心が温まる『心霊の話』 百選【短編 41話 – 50話】 – 実話 体験談まとめ

心が温まる『心霊の話』 百選【短編 41話 - 50話】 - 実話 体験談まとめ 心が温まる話

 

スポンサーリンク

心が温まる『心霊の話』 百選 短編【41話 – 50話】

心が温まる心霊の話 1話 – 10話

心が温まる心霊の話 11話 – 20話

心が温まる心霊の話 21話 – 30話

心が温まる心霊の話 31話 – 40話

心が温まる心霊の話 41話 – 50話

心が温まる心霊の話 51話 – 60話

心が温まる心霊の話 61話 – 70話

心が温まる心霊の話 71話 – 80話

心が温まる心霊の話 81話 – 90話

心が温まる心霊の話 91話 – 100話

 

 

ギリシャ文字とコックリさん

昨日サークル仲間数人と宅飲みやってたんだけど、いきなりコックリさんやろうぜーって流れになった。
急ごしらえだが、鳥居やら何やら結構しっかりした文字盤が出来上がった。

で、集まってた8人中6人で開始。
徐々に動き始める10円硬貨。

だが動きがおかしい。文字にならない。言葉にもならない。
くぁせふじこ的な感じである。

仕方なしにそのままお帰りいただいたが、この時はすんなり帰っていった。

ギリシャ文字とヒエログリフで作った文字盤でコックリさんやってサーセンwwwwwww

 

 

ちょっかいかける手

三年くらい前にパソコンを買い換えたんだが、従姉妹がパソコン欲しがってたなと思い出して、従姉妹にパソコンいる?って聞いたら、いるって返事が来たんだ。

んで、車で三時間ほどの距離が離れた従姉妹の家に行ったんだが。
パソコンを設置して、お茶飲みながら従姉妹が洗い場で食器を洗ってるのを見てた。

そしたら従姉妹の左側から、白い手がニュッと伸びてきた。
別に誰かがいるわけじゃなく。タイル張りの壁から生えるように手が伸びてきてたんだよ。

俺はそれを見て固まってたら、不意に従姉妹がその手をパシンッて叩いた。
んで、叩いた後に従姉妹が振り返って「今の見てた?」って言うから声も出せずに黙って頷いた。

そしたら従姉妹が「ここ安いんだけどちょっかいかけてくるのよねぇ。まぁ、あんまり実害ないし、今みたいに叩いたらしばらく出てこないからいいんだけど」って笑いながら話してくれた。

俺は挨拶もそこそこに即効帰ったよ。
従姉妹はまだ、そのマンションに住んでるけど、俺は用事が合っても二度とそのマンションには行ってない。

 

 

帰りたいコックリさん

笑える話かどうか微妙だがとりあえず書いてみる。

中学の頃の話なんだけど、突然の自習時間なもんでやることもないのでのんびりとただ外を見てた。
日差しも暖かく、半分眠たくなってきてた頃だった。

暇な連中が集まってコックリさんをやり始めたんだわ。
特段仲のいいグループじゃなかったし、「俺には関係ないし」と放っておいた。

最初はきゃっきゃきゃっきゃそれなりに楽しそうにやってたんだけど、
連中の質問が俺の話になったあたりからだんだんコックリさんの反応がおかしくなってきた。
質問していないのにしきりに「カエル」って言ってる。

こっちも暇だし、途中から話は聞いていたからコックリさんの答え聞きながら、
「テメー、他人事だと思って勝手な事抜かしやがって…!」って思ってたのは事実なんだがw

で、確か連中が「(俺の)好きな人は誰ですか?」みたいな質問した時だったかな?
コックリさん、よりにもよって一番嫌いな奴の名前を答えたから、
「ふざけんな!!もう勘弁ならねー!!テメー誰だ!?後でシバくぞゴルァ!!」
って心の中で叫んだ瞬間だった。

突然連中が騒がしくなった。
どうやら硬貨が円を描きながら、「コワイ カエル コワイ カエル…」と激しく動いて質問に答えなくなっちまったらしい。
で、ちら見してみるとコインに指をのせてるやつは半分泣き顔になっている。

たく、面白半分にやるから…と思ったが、
「ったく、さっさとうせろ!」と俺の心の中で言った途端、硬貨は窓の外へ弾け飛んだ。

 

霊に攻撃された件

霊が見えないと相手が何をしているかわからないから
悪戯されてるのか攻撃されてるのか通りすがりなのか……。

で、これは知らない間に攻撃されていた感じの話。
俺自身、何も感じないが相手さんは必死で攻撃してたらしいわ。

普通に日常生活送っててある時 何もない所から声が聴こえた。

(ばけもん……)

ちょ!あんたの攻撃が何一つ通用しないからと、ばけもん呼ばわりとは!
なんか結構長い期間仕掛けて来てたらしいが、体調の変化も生活の変化も何もなしだったからwww

生きてる人間もそうだけど自分の力が通用しない相手に出くわすと、途端に焦ったりうろたえたりするよね。
幽霊も同じなんだな。

そう言えば夢では攻撃される夢、よく見てたわ。
何人もの行列が襲ってくるの。俺はそいつらを蹴散らしてる。

で、ある奴が俺に鉄バットを振り下ろして俺の頭にヒット!
鉄バットの方がくの字に折れると言うねwww

その時、その男が
「ばけもん!」
って言ってて、聴こえた声とそっくりだったw

 

 

厳格な裸のオヤジ

祖父母の住んでた家は、平屋のただ広い日本家屋だったのだが、ただ広いだけじゃ無い。
たいていのお客さんは「外で見たより広く感じる」と言う。
また、中はおかしな素人増改築をくり返したせいで、軽く迷路だった。
(ドア開けたら壁とか屋根裏への階段とか、押し入れあけたら廊下とか)

一時期は祖父母のほかに、複数の親戚家族が住んでたから、
たまに遊びに行く俺らは、知らない大人が居ても気にもとめてなかった。

そのなかに俺らが『裸のオヤジ』と呼んでる人がいた。
昼間は見かけないのだが、夕方のある時刻に風呂に行く。マッパで。
そして風呂から部屋に戻る時もマッパ。タオルは手に持ってるだけ、来客も女の目も気にしない。
頭はつるっぱげで、口ひげはえてて、なんか頑固親父!って感じの人だった。

子供の頃は「怖そうな親父」と思って近付きも話し掛けもしなかったが、ある日気付いた。
裸のオヤジは別に風呂にいってるわけじゃない。裏戸から外に出ていって、しばらくしてなにくわぬ顔で戻ってくるのだと。
学校で変質者に注意とか言われてたころだったので、もしやまさかと子供心にパニックになり、でも直接アタックする勇気は無く。

婆さんにこっそり相談してみた。
そうしたら婆ちゃんはへろりと「そりゃあお父さんやなあ」と言う。
婆ちゃんのお父さん?と聞いたら、「爺ちゃんの父親じゃ。似とるやろ」と笑われる。
そういや似てるけど、でも爺婆よりずっと若いのにと言い返した俺に

「そりゃあ、なあ。お父さんは戦争で死んでしまったしなあ」
「??」
婆ちゃん曰く、裸オヤジは海軍にいて、とっても厳しい人だったらしい。
外は勿論、家中でもだらしない格好をするな!と爺婆も怒られたことがあるらしい。

「じゃ、今のあれは」
「死んで誰にも見えんから、だらしなくしてるんだろ。
気付かぬふりしといてやり。お父さんも家の中でぐらい、裸でうろつきたかったんだろうよ」

そのときに始めて、祖父母の家にいるのは「生きた親戚」だけじゃないと気付いた。
中には明らかにアレ?と思う連中もいたのだが、誰も気にしてなくて、普通に生活してたので、俺も倣ってそうしてた。
今考えるとあきらかにおかしいが。

祖父母の家はもう取り壊されてマンションになったんだが、この間前を何気なく通りかかったら女性専用マンションだった。
……ひいじいちゃんがストリーキングにならず成仏しててくれたらいいなと思っている。

 

 

謎めいた猫の威嚇

大分昔だけど、夕方ごろ自宅の庭で野良猫が吠えていたので喧嘩かと思った俺は興味本位で現場に駆け付けたんだが、
そこには喧嘩相手と思われる猫が見当たらず、猫が貧相な花壇を全力で威嚇するという謎めいた光景が。

俺の接近にも構わずフシャー!!などと抜かす猫と花壇に狂気と寒気を感じた俺は、
たちまち四つん這いになって花壇に向けてンッゲーンッゲー(鳴き声はよく覚えてない)。

その夜、近所に救急車が止まったから何事かと思ったが、
後日判明したところによると結構親しかった近所のおじさんが天国へ。

もしやあの時のアレはおじさんのエクトプラズムが別れの挨拶に来てたんじゃ……
とか思うと今でも罪悪感で尿の切れが悪くなる。

確かあの後、下校途中に側溝に落ちて結構な出血沙汰になった。
罰が当たったんだと思う。

 

 

生肉で悪魔

学生の時、貧しかったのに大家が家賃払えとか言うの。んで、待ってもらったんだけど、毎日嫌味をねちねち言われる。こっちは飯も我慢してるのに。

だから、やっつけようと思って。先輩に悪魔呼ぶ方法聞いたら、「さぁ。ナマニクとか供えて、合わせ鏡とかすんじゃね?」って言われた。

その日の夜すぐに合わせ鏡して、なけなしの金で買った生肉置いて体育座りして、ずぅっと見てた。で、気が付いたら朝。

翌日大家に「あんた、昨日外から見てたけど、ずっと何してたの?」って詰問されたので、やばいって思って、「あぁやると肉がいっぱい見えるんです」って言ったわけ。

そしたら、夜すき焼きおごってくれて、部屋のカーテンも買ってくれた。なんか急に優しくなって、家賃も待ってくれた。

呪いとか魔術ってすごいよ。

 

屁がすごい

昨日友達とシーズン最後の辛もつ鍋をしました。キムチとにんにくでめちゃくちゃ辛くてとても美味しい。
でも、次の日休みじゃないと出来ません。臭いが。

で、夜布団に入ると、屁がすごい。
最初は布団からばたばたと空気を逃していたのに、とまらねぇ。
もう途中から、眠くなっちまって、屁をこきまくり、布団の中に臭いを溜め込みながらベッドでうとうとしてました。

と、金縛り!そして憧れの呪怨現象!そう、布団の足元から布団の中を通って現れる霊!!
やべ~ きたこれ。まじできた。こえ~
自分ガクブルしてた。

そして布団の顔側の端が持ち上がり、幽霊の顔が……
そして一緒に屁の臭いの固まりがむわん。

幽霊はおじさんだった。
そして、『くさい なんでこんなくさいねんゴラァ!』と叫んだ。

もう、ごめ、爆笑。
『ごめんね』って言っといたけど、笑いが止まらなかった昨日です。

 

 

牛皿丼を注文

大通りから引っ込んだところにある食堂で昼食した時の話。

牛皿丼を注文。食べ始めたらもう一つ同じのを持ってきた。
「えっ?」って顔したら、おかみさんは(はぁ?何か問題でも?)という顔して厨房に戻った。

ここの牛皿丼はこれで1セットなんだろうか?客はオレだけ。
とにかく出されたものは平らげて、代金を払う段になりレジに行く。

おかみさん「牛皿丼2人前で900円です」
オレ「えっ!?・・・2人前?」

ここでおかみさんが(あれっ?)って顔して厨房にひっこんだ。
すぐに出てきて「お連れさんは・・・?」と言う。

オレ「・・・いや、一人ですが・・・???」
おかみさん&オレ「・・・・???」

とにかく食べてしまったので2人前900円支払い食堂をあとにした。

やべー!やべーよ!
心霊体験してしもうた。しかもテンプレ通りのベタなネタだーwww!!

そんな感じの自慢話的に友達に吹いて回っていた。
知り合いも「あいつに貞子がくっついとるぞーwww」って笑っていた。

ことあるごとに武勇伝みたく語っていたが、ずいぶん後になって【ぼったくりじゃねぇの?】と冷静に考えている。
だとしたら、そのかみさんも恐ろしい演技力だな。

 

 

お父さんを狙う悪霊

うちの家族は、姉以外中途半端な霊感の持ち主。
父は非常に憑かれやすく、大抵うなされていた。

ある夜夫婦で寝ていたら、ドアから白い着物を着た女が正座したまま、
すーっと入ってきて、父と母の間、枕元らへんに座ったらしい。
父の方を向いていて、母には顔が見えない。

母は「まーたお父さんを狙ってきた悪霊か!」と思い、かけ布団を掴んで
その幽霊目掛けてバサー!とかけた。捕獲である。

布団は膨らんでいたが、すーっと萎んでいった。
父が目を覚ましてみたのは、必死の形相で布団を投げたポーズのままの母。
荒ぶる鷹のポーズに近い。

その翌朝、遠くに住む母の姉が亡くなったと連絡がきた。
あの霊は姉が挨拶にきたものらしい。
なのに母は気付くどころか、折角きた姉を布団で捕獲って…

こういうのは罰当たりというんだろうかw

 

心が温まる心霊の話 1話 – 10話

心が温まる心霊の話 11話 – 20話

心が温まる心霊の話 21話 – 30話

心が温まる心霊の話 31話 – 40話

心が温まる心霊の話 41話 – 50話

心が温まる心霊の話 51話 – 60話

心が温まる心霊の話 61話 – 70話

心が温まる心霊の話 71話 – 80話

心が温まる心霊の話 81話 – 90話

心が温まる心霊の話 91話 – 100話

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました