恥ずかしくて死ぬかと思った体験 短編10話【36】
1
あれは結納の日。花粉症だったにもかかわらす、仕事が残業続きで忙しく薬を取りに行けずにいたら結納の日の前日薬が切れてしまった。
その日は日曜、晴天で朝から強風が吹き荒れる中振り袖の着付けのために早めに家を出たがその瞬間から瞬間から滝のような涙と鼻水
途中であいていたコンビニ兼薬局に駆け込みサングラスとマスクとお店の人から勧められた花粉症の薬を買って薬を飲み買った物を身につけて予約したホテルに向かった。
時間通りに現れた私を見てホテルの美容室の方は驚いたが事情を話すと
「じゃあお化粧が崩れないように。」とかなりカッチリメイクしてくださった。
そして後からやってきた彼氏と両家の親族が揃い結納が始まったが、薬を飲んでからしばらくたつのにら薬が全然効かなくておまけにやたら眠くなってきた。
必死で鼻水を押さえながら睡魔と戦ってきたが、いつしか意識がとぎれていたらしくとなり彼氏にこずかれた。
ビックリした私ついいつもの癖で立ち上がり「ありがとうございました。」
といってしまった。鼻水とヨダレを垂らしながら目は涙でアイラインが流れパンダ状態のまま。
その後無事結婚しましたが、いまでもたまにお姑さんからその時のことを言われてかなり恥ずかしい思いをしてます。
2
積雪30センチなのに、甘く見て自転車をこいで中学校にいった事
車輪に雪が挟まり身動きとれなくなったところを、好きな人に見られてしまい
それでもなんとか学校の駐輪場に着くと、他に自転車で登校した人はいなかった。。。
3
授業中、おなかが鳴った。
それも大音響で。
選択授業で人数が少なかったのが、せめてもの救い。
みんな、そういうときは笑ってくれよ・・・。
4
九州のテーマパークで
ジュースや軽食を売るバイトしていた時、
おつり渡すとき、「300円」のと言うはずが、
堂々と「300万円でーす」と元気よく言ってしまった。
なんで300万なんだろう・・・すごく恥ずかしかった。
お客さんも「おつり本当にそれだけくれたらいいのになー」と
苦笑しながら去っていった。
5
中学生のとき、車道を渡るのにガードレールをハードルよろしく
5、6歩の助走をつけてひらり、と飛んだ。
そのまま走って車道を駆け抜ける予定が、後ろ足をガードレール
に引っかけ頭からダイブ。
近くにいた高校生のカップルに爆笑され、5秒ぐらい顔を上げれずに
車道に平伏した。
6
俺はよく腹の虫がなる学生だった。
腹を抑えるようにしてかつ引っ込めて耐えてると鳴らないからそれでいつも耐えていたが
もう大丈夫かなと気を抜いたとたん
「ゴーーーーーー!!!」って鳴りやがった。
最後尾の席に座っていたのにもかかわらず
最前列のやつが振り向いた。
7
電車に駆け込み乗車しようとして胸を挟まれました。
恥ずかしかった。
8
あれは剣道部の中体連の日、
おれは試合会場まで送ってくれるバスの所ヘ走って向かっていた。
そのとき、横の教室から、がんばれよー!!という歓声が一斉に上がった。
英雄気分になったおれは走りながら笑顔で手を振り、それに応えた。
そのときだった。はかまが足に引っかかり、教室の前で豪快にこけてしまった。
教室内が一瞬にしてに静まりかえり、転んだときの激痛で試合にもボロ負け。
ああ・・・我が悲しき青春。
9
高校生だった時。
トイレ掃除を監督していた先生に、たまたま廊下を通った私が
掃除の人数足りないから手伝ってくれと言われた。
当時、その先生を密かに慕っていた私は、嬉々として承知した。
ごしごしモップでタイルを洗い、水流しまで完了。
ええ、汗だくで頑張りましたとも。
「あとは乾いたモップで水気を拭き取っておいてくれ~」
と、その先生が、ホースをかたづけようとかがんでいた私に言った時。
立ち上がりながら「はーい」と可愛く返事しようとしてつんのめった。
あわてて両手をついたけれど、その両手もずるっと前方へ。
私はトイレのタイルに顔面もろ強打。
助け起こしてくれた先生が一言。
「普通鼻打つのに、なんでお前はほっぺた赤いねん?」
ああぁぁ。忘れたい。
10
体育の時間走り幅跳びで皆の前で、ジャンピング&ゲップ&屁をかましたときこっ恥ずかしかった。
今、故意にやろうとしてもなかなかできない。
でもジャンピング&くしゃみ&屁は成功したことがある。
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