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『俺が元いた施設のある部屋がヤヴァイ』など 全5話|洒落にならない怖い話・不思議な話

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『俺が元いた施設のある部屋がヤヴァイ』など 全5話|洒落にならない怖い話・不思議な話 不思議体験
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洒落にならない怖い話・不思議な話

 

子供の頃の不思議な体験

確か5歳の頃、冬休みという事で祖母の家に遊びに行っていた。てか帰省だ。3泊4日で初詣に行ったり祖父について神社の手伝いをしたり、姉達と羽根つきとかもして遊んだ。
帰る日になった。その日は昼には祖母の家を出る予定だったから特に遊びに行く事はせず泊まっていた部屋で姉弟仲良くお絵描きしていた。
「ガタッ」どこからかそんな音が聞こえた。最初は特に気にしなかった。少ししてまた「ガタッ」、気にするほど音は大きくなく姉達は気づいてすらなかったが俺は気になって音のした方を観る。どうやら襖で仕切られている隣の部屋の掛け軸のある所からだった。

室として使っていたので襖が開けたままになっていて冷えた空気が流れてきた。
少しゾワッとしてお絵描きを再開したがまた「ガタッ」、ふと振り返ると掛け軸の下においてあったダンボールが少し動いていた気がした。
怖くなって部屋を離れようとしたが姉に「どこ行くん?」と聞かれて咄嗟に「トイレ」と言ったが
「さっき行っとったじゃん」「そうだった」「絵しりとりワシくんの番だよ」てな感じで何故か逃げることを姉に邪魔された。音に気づいてる感じじゃなかった、てかいつの間にか絵しりとりが始まっていた。

それからしばらく遊んでいたら「ガタッガタガタドタン!」ダンボールが倒れた、
流石に姉たちも気づいたが何が起こったかも分かってなかったが俺が「ギャアァァァ━━━━!!!!!!!」て叫びなが親がいるダイニングに走り去りそれに乗じて姉達も「え!?なになに!?」とパニックな感じで一緒に逃げてきた。
普段口数が少ない俺が叫びながら走ってきたので親もびっくりしながら「何があったん!?」と言ってきたので
「ダンボールガタガタッて!ダンボールが動いた!」俺めっちゃ早口だった。
変な事だけどそこまでの反応するかみたいな感じで
「は?」俺はひたすらに「ダンボールが動いたの!ガタガタって!」俺めっちゃ必死

姉も何か言っていた気もしたが流石にパニック状態でそこまで聞こえてない。とりあえずは落ち着いたけど俺はビビったまま母親にくっ付いて帰る時間になっても離れなかった。
姉達も俺のビビり方を見て部屋に戻ろうとせずダイニングにずっといた。とりあえず昼食をとってその後予定の時間通りに帰った。
次の日に祖父からの電話で絵の入っていたダンボールの中にネズミが入っていたことを聞いた。どうやら猫に襲われた後に逃げ込んだはいいが出れなくなってその中で死んでいたらしい。暴れたのは最後の足掻きみたいなものなんじゃないかという事らしい。

ちなみに俺はこれが起こる1日前の夜にダンボールの中身が気になって開けている。
中に入っていたのは額縁に入った猫の絵でとても上手な黒猫の絵で写真と一瞬見間違えたくらいだった。こっそり開けたものだから証拠隠滅に剥いだガムテープを新しく貼り直して元に戻した。
そういえばそのダンボールには持ち手になる穴がないタイプで元のとこに戻すのに少し手間取ったような。

これが俺の子供の頃の不思議な体験でした

駅のホーム

小学低学年~高学年の頃、いつも使っていた路線や、
いつも遊んでいた場所などから、同じ景色、同じ建物なのですが
看板や標識の文字が、中国の方の難しい感じや意味不明な記号と
数字の文字列になっていたり、時間もめちゃくちゃな世界?に突然
なってしまうことがありました..

10~15年くらい前の事なので、曖昧な部分もありますが、
友達と一駅先の駅付近で待ち合わせをし、目的地に着いたので
ホームに降りたところ、ホームの階段やエスカレーターの位置などは
いつもと同じなのですが、日曜日なのに人は誰一人おらず
電光掲示板などの文字がめちゃくちゃになっているのです。
何が起こっているのかよく分からず、その当時携帯を持たされていた為
友達にどこにいるのかメールをしたところ、電波は立っておらず
送信できませんでした..

どうしようか数十分悩んでいたら、突然目の前が明るくなり
眩しいので目を閉じ、開いた時にはいつものホームに立っていました。
携帯を見ると、友達からたくさんのメールと電話がありました。
その後友達と無事待ち合わせをしたのですが..
あれはなんだったのだろう と未だにモヤモヤしています。

信じて頂けないかもしれませんが、本当の話です..

 

俺が元いた施設のある部屋がヤヴァイ

さっき心霊現象の話するスレで話してたらある部屋がヤヴァイ事に気付いたwwwヤベエwww

まず当時の俺
親に暴力振るわれて施設送り
勉強はそこそこできる
絶賛いじめられっ子
幽霊的なものはたまーに見たり聞いたりした

で、その施設
近畿の山奥にある施設
近くにお墓がある
割と霊的な噂をちらほら聞く
実際に見た、聞いた奴はいない

その部屋
二段ベッドが二つ、小さい棚四つ、
旅館に良くあるような二段式押入れふすま二つ分
畳部屋

なんか聞きたかったら質問受けるけど、取り敢えずその部屋で起こったことを話すな

【一つ目】
小4の時。こん時の俺はまだ割と好奇心旺盛だった。
何を思ったのかルームメイトが持ってる双眼鏡を貸してもらって窓の外をみた。
思えばそれがやばかったのかなと思う。
この部屋は寮の後ろ側の部屋で、寮の後ろ側は山だった。
で、その山の木の間を見ると、なんかいた。動物じゃなくて、完全に人間だった。
女性で、白装束?かなんかを着てて、やけにでかいハサミ持って座り込んでんの。
ただ、どうも人間に見えなかったのは、明らかに肌が青白すぎた。なんていうかこう、
青絵具塗りたくった上に片栗粉目一杯まぶしたみたいな肌の色だった。
で、そいつの前にはなんか塊があった。そいつは持ってたハサミでその塊を切り出した。
昔の俺はそれがなんだかわかんなかったけど、小6ぐらいにそれが何か確信できた。
紛れもなく、人間の死体だった。腸とか思いっきり引っ張り出して切ってた。コーブスパーティだっけ?
あれのワンシーンに似たような光景があったな。

で、当時の俺は不思議がってルームメイトにもそれを見せた。
そいつははなんやあれww程度にしか思ってなかったみたい。
で、また双眼鏡借りてそいつを見ると、しばらくはその作業?を続けてたんだけど、急にピタって動きを止めた。
それで首をゆっくりこっちの方に向けてきた。
顔は…めっちゃ美人だった。多分20前後だったと思う。肌色が普通の色だったら
多分見惚れてたと思う。エロガキかwww
でもまあ、流石にぎょっとして双眼鏡を外した。数秒してもう一回見直すとそこには誰もいないし、何もなかった。
これが一つ目。

【二つ目】
小5の頃。
そん時はルームメイトと隣の部屋の奴らと6人くらいで中遊びをしてた。
デュ○マとかベ○ブレードとかやって時間潰してた。
そんなこんなで結構時間が潰せた時、二段ベッドの下の方でデュエ○やってたルームメイト2人が変な事を言い出した。(AとBにしよう)
まずAが「あれ?この本ここにあったっけ?」と周りのやつに聞いた。結構散らかった部屋だったから、正直覚えてなかった。
とりあえず「いや知らん。あったんじゃない?」とだけ返した。で、その数分後にAとBがウワッて悲鳴あげたのね。
みんな驚いて「なんや?ムカデでもおったんか?」とみんな臨戦態勢w側にあったおもちゃのバット持ったりファイティングポーズ取ったり
俺 の ガ ン プ ラ投げようと構えたり。

そしたらBが首横に振りながら「コロコ○が勝手に動いた!」て半発狂で叫んだ。
なんやそれwwとか思いながらBの指差す方向を見ると、確かにそこには長年愛読しているコロ○ロがあった。
でもまあ、先述した通り結構散らかってたから見間違いやろwwビビってるとかテラワロスwwwって感じだった。たぶんAB以外はみんなそう思ってたと思う。
で、そのコロコ○を本棚にしまおうと持った時、違和感があった。
埃かぶりまくってた。多分3ヶ月ほど放置しとかな無理なくらい。
慌ててABにどこから動いたか聞くと2人揃ってベッドの下と答えたから覗き込んでみた。そしたら埃まみれの場所に埃がかぶってない箇所があった。丁度コロコ○表紙くらいの大きさ。
しかもその箇所からベッドの外へ引きずった跡があった。その時は皆ベッドの上にいたからこんなイタズラはできなかったと思う。
さすがにゾッとして全員悲鳴を上げて部屋から出た。

小一時間ほどして、このまま怖がってても仕方ないという話になり、意を決してその部屋へ。
もちろんなんの変化もなかった。部屋に入った途端に変な悪寒に襲われたこと以外は。
で、あちらこちら調べてみたけど特に異常もなかった。取り敢えずこの件は思い違いだったということにしておこうという隣の部屋の1人が提案。全員それに納得して部屋を出た。
扉を最後に俺が閉めたんだけど、閉めた瞬間部屋の中で「ガタン??」って結構大きめの音がした。皆驚いて急いでドアを開けたがぱっと見部屋に異常はなかった。で、数秒考えてあることに気付いた。
棚の上においていたものがない。俺 の ガ ン プ ラ が な い。
これに関しては投げようとした反対の部屋の奴にちゃんと戻してもらったのを確認していたからまず間違いなかった。で皆にそれを伝えて探してもらった。5分くらいして見つかったよ。
押入れの奥で。
で試しにその押入れの床を叩いてみると、ドアを閉めた時に聞いた音とほぼ一緒だった。
こ れ は ヤ バ イ
本能的に確信した俺たちは全速力で部屋から逃げ出した。
これが二つ目。ほぼコピペでスマソ。
ちなみにAは俺と一緒に白装束のあいつを見たやつです

【三つ目】
小5の頃part2
これもA絡み。
当時その施設にあった金色のガッシ○ベルにハマっていた俺たちはよくバルカ○300っぽいものを作っていた。
で、その頃怪談レストランを読み耽っていた俺はある話に目がついた。
キキーモラの話なんやけどみんな知ってるかね。キキーモラの人形に息吹きかけたら人格入れ替わっちゃうってやつ。
で、面白そうやなこれとAと話し合い。で、Aが「息吹きかけたら人形に意思宿んねんな。ほな俺のバル○ンに息吹きかけてもなるかな?」
って目をキラキラさせ始めた。思い立ったがはぴぃでい、早速その夜にAが実践した。結果はもちろん失敗。人形に意思なんて宿らなかった。
が、Aに異変が起きた。
A「ヤバイ…体が動かんねんけど…」
なんて言い出した。最初はからかっているのだと思ったが、形相を見るにそうではないっぽい。
慌ててなんとかしないとと考えていたら頭の中に妙案が浮かんだ。
え ん が ちょ や
うん、自分でもなぜあの状況で出てきたのがえんがちょなんか分からん。
ただ、とりあえず何とかせなと必死だったのは覚えてる。
Aの腕と指無理やり動かしてえんがちょの形をとらせ、チョップで思いっきり切った。
効果はすぐに出てくれた。Aは糸が切れた人形みたいにバタッと倒れた後、すぐに起き上がって
「ああ、死ぬかと思ったーw」とちょっと笑いながら安堵のため息をついた。
その後、バルカ○は埋めたことは言うまでもない
これが三つ目

【四つ目】
小6の頃
Aにとっては1番恐怖体験だったと思う…
いつものメンバー(隣の部屋の奴らとルームメイト計6人)でちょっと怪談でもしようぜという提案が隣の部屋の奴からでた。
みんなノリノリで「どんな話用意しよかなw」とか「暗いところでやろうぜwちょうどAたちの部屋の押入れすっからかんだろw」
とか話し合っていた。
で、怪談会当日、みんな俺らの部屋の押入れに入って怪談を始めた。内容はちょっとした小ボケが入ったものから
ガチで怖えのまでいろいろあった。で、皆がそれぞれ2回づつ話した時くらいに、何を思ったか俺はふと人数を数えていた。(暗闇に目が慣れて多少は見えた)
1、2、3、4、5、6、7
あれ?と何か頭に引っ掛かった。で、もう一度数えてみる。
1、2、3、4、5、6、7
二回目数えて、やっと俺は異変に気付いた。
一人多い
確かに参加者は6人だった。6人のはずだった。
これはマズイと確信した俺は、大声で「誰やお前!?」と叫んだ。
俺が結構見えるやつだと認識してくれている皆はもう大混乱だった。
しかもそいつがいたのがAの隣。で、俺がその方向向いて叫んだからAは他の誰よりもパニクってた。
で、皆必死にドアを開けようとするんだけど、開かない。というより、動かない。何かに押さえつけられてるみたいにビクともしなかった。
でAの方を見るとそいつはまだAの隣にいた。こっち見てニヤニヤ笑ってやがった。
皆で必死になって押入れ蹴破ってようやく脱出できた。
その日以来俺らはその押入れに入ろうとはしてない。

これが四つ目
で、これが最後かな。

【五つ目】
これはAが別の施設に行った後の話。中1始めかな。いつものメンツが結構別の施設に行ってて、その部屋は俺とBだけ、
隣の部屋は元いたやつは怪談会の提案者以外は新しく入ってきた奴らだった。
あの怪談事件以降は基本何も起こらなかったんだけど、5月頃からとうとう起こり始めた。
足音が聞こえるんだ。先述した通りやけど、その部屋の窓から外見ると目の前は山なんだけど、一応1m弱ほどの幅で寮と山の間の平坦なところに砂利が敷かれている。
で、真夜中になると決まってその砂利を踏む音がした。で、強くなって先生に相談。獣かなんかだろうと
先生は言っていたが、一応見回ってくれることになった。で、本当にその音がするのか確かめてもらうために
先生も一緒に部屋にいてくれた。まあ、やっぱりその日も砂利を踏む音がしたのね。先生も聞こえたみたいで、
すぐに砂利地帯へ行ってくれたんだけど、何もいなかった。そんな日が毎日続いてたんだけど、俺は6月で実家に帰ることになってたから、
結局真相は何もわからずに実家に帰った。でも1番不思議だったのが、その音を聞いてるのがその部屋にいる俺、B、先生だけだったってことだ。
これが五つ目
それ以降はその施設にも顔出してないからどうなってるかわからないけど…まだ心霊現象はおこってるのだろうか…

白蛇に助けられた話

私が小学1年の時に体験した話です。
丁度夏前の出来事だったなっと思い出し、他にも経験した人がいないかと思いまして、書き込みました。少し読みにくいかもしれません。
小学生の頃は下校途中で寄り道するのが日課だった私は、当時仲の良かったAちゃんと探検といって人の家の通路や田んぼの水路を通って帰ったりするのが楽しくて仕方がありませんでした。
そんなある日、田んぼの水路の流れる先に溜め池がある事に気がつきました。
私の地域は至る所に溜め池があり、それほど珍しい物ではなかったのですが、好奇心から中に入ってみようと思ったのです。
溜め池は柵で覆われていて、小学生の私が乗り越えられるはずもなく、唯一入れる場所は、溜め池の土手?に水かさが上がった時に溢れないようにする為の小さなトンネルだけでした。
確か高さが150センチくらいの大きさだったと思います。
溜め池はそれほど大きくはなく、25メートルプールを四角くしたような感じで、道路よりも高い土手で囲まれた場所にありました。
そのトンネルが私にはトトロや別世界の門のように感じてワクワクしていたのを覚えています。
Aちゃんにも見て欲しくて呼んでみましたが、Aちゃんは怖がってしまい、仕方がなくトンネルの手前で待っていてもらう事にしました。
トンネルを抜けると濁った水が溜まっていて、足場はぬるぬるしているし斜面が溜め池に向かっているので、危ないかも知れないと思い土手を登ろうとした時、それはいました。

全身真っ白の蛇がとぐろを巻いていたのです。
たまにテレビで出てくるアルビノのような白い蛇とは比べ物にならないくらい白いその蛇は、目も真っ白で起きているのか寝ているのかも分からず、ただピクリとも動かずジッとしていました。

左巻きでとぐろを巻き、真ん中が尻尾で端に頭がありました。

右を向いていたのもはっきりと覚えています。
私は死んだ蛇は全身真っ白になって目も白いんだと自分で納得してから、急に怖くなってその場を逃げ出しました。

Aちゃんには蛇がいたとだけ伝えて二人で慌てて逃げ出しました。

次の日に私は懲りずにまたトンネルを抜けて蛇がいた所へ行きました。
蛇が死んでいたなら、まだそこにいるだろうと考えていたからです。
しかし、そこに蛇はいませんでした。

見間違いだったのかな?と思い、その日は早々に溜め池を立ち去りました。
翌日、私は信じられないものを見てしまいました。

溜め池の下の道路が通学路になっているのですが、ふと土手を見るとそこには溜め池から下の溝へ這いずっていく大人の腕程もある大きな蛇がいたのです。

長さも相当で、土手の上から下の溝まで胴体が這いずって来ているのに、頭どころか尻尾すら見えず、上から下へとズルズルと降りて来ていたのです。

今までに見たこともない大きさだったので、「蛇!蛇ーっ!!」と大声を上げてその蛇を指さしました。

しかし、皆んな反応する事なくむしろこの子何言ってんのって感じで変な目で見られ、
なんで皆んな反応しないの?と皆んなの反応の薄さに戸惑いながら学校へ向かったのを覚えています。

それ以来、私は溜め池へ近づく事はありませんでした。

それから何十年も過ぎたある日、祖母が神棚を綺麗にする為に上の物を下ろして机に並べていました。
手伝おうとした時、ある物が目に入りました。

それは全身真っ白で目も白く、口には巻物を咥えた二匹の蛇の置物でした。

「え、こんなの置いてた?」と聞くと、昔からこの神棚の上に置かれていたそうで、家の守り神さんと教えてくれました。

あの出来事は小さい頃の夢だと思っていたので、慌てて母に白い蛇の話をしたかと聞くと
「あんたそう言えば言ってたよ、体も目も真っ白な蛇がいてたって」と言われ、あれは夢じゃなかったんだと改めて思いました。

今になって思います。

土手の高いあの溜め池で遊んでいて溺れても、誰も気づかなかっただろうなと。

だから、これ以上ここにいたら死ぬよと白蛇様が知らせてくれたのかもしれません。

守護神が助けてくれたわけか
今も神棚にはお米とお水、たまにお酒をお供えしています。

 

戦前病院であった悲劇

おそらく呪いとかそういう類のものになるのか?
イマイチ記憶が定かではないんだが…思い出しつつ書いてみようと思う。

うちの祖母さんは、元看護婦で、戦前病院に勤めていたらしい。
当時は今と比べて、死人の数が半端なく、死んだ人からナースコールとか窓の外の人魂とか
よく聞く病院の心霊現象が、本当に日常茶飯事だったそうな。

そんな訳だから、祖母さんは幽霊はいるものだと、よく子供の頃の私にそういう類の話をしてくれた。

これはそんな中でも、1番悲しい話として、聞いたものだ。

祖母さんが新米看護婦だった頃、同期に、もうすぐ同じ病院の院長の息子と結婚する予定の、とても綺麗な看護婦さんAさんがいたそうな。
ところが、その医者に横恋慕していたのが、婦長。

ところがその婦長とAさんがとある患者さんの処置にあたった時、婦長は、Aさんへの指示を間違えて、今でいう医療ミスを犯して、患者さんを死なせてしまった。

ところが、婦長は、自分はそんな指示をしていないの一点張り、Aさんは懸命に自分の無実を訴えたが、ベテランの婦長とAさんとでは、当然婦長の言い分ばかりが通り、Aさんの主張は結局聞き入れられず、Aさんはその場で発作的にオキシドール?か何かの原液を服用して、自殺してしまった……止める間もなかったそうだ。

美しかったAさんの、見る影もないほど、喉が真っ赤に焼け爛れた無残な死に様に、祖母さんたち同期は、悲嘆に暮れながらも、それ以上は成す術なく、身寄りのなかったAさんを、仲間うちだけでひっそりと弔った。

何年かして、婦長とAさんの恋人だった院長の息子が結婚し、婦長はこの病院で出産した。

ところが、生まれた子供は……ぱっくりと、喉まで口が裂けていた。
口咳裂という病気……ようするにうさぎ口だったようだ。

祖母さんたち看護婦はそれを見て、あっと思ったらしい。

その様子はまるで、劇薬を飲み、喉が焼け爛れて亡くなったAさんそっくりだったという……。

結局、その子供がどうなったのかまではわからない……祖母さんが話したがらなかったからだ。

作り話かと思われる方も少なくないだろうが、この話をする時、いつも祖母さんは、涙を流していた……。
その涙は到底作り話で孫を困らせるための嘘泣きには見えなかった。

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