恥ずかしくて死ぬかと思った体験 短編10話【59】
1
小2ぐらいの時、歌を歌いながら下校していた。
五分ほどして、何かの気配を感じ振り返ると
真後ろ(1mぐらいの距離)に同級生の兄貴がうつむいて歩いていた。
心臓が飛び出るかと思った。追い抜けなかったんだろうな。スマン兄貴。
でもその後しばらく歌い続けた。何の意地張ってたんだ俺…。
2
小学生の頃妹と喧嘩した。その翌日学校に行ってランドセルを開けたら
なんと中からウチの愛猫が登場!
後で訊いたら妹が腹いせに出発直前に中身を摩り替えたとのこと。
教室中騒然の中猫詰めて逃げ帰ったよ。
3
幼稚園児ぐらいのときに親を死ぬほど恥ずかしい思いにさせた話。
家族で牧場に。そこで牛の乳搾りを見学。
20~30人は見学してただろう。
そこで乳搾りを見た俺は大声で一言「お父さんのちんちんみたぁ~い!」
・・・・ごめんなさい。
家族で回転寿司に。
俺はただ親に褒めてもらいたかっただけなんだ・・・。
寿司を食べながら俺は大声で一言「ぼく安いのしか食べてないからねぇ~!」
・・・・ごめんなさい。
4
彼女と部室でお互い泣きながら別れ話をしていたら、
顧問と他の教師たちが部室に飛び込んできて、
「お前ら何やってんだ!放送入ってるぞ!」と怒鳴ってきた。
俺と彼女が所属していたのは放送部で、
スイッチが壊れていたせいで別れ話が校内に流れていた。
ずるずる出てた涙が一瞬で引っ込んだ。
5
当時体育委員長だった私は、球技大会中に委員の呼びだしかけるのを
すっかり忘れていて、大慌てで放送室へ。
全速力で走ったのですっかり息が切れ、マイクのスイッチ入れたものの
「ハァハァ…ハァハァ…たっ体育委員の…ハァハァ…」
と切れ切れの声で放送かけた。
「イタ電かと思った」と口々に言われたorz
6
自分は通販の電話での注文受付をやってるんだが、さっき起こったことだ。
お客さんに「はい、お名前を教えていただけますか?」
と聴こうとしたんだが、なぜか変なところで止めてしまい、
「はいお」と言ってしまった。
きっとお客さんには「はいよ」と聞こえたに違いない。
死ぬほど謝り、お客さんも笑って許してくれたが、隣でその会話を聞いていた先輩が1人いた。
失笑された・・・
7
PTAで運動会の役員になって打ち合わせをしていたとき、毎年クレームの多いカメラの三脚を禁止しようと言う話になった。
そしたら父兄の一人が手を挙げて「一脚も禁止ですか?」と質問した。つまんないオヤジギャグだと思って、脊髄反射で「寒っ」と言ってしまった。すると進行役の人が「一脚でしたら据え置きじゃないですから、構わないでしょう」と普通に受け答えをしていた。
で、その後、進行役の人に「何が寒いんですか?」と真顔で聞かれ、その場にいた全員から刺すような視線を受けた(非難というより、本当に何が寒かったのか聞きたかった様子)。
「いえ・・・あの・・・別になんでも・・・」とごまかしながら顔は真っ赤になりました。
8
その日は寝不足ですこしハイだった。
ファーストフード店で食べ物を買い、自動ドアから出たところで誰かにぶつかった。
「あ、ごめんなさぁい!」と鬱陶しいほど元気いっぱいに謝り、ふと見るとそこにはカーネルサンダーが笑顔で立ち尽くしていた。
前を歩いていた若いカップルの男に「ありえねー」とニヤニヤ笑われ
それを諭す女の子のほうには「すみません」と謝られました。謝らないでくれ。ほっといてくれ(‘A`)
9
大学2年の夏、飲食店でハンバーグセットを頼んだ。
可愛いウエイトレスさんに冷たい水を渡され、かしこまりましたといわれた。
この時一人で入店したばかりで緊張していたのかどうかは思い出せないが、
並々入ったコップをバシッ! と手で払い退けてしまった。あなた気が触れているのですか?、ぐらい。
テーブルの周りに毀れた水を店員にバレないようにそーっと大学のトイレからパクってきた
トイレットペーパーで吹いていたらウェイトレスさんに
「(バックからおもむろにう取り出したトイレットペーパに苦笑しながら)
お客様ー! 大丈夫ですよー、私が吹きますから!」
騒ぐな! このメス豚!いや、美女か? などと罵りたかったがそうは行かず、とりあえず
笑いで誤魔化そうと思った。
「あっははは、すいません、ほんとおっちょこちょいなもんで」
こんな風に落ち着いて笑いたかったのだが、周りの客に持参のトイレットペーパーを見られたことで
緊張やら恥ずかしいやらでもう舌が回らず
「うはははは! うははははははは! うははははははは!」
もろ変態みたいに言ってしまった。驚愕の色を浮かべるウェイトレス。相当恥ずかしかったよ。
その後ロボットみたいな歩き方で笑いながらトイレ行った
10
小学生の時、ランドセル忘れた上、給食袋だけかかえて、下はパジャマのズボンで学校に行った。
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