動物の感動する話『猫に話しかけてる姉』など短編10話【9】 – 実話体験談

動物の感動する話『猫に話しかけてる姉』など短編10話【9】 - 実話体験談 動物・ペットの話

 

スポンサーリンク

動物の感動する話 【9】

 

 

避妊手術の後遺症

私が小学生の時、野良猫が家になついて子猫を生んだ。メス一匹とオス三匹。
内、オス二匹は病気やら事故やらで死んだ。
生き残ったメスとオスはアンとトラって名前を付けた。
私たちはメチャクチャ可愛がった。

アンは女のくせにおてんばだった。
いつも一緒の布団で寝ていた。
ある日、親父がアンを勝手に避妊手術に出した。
帰ってきたアンは・・・、手術の失敗で障害猫になっていた。
歩くこともできず、食べることもできずにそれでも一生懸命生きようとしていた。
私はアンに生きていて欲しかったから、一生懸命世話した。
えさを細かく切って食べさせたり、親にはダメって言われてたけど、家の中に入れて温めた。
その甲斐あってか、アンは次の春には歩けるようになり、えさも自分で食べられるようになった。
それに安心しちゃって、私はアンの世話をあんまりしなくなっていた。
月日は流れて、また冬がやって来た。アンは、弱っていった。
そして・・・アンは死んだ。最後の日は不思議と元気があり、自分でえさをがつがつ食べたのだそうだ。
死因は、えさがのどに詰まったことによる窒息死。
私がアンの世話をサボらなかったら・・・。
ごめんアン、とても苦しかったでしょ??ごめんね。
あなたが苦しみから解放されたことだけが、唯一の私の救いです。

 

 

犬の予防接種

犬の予防接種で動物病院に行ったら、待合室にゴールデンレトリバーを連れたおじさんと、
立派なオウムを連れたおじさんがいた。
レトリバーもオウムも大人しくしてたんだが、不意にオウムが
「おすわり」
って言った瞬間、レトリバーとうちの犬がサッとおすわりをした。
飼い主一同笑いそうになってたら、更に
「お手!おーて!お手!」
と言い出し、レトリバーが前足を飼い主に差し出し、
うちの犬が前足を上げてオロオロし始めたあたりで受付のお姉さんが「ぶふっww」と決壊。
それを皮切りに待合室が笑いに包まれた。
オウムのおじさんが
「うち犬もいるもんで、覚えちゃって……すいませんね」
と笑いながら言っていた。
その後オウムが先に診察室に入ったが、
獣医「いや~いつ見ても立派だねえ。先生好きって言ってみ?先・生・すーき!」
オウム「イヤっ」
というやり取りが聞こえて腹筋が崩壊した。
オウムって人の言葉理解してるんだろうか。

 

 

凄く可愛い癖

うちの犬は凄く可愛い癖があるのです。
私がうちの犬のお尻の近くで、口で「ブウウウ~」ってオナラの音を出すと
必ず自分のお尻の匂いを嗅ぐのです。「クンクンクン、あれ~?出てないよ?」
みたいな仕草が凄く可愛いのです。
昨晩その仕草が余りにも可愛かったのでブログに載せようと思い、写真や動画を沢山撮りました。
「ブリブリブリ~」とか「ブビィイイ~」とか色々なオナラの音で試してみて、一番反応が良かったのは
オーソドックスな「ブウウウ~」でした。それも景気良くやると自分のお尻の匂いを嗅ぎながら
クルクル回り出すのです。もう可愛くてしょうがないのです。
一頻り撮った後、編集しようと思いましたが遅くなってしまったのでその日は寝ました。まさか
あんな悲しい出来事が待ち受けているとは知る由も無く。。。
次の日、お隣の奥さんから腕が良いと評判の総合病院の内科を紹介されました。
そうなのです、隣に聞こえていたのです。完全に私がぶっこいたと思っているようなのです。

 

今は亡き我が家の愛犬

読んでて涙出て来た
今は亡き我が家の愛犬を思い出した
俺が散歩つれてくとき
俺「散歩行くぞ~」
犬「ひゃぁぁぁっはぁぁぁぁ!!」
俺「落ち着け!紐がつけれねえ!」
鎖→紐付け替え5分
犬「ふうははははははは俺HAEEEEEE!」
俺「引っ張りすぎだぁぁぁ!」
じーちゃんがつれてくとき
爺「行くぞ~」
犬「御意!」
鎖→紐付け替え5秒
爺「んじゃ行くか」
犬「ゆっくり行きましょう、主殿」
こんな奴だったが大好きだったよ

 

 

賢い猫

うちの父がテレビみてる時に忍び寄って、
猫の両手を持って背中にギュッて押し付けたら、
「そこかいてくれー」って言うので、両手持ったままカキカキしたら、
「もっと右ー」とかいうので、右にずらしてカキカキしてやったw
そしたら、「わはは、言うこと聞いてる!」と嬉しそうで、母はこっち見て笑こらえてるし、
最後は猫が父の肩に乗りたがったので、肩に乗せて素知らぬ顔してたら、
「おまえは賢いなあー!」ってめちゃくちゃ嬉しそうで萌えてしまったw
今頃うちの猫は賢い自慢してるかもしれんw

 

 

猫に話しかけてる姉

夜中に居間に行ったら一人言が聞こえてくる。誰かと思ったら姉が
ペットヒーターの上で寝てる飼い猫に話しかけてるんだけど、内容が尋常じゃない。
「焼き目がついたら裏返します」って言いながら猫をひっくり返したり、
「ここでワンポイントアドバイス。腹を揉み込むと味がまろやかに」
「おぉいい色に焼けてますね(茶トラだから)」
とか、延々やってる。
できあがったものがこちらに出てきて試食のあたりで、嫌気がさした猫が
逃げだすんだけど、その時姉と思いっきり目が合って気まずい。
っていうのをもう3、4回はやってる。

 

 

猫をなでていたら

結構前の話だが、床に座っていたら飼っている猫が膝の上に乗ってきたのでなでた
「今日はいい天気だなー」とか思ってボーっと外を見ながらなで続けていたら腿に軽い違和感を感じた
それでもあまり気にせず、窓の外に見えるスズメとかを眺めながら、なで続けた
気がつくと、なでていたのは自分の腿で、猫は既に部屋の外に行っていた

 

 

鶏小屋の中に犬がいた

農家の祖母宅に行ったら、鶏小屋の中に犬がいた。
びっくりして祖母にしらせに行くと、
「あ~あれな。野犬だったんだけどな、なかなか賢いからうちの犬にした。
名前はブチだ。ブチ模様だから」
と平然としている。
聞けば、少し前、祖母がうっかり小屋の戸を開けたままにしていたら、
いつの間にか侵入していたらしい。
最初は追い払ったが毎日来る上、ヒヨコを狙って来る猫やイタチや野犬、蛇を次々撃退。
「番犬するから雇って下さい」という顔をしていた(祖母談)ので、
小屋で鶏やヒヨコと一緒に飼ってるそうだ。
鶏やヒヨコ達も、猫や他の犬が来ると騒ぐのに、
ブチにはむしろ寄っていく。
中にはすりこみ現象なのか、ブチの後ばかりよちよち追いかけるヒヨコもいる。
犬と鶏にも信頼関係は成立するのか……と感心しつつ、
ブチの腹毛に埋まって寝るヒヨコに和んだ。

 

 

セミがなぜ最期仰向けになるのか知ってるか?

やめろよ。セミがなぜ最後仰向けになるのか知ってるか?
あいつらは命が尽きる最後の一瞬まで空を見ていたいと願ってるからなんだよ!
あいつらは苦しんでるんじゃないんだ。空を見上げて一生を振り返り、空の中に未来を願い、空の上の世界を思い描いてるんだよ!
それを簡単に引導渡すとかいいやがって許せん。

>>
せみは背中側しか見えないような・・・

 

 

ケンカの途中に

この前俺が酔っ払い朝帰りしてしまった。
そのことで嫁と大喧嘩。
嫁は泣きながら俺のこと責める責める。
嫁「・・・でも電話の一本くらいできるでしょ!」
俺「いや、だから、つい飲みすぎて・・」
嫁「飲みすぎたからって!!一度も連絡なしで、夜中過ぎても帰ってこないし携帯いれても電話にでない!」
猫「ニャー」
嫁「ニャー(←条件反射らしい)・・・・めちゃくちゃ心配したし、不安になったし!!」
猫「ニャー。ニャー」
嫁「ニャー。ニャー。・・・もう、ほんっとなんかの事件に巻き込まれたらどうしようかと思って警察にいこうかとかおもったんだからね!!」
たのむから、ケンカの途中で猫と挨拶すんのやめてくれ・・・
こっちは笑い堪えんの必死なんだからな・・・orz

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました