出された後、父と母は離婚。

で、両親どちらも再婚したんだけど数年後に父が死んだと連絡が来て、しばらくすると母は行方知らずに。

縁は切れたと思ってもいいかなと思ってる。

切りたかったし。

 

同期の友達との修羅場

長いですが、モヤモヤを吐き出させて下さい。

OL時代に、同期の中でも特に気が合って仲良くしていたAって女性がいた。

私は高校時代から付き合っていた彼氏がいたんだけどAは彼氏いない歴=年齢で、私によく彼の友人とか紹介して~って言ってた。

でも別に紹介するのが嫌ってわけじゃないんだけど、彼の友人ってみんな彼女いたし、知りもしない人を無理に紹介するわけにもいかないしで結局一度も紹介したことなかった。

今にして思えば、この時誰か紹介してAと付き合っていたら全然違う人生になってたかもしれない。

私の彼は当時まだ大学生だったので、会社の近くまで迎えに来てくれてデートすることが時々あったんだけど、ある時、私が仕事先のトラブルで帰社が遅れ、バタバタしていて彼に連絡が取れなかったんだ。

知らずにいつものところで待ってた彼がAとバッタリ会って、それがきっかけで私に内緒で付き合い始めたのは後になってから知ったこと。

私は元々鈍感なところがあったから、彼がだんだん会ってくれなくなったのも就活が忙しいせいだと思ってて、まさかAと付き合ってたなんて全然気付かなかった。

だからAには、彼が忙しそうで最近なかなか会えなくてさーなんて愚痴ってたんだよね。

で、彼が就職決まってお祝いにレストラン予約しようとしたところで、Aから「あなたがお祝いしなくてもいいんじゃない?」って言われてその時突然告白された。

就職先が決まったら言おうと思ってたけど、彼は今は私の彼だからって言われたんだ。

ビックリして彼に問い詰めたら、上記のようなことを聞かされた。

知らずにAに愚痴こぼしてたことが悔しくて悔しくて涙も出なかった。

彼は中学のときの初恋の人で、同じ高校に行きたくて勉強頑張って告白してやっと彼女になれて、ずっとずっと一筋だった。

でも彼の方は、ちょっと飽きてたみたい。

長く付き合いすぎて新鮮味もなくなってて、ついAに目が向いちゃったって言ってた。

すごくショックで会社辞めようかと思ったけど、ちょうどその頃、私のデザイン文字が商品パッケージに採用されるという事があって仕事がいいタイミングで面白くなっていたので、なんとか立ち直れたんだ。

それから一年後にAは寿退社した。

その3年後に私も結婚したんだけど、どこで私の新居を知ったのかそれまで音信不通だったのに、年賀状が届いたんだ。

元彼とAと子供が2人の幸せを絵に描いたような写真入りの年賀状に\”幸せです\”とAの字のコメント入り。

どういう意味があって送ってくるのだろうと、悪意を感じながらもその年賀状はスルーしていた。

そしたら翌年にも送ってきた。

今度は3人目らしい大きなお腹をこれ見よがしに突き出すようなポーズの写真だった。

それで彼の勤務先は分かってたので、昼休みに電話してどういうつもりか分からないけど、こんなの送って来ないでほしい、私にはもうとっくの昔に終わったことだから、って伝えて下さいとお願いした。

彼は全然知らないことだったようでビックリしてた。

写真入りの年賀状なんてオレ嫌いだから送ってないしと言う。

ってことは、私に送るためだけの写真入り年賀状ってことになる。

そこまで嫌われるようなこと、一体何をAにしていたんだろうと考えてもよく分からなかった。

何かはあったんだろうけど、だとしたら彼氏を盗って、もう十分じゃないかと思ったし立ち直って新しい幸せを手に入れようとしてることまで邪魔するのかと腹立たしかった。

その後A夫婦の間でどういう話をしたのか分からないし興味もないけど,
それから送られてくることはなかった。

そんなことがあってから10年以上が過ぎて、私ももう40代になり一児の母。

先月外出先であるショッピングセンターに立ち寄ったところ食品売り場のレジでAが働いていた。

それを見た時、ちょっと嫌らしい考えが浮かんだ。

その日、小奇麗な恰好をしてたし髪は美容院に行ったばかりだった。

ネイルの手入れもしたばかりだったし。

缶コーヒーだけ持ってレジに言った。

お金を渡す時にわざと「あら?もしかしてAさん?」と声を掛けてやった。

何年も手入れしてないような艶のない髪をひっつめて、肌もカサカサだった。

こちらの意図したことが伝わったようで「意地悪ね」と言われた。

「まだ1割もお返しできてないと思うけどね」って言ってやった。

少しだけ溜飲が下がった。
その後、お正月帰省したとき友人から元彼とAが離婚していたことを聞いた。

元彼の浮気と、Aがナントカ商法に引っかかった借金とを相殺して養育費のみの協議離婚だったそうだ。

子供には可哀想だけど、40代で3人の子供を育てていくのは大変だろうな。

そりゃ美容院に行く余裕もないかもね。

ちょっと酷いことしちゃったかなと少しだけ後悔したけど、あんな嫌らしい年賀状のことを思い出したら、まいっかとも思った。

これからは今の幸せを現状維持していくことだけ考えて行こうと思う。

 

親戚の有名漫画家

私の夫側親戚には超有名漫画家がいる。
誰でも知ってるような人。

(絶対に迷惑かけたく無いので年齢性別種別一切伏せます)

夫側も外部には内緒にしていて、私も結婚式に始めて知ってとても驚いた。

なぜなら実はその人の大大大ファンだったから。
これは夫にも話してない。

その後もその人に気を遣わせないように、ファンである事は言わないでいた。

サインも結婚したときの夫婦連盟で貰頂いたきりで、絶対に何も要求しないよう、実はあなたがすきぃぃぃぃぃと思っている事も悟られないようやってきた。

でもそれは私だけじゃなくて、みんなそんな風に気を遣っていた。

それでその人は年に数回の親戚の集まりにきてくれて、お話し出来て、平和だった。

だが糞義弟嫁の登場でその平和が終わった

糞義弟夫婦は私より年上でもう40過ぎてて、躾のなってないアホな小学生の娘が二人。

今まで遠くに住んでいたので没交渉だったが、去年からこっちに戻ってきたらしい。

義弟は人畜無害といえば聞こえは良いが空気にもほどが有るってくらい生命力がない人。

で、糞義弟嫁が大人しいのにどあつかましい。

夫側の集まりなんてほぼ来た事がなくて法事関係の手伝いも拒否ってた癖に、漫画家さんの事を知るや否や頻繁にやってくるように。

まずファーストコンタクトで、漫画家さんの隣に腰掛けて無言でお絵描き帳を突き出し、白いページを開いて指でトントンと指しながら「はい、ここ。」

周りが慌てて諌めたけどご本人が「あ、いいですよ、じゃああっちで描いてきます」って席を立ってしまった。

すると糞義弟嫁子二匹(豚)が後をつけて行って漫画家さんにまとわりつく。

描き上がると「次はー〇〇とー〇〇ねー(どちらもキャラ名)」ここで私が引き離す。

糞義弟嫁はノートを見て「さすが上手いわぁ。これって高く売れたりして」と嬉しそうに言う。

その後ガキは学校でその絵を見せまくり、サインを貰ってきてやると勝手に約束。

30枚以上描いて欲しい、色紙はこっちで用意しても良いから、と本家に電話。

本家当然断る。

すると「じゃあ今まで描いた原稿用紙何枚かちょうだい」。アホか。

次の集まりでは糞義弟嫁達から漫画家さんをガード。
近づけないようにした。

(ちなみに漫画家さんが毎回来てくれるのは、絵を教えてくれた本家のお婆ちゃんがもう自力歩行出来ないので、お見舞いの為に暇を見ては訪ねてきてくれる。いい人…。)

すると帰りがけに糞義弟嫁+ガキがガードを突破して漫画家さんに飛びつき

「これ住所なんで!絵を描いて送って。カラーでプリーズ!」
と嬉しそうに叫んだ。

その後、糞義弟嫁一家は親戚たちからお説教を食らう。

プロになんつう図々しい事を、と。

すると

「だからでしょ?プロにいつでも描いて貰えるのが親戚の特権じゃない。なんでそんなに怒るの?良いじゃん別に、そのくらい。ケチケチするなって思うけど?それに才能って皆の物だよ。独り占めして良いものじゃないじゃん。分かち合わないと。皆さんあってこその漫画家さんな訳でしょ?遠慮しちゃって変なの。家族だよぉ?それにうちは娘二人とも漫画家目指してるんだよ。今からレッスンしてもらわないとさ」

なにこの超馬鹿。

これで普段はめっちゃ大人しいんだから腹立つ。

皆で話し合った結果、出入り禁止に。

COされた糞義弟嫁一家は現在、漫画家さんのファンのガチヲタにストーキングされて大変らしい。

まあ自分たちで親戚である事を言いふらしちゃったからね。

糞義弟嫁が、もう連絡とれないし知らない、といってもストーカーヲタも一家でキチらしく、話が通じなくて粘着してくるんだって。

こっちに泣きついてきてるけどシラネ。

良コトメさんが電話に出てくれて

「だから、言っちゃ駄目だ、内緒にしなきゃ大変な事になるよって何度も言ったでしょ」
と言って電話を切った。(ちなみに私は本家同居嫁です)

義弟一家、引っ越すみたい。

キチvsキチの潰し合いには興味あるけど、とりあえずうちには二度とくんなアホ。

 

はとこがダメになっていく

はとこ一家が年々駄目になっていく。

公務員夫と専業主婦(6才上のはとこ)、小学生の一男一女の4人家族。

実家がそこそこ裕福で、月15万くらい援助してもらってるそうだ。

で、夫は公務員だしお金に困るような事は無い筈なんだけど、常にほぼ無一文状態。一家全員物凄いデブで、子供は二人とも不登校。

当然躾もなっていない、てか挨拶すら出来ない(知能に問題は無い)。

まあ年に2回くらいしか会わないし子供の学齢も違うからスルーしてた。

しかし、去年辺りから急にクレクレが始まってしまった。理由は謎。

・音楽会のチケット貰った → ウチにもちょうだい

・美味しいレシピ教えてもらった → ウチに作って持ってきて

・旅行行く → お土産はこれとこれをー(ry

・私が昔着ていた若者服を写真で見て → ちょうだいちょうだい

・ドライブ行く → 連れてって

・大掃除する → うちもお願い

まず我が家の状況をいちいち詳しく知っている事に戦慄した。

(お人好しのばあちゃん連中から聞き出していたらしい)

古着は娘ちゃんにあげても良いんだけど、そうすると「もっとちょうだい」。

子供が不登校で~と愚痴るので、大変だねと言えば「頑張り賃ちょうだい」。

元々は冗談を良く言う楽しい人だったので、それらも完全な本気ではない…と、思いたいけど…。

とにかく年々下品にクレクレするようになっていく。

今年はついに「子供達に服を作ってくれ」と言い出した。

既製品が入らないサイズになってしまったらしい。

しかし私はハンクラなんてやってない。突然何を言い出す?状態。

デザインは~これとこれで~こういう布で~春物からで良いから~とどんどん語り出す。まさにテンプレ。

勿論普通に「私ぶきっちょだし作れないよ。あなたの方が器用じゃない?作ってあげたら良いじゃん、そうしなよ。今言ったデザイン可愛いよ。」

と返したら

「え~めんどくさいし~…私ちゃんは手作り好きじゃん…」と。

私がやってる趣味の手作りは紙粘土だけなんですが。なので

「私には服なんて出来ないって。めんどくさいのは私も一緒だよw」

と穏やかに返したら

「めんどくさがらずに作ってよ。子供が喜ぶよ?私おばちゃん大好き~とか言うかもよ?懐かれるよ?」などど言う。

その時、横で聞いていた私の娘(3才)が

「ママには私が懐くよ~すごい懐くよ~ああ~好きぃ~」

と抱きついてきた。

抱きあげつつ「子供に懐かれるのは我が子だけで十分だよw重いw」と言ったらはとこ、

キョトーーンとして「うちの子に懐かれなくて良いの?」と言ってきた…。

え…。って返したら、

「私はさ、親だから無条件で懐かれるけど、私ちゃんは何かしないと懐かれないと思うよ。服作ったりお小遣いあげたりとかしないとさ。」だって。

とりあえず「そんなに好かれなくても普通で良いってw」と言いつつ逃げた。

はとこ、ママ友が全くいなくて学校でも浮いちゃってて孤立してるらしい。

その理由が良く分かった。

「自分たちを気遣ってくれない意地悪な先生とご近所」

ってプンスカしてたけどモンペってのは、世界中が自分たち家族と親しくしたがってると誤認してるのか。

それともこのはとこ一家がニュータイプなのか。

「親切にしないと仲良くしてあげないよ!」って姿勢に本気でビビったわ。

はとこ、昔は普通だったのになー…。さようなら…。

と、書いていたら今はとこからメール着た。

私ちゃんの東大卒の男友達が婚活始めたんだってね。私を紹介してみない?

実は離婚を考えてるんだけど、シンママは嫌だから再婚のめどを立ててから、って思って。

引っ越しもしたいし。子供達も東大パパなら良いかなって言ってる(要約)

本当にさようなら。

クリスマスイブに結婚式

去年のクリスマスイブに、実弟が彼女のたっての希望ということで結婚式を挙げた。

家の両親は、クリスマスイブがどうとかより年末はみんなの迷惑だから、年明けか十二月なら最初の方がいいんじゃないかと提案したが

「今から嫁いびりですか。孫に会いたかったら私の意見を優先してください。」

と言い切った。でき婚ではありません。

弟嫁の両親も12/24で文句なしと言うので、挙げることになって招待状を出したら、私達の思った通り新婦側の欠席が多くて、大慌てで昔の同級生とか幼馴染とか縁が切れたような人にまで招待状を出しまくったそうだ。

それでも足りず、勤め先の課の同僚全員招待状渡したけど、最初に渡された人とあまりに時間差があったので、人数合わせがばればれで後から招待状を渡された人は断られた。

受け付けとスピーチは来てくれる友人ががやってくれることになったが、余興をやってくれる人がいなくて、結局実母が入ってるコーラスサークルのおば様方がアカペラで歌ってくれることになった。そこそこお上手でした。

それで友人席の不足は、実母の方が兄弟が多くて従兄弟・従姉妹が多いので、従姉妹達を新婦の友人席に座ってもらうことにしてやっと空席が埋まった。

従姉妹達の結婚式には弟は出てないので、ご祝儀なしで交通費着付け代持ちの条件で着てもらうことに。

結局新婦の席は新婦親戚と数人の友達と一人の同僚と一人の上司以外うちの従姉妹達ということに。

弟の方は断わる人が少なくて出てはくれたけど、二次会の幹事を引き受けてくれる人がいなくて二次会は無しになるところだった。

夜はみんなデートとか家族で過ごしたいと言うことだった。

結局頼み込んで従兄弟二人に幹事をやってもらったけど、従兄弟は友達関係なんて知らないしものすごく手順が悪いことになり、まるでぐだぐだの宴会のようだったらしい。

そんな結婚式と二次会だったので弟嫁はものすごく不満だったらしい。

夢のようなロマンチックな式と二次会を希望していたそうだ。

そんな不満は身内だけにしておけばいいのに、結婚しましたのはがきを兼ねた年賀状で、恨みつらみを出てくれなかった人たちに書いて出してしまったそうだ。

弟嫁の職場は1/4から仕事だったけど、仕事に行ったら口をきいてくれる人がいなかったそうだ。

みんな仕事上の伝達事項も紙に書いて渡して来たそうで、式に出てくれた同僚を捕まえて理由を聞いたら、クリスマスイブで出られないし、明らかに人数合わせの招待なのに断ったら恨み言の年賀状を出してくるような人とは、かかわり合いたくないってみんなが言っているって言われたらしい。

早退して泣いて帰って来て、出席した友達にメールをしたら着信拒否されていたそうだ。

電話をしてもつながらないし、そのほかの出席してくれなかった人にメールしても着信拒否。

大荒れにあれて弟と夫婦喧嘩もして実家に帰ってしまったそうだ。

弟からどうしようと電話があり詳細を聞いたけど、自業自得過ぎて私達にはどうしようもないと返事をしておいた。

 

バイクで走りながら泣いた

オートバイで走りながら泣いた事ありますか?

数年前、オートバイが故障したタイミングで仕事の人間関係が拗れて鬱病に。

休職、投薬治療、副作用で布団からでれない日々が続きました。

フラッシュバックと副作用が地獄で、深夜に奇声を発しながら壁殴りしていました。

壁殴りする奴って本当にいるんだなぁ・・・

体に薬がなじみ、精神状態も薬のおかげで落ち着いたように見えるようになった頃。

夏になっていました。

季節感すら無なる日々だったようです。

それでもバイク修理する気力はなく。家族の理解はあれど、居づらい日々。

医者と家族に約束をし「温泉の近くにテント張ってやまごもりしてくるわ」

「一週間に一度は病院に行くのに帰宅する事」

「一日一度、生存報告と現在位置を報告する事」

「薬はまじめに飲む事。薬の影響で眠くなったり心が不安定になったら寝る事」

条件付けて許可を出されると鬱病患者はその通りに動く傾向があります。

例えば「明日は病院に行かないといけないし、今日死ぬと迷惑かけちゃうな」といった具合。

そんなこんなで軽トラの荷台をバイクのリアシートに見立ててパッキング。

昼寝しつつ、ゆっくりゆっくり移動しつつ。

なにせ時間は沢山あるんで、焦る事はありませんでした。

平湯にいって山と温泉の往復、下呂のタダ湯に深夜入浴。

最初は林道の奥でテント張りっぱなしにしておくつもりでしたが、日がな一日ラジオと読書と温泉だけでは飽きてしまい・・・。

自重しようと思っていましたが結局軽トラで、普通のツーリングをしてしまっていました。

もちろん道の駅各駅停車で昼寝したり間食しながらですが。

軽トラの荷台にテントを張ると具合が良い事を発見し、結局は道の駅で車中泊?になっていきました。

オートバイの場合、道の駅なんかで寝ていれば誰かしら似たような事をしている人から声がかかります。

そういうノリで突発宴会になる事はとても楽しいのです・・が。

その当時の僕は「帰るまで誰とも話したくない」というめんどくさい心境でしたし、実際話しかけられても避けてきました。

車中泊の人々は他人との関わりを避ける傾向にあるので、なんとか孤独であることを貫けて気が楽でしたが・・

まぁ、軽トラにテント張っている怪しい奴が居れば、好奇心旺盛なオジサンは話しかけてくる訳で。

ある朝、とうとう軽トラの荷台に木造の立派な座敷を作った渓流釣りのオジサンに声をかけられました。

めんどくせぇ・・と、さっさと話を切り上げるつもりでしたが、軽トラ車中泊談義が盛り上がり。

いつのまにやら昔みたいに、旅人との出会いを自然に楽しめている自分に気がついたのです。

エレベーターの密室も怖くて乗れなくなったし、人の多い本屋にすら行けなくなった僕が。

電車なんかとんでもない。コンビニ行くのも一苦労だった僕が。

旅先で知らない人と楽しく話している事に気がついたのです。

そんなこんなで病院と山の往復だったのですが、八月も終わりのある日、次の通院は2週間後となりました。

通院の間隔が開いてきたという事は、どうやら回復に向かっているようでした。

2週間も予定が開く。

思えば日本一周を終えてから連休もなく働いてきたのです。

病気療養中に旅するという後ろめたさはありましたが・・・。

医者には「おまえさんは散々あそんできなさい。おみやげよろしく。」と言われたので堂々と再び旅に出る事にしました。

国道425を完走し、和歌山港から徳島。国道439を走り午後1時。

四国カルストがあんまりにも奇麗。

家族にメールで「ここをキャンプ地とする」という宣言をし。

昼間から砂利駐車場に車を止めて夕焼けを待っていました。

目の前の細い高原の道をパッキングしたバイクが走っていきました。
何台も。何台も。

「オートバイにのりたいなぁ・・・」

一年間、故障したまま、ホコリをかぶった自分の愛車が頭をよぎりました。

四国カルストの道をバイクが一台、また一台走っていくたび、再び、オートバイへの気持ちが目を覚ましていくのが解りました。

仕事ごときで疲れて、バイクにも乗らなくなるような生き方を望んだか?

夕日が沈み、星が出て、回りには誰一人もおらず。
叫んでみた。思いっきり。

今まで我慢して、愛想笑いして、頑張ってきた。

ぶん殴りたくなる気持ちを押さえつけて、理不尽に頭を下げる事が社会人だと思ってきた。

我慢するのはもうやめよう。

帰宅して馴染みのバイク屋に部品を頼んで、自室にバイクを引っ張り込んでエンジンを降ろし。

フロントフォークもなにもかも外して修理を始めた。
一週間で僕のオートバイは完璧な状態に戻ってくれた。

薬が効いている自覚はないけれど、どんな影響があるのか解らないからいつもよりゆっくり走る事、いつもより短距離で済ます事、三時間で帰宅する事を胸に刻み家を出た。

ちょうどエンジンも腰上を全部あけたので「ナラシ」という縛りがあって丁度よかったように思える。

ゆっくり大事に、散歩のように走りました。

昔は毎朝通った峠の頂上で事情を知っているバイク繋がりのツレに電話をした。

ツレとはオートバイに乗れなくなってから疎遠になっていましたが。

「オートバイに復帰したよ~。ただいま~」

「おうwwwおかえりwwwww長かったなwwwww」

帰り道。田んぼの真ん中のまっすぐな農道で。

気持ちのいい道です。交通量の少ない夏の田んぼ道。

声を上げて泣きながら走りました。

オートバイに乗っているのがうれしくて仕方が無かったのです。

泣いた後は大声で笑いました。

端から見ると、なんて気持ち悪かった事でしょう。

オートバイと一緒に壊れた僕は、オートバイと一緒に復活しましたという話でした。

ナラシが終わった頃には復職。

仕事もなんとか人並みに回るようになり、休日は走り回り、投薬も終わり、通院も終わり。

療養中のフラッシュバックより、断薬のが辛かったのは計算外でしたが・・・。

 

馬鹿弟嫁

私には弟が二人いて、上の弟の嫁さんが今入院中。

難病指定の病気なので長期になる。

幼稚園と小学校の子供がいて世話をする人がいるが、私の実家の両親は結構年だし、嫁さんの実家はお母さんが亡くなっているし遠方。

近くに住んでいる我が家が、退院して日常生活が送れるまで預かることになった。

もちろん弟から生活費とか貰う。

躾が出来ているいい子達なので、家の子達ともすぐ仲良くなって一緒に小学校に通っている。

幼稚園の送り迎えなどは実家の両親も手伝ってくれるので、私も仕事を辞めなくて済むし皆で協力して回している。

お母さんの面会も実家の両親が連れて行ってくれている。

それが自分だけのけ者にされていると感じたのか、下の弟の嫁さんがとんでもないことをしてくれた。

上の小学生が帰宅するときに待ち伏せて

「今日はお母さんの見舞いはおばさんが頼まれたから一緒に行こう。」

と言って連れ去ってしまったのだ。

下の子も連れ出したかったようだが、幼稚園では登録されていない人には引き渡さない。

幼稚園から私の職場に

「叔母と言う人が引き取りに来ましたが、渡しませんでしたがそれでよかったですか?」
と聞いてきた。

下の子は実家の父と帰った。

心配になって家に電話したら息子が出て「低学年だから五時間で帰ったはずの上の子が居ない。」と言う。

息子にいつも一緒に帰って来てくれる近所の同級生に聞きに行ってもらったら「なんか知らないおばさんが見舞いに行こうとか言って連れて行った。」と聞いた。

私も早退して戻って来て、すぐ嫁さんが入院している病院に飛んで行ったけど、子供が見舞いに来ていなかった。

嫁さんに心配かけたくないので、嫁さんには会わずに看護師さんに確認した。

それから警察に届けて大騒ぎになった。

一緒に帰って来た同級生の子が上の子が「叔父さんの奥さん。」と言ったのを覚えていてくれて、写真を見せたら「たぶんその人」と証言してくれて、幼稚園の先生にも見せたら「その人です。」と証言が揃った。

下の弟の家や下の弟の職場にも問い合わせたけど、どこにも現れずとうとう夜中になった。

最終的に上の子がいつまでたってもお母さんのところに連れて行ってくれないし

「おばさんのところに来ない?」

とかしつこく勧めてそこらじゅうの店を連れ歩かれるのに、上の子が疲れてしまってぐったりして座り込んでしまったら、なんと「もう面倒だから」と下の弟の嫁さんは子供を公園に置いて一人で家に帰って来たのだ。

家で待機していた下の弟と私がいる家に、堂々と一人で帰って来たのだ。

下の弟が「何していた!甥はどうした!」と言っても

「知らない。一人で買い物していた。」

とぬらりくらりと言ったけど

「幼稚園の先生と同級生が写真を見て証言している。」

と私が言ったら、観念して置いて来たことを白状した。

下の弟に殴られて「ひどーい。好意でしたのにぃ。お義姉さん助けて。」とすがりつく馬鹿を突き飛ばして公園に飛んで行ったら居ない!

血が引くって本当にあるって初めて知りました。

近くの交番に飛び込んだら上の子がいました!

公園で泣き声がするって通報があって警官が保護してくれたところだったそうです。

腰も抜けて立ち上がれませんでした。

その後もちろん下の弟嫁は警察に取り調べられましたが、身内と言うことで厳重注意ということで終わりました。

下の弟嫁の実家の両親と兄が土下座して謝って回りましたが、下の弟は許さず離婚が成立しました。

子供がいなくて本当によかったです。

「自分も家族にして欲しかった。頼って欲しかった。」

とずっと言っていたそうですが最初に「子供は嫌いなので世話したくない。」と下の弟に言って自分に何かさせるなって念を押したことを忘れたのでしょうか。

八か月入院した上の弟嫁さんが年末に一時退院して子供達はお母さんのもとに戻りました。

しばらく実家の両親が手伝いに通うことになります。

 

嫁の浮気で離婚した

嫁が家事や育児をしなくなりはじめて、家の家事や子供の相手は仕事終わりの俺がすることに。

理由は嫁の浮気。

本当家事だって子育てだって二人で協力して毎日楽しい家族だったんだが、専業主婦仲間とのバトミントンサークルで知り合った男と昼間にあっていた事が営業中の同期の仲間の目撃から判明。

携帯で写真までとってくれた。

夜子供が寝てから嫁にそのことを問いただしたら、何時ものほんわかした態度から急変、鬼神のごとくヒスるヒスる。

「プライベートを隠し撮りするなんて最低!大体おまえみたいな普通の男じゃ満足できないんだよ!ふじこふじこ」

と支離滅裂なこと言い出して食器投げる投げる。

じゃあ浮気は悪くないのかよ?
理由はどんなであれ浮気する方が最低だろ?
子供を悲しませるとかありえないだろ?

って言っても

「嫁は家事で忙しいの!だからある程度そう言うのは許されて当然!国もそういう法律つくらなきゃだめなのくぁせふじけぷふぇ!!」

嫁の実家に到着し口論がはじまった。

子供は隣の部屋でウィザードライバーで遊んでる。
祖母付きで。

嫁「早く謝って欲しいんだけど?」

俺「謝るって何で?自分が何したか解ってるの?浮気だよ?」

嫁父「だから何?」

は?一瞬耳を疑った。

嫁父「浮気されるような俺君が悪いんだよ?解る?君にそれだけの器がなかったってことなの?w」

とからかうように罵倒し始める嫁父。

嫁も見下すようにニヤつきながら俺を見下ろしてる。

でも俺は何も疚しいことはしてないしどんと構えていた。

でもそれが気に入らないらしくどんどん嫁父は嫌味を連呼

俺「でも浮気は浮気です。当然離婚させていただきますし慰謝料はいただきますよ?」

って言ったら再び嫁発狂

嫁「一度の浮気程度で離婚とかちっちゃいこと言わないでよ!家事育児でこっちだってつかれてんだよ!」

横でそうだそうだと嫁を庇う嫁父。

これ以上馬鹿の相手をしてるのも時間の無駄だと思って子供を連れて帰ることにした。

俺「という事なので、あなたたちが納得しなくて屁理屈どうこう言おうと法で解決させていただきますんで…w」

と子供を連れて行こうとしたら、ヒスった嫁が子供の変身ベルトを取り上げて叩き付けて踏んづけた。

嫁「ガキに玩具なんて買い与えんなよ!馬鹿!あほ!帰れ!」

苦笑した表情で呆れた態度を保ちつつ車の中へ。

子供が泣きながら壊れたベルトを抱きしめてるのをみて俺まで泣いてしまった。

車の外からきーきーびーびーうるさいから、泣き顔を見られないように家に帰った。

とりあえず子供のためにも冷静にならねば、俺が切れて嫁や間男を殴ったって何も解決はしない。

との事で友達の弁護士に相談。

間男は40すぎたおっさんでした。

でも間男には興味もないし社会的制裁もできるだろうから無関心だった。

嫁もその家族も理不尽な事でデタラメにヒスるだけだし、こちらに落ち度が何もないので、離婚や慰謝料等は大丈夫だろうと友達の弁護士も念を押してくれた。

しかしその友達と家で相談してるときに突如嫁が帰宅。

いきなりヒスって俺に茶碗を投げつけてきた。

嫁「なんで弁護士なんて呼んでるのよ!卑怯者!最低!!!」

襲い掛かる嫁を友達が抑えてくれたが、なんと嫁が友達弁護士を思い切りビンタ。

嫁が逮捕されて終わるあっけない最後でした。

後味良いんだか悪いんだかわからんねw

一人語りすみませんでした。

–後日投稿–

結婚して1~2年は本当に幸せな家庭でしたw

本当に幸せすぎても家庭って麻痺するんでしょうかね…

精一杯注いだ愛情が甘やかしにつながったのか…

逮捕されてから嫁には会ってないです。

嫁実家も慰謝料を嫌々払ってくれました。

ただ相変わらず理不尽に発狂してきましたw

「法律なんかでどうにかできるとおもうなよ!ふじこじこ」

相手にするのもめんどくさいのでここで俺は縁を切ったw

オチですが、今は子供の幼稚園の担当の保母さんと再婚して幸せに過ごしてます。

子供が好きで泣き虫な新嫁だけど

「あなたの子供なら私の子供でもあるからね?」

って言ってくれたとき俺のほうが泣いてしまいましたw
子供は今嫁に凄い懐いていますが、今だ先生と呼ぶ癖があり嫁いわく「絶対ママって呼ばせてやるw」って言いながら子供と隣の部屋でWiiで遊んでますw

ただ離婚してしばらくたってから元嫁実家から連絡がきて

元嫁父「嫁が犯罪者になったのはお前が追い詰めたからだふじこふじこ復縁しろ!」

と連絡が来ることがあり、再婚したウマを出所した嫁に電話で伝えると

元嫁「浮気とか最低!訴えてやる!」とか言われてます。

今嫁には「そんなのどーでもいいからお酒のもう?wねー」

と笑顔で子供と顔を合わせながら台所に手招き、今の本当の居場所ってここなんだなぁと二人の前でまた泣いてしまった。

糞みたいな話で本当すみませんでした。

もっと人としてしっかりして今嫁と子供を支えていきたいと思います。

寝室にトラックが突っ込んできた

寝室にトラックが突っ込んできたのが一番の修羅場。

昔、父の転勤に伴い父方祖父母近くの家を買い引っ越した。

元は祖父母の知り合いの家だったとかで格安と父が喜んでた。

母は何故か喜んでなく当時は不思議だった。

今なら、義実家に近く、広いが老朽化、線路道路脇だったからだろうなと分かる。

ある日轟音と共に2階へトラックが突っ込んできた。

私の隣の部屋は無茶苦茶。

ベッドの上の私は運転席の男性と目が合った。

パジャマ姿だったので、覗かれたと思い、

「痴漢、お母さーん痴漢ー!」

とめちゃくちゃに叫んだ修羅場。

運転席の男性も「ち、違います!そ、そんなつもりは」と頭から血を流してた。

そもそもその家は庭に何度も車が突っ込んでたらしい。

家に突っ込んできたことは無かったらしいけど、それで前の持ち主は安く売ったんじゃないかと。

その後周辺道路の付け替えとかで、その家を手放した。

父はしばらく「儲けた」と喜んでたので買った時より高く売れたんだろう。

でも半分とプラスアルファが財産分与と慰謝料として母のものになった。

父は家の売り主の娘と不倫してた。

息子夫婦に近くに住んで欲しくて売り主を紹介したのは祖父母だが、そこの娘と懇ろになりその気を惹きたくて家購入を決めたのは父。

それが判明したのは、売り主とその娘が、高く売れた分の差額を寄越せと捩込んできたから。

ン年後の現在、母と離婚した父の見舞いに行った。

「女はどれも金の亡者だ」

と見舞金持参した娘である私に言ってきたので、

「私も女だよ。亡者だからこれ持って帰るよ」

と見舞金回収した。

差額寄越せと来た過去の浮気相手で現妻はともかく、正当な権利の財産分与と同じく慰謝料受け取った母を同列に扱うか?なら養育費を今から払えよ。

未だバックレて無い袖とか言ってる浮気女分の慰謝料払わせろよ。

 

不倫してた時の話

数年前、不倫してたときの話。

相手に奥さんいることわかってて付き合ってた。

うまくやってるつもりだったけど半年くらいでバレた。

奥さんと彼は家が別々にあったんだけど(仲が悪くてじゃなく、仕事の都合で彼が自分の部屋によく寝泊りしてた)彼の家のほうで話し合いが始まった。

当然私は自分の自宅にいたんだけど、話し合い中のはずの彼から電話がかかってきた。。。

彼がなにか話そうとした時、女の声で

「ちょっとこっちに来なさいよ!!!」

と、怒鳴られた。

奥さんが彼の携帯を奪ったらしい。

「いやです。」

と断ったんだけど

「あんたにも関係あることなんだから来いよ!!」

とすごんでくる。

彼が後ろで

「アイツには関係ないだろ。これは夫婦の問題なんだから」

とか言ってるんだけど奥さん聞き耳もたず。

私はてっきり彼が電話をかけてきたと思ってて、話し合いの最中に私に電話してくるなよ・・・と思ってたんだけど、後できいたら奥さんが勝手に携帯のリダイアルでかけたらしい。

携帯の奪い合いになって私が出た時はたまたま彼が持ってたみたい。

行けば修羅場になるのは間違いないのでとにかく私には関係ないで通して電話を切った。

数分後また携帯がなった。。。

出るとまた奥さんが怒鳴ってきた。

「あんたがいないと話し合いにならないから来なさいよ!!旦那が嘘言ってるかどうかわからない。あんたもいれば本当のことかどうかわかるからここに今すぐ来い!!」

もー奥さん、キレてどうしようもない状態。

彼はなんて言っているのか聞くと私に任せるとか言ってるらしい。

なんだよそれ・・・と思ったけどやっぱり奥さんには罪悪感もあったので行くことは拒否続けた。

すると今度は奥さんが

「今から迎えに行くから。家にいなさいよ!!」
と。

奥さん、私のことがわかった時点でちゃんとした証拠をつかむため、私のことを探偵に調べさせていたらしい。

当然私の家もわかってた。

迎えに来られて私の家で修羅場になったらココ引っ越さなくなるかもと思い、あせってそれも断り電話を一方的に切ったらまた電話してくる。

切る→かかってくる→切る→かかってくるを3回ほど繰り返した後、奥さん本気で迎えに来るつもりなのがわかったため、結局彼の家に出向くことになった。

気が重いまま彼の家到着し鍵があいていたので入っていくと、居間で彼と奥さんが向かいあわせで座っていた。

奥さん顔を見るなり私に怒鳴りつけてくる。

「泥棒猫」

「あんたのせいで家庭がめちゃくちゃ」

「私がいるの知っててよく付き合えるね!」

私は言われて当然だと思って黙って聞いていた。

彼も何も言わないままだった。

散々怒鳴られた後、沈黙になったので私が

「呼ばれるままに来ましたが私はなにをすればいいんですか?」

ときいたら(今考えるとよくこんなこと言えたなと思う)奥さんその言葉でまたキレて私に物を投げつけてくる。

灰皿・雑誌・たばこ・写真立て。

その辺にあるものを何でもかんでも。

さすがに彼も止めにかかったけどキレてる奥さんすごい力。

結局私は顔面に2針縫う傷、二の腕、太モモ、肩とかに青あざだらけ。

彼私と付き合ってるとき奥さんと別れたいとは言ってたけど、よくある不倫男の言うことだと真に受けてなかった。

でも彼は本当に離婚したいと言ってたらしい。

そのとき玄関のチャイムがなった。

彼が出ると彼の弟が立っていた。

彼の弟も居間に入ってきた。

顔から(詳しく言うと額から)血を流してる私を見て弟は驚いていたが、彼になにか書類を渡しに来たようで、用事が済むとさっさと出て行った。

彼がその書類を開けるとそれは。。。

「離婚届」

もうお前とはやっていけない。
離婚してくれ。

と奥さんと私のいる前で離婚届を書き出した。

奥さんと私唖然。。。。

奥さんは泣き出すし、彼は黙々と離婚届書いてるし、私はどうしていいかわからず呆然と立ちすくんでいた。

額の傷も全然痛みを感じなかった。

奥さんはまさか離婚するとは思ってなくて、私と旦那を怒って二人に謝らせて、別れてもらえばいいと思ってただけらしかった。

「私は絶対別れないからね!!」

奥さん泣きながら怒鳴ってる。

そんな姿みてたら私もいたたまれなくなり、

「離婚しなくてもいいじゃん・・・」
と彼を説得する側にまわっていた。

(私が言うセリフじゃないが。。。)

今度は彼がキレた。

「俺と結婚する気で付き合ってたんじゃないのか!?」

奥さんのいる前でそんなこといわれても。。。

つーか私と結婚したいなんて一回も聞いたことないぞ。。。

離婚するとは言ってたけど結婚してくれとは言われてない。

と彼に言うと彼は私に怒りだし、結局奥さんと彼に私が責められる格好となった。

私が悪いのはわかってるけどなにも同時に私を責めなくても。。。

と思いつつ一方的に怒鳴られてたら今度は奥さんの友達が乗り込んできた。

彼に

「私は知ってるのよ!!つきあってるのこのコだけじゃないでしょ!!〇〇ちゃん(奥さん)かわいそうだから言わなかったけどそのコと子供までいるじゃない!!」

はぁ~?

もう私はわけわかんなかった。

奥さん号泣。奥さんの友達も号泣。私も号泣。

なぜか彼も号泣。。。。。。。

結局その場をまとめだしたのは奥さんの友達で。

第3者の介入で冷静に話し合いの場になった。

もう一人の子も呼ぶと奥さんが言い張りだしたけど私も逢いたくなかったし、奥さんの友達も呼ばない方がいいと言ってくれて、結局そのコには電話だけすることになった。

そのコも奥さんのことは知ってたけど私のことは知らなくて、電話口でかなり動揺してたみたい。

(話をしたのは奥さんの友達)

子供がいるのも本当だった。

話し合いは泥沼化し、結局なにも決まらないまま奥さんの友達と私は帰ってきた。

私は別れを当然決めていたのでもう関係ないだろうと思っていたら、数日後彼は本当に離婚してきた。

しかも私と結婚したいと言い張る。

その日から私は奥さんともう一人の彼女からさんざんないやがらせをされるはめになった。

私は別れましたが、彼・彼奥さん・彼彼女からかなりの攻撃を受けてすごく怖かった。

2度と不倫なんてしないと思った。

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