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【意味怖《その拾肆》】『最終面接』など全5話

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【意味怖《その拾肆》】『最終面接』など全5話 意味がわかると怖い話
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最終面接

俺は今日、大企業の最終面接を受ける。
会場に早く来過ぎて、開くのを待っていたら電話がかかってきた。

「やあ、今忙しいかい?」

そいつは同じ学部で同じ企業を受けていた。
前の面接で落ちたとはいえ、今日の面接の時間は知っているはずだが?

「少し位なら時間あるけど、どうしたんだ?」

「自分の話す事が全て嘘だと思われしまう呪いを知ってるかい?」

「はあ?呪いなんてある訳ないだろ」

「呪いを解くには、呪いを知らない人に話をして移すんだ、下らない話でごめんな」

全くその通りだと思いつつ、

「まあ、会場入るまでのいい時間潰しにはなったよ」

「本当ににごめんな」

そこで電話は切れた。
何だったんだ?と思いつつも、会場の扉が開いたので入る事にした。

 

 

解説

友人は本当に呪いにかかっており、前回の面接はその呪いのせいだと思っている。
友人は呪いを主人公に移した。
自分を落とした会社に主人公が残っていたため、道連れにそようとした。

 

 

落石事故

ある家族が妻の実家に遊びに行くために
田舎までのバスに乗っていた。
山のふもとあたりまできたときに、
子供が「おなかへった」とだだをこね始めたので、
しょうがなく途中のバス停で降りて
近くの定食屋で食事をすることにした。
食事が終わり定食屋に設置されているテレビをふと見ると、
さっきまで家族が乗っていたバスが落石事故で
乗員全員死亡というニュースが流れていた。
そのニュースを見た妻は、
「あのバスを降りなければよかった…」と呟いた。
それを聞いた夫は、
「何を馬鹿なことを言っているんだ!」
と怒鳴ったが、 すぐに
「あぁ、なるほど。確かに降りなければよかった…」
と妻の意図に気づく。

 

 

解説
この家族が降りなければ、そのバスは落石事故に巻き込まれなかったかもしれない。

 

 

アマガエル

俺の姉は車通勤なんだけど、いつも近道として通る市道がある。

それは河沿いの、両脇が草むらになってる細い道なんだけど

田舎に住む人ならわかると思うけど、そういう道って

夏の雨が降った時とか、アマガエルが大量に出てくるんだよね

アスファルトの所々でピョコピョコ跳ねてて

踏まないように避けて走るのなんて不可能に近いわけ。

で、ある雨の夜。

案の定カエルだらけの道を姉は家へ向かってたんだけど

前方にノロノロ走る軽自動車があったんだって

運転者は姉ぐらいの若い女の人らしいんだけど

10キロぐらいのスピードで、フラフラ走ってて

追い越したくても追い越せないんだって。

「ここ通るの初めてなのかな?カエル避けて走るなんて無理なのに」

と思いつつしばらく後を走ったんだけど、右へ左へフラフラ

時々ブレーキ踏んだりして、全然先に進まない。

姉も我慢の限界で、クラクションを鳴らしたそうな

前の車の女は後続車が来てるのに気づいてなかったらしく

驚いたようにビクッとして、猛スピードで走って行ったんだって

「なんだ真っ直ぐ走れるんじゃん」と言った姉貴はその直後顔が真っ青になった

 

 

解説

前方の車はわざとカエルを踏みながら走っていた。

 

 

オフ会

某自殺サイトのオフ参加したんだけど、結構可愛い女の子が居てびっくりした。
オフ会ではみんななんで自殺したいのかとか、不幸自慢大会みたいになってて
俺もたまたま隣に座った結構可愛い子に、「なんで自殺考えてるんですか?」って聞かれたから
「実はまったく女の子にもてなくて、いまだに童貞なんですよ・・・」って言ったら、
「そんなことで自殺を考えるなんて馬鹿みたい」って言われて、オフ会二人で抜け出して
そのままホテル行ってヤラせてくれた。
初体験終えた後は、こんなことで悩んでたなんて馬鹿らしいって思った。

俺「本当にありがとう、自殺サイトのオフ会なのに・・・生きる気力が沸いてきたよ」

女の子「そう・・・残念だったわね」

 

 

解説
エイズをうつされた。

 

 

青年兵士

ベトナム戦争から家に帰る前夜、青年兵士は自宅に電話した。

「明日帰るんだけど、他に行くところがない友達を連れて帰りたいんだ。
家で一緒に住んでもいいかな?」

息子の帰還報告に狂喜した両親は、勿論!と泣きながら答えた。

「でも、一つだけ言っておきたいことがあるんだ。
彼は地雷を踏んでね、腕と足を失ってしまったんだよ。
でも、僕は彼を家に連れて帰りたいんだ。」

その台詞に、両親は押し黙ってしまった。

「数日ならいいけれど、障害者の世話は大変よ。
家にいる間に、そのお友達が住める所を一緒に探しましょう。

あなたにも私たちにも自分達の人生があるのだから、
そのお友達 の世話に一生縛られるなんて無理よ。」

やっとのことで母親がそれだけ言うと、
息子は黙って電話を切った。

翌日、警察から電話があり、
青年兵士の両親は彼がビルの屋上から飛び降りて死んだことを知らされた。

死体と対面した両親は絶句し、泣き崩れた。

 

 

解説

友達というのは、本当は自分のこと。

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