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【意味怖《その壱》】『開けっ放し』など全5話

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【意味怖】『開けっ放し』など全5話《その壱》意味がわかると怖い話100選 意味がわかると怖い話
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【意味怖・オカルト・怖い話】都市伝説・本当にあった怖い話
出典:【投稿】じわじわ来る怖い話 11話目【求ム】

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28 :本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月) 16:56:03 ID:SOEwH49pO

 

ある少年の話―
少年は幼い頃に母親を亡くし、父親と二人暮らしだったが、父親は重い病を患い床に臥していた
そのため、とても貧しい生活をしていた
父親がある日、
「喉が渇いた…牛乳が飲みたい」
と言ったので少年は一生懸命働き、僅かに得られたお金で牛乳を買って帰った
父親が牛乳の蓋をとってみると、牛乳が一滴残らず蓋にくっついていて飲むことができなかった

それからしばらく経ったある日、父親が
「腹が減った…白い飯を腹いっぱい食べたい」
と言ったので、少年は汗水たらして働き弁当を買ってきた
父親が弁当の蓋を開けると、米粒がすべて蓋にくっついていて食べることができなかった

少年の看病も虚しく父親の病状は悪くなり、とうとう息をひきとってしまった
少年はとても悲しみ葬式が行われた
少年は父親に最後の別れを告げようと、棺桶の蓋を開けた………

少年は父親に別れを告げることができなかった

 

 

じいちゃん

53 :本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月) 23:38:58 ID:tW8GiwFZO

最近残業続きだ。
その日も残業で会社に残っていた。
すると携帯が鳴り出し、見ると実家の母からだった。
電話に出るといきなり
「○○!?おじいちゃんがたった今亡くなって…あんたこっちにこれる?」
じいちゃんは小さい頃よく遊んでくれて、俺も大好きだった。
「わかった、仕事終わったらすぐ行く。会社は明日休ませて貰う様に頼んでみるよ」
仕事を早めに切り上げ家に帰り、車のエンジンをかけ実家に向かった。
ここから実家までは夏の昼間でも3時間。真冬のこの時間なら4時間位かかるかも。

…2時間位走っただろうか。辺りはすっかり田舎で道路もアイスバーン状態。
同じ車線には俺の車だけ、対抗車もたまにすれ違うだけだ。
そんな雰囲気のせいもあり、睡魔が襲ってくる。瞬きしただけでも眠ってしまいそうだ
俺は眠たい目を擦りながらも必死でハンドルを握っていた。
ふと気づくと周りに懐かしい町並みが。実家は次の角を曲がってすぐだ。
その角を曲がって実家の前に着くと家の前に誰かが立っているのが見えた。
何と死んだはずのじいちゃんだった。
訳もわからずとりあえず近寄るとじいちゃんが言った
「お前も来たのか」

 

 

開けっ放し

56 :本当にあった怖い名無し:2008/01/22(火) 00:29:55 ID:0ymU79NS0

うちの4歳の子が、よく押入れとか引き出しとかドアを
あけっぱなしにしてなかなか注意しても聞かない。

そこで、昔、オレも自分の母親から「押入れをあけっぱなしに
していると、知らない人が出てくるよ」と言われていたことを
思い出して、息子に言ってみた。

その時は、息子もおちゃらけて聞いていたが、意外と
効いたのか、それ以降、押入れや扉のあけっぱなしは
少なくなった。

で、ある日曜の昼間、息子は自分の部屋で昼寝してて、
オレらは居間でテレビ見てたら、息子が火が着いたように
泣き出した。

なにが起こったのかとあわてて、行ってみれば、息子が
あきっぱなしの押入れ、指差して、大泣き。

なんでも、知らない人が出てきたとのこと。

悪い夢でも見たんだろうと思ったけど、息子の言うことが
やけにリアル。目がまったくなくて、目のところに穴があい
ている「おじいちゃん」みたいな人が、押入れの下にいて、
こっちを見て、笑いながら這い出てきたとのこと。

そこまで、聞いて俺もアッと思った。っていうか急に思い出した。
オレも子どもの頃、それを見たことがあるよって。

・・・だから、今でもオレは、あけっぱなしが、嫌いです。。。

『マンション』
「母さん、隣の坂本さん捕まったって」
「うん、さっきテレビで見たし、昼間なんかすっごい記者とか来てたから」
「へ~、そんな賑やかだったの?」
「そうそう」
「でも、まさか同じマンション内に殺人犯がいたなんて」
「驚いた?」
「驚いた、って当たり前でしょ!管理人さんを殺したのが隣に住んでる人だったんだよ!?」
「まあ、でもいつかはこうなるって思ってたけどねえ」
「え、何?やっぱりなんかいざこざがあったんだ?」
「う~ん、ほら、というよりも、あの管理人さんすっごい評判悪かったじゃない」
「まあそれは…」
「いやいや、ホントすごいのよあの人の空気の読まなさ具合は。もうね、どれだけ陰口叩かれてるか」
「いや、だからこんな事になった経緯は…」
「こないだなんかマンション内の会合で独断でゴミだし時間制とか決めちゃうし、私達ホント頭にきてたんだから」
「だから、ねえ!坂本さんが管理人さんを恨んでたのかって話でしょ」
「だから、あの人はこれまで恨まれる様な事をたくさんしてきたんだから当たり前だって言ってんの!」
「いくらひどい人だからって、殺された人をそこまで悪く言わなくてもいいでしょ…」
「まったくあんたは何にも知らないのよ。私達がどれだけ苦労したか…」
母はそういうと財布を持って出かけてしまった。買い物にいくのだろう。
しばらくしてベランダから下の公園を見ると母はマンション内の奥さん達と談笑していた。

そういえば最近、坂本さんは嫌がらせを受けていた。
小動物の死骸や汚物が玄関の前にぶちまけられていたのをよく見た。

相変わらず母達の談笑は続いている。そこに以前いたはずの坂本さんのことをすっかり忘れてしまったかの様に。

 

 

王様

161 :本当にあった怖い名無し:2008/01/26(土) 00:47:52 ID:0UiPR7hxO

昔、ぼくらが小学生だった頃、クラスには〈王様〉がいた。
正確には〈王様〉というあだ名のクラスメイトがいた。

〈王様〉の命令は絶対だった。ぼくらの誰一人として逆らうことなんかできやしなかった。
でもそれは、ぼくらのクラスの中だけの話。
一歩教室の外に出れば、〈王様〉は単なる平凡な小学生だった。
〈王様〉の支配が及ぶ範囲は、あくまで自分のクラス内だけだったのだ。
なぜあんなにも限定された権力が存在し得たのか、いまでもぼくらには謎だ。

やがて春が来て、ぼくらは学年がひとつ上がり、クラス替えになった。
新しいクラスには当然、こないだまでは違うクラスにいて〈王様〉の支配の外にあったぼくらがたくさんいた。
それでも〈王様〉は以前と変わらず〈王様〉としてぼくらの上に君臨しようとした。
だがそれはぼくらとしては認めがたいことだった。
〈王様〉はあっというまに玉座から転げ落ち、〈いじめられっ子〉になった。

ぼくらによる容赦のないいじめに遭いながらも毅然とした態度を貫いていた元〈王様〉が、
ある日べつのぼくらの前でこう漏らしたのを覚えている。

「奴らのしていることは間違っている」

当時はわからなかったあの言葉の意味が、真意が、いまのぼくらにはとてもよく、わかりすぎるくらいにわかる。
だってあれ以来ずっと、ぼくらはぼくらの、ぼくらだけの〈王様〉を戴くことがついにできなかったのだもの。
だからぼくらは、ぼくら自らぼくらの、ぼくらだけの〈王様〉になろうと思う。

家来は、とりあえずぼくら。それからきみ。

 

 

お金

友「本当にごめんな」
俺「おいやめろって!」
友「妹が・・妹が病気で・・金がいるんだ・・」
俺「大丈夫か?気をしっかり持てよ」
友「・・・ありがとう・・・」
俺「に・・いや、10万でよかったら貸してやるよ」
友「本当にありがとう・・あと、その・・なんていうか・・」
俺「ほら、晩飯の残りで良かったら食ってけよ」
友「ありがとう・・」
俺「・・なに言ってんだよ。それに、俺たち親友だろ?」
友「実は自殺しようと思ってて・・お前がいなかったらもう・・」
俺「そんなに気にすんなよ」
友「こんな夜中にごめんな」

解説
逆から読むと…

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