心が温まる『心霊の話』 百選【短編 21話 – 30話】 – 実話 体験談まとめ

心が温まる『心霊の話』 百選【短編 21話 - 30話】 - 実話 体験談まとめ 心が温まる話

 

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心が温まる『心霊の話』 百選 短編【21話 – 30話】

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占い師の背後霊

占い師が俺の手相を見て次々に結果を言っていた時なんだが、占い師の後ろに、やったらニヤケタおっさん(おじいさん?)が立っている。

助手かなぁ~?いつ来たのだろうと思って居たが、高い金を払ったので結果を聞くのに専念していた。

そしてもう一度占い師の背後を見ると、そのおっさんはハナクソ(σ- ̄)ホジホジしてるではないかw

俺の視線に気づいたのかそのおっさんは鼻から手を抜き、なんと占い師のおばはんのパーマの頭に練りつけたのだ・・・

俺が唖然としていると【次は結婚運です】と占い師の声で我に返った。

占い師の背後を再び見るとおっさんは、めちゃめちゃ二ヤついてピースをしているではないか・・・

そしておばはんの頭に人指し指を重ねて口パクで【鬼 こいつ鬼】とまたニヤつきながら言っている。

俺は占い師に忠告しようと思い『後ろに変なものが見えるんですが・・・』と言うと

占い師は数珠を取り出して『フンガラフンガラダッフンダ』(俺にはそう聞こえた)と唱えているのである。

しかしおっさんは平気な顔でけつを出し【ブッ】と一発www 爆笑しましたwww

その後おっさんは手を振って消えましたが、最後に占い師のおばさんが『キエーーーーィ』と言ったのはガチで怖かった。

これが俺の霊体験。

 

 

サニャツキ

山仲間の話。

山歩きの途中で休憩していると、唐突に花の香りに包まれた。様々な野花の匂いが混じっているようで、何の花かは特定出来ない。

見回してみたが、辺りには花など一輪も咲いていなかった。

後で山に詳しい者に聞いたところ、「サニャツキに出会したのだろう」と言われた。

サニャツキとは『山野憑き』が訛った語らしく、取り憑いた者の周囲に野花の香りを漂わせる物の怪なのだという。

「花の香りを振りまくだけで、他に害はないというから、何も心配しなくていいよ。ただこいつ、気に入った人間に憑くというから、しばらく付きまとわれるかも」

確かに下山後、街中の自宅にいる時にも、いきなり花の香りが部屋に充満することがあったという。

「一月くらいでなくなったけど、爽やかだし悪いものじゃなかった。ただトイレの中で香りが爆発した時は、我慢できずに笑ってしまったよ。凄く豪華な芳香剤だったなぁ」

そう言って彼は苦笑した。

 

 

お経と異変

一年程前にキャンプ場で経験したんだけど、夜寝てるとお経が聞こえてくる。

特に金縛りも何もないんだけどとにかくガクブル。

で、声の主はわからないけど確かめる勇気もなくて、ただ震えながら聞いてたんだ。

キャンプ場は季節外れで自分の他は家族連れのテントがひとつ、明らかにそれとは違う方向から聞こえてくる。

暫くすると、異変があった。

お経、噛みやがったww

 

 

霊ってなんでみんな

私には、霊感の強い友人が多くいるのですが、私自身は零感です。

霊が見えるS子の部屋に泊まった夜の事。

私は思っている事を、言いました。

霊って、なんでみんな、汚い、ブスばかりなの?

髪ブラッシングしてないし、自分に自信ないからかなー?顔はっきり見せないしさ。

だいたい、死んだのにいつまでも何やってんの?さっさと成仏すればいいのにねー と

バシッ!と大きな音がしました。

S子が言いました。

女の霊が居座っていたんだけど、今、泣きながら出ていったらしい。

いじめたわけでは^_^

 

親友の顔

俺の親友にものすごブッサイクな男がいるんだけど、霊感強いらしくて年に1度くらいスポットに車で行ってた。

俺は全然見えないけど、そいつは見えたり感じたりするらしく、本当にヤバイとこは「すぐ帰ろう」と親友が言って、帰っていた。

とある廃病院に行った時の話。数十分ほど荒れ果てた院内を探索していると、階段の踊り場に、俺でも見えるほどのボーっと光る背広の男が!!背中をこっちに向けてる。

俺より先に親友が「アッ!!」と叫び、男が振り返り、親友の顔を見た。普通に疲れきった精気のない顔。

そして男はもう1度前を見て、またビックリしたように振り返り、親友の顔を2度見した。

 

 

便器にオヤジ

今から10年前の話です。

ある日トイレに行き、便器のふた開けたら禿頭のオヤジが便器にはまってました。

オヤジの頭の大きさは握り拳大で、水洗トイレの水のたまる場所にいました。

びっくりした私はそのまま座って、おならして水を流しました。

その話を友達にしたら、笑われました。

 

 

説教するオッサン

昔、かなり大事な試験の勉強をしてた時期があった。

その日も、明け方まで勉強して寝たんだけど、初めて金縛りにあった。

体動かないし息苦しいし。目だけギョロつかせてたら霊降臨。しかも、知らないオッサン。

ドラマのごとく首絞められるのかと覚悟したら

「コーヒーばっか飲むと腹壊すぞ」

「たまには日光に当たりなさい」

と説教を始めた。

なぜ、この見知らぬオッサンに説教されなきゃならんのだ

と思いながらほっといたら寝てた。

 

 

アントニオ

昨日風呂に入った時の話。

たまになんですけど、自分湯船に頭まで沈んでぼーっとするんですが

昨日それをやってて、勢いよくざっばーっと浮上したら、頭頂部になんかぶつかって、いてぇと思いつつ顔を上げたら

前髪がばっさーってなってる女の人が、口元を押さえてなんか呟いてて、よく聞いてみたら

「あごっ、あご痛っ・・・」って呻いてて、とりあえず謝ったら

「アントニオ・・・」と言いながら消えてった。

猪木か、猪木なのか。

 

 

雲散霧消

死ぬほど恥ずかしかった話。

金縛りはけっこう経験アリなんだけど、ある時無茶苦茶しつこい金縛りにあった。

手足を押さえつけられる、のしかかられてる、とにかく重い、苦しい。

疲労が原因の金縛りもあるけど、これは違う。人の形を感じる、間違いなく霊的なもの。

なんとか身体を動かそうとしたんだけど、どうしてもダメ。

“もうダメ・・・”と思った時、ふっと言葉が出た。

“アアン、やさしくしてン・・・”

その瞬間、のしかかっているモノは雲散霧消。

死ぬほど落ち込んだ。

 

パンチパーマの霊

ド根性大根ってあったじゃん。

あんな感じで鼻から上だけ、道路を挟んだ反対側の歩道に生えてたパンチパーマの霊を見た。

目が合った時はヤバイと思った。そのままの状態で、スーッとこっちに近付いて来るんだもん。

こっちはビビッテ金縛りみたいに動けないし。

怖くて目を閉じたその直後に、「ぷにゃっ!」って声(音?)が聞こえて目を開けた時、ソイツがトラックに踏まれた瞬間だった。

(´*д*`)←こんな感じの表情したまま、地面に吸い込まれるように消えた。

 

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