『家にいるような錯覚』など 短編10話【3】 – 恥ずかしくて死ぬかと思った体験

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恥ずかしくて死ぬかと思った体験 – 短編10話【3】

 

 

人だと思ってた

昨日の夕方。
家に帰ろうと歩いていたら、前方に蹲っている人が。
その蹲っている人の隣にはおじいさんが立ってて、
困っているのか周囲をキョロキョロしてた。
きっと友人か誰かが体調でも崩して困ってるんだ!って思って、
半ば「あんなにおじいさん困ってるのに、誰も助けないなんて!」って
呆れながら「大丈夫ですか?どうされました?」と、蹲っている人の顔色
を見ようとかがみこみながら話しかけた。
そしたら・・・
蹲ってる人だと思ってたのは、ただのデカイ荷物だった・・・
どうりで誰も話しかけないわけだ。
おじいさんは何か怪訝な顔をして去って行ったけど、
一部始終を見ていたであろう後ろを歩いてたお姉さんがブって吹くの・・聞こえました。
めっちゃ恥ずかしかった!

 

 

同僚じゃなかった

職場のトイレで手を洗いながら、個室に入っている同僚に

「スポーツ新聞でさあ、キャンドル氏って表記されてるのがまた変に
おかしくってw あれ見る度、♪キャンドル~ジュン氏が~フンフン
フンフー(♪キャンドルーライトが~って昔の流行り歌だけどそこしか
知らないので後半ハナ歌)って歌っちゃうんだよねえ~!ダハハハ」と、

激しく下らない事を何故かツボっちゃって爆笑しながら話しかけてた。
鏡に映った個室から出て来た人は同僚じゃなくて、違う部署の上司だった。

同僚は既にトイレから出ていた…。
「…なーんちゃって、ってねえ~~っと、フンフフンフふーん」と、
今までのは誰に聞かせるでもない独り言なんですよ、という顔で何も
なかった顔でトイレから退出。
もう~~…やだーん。

 

 

ヤンキー達が来店し騒ぎまくっていた

ファミレスの新店長になった矢先に
ヤンキー達が来店し騒ぎまくっていた
前店長から『丁寧にお願いしても、お願いすればする程相手はキレて火に油を注ぐことになるので加減に注意してください』

と言われていたので、どう加減すればいいのか必死に考えながら彼らの元へ頭を下げに行った。

そして「それ以上騒がれますと他のお客様のご迷惑になりますのでもう少しお静かにお願いします」

と言うべきところを

「それ以上騒がれますとお客様のこと好きになりますよ」と言ってしまった。

自分でもなんでこんな言い間違いをしたのか、よくわからない。
言われた方のヤンキー君も混乱したみたいで顔を真っ赤にしながらうろたえていた。
結果的に静かになってくれたからいいけど
恥ずかしくて早くもこの仕事辞めたい
明日出勤したくない

 

注目の俊英がおくる

本屋でやらかした
情けない話、俺は普段ラノベとか漫画ばかり読んでるんだが
最近借りた小説は面白くて、同じ作者の他のやつ読みたくなった
裏のあらすじに「注目の俊英がおくる~」みたいなこと書いてあったのを見て

「ラノベ作家みたいなペンネームだな」と思ったが(ラノベは変な名前がいっぱいある、日日日とか)
別に疑問は持たずに本屋に注文しにいった

俺「<としひで>っていう人の小説ありますか」

店員「えーと、何としひでさんでしょうか^^;」

俺「ただの<としひで>です、俊足の俊に、英語の英で<としひで>だけです」

店員「下に俊英とつく著者はたくさん出てきますが、俊英だけは見当たりませんねー」

俺「ほんとですか?最近映画化したんですけど。インシテミルっていうやつ」

店員「あっ^^もしかして米澤穂信のご本をお探しですかね^^;」

俺「エッ…ソッソウデス…」

帰って辞書で調べた。すごい人っていう意味のことばだって知らなかった…
いっつも漫画ばっかり注文してるから若干ドヤ顔気味で行ったのに
次に注文する時どうしよう
しかもちょっと気に入ってる店員さんだったあああああしにたい

 

 

セルフスタンド

オープンしたてのセルフスタンドで給油しようとした時
右側に給油口があるにもかかわらず左側につけて
車降りて給油しようとした。
うわwやべw店員さん見てるしw恥ずかしいwと思いながら
急いで給油するところをグルッとUターンして
また給油しようと降りたらまた同じ状態だった時。
遠くで店員さんがグフってなってるのが見えて
そのまま給油しないで帰った。

 

 

ケンタの会計が2段階安くなった

ケンタにて。違う種類のチキンを3つ頼んだら、うち二つはセットにすることができ、安くなった。
更に残りの一つは、お試し品として他の商品と頼むことで安くなった。店員さんの計らいによってなんと2段階も安くなったのだ。
して、その時俺は万札しかなかったので、注文を言ってる途中で既に万札を取り出した。
そして会計、2段階の値引きにより、なんと\500以内に収まった。
予想以上の安さに、握っている金額を一瞥し、心中(うわぁ、これに対して一万円なんて)「高ぇなぁ」
よりによってここだけが口に出てしまった。
いやいやいやいや、高くないです、全ッッッ然高くないです、ああでまここで言い訳しても意味ないよなぁでもああああああああ
その後の接客が露骨に良かったのが更に辛い

 

 

家にいるような錯覚

中3のテストのとき意外と早く終わってしまい時間が余った
だから寝てたんだけどうとうとしながら家にいるような錯覚に陥ったんだ
そして静かな教室に響くおならの音…
あれ以来外でうとうとすると思い出してしまって寝ているように見えて神経は研ぎ澄まされている
暗殺者のようだよー
友達と旅行とか絶対無理だわ、友達いないけどw

 

 

ミュージカル女優

よく、建物内にある踊り場なる所で
誰か踊った事はあるのだろうか?
もし無いのなら私が世界初になろう!
と思ってデパートの踊り場で誰もいない隙を見計らって

「うったった~うったった~うったった~くるくる車をうったった~」

って歌いながら踊ってたら
階段から上がって来た男集団にガッツリ見られた
何か誤魔化さないと、と思って、そうだ!
ミュージカル女優ぶろう!と考えて
携帯を取り出し、架空の相手と電話
「ごめーん、さっきかけてくれたんだね~
今度の舞台の振り付け練習してて気づかなかった~」
と、わざと男達に聞こえるような声で喋りながらその場を立ち去った
あとになって冷静に考えてみれば
あんな所で振り付け練習なんてするわけないのにね・・・
思い出したら恥ずかしくて死にそう

 

 

知らないでやったこと

いちおつ!
中学生時代、性的な知識が皆無だった私。
コンビニでコンドームと言うものを発見して
ふとテレビで「コンドームをお財布に入れると金運が上がる」
と言っていたのを思い出して
コンドームが何のためのものなのかも知らずに早速購入。
翌日、「お財布に入れると金運が上がるんだよ!」と言って
友達や親にコンドームを配った私。
思い出す度うわぁぁぁってなる

 

 

トイレの鍵がゆるい

先日、スーパーのトイレの鍵が緩かったらしく 便器に座ってる最中
見知らぬ男性にドアを開けられてしまった。
男性「す、すいません!」
私「ドンマイ!」
男性は背を向けてドアを閉めながら「ぶはっ」と吹いていた。
何がドンマイだよ、自分!!二重に恥をかいてしまった。
息子が野球始めてから「ドンマイ」とやたら言うのでうつったらしいorz

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