ロミオメール体験談【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
1
元彼からのロミオメールを投下
タイトル:君のために・・・
本文:
君と最後に話してからもうどれくらいの時が過ぎただろう
君を失って僕は空も飛べなくなっちゃったよ
ねえ?君も僕から翼を奪ってしまちゃったこと後悔してるんでしょ?
わかってるよ
僕の大空よりも広い心で君を許してあげるよ
君を受け入れてあげられるのは僕だけなんだって
君もわかってるんでしょ?
拒否してるのにフリメからわざわざ送られてきた。
携帯以外拒否設定するまでの間に合計4通も・・・
何に酔ってんだよ。ばーか。
ロミオ24 会社員から新型鬱によりクラスチェンジしニートに
私22 会社員
付き合ってたのは一年前~約半年間
別れたきっかけは、
クラスチェンジ後にはじまったDV。
別れる時は「俺についてこれないならイラネ」な感じであっさりだった。
2ヶ月前に見覚えのないフリメからロミオメール開始
タイトル:○○(ロミオ名前)だよ
本文:もう頭は冷えたかい?
君のために君を自由にした僕の優しさ今なら分かるだろう?
今の君ならわかるはず
僕は君の為なら世界中を敵に回しても構わないよ
この気持ちを愛と呼ばずして何を愛と呼ぶ?
君の心無い言葉で僕を傷つけてしまちゃったことなら
心配無用さ
僕はそんなことで君から離れたりしないから
君が呼ぶならどこへでも飛んでいってあげるよ
タイトル:月が綺麗だよ
本文:窓を開けてごらん。綺麗な月が見えるだろ?
夜空が好きな君のために特別に用意したんだよ(はぁと
僕の気持ちがこまった美しい月
君はどうしようもなく寂しがり屋だから
いつでも僕の気持ちを感じられるように(はぁと)
この(はぁと)に僕の気持ちをこめておいたよ
月を一緒に並んで診たいと思っただろう?
君が願いさえすれば天駆ける馬となって
すぐにでも君の隣に舞い降りるのに
元は同じ市に住んでたけど
転勤で飛行機の距離に越したのをロミオは知らない。
この日は警報レベルの大雨だったw
2
お家柄自慢で私を見下す発言を連発するようになった彼
別れ話をもちかけたところロミオ化
件名なし
本文:
ああ俺は何ということをしてしまったんだろう
○○(私の名前)はいつも太陽のように俺を温かく見守ってくれていたというのに
俺はと言えば○○に辛く当たりまさに北風そのものだった
人を本当の意味で慈しむには
北風でなく太陽とならなければ駄目だなんてことは
子供ですらわかっているというのに
でも太陽のような君ならわかってくれるだろう?
本当の俺は温かい春の陽射しのような心穏やかな人間だということを
原文は改行が一度も無い
これを見て何としても絶対別れる!と心に決めたw
3
まずロミオスペック
パチンカス
わたしの実父(実母とは離婚済み)
この前リストラ
本文
一通目
ごめんね(汗絵文字)
満足な仕送りができなくて(汗絵文字)
最愛の(実母)、(私)、(妹)
ちょっと病気で年明けには死ぬ予定です。
二通目
ごめん(汗絵文字)
メールを手直し中に送ってしまったね(汗絵文字)
君は器量いいから、
早く再婚して幸せになって下さい(笑顔絵文字)
(実父)ができなかった幸せをつかんで下さい。
チビは大きくなったかなぁ(笑顔絵文字)?
月末には少額だけどは振込みしますね
これを見た娘の心境を察しろ
あ、オヤロミだめでしたか?
会社リストラされて養育費の支払いが滞ったため請求を実母がかけたところ
このザマですね
40超えて自分のこと名前で呼ぶな、女子か!!
因みに娘二人の間で妹の方を贔屓してた実父ですが
一通目の(妹)の名前間違えてましたw
4
付き合って1ヶ月位だけどモラハラだし
ちらほらと漂ってきたDV臭に冷めたので別れ話をしたのが3日前
その日の夕方からロミLINEがはじまった
彼氏=ヒロ(仮名) 自分=リナ(仮名)
(号泣スタンプ)
「えぇ~ん。リナたんがメール返事してくれなーい」
(号泣スタンプ)
「ヒロたん何も悪いことしてないのに」
「いっつも誤解されて、みんな居なくなっちゃうんだぁ」
(号泣スタンプ)
「寂しいよぉリナたんがお蕎麦に居てくれないとやだよぉ」
「寂しくてタヒんじゃうよお」
お蕎麦は原文ままw
こんな調子でこの日は合計40くらいメッセきてた
日を追う毎にロミ度が上がってるので、昨日と今日のも書きます
Day2:
「こんなに言ってもダメだなんて」
(落ち込みスタンプ)
「リナりんはどこか遠いかなた向こうからきた宇宙人だったのかな」
「違う!!!」
「そんなことあるわけない!!!」
「リナリナは天使しゃんだ!!」
(怒りスタンプ)
「どこかの悪い悪魔に騙されてヒロの前から居なくなっちゃったんだよね?」
(怒りスタンプ)
「SOSくれたらヒロたんが助けにいってあげる!!」
「そしたらいっぱい抱きしめて悪い奴につけられた傷を癒してあげるよ」
Day3:
「嗚呼、リナたんが居ない世界はこんなにも」
「こんなにも色褪せて見えるなんて」
(キススタンプ)
「全ての色が消え失せてしまった」
「まるで世界が白黒写真のようだよ」
「思えばリナたんと居る時は全てがキラキラして輝いていたのに」
「可憐に咲く春の桜のように、あっけなく居なくなってしまったね」
「ねえ?神様?どうしたらリナたんをヒロの素に返してくれるの?」
(号泣スタンプ)
「こんな世界怖いよお(泣顔) もうやだよお」
「ヒロたんタヒんじゃうよお」
「リナたーん。リナたああああああああああああああああああああああん」
「ヒロたんがタヒんだら生きていけないでしょ?」
「リナたあああああああああああん」
とりあえず今きてるとこまで抜粋してみました。
5
トメは女、男、男、の三人ウメと言って聞かなかった。
理由は男児は後継と、後継になにかあった時のもう一人。
女児は男児の世話、男児の大学費用も稼がせる、と。
それもあり得ないし、まだ結婚三ヶ月で「妊娠しないほどハネムーンで遊びまわって!」と殴られた。
結局一年で離婚、ただトメは慰謝料よこせとごねたが、元旦那が離婚に合意したため、裁判にすらならない。
離婚半年できたメール。
トメメール
「子どもが欲しい。
嫁が憎い。
これは本能。
コントロールできないもの。
あなたが私に要求したのは、ご飯食べるなみたいなものなのよ。
だから早く謝って、帰ってきなさい。」
元旦那メール
「お前、オンナじゃないんだろ?
だから母さんの気持ちわからないし妊娠しないんだよな。
なんてな。言われたくないだろ?
だから早く戻れよ、慰謝料と謝罪があればいいんだからさ。
俺はお前じゃなくていいんだから、へりくだるのはお前だぞ。
わかるよな?」
で、無視していたら、元旦那から第二弾。
その後はアドレスかえたからなし。
「お前さぁ。
やっぱ女は子供産まないと女じゃなくなるのな。
俺が再婚してから泣くのか?
涙もない鬼か?
いきなり再婚するにはお前はダメだから、まずは産めるかテストな。
うちに来いよ。
何が必要か考えて、持ち物もちゃんとな。
待ってないからな。」
アドレスかえたぐらいで諦めてくれて、よかった。
元旦那はとにかくケンカ怖い、な人。
私が反論するから、もう嫌だ、って離婚にはアッサリ合意したのね。
気弱な人で、怒るようなこともほとんどなく…
トメが書いたと疑いたくなるぐらい、違和感のある元旦那メール。
元旦那は離婚の時、私がテーブルに離婚届け出して、「今ハンコ押さないと弁護士が来るよ」って言ったら押したヘタレです…
もちろんあちらの国の人でもないよ。
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