『出産を邪魔する祖母』など 短編10話【94】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『出産を邪魔する祖母』など 短編10話【94】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

スポンサーリンク

短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【94】

 

中学時代の仕返し

昼過ぎに外で作業している皆さんに差し入れをと思って馴染みの店に行ったんだ。

そしたら行った先の店のなかでで女性が店員に大声出して騒いでたんで何事かと思ったらどうやら目当ての飲物が無くて騒いでるそう。

自分には関係ないやねと思って、店長に頼んでた飲物を出してもらった。

すると女性は俺に向かって

「あるじゃないの!よこしなさいよ!」

とか言ってつかみかかってきた。

俺は頭に「?」を浮かべて話を聞いてたら、どうやら俺の持つ飲物の箱が目当てのものだったらしい。

俺や店長が落ち着くようになだめるも、Aは俺をカバンで叩き俺のメガネにクリーンヒット。

その拍子にメガネは落ちてレンズはパリン、目の下が切れて血が出て、持ってたものを落とした。

でも箱から出てきたのは側の箱通りの中身でなく、スポーツドリンク(外仕事の必需品で熱中症予防)それを見てさらに騒ぎ暴れるA。

手が付けられないとKに連絡する店員。

待ってる間、こりゃしばらく戻れんだろうなと思って同僚に連絡して荷物を取に来てもらったらAが暴れ出し

「あの人万引きよ!捕まえて!」

と大騒ぎ。

(持ち出したものは午前中に会計を済ませて店で冷やしてもらってたもの)

そうこうしているうちにK到着、Aドナドナ。

偶然か何か知らないが、暴れてたAは中学時代にありもしないうわさを広め、俺をぼっちにさせた張本人。

そしてさっき旦那とやらが工事事務所に謝りに来たが、その旦那は学生時代にAと一緒に俺をぼっちにさせた奴だった。

いまだに自分が立場が上と思っているのか

「被害届出したら近所にいられなくしてやる」

とか言ってきたんで

「たまたま」

録音してたのを聞かせたら顔がだんだん青くなった。

「話すことはないのでお引き取り下さい」

と言ったら

「他には絶対に言うなよ!」

といって逃走。

ちなみに

「言うなよ!」

とか

「被害届は出すな」

と言われたけど、返事した記憶は全くないので騒ぐの大好きな高校時代の友人に教えるつもり(てかもう教えちゃったテヘペロ)

 

セコママの代わりに謝る娘

親戚の子を半日ほど預かることになって、一緒にコンビニ行ったらセコママ(仮)さんに出会ってしまった。

私と親戚子の2人だけど食べたいパフェがお互い2個あって1個被ったから3つ買って分けっこすることにした。

店員さんが

「××番でおまちのお客様~」

って持ってきますよね?

××番で待ってるから取りに行きますよね?

そしたら他の番号で待ってたらしき女性が取りに行ったから「!?」ってなりつつ親戚子の手を引きながら

「それ私のなんですけど」

と声かけたら

「何言ってるの3つあるじゃない。みえすいた嘘付かないで。これはうちの家族の分。」

って言われたあー、なるほど後ろの旦那さんとお子さんの分なんですねー。

いや、旦那いるんだったらとめろよな馬鹿野郎。

コンビニって私のバイト先なんですよ

店員さんはみんな知ってる人なわけで・・・

持ってきた店員が

「あ、お前のか。ホイよ」

ってこっちに渡してくれたんだけどそれが気に入らなかったみたいでパフェはたき落とされた。

自分がそこのバイトってことはオーナーに直接連絡できるわけで、オーナーに来てもらって丸投げした。

パフェは作り直してもらった。

親戚子には知らないおばさんのせいで怖がらせちゃったし、パフェおじゃんになって泣かせてしまったし、悪いことしちゃったなぁ。

ちなみに旦那さんの方は我関せずって感じで車に戻ってたけど、お子さんに

「おねえちゃんお母さんがごめんなさい」

って泣いて謝られた。

その子は小学校中学年ぐらいだった。

負の英才教育は必ずされるものでもないんですね。

買収されてる社長

うちの会社の屋外のスペースとかにいつも花や野菜を植えて育てているNさんがいる。

Nさん的には「完全に個人的な趣味」とのこと。

こちらも季節の花が楽しめたり

「いつも面倒見てもらってるから」(といってもNさんが世話できないときに水あげるくらい)

育てた野菜をたまにもらったり。

そんなある日入ったばかりのパートのおばはんがNさんにギャーギャー騒いでた。

業務時間中に植物を育てるのは如何なものか?

しかも会社のスペース使って!

だから育てた野菜は会社の人で分けるべき!

それなら母子家庭で家計の厳しい私が使ってやる!

とテンプレか!と突っ込みたくなるような理論。

大人しいNさんはしどろもどろ。

が、騒ぎを聞きつけてふらふら歩いてた社長が登場。

一通りの内容を教えると社長のターン。

Nが植物の面倒見てるのは業務時間外。

花とか楽しんでるんでプランターや苗や種は経費で落としていいよ?って言ったがNは「自分の趣味なんで」と固辞した。

家計が厳しい?うちの会社も売り上げが厳しいからギャーギャー騒いでないで仕事しろ!今は業務中だ!

と一蹴。

そのあとおばはんに聞こえないように

「みんなで分けたら俺の取り分が減るだろw」

スペース借りてるのと水道代はかかってるってことでNさん、しっかり社長にも野菜を渡してたので社長曰く

「いや、俺は買収されてるからなあw」

今日もNさんは会社は休みだけど世話のためだけに出社してるはずです。

 

つぶつぶコーンスープ

今まで生きてきて凄く衝撃だった事と言えば、10年ぐらい前のこと。

当時、原付で通勤してたんだけどある日、一時停止を無視した軽トラが路地から飛び出してきてポ~ンと跳ね飛ばされた。

そのあと身体をあちこちにぶつけながらゴロゴロゴロゴロ~ってアスファルトの上を転がって止まった・・・と思ったら左の太腿が熱~くなった。

なんかずいぶん変なポーズ取ってるな~パンツ見えちゃうとか、頭はすごく冷めててその熱くなってる太腿を見たら誰かがつぶつぶコーンスープをぶっかけてやがった。

誰だよ~失礼な~・・・と思ったところで意識が途切れた。

目が覚めたら病院だった。

太腿にはカッチカチに包帯が巻かれていた。

あんなに熱かったから勝手に火傷だと思ってて点滴の交換にきた婦長さんに

「すみません、火傷の痕って残りますか?」

って聞いたら

「へ?火傷??」

って変な顔するから、

「いやあの・・・太腿に誰かが熱~いコーンスープかけて・・・」

って言ったら

「太腿はざっくり切ってましたけど、キレイに縫ってくれてますよ^^」と。

「だってつぶつぶのコーンが・・・」って言ったら婦長さん爆笑。

「あーーーーーはいはい、あれは脂肪だがねwwww」

ざっくり切れた太腿から覗いていた私の脂肪だった模様・・・

あれ以来、つぶつぶコーンスープが飲めんのですよ_| ̄|○

 

おじさんを襲った猫

プチ修羅場なにゃんこの話。

隣に引っ越してきた一家(夫婦+男の子2人)が猫と犬を飼いだした。

猫は♀。去勢手術はされてなく、最初は家飼いだったようだけど、その後放し飼いになる。

うちは私が猫大好きだったけど、姉がアレルギー&父が動物嫌いで飼えなかった。

なので、うちの庭にその猫が遊びに来るのが嬉しくて、煮干しやらちょこちょこ餌あげたり遊んだりしてた。

とにかく可愛い猫で、家に入れたりして、父含めうちの家族も和んでいた。

しばらくして猫が懐妊。3匹生まれた。

子猫増えて私大喜び。

この子猫たちも母猫同様懐っこく、私が学校から帰ってくると遠くから走ってきてスリスリごろごろしてた。

で、問題はこの子猫たちが成長してきた頃に起こった。

子猫の一匹は♀で、またしても去勢していなかった。

なので、しばらくして、親猫&子猫♀が懐妊。

今度はその飼い主宅ではなく、近所のシャッター付き駐車場で産んでた。

もはや半野生化。餌は飼い主宅で食べてたけど。

シャッター駐車場のおじさんは優しい人で、猫が通れるように常にシャッターを開けたままにしていた。

そんなときに家の向かい側に建売住宅が続々と完成。

新築住宅を見学に来る人続出。

その中に犬の散歩がてら見に来る人がいて、母猫達が激おこ状態に。

猫たちはその前からかなりピリピリしていて、近所の大型犬が威嚇されてめっちゃびびっていたらしい(母が言っていた)

そんなある日、私は学校から帰ってきて、家でごろごろしていた。

家族は全員でかけてて、のんびりテレビ見ながらお菓子食べてたら、外がうるさくなってきた。

たぶん猫の鳴き声なんだけど

「ふぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!」

みたいな今まで聞いたことのないような感じ。

人の悲鳴とかも聞こえて、恐る恐る外に出てみた。

そしたら、家の前で母猫ズ+子猫♂が子犬を抱いたおじさんにアタックしまくってた。

私唖然。

子犬gkbl

おじさん脚血まみれ。

猫三匹は私が道まで出てくると、何故か私の足元に集合。

さらにおじさんをシャーシャー威嚇しまくる。

完全に、おじさん子犬vs私猫達な構図。

「こんな危険な猫達を放し飼いにしてどういうつもりだ!」とおじさん激おこぷんぷん丸。

私は

「すみませんすみません、うちで飼っている猫ではないんですが、すみません」

としか言えない。

おじさんは私が飼い主でないということはわかったっぽいけど、保健所に訴えてやるとか言って、全然怒りおさまらない。

他の見学者とか近所の住人も遠巻きに見てて、みんな猫を迷惑&怖れている空気だった。

飼い主宅は留守らしかった(夫婦共働き&子供は友達多くて夜までいないこと多い)
私は必死に猫達を宥めようと背中撫で撫でしてたけど、猫達の威嚇はとまらず。(顔めっちゃ恐かった)

人も集まってきたので、おじさんに謝りつつ、家に退散。

猫達も当たり前のように一緒に入ってきた。

とりあえず、煮干しとかミルクをあげて猫のカルシウム度を上げようとした。

猫達は窓から外を監視しつつ、すっかり寛いでいた。

保健所来たら猫つれてかれちゃう。

猫殺されちゃうと私はgkblしていた。

結局両親帰ってきて猫は外に出されて、母から飼い主の奥さんに事の経緯は伝えてもらった。

飼い主奥さんも最近猫達から威嚇されたことがあり、一度めっちゃ引っ掻かれたらしい。

しかし、結局保健所は来なかったのか、猫達は相変わらず増え続け。

ひとり立ちする猫たちも・・・。

猫達があそこまで荒ぶっていたのはその時期だけで、その後は出産時期でも人や犬を襲うことは無かったので、いろいろタイミングが悪かったんだろうと思う。

建売住宅は全部売れました。

将来猫を飼うことになっても、家からは出さないようにしようと思ったプチ修羅場でした。

おじさんへの治療費とかは知りません。

 

方向音痴の受験

人生の分岐点としての修羅場

本命の大学受験で電車とバスを乗り継いでいかないといけない大学。

若干方向音痴の俺は時間に余裕を持たせるべく何度も時刻表を確認し、駅からは大事をとってタクシーで行こうと考えていた。

当日予定通りの電車に乗り、ゴトゴト揺られながらたまに時間を確認していた。

そして到着予定時刻、電車は目的地の数駅前に到着。

そう、調べる時に駅を間違えていたのだ。

焦るも電車は時刻通りにしか進まない。

1時間の余裕がどんどん消えていく。

やっと目的地に着いたのは集合時間5分前。

駅の構内を駆け抜け、出たのは反対側の改札。

半泣きになりながら来た道を戻り、タクシーに飛び込んだ。

目的地を告げると運転手さんは空気を察してくれ、急いで大学まで行ってくれた。

集合時刻を過ぎ、漸く着くと大学職員の人が慌てた様子で誘導してくれた。

その目の前を通り過ぎる試験会場へ移動する受験生の列。

少し開始時間が遅れていたらしい。

助かった…

もう間に合わないかもしれないという極度の緊張から解放されたせいか、試験はものすごくリラックスして受けられた。

自分で招いた本当に馬鹿な出来事だった。

あの時の運転手さんと職員の人には今でも感謝している。

その後無事に合格しました。

そしてそこで知り合った子と結婚して子供にも恵まれました。

あの時間に合わなかったら今の生活はないんだよな…としみじみ思う。

方向音痴は相変わらずだけど、嫁さんがナビしてくれるので助かっています。

時間と場所の確認は輪をかけてしつこくなりましたWWW

まあ…たまに間違えるけど…たまーにね。

 

ミルク!ベイビー!と叫ぶキチ

買い物しようとおもってスーパーに行った。

そのスーパーは夏休みシーズンだからか子供用の工作グッズが沢山出てるスペースが有る。

友人がもうすぐ3人目を生むのでプレゼントの下見をしていた。

小麦粉粘土を見ていたら、後ろから母(50代?)と娘(20、30代)と孫(小学低学年くらい)がやってきた。

粘土のコーナーは一番下の棚で私がしゃがんで見ていたら、キチ家族は私の頭を見下ろすように後ろにたった。

びっくりしたので立ち上がったら英語で母に「これなんですか?」と聞かれた。(キチ家族の間では中国語を喋ってた。)

私が住んでる町は外国人が多く、英語で話しかけられるのは珍しくない。

私も土地柄と職業柄英語をよく使う。

母しか英語は喋れないようで、

その英語も片言でわからん(what this? eat?みたいな感じ)

「小麦粉粘土ですよ?」

「粘土とはなんだ?食べられるのか?」

「食べられますけど、もともとの用途は子供用のおもちゃです」

母と娘はびっくりした顔で粘土をしばらく見つめ、私の買い物カゴに粘土を突っ込んだ。

私は買わないから大丈夫といって棚に戻そうとしたらまた私の買い物カゴに突っ込んできた。

びっくりして、買わないから平気ですといって陳列棚に戻して逃げた。

買い物がひと通り終わり、セルフレジに並んでいたところ、後ろからキチ家族がやってきた。

中国語で大声で喧嘩していてすごく目立っていた。

サッカー台(袋詰めするところ)にいる店員さんに母が会計前の荷物を抱えて行き何かを言っていた。

言いたいことが通じなかったらしくイライラした顔で空いたレジで会計を始めたが店員さんに

「戻って列に並んでください」

と言われ渋々列に戻ってきた。

列の先頭は私。

目があってさっきの小麦粉粘土女だ!!と気がついたらしく、自分の買い物カゴから500mlパックの牛乳を取り出しえいえいおーのポーズで「ミルク!!!」と叫んだ。

私は目が点。周囲も目が点。

「ミルク!!」

と言いながら私に詰め寄ってきてミルクをぐいぐい私に押し付けてきた。娘もミルク!!と叫んでいた。

「ミルクがどうかしたんですか?」

「ナイフ!カット!」

「(もしかして今開けて飲みたいのかな?)会計しないとダメだと思いますけど・・・」

「ナイフ!!!」

「(もしかしてナイフ使わないとパックが開かないと思っている?)手だけで開けられますよ?」

「ベイビー!!」

「(この牛乳が赤ちゃん用なのか確認したいのかな?)それは赤ちゃん用のミルクじゃなくて牛のミルクですよ-。赤ちゃん用のはあっちですよー」

「ベイビー!フォーベイビー!」

「(赤ちゃんにすぐ飲ませたい?でも赤ちゃんいないよなあ・・・)とにかく会計してからじゃないと飲めないので、ミルクだけだったらお先に会計どうぞ」

と譲ったところ違う違う!!みたいな顔でイライラしていた。

私もよくわからなくてどういう用件なんですか?と何度も聞いていたが

「ミルク!ベイビー!!」

しか言わなかった。

その間、母の話が通じないことに苛立って娘が買い物カゴや陳列棚を足で何度も蹴り、中身をぶちまけた。

孫は会計前のポテチの袋を開けてボリボリ食っていた。

レジが空き、私は会計しだした。

母と娘が後ろについてきて私の買い物カゴに自分の物を突っ込んだ。

「(私が支払った直後に会計かけたいのかな)ちゃんと列に並んでならばないとだめですよー」

「ベイビー!!」

「急いでるのはわかるけど皆さん急いでますからね?」

「ミルクーー!!」

娘が中国語でいっぱい何か言ってたけど、子どものために早く買いたいんだろうなぁ・・・でも順番守らないのはだめだよなーとぼんやり考えていた。

自分の分だけ会計済ましてスーパーから出るときも、すごく騒いでる声が聞こえた。

中国の人にとっては並ぶ行為も慣れなくて苦痛なのかな・・・早く異文化に慣れるといいな。

と思いながら私は帰った。

帰り道の途中、あれは本当は私に品物を買わせようとしていたんじゃないかと思いついた・・・

私はときどき人の言葉を間違った方向で解釈することがあり思い込みも激しく、天然と片付けられるレベルなのかそれともLDなどといったレベルなのか一度調べたほうがいいと思っていた矢先の出来事だったので、集られたこととは別の意味でも凹みました。

出産を邪魔する祖母

私の母親の修羅場かな?インパクトないかも…

第一子(兄)出産時。

産気づいたのが予定日より2週間前だったからという理由で、姑が陣痛をただの腹痛扱い。

夫(私の父親)に助けを求め、タクシーを呼ぶように頼むも、父も姑の言葉をうのみにし、結局母は号泣しながら自分で救急車を呼んだ。

病院到着後、1時間もせずに出産。

第2子(姉)出産時。

陣痛来た!タクシーを呼ぼう!としていると、姑に電話機を取り上げられて、妊婦さまにそんなことさせられないわ。

私がしてあげる、ただし、私の準備ができてからね!と。

にやにやしながら化粧をしたり、友人に電話をかけたり、荷物を整理したり。

あげく、こんなんじゃだめ!と言いながら、あらかじめ母が用意しておいた入院セットを捨てようとする。

母親、タックルして入院セットを取り返し、隣人にタクシーを呼んでもらって病院へ。

分娩台に上ったときには、赤子の頭が見えかけていたそうだ。

第三子(私)出産時。

切迫流産(?)の危険があるとかで、入院していた母の病室に呼んでもいない姑が参上。

暴言を吐き、何かの瓶を投げつけ、それが母のお腹にヒット!

即陣痛、即出産となった。

私、未熟児ながらも頑張ったらしく生き延びたww

ことごとく出産を姑に台無しにされたのが母の修羅場。

死ぬかと思った、赤ちゃんだけは守らなければと思ったと言っていました。

祖母は孫には激甘で全然そんなこと知らなったので、めちゃくちゃびっくりした。

普段穏やかで絶対に怒らない母が、般若の目で

「あの女は孫を殺そうとしたんだ」

と言ったのが私の修羅場。

そんな祖母は私が小学生くらいまでは週3でうち(2K・劇狭)に泊まりに来ていました…。

母よ…そんな鬼と一緒に寝かせるなよ…。

 

おじいさんの残した手紙

近所に長い間病気で寝たきりだったおじいさんがいたんだけど4年前に亡くなった。

当初つきっきりで看病をしていたおばあさんはショックで寝込んだり入院したりで、いつ後を追ってもおかしくない位に気落ちしていたんだけど、半年経った位から次第に明るくなった。

白髪だらけでボサボサだった頭も綺麗に染めてパーマをかけ、すっぴんだった顔もバッチリ化粧をし、地味な色合いだった服装もこじゃれた華やかな色合いになってすっかり別人のようになり

「彼氏でもできたんじゃないか」

と近所で噂になっていた。

ある日、私と母が犬の散歩をしていると道端でおばあさんに会い

「お茶でも飲んでって」

と家に呼ばれた。

その時に母が

「最近明るくなったよね」

と言うとおばあさんは

「そうなの!これ見て!」

と旦那さんの遺影が飾られている仏壇から手紙を取り出して見せてくれた。

それは遺品整理の時に見つけたと言う旦那さんからの最後の手紙との事で非常に丁寧で柔らかい筆跡で

「僕はあなたより先に行きます。
あなたには本当に迷惑をかけた。
僕はあなたの明るく溌剌とした笑顔に惹かれ結婚を申し込みました。
どうか僕が死んだらあの時のようにいつも明るく元気でいて下さい。
存分にお洒落をして沢山遊んで笑って下さい。
僕はあの世からあなたの笑顔を見ています」←だいたいこんな内容

「読んだ時、嬉しくて嬉しくて…だからしょげてられないって思って月に2回美容院行って、なるべく綺麗にして外に出るようにしてるの」

とニコニコなおばあさん、そして涙腺崩壊の母。

私もウルッと来た。

これだけだとしんみりした話なんけど、衝撃だったのはその後。

元々旦那さんは野球をやっていてそこで知り合ったとの事で

「夫の好きだった野球を観に行こう」

とちょくちょく野球観戦に行くようになり、そこからサッカー観戦、バスケ観戦、バレー観戦ととにかくスポーツ観戦ばかりをするようになった。

もう80歳過ぎてるんだけど、出かけているうちに体力ついたらしく見る度に姿勢が良くなっていた。

兄はサッカー場で2度、私は野球場で5回くらいユニフォーム着て地元チーム応援してるおばあさんに会った。

しかも

「このバッター、去年は盗塁○個だったけど今年この時期でまだ○個じゃ心配ね」

とかサラリと詳しい。

そして今年、東京ドームで行われたWBCの試合の時に青いユニフォーム着て観客席ではしゃいでる姿がTVに映っていて

「何か1人で行ってるっぽいぞ!」

と近所中で話題になり、

「次はイタリアでACミランの試合が観たいの」

とどんどんとアクティブになって行くおばあさんに衝撃を受けた。

 

同級生の子はDQNネーム

数年前、同級生Aに子供が産まれた。

そのガキがどうしようもないDQNネーム。

うわやっちまったな…というのが感想。

そして最近違う同級生の結婚式に呼ばれ行った。

花嫁に花束を渡す役のところにAの子供の名前が書いてあった。

一人目とは違う名前だったので、へー二人目産まれたんだーしかしこいつも変な名前だなあと思っていた。

同席の同級生「Aいつの間に二人目産まれたの?知らなかったー」

A「…ううん、子供は一人だけ。改名したの」

同席一同「」

改名した人をリアルで見たのは初めてだったので驚いた。

で、一人目の名前ググったら2ちゃんで晒されてて

(そのガキの名前かどうかは知らんが、同じ名前のやつが二人いるとは考えたくない)

やたら叩かれてたのにも驚いた。

コメント

error: Content is protected !!