恥ずかしくて死ぬかと思った体験 短編10話【57】
1
友人とその友人の車で旅行にでかけた時のこと。
観光を終えて駐車場にある車のところに帰ってきた。
そしたらなぜか車の前のほうがへこんでて、さっきまではそんなへこみがなかったからぶつけられたのかなと思って運転席のほうに向かう友人に「ここへこんでるよ！」って大きな声で言ったのよ。
でもなぜか友人は「？」という顔をしながらその車を越えて先に行ってしまう。
「あれ？」と思ってその車をよく見たら、違う人の車で中に乗ってた知らないおじさんが悲しそうな目でこっちみてた。
顔から火がでるかと思ったほど恥ずかしかったけど、今考えるとそのおじさんのほうがつらかっただろうなぁ。
2
ファミレスで飯を食い終わって駐車場に戻ると、マイカーの運転席でおっさんがゴソゴソやっている。
すわ、車上荒らしか！！と猛ダッシュで駆け寄り、思いっきりドアを開けて「ゴラァ！なにを…」と言いつつ気付いた。
なんか内装違う。
同車種同色の全く別の車でした。
状況が掴めずポカーンとしているおじさんに土下座する勢いで謝り、笑いをこらえて死にそうな友人を連れて逃げるように帰りました。
3
先日女友達と旅行に行った。
その夜、仕事が終わった彼氏（付き合いたて一ヶ月、ラブラブ）から電話が鳴り、出た。
深夜で女友達はもう眠っていたので、ベッドから離れたホテルの部屋の出入り口付近で話した。
内容は…10日も会ってない、会いたい、仕事で疲れてる、大好き、もっと傍にいたい…等々。
50分ほどラブラブな電話をした後、女友達が寝てる隣の自分のベッドに戻った。
「聞こえてたよ…」
女友達が赤面してこっちを向いた…。
「もー寝てられないよそんな電話されたら！w」
「トイレ行きたかったけど我慢してたんだから！！w」
終始ニヤニヤというか何というかそんな表情。
4
高校の化学の授業、担当は授業がつまらないことで有名な先生。当然眠い。
その日も例によって「こっくんこっくん」なってた。
わかるかな？一応意識はあるんだけど、ワケわかんなくて一番気持ちいい状態。まさにトリップ寸前。
そんなだから全身の筋肉が弛緩する。もちろん肛門括約筋も例外ではなく…
はい。 『 屁 』 こきました。
その瞬間すぐ飛び起きて、顔真っ赤にしてキョロキョロしたけど誰もリアクションしてなかった。
みんな寝てたのかな？それとも無かった事に…
5
大通りに面した道があるんだけど、その道沿いの左側に某店があるのね。
で、私は用事でそこに行ったんだが、話が噛み合わない。
父に電話してよくよく確認したらば、その通りのさらにもう５０メートルほど先の別の店だった。
紛らわしい。
同じ職種を二軒並べておくなよ！！
6
今日、でかい薬局に買い物に行ったら
入り口によくあるセキュリティ用のポールみたいのあって。
入った瞬間、ピーーピーーーと店内に鳴り響いた。
いや、だって入った瞬間だよ？
でも、なぜか店員は来ない。
しょうがないから、普通にジュースを買って・・・。
いざ、リベンジ！
・・・まぁ、案の定、鳴るわけで。
しかし、一回鳴った時点で店員は来るけど。すぐ戻っていく。
俺はちゃんと立ち止まって待っていたのに。
なので、店員が近くにいるうちにもう一回。またピーーーピーと鳴る。周りの客から(・д・)ジト-。
やっと、店員が俺に声を掛ける。
他店で買ったシャンプーに反応したらしい。
てかさ、ピーピーと鳴るのはしょうがないとしても。
何回も鳴らさせられたのが恥ずかしかったよ。。。周りから変な目で見られるし。
7
歩きながら「なんか背中に違和感があるなぁ」と思って
後ろを向いたら、コートのベルトにハンガーが引っかかってた。
駅のホームでそれに気づき、バッグにしまったときの
恥ずかしさと言ったら・・・！！
しばらく乗る位置を変えてました。
8
朝、着替えてから洋服のホコリ取りにガムテープを使いペタペタ取ってた。
その30センチくらいのガムテープがなぜかビターーっと鞄に張り付いていたのに
気が付いたのは電車の中。黒のバッグにベージュのガムテ…目立ってただろうな。
9
さっきラーメンを食べてきたんだけど、家に着いて鏡を見ると口もとにゴマが…
この顔で電車に乗ったり、買い物したりしていたのかと思うと（それもお気に入りの
服を着ていたので、私ってイケてるかも？とか思いながら）…死にたい
10
換気のために窓開けてて、それだと丸見えだからカーテン閉めてるんだけど、普通に外が見える事に気付いた。
って事は当然外からも同じくらい見えるわけで・・・。
なんか、深く考えると恥ずかしくて死にそうだから考えないでおこう。
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