萌える話 – 短編10話【6】
ハリネズミ
寝たふり
喧嘩して先にベッド入って寝たふりしてたら
後ろからそっと腕枕して抱きしめて
『こんなに愛してるのに…お前には分からんかな』
って呟いてた。
本気で愛情感じたけど、その後寝込みを襲われた。
寝てると思って好き勝手されたけど嬉しかったから許す。
お泊まり
彼のお家にお泊まりした時、ちゃんとお布団を2枚敷いてくれて嬉しかった
夜明け頃、ちょっとずつ近付いてきた
ドキドキしたけど放っておいたら、超慎重に秒速0.3センチくらいの勢いで手を繋いできた
可愛すぎるし、手は繋いだけどそれ以外何もしてこないことに安心した
思い出しただけでドキドキする!
来週の予定
車内での会話が途切れて、
うあー何か向こう難しい顔してるし!どうしよーと思っていたら
「…○○(私)は来週予定あるの?」とふと聞かれたこと
来週は三連休クリスマス
ああ誘いたくて様子がおかしかったのか…wと嬉しくてドキドキしました
のど飴
風邪ひいてずっと咳してた私に
「大丈夫?俺いっつも甘いの持って歩いてるんだけど今日たまたまのど飴あるからあげる」
って言って片思い中の彼がのど飴をくれた
その数日後お礼言ったら「あの飴○○(私)のために買ってあったようなもんだからw」と言われ少し自意識過剰になってもいいのか!?とか思ってたら、そこからまた1週間後くらいに告白された
大事な大事な彼氏です
クイズゲーム
会社の先輩が好きだった。
先輩とゲーセンに行ってクイズゲームをすることになった。
正解がわかったらボタンを押すんだけど、ボタンは一つしかない。
彼がそっとボタンの上に自分の手を乗せて
「じゃあ俺の手の上に更に手乗せて。正解がわかったら構わず押していいからね」
私は「はーい」と何でもないような顔したけど心臓ばくばくでなにこの状況!?てテンパってた。
その三時間後に告白されました。
彼曰く、少しでも意識されたかったとのことw
控えめに指先しか乗せてこないお前がかわいかったと言われましたww懐かしいなぁ
プラネタリウム
リクライニングの椅子でプラネタリウム見てたら、上映中に強引めに手を握られた。
相手の顔みたら普通に上だけ見てて、でも手はギュッと握ってくれててドキドキした。
待ってたわけじゃないよ
高校のとき、同じ部活の彼氏がずっと好きだった
練習が終わって、けっこう早めに出て行ったのを見届けたはずがまだ昇降口にいて
待ち合わせかなーとか思いつつ通り過ぎたら
こっちに走ってきて、隣に並んできてそのまま一緒に帰った。
「待ってたわけじゃないよ」と言われて、素直に「なんだびっくりした」と思った
そしたら帰った後メールで「でも下駄箱まですごい遠回りしたのは本当です」ってきてて
かわいくてドキドキした。
今も彼のかわいいところをもっとたくさん知れて幸せ
でも全裸で部屋歩くのやめろ
ナンパ
クリスマスに二人で食事に行った帰り際に
ナンパをしつこくされて怖いはどうして良いかわからないわで
若干パニックになっていた時
帰ったはずの彼が後ろから
「すみません、この子、僕の彼女です^^」と助けてくれた時。
感謝とドキドキで一杯で必死にお礼を言ったら、何処か寂しそうに
「ちょっと心配で見てたんだ(笑)彼氏なんて名乗っちゃって本当に…ごめんね。」
強引
二人でベッド入った時に
私が隅っこで彼に背を向けて寝てたら
そんな所いないでこっち来いよ、って少し強引に肩を抱き寄せられながら言われてすごくドキドキした
あの時ほど心臓ばくばくしたことはない
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