本当にあったずうずうしい話 短編10話【42】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【42】まとめ

 

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本当にあった図々しい話 短編10話【42】

 

1

今日献血センターにて成分献血630cc提供してきたが
土曜日には夫婦で2人の子連れによく出会う。
大人1人が献血するから、家族でジュースと菓子を飲み放題、食べ放題
雑誌を読み至福の時間を過ごしている。ズウズウしいと言うかみっともない。

小学高学年の男の子なんか、大人の2倍や3倍は食べるからね。
俺が入って、帰るまでずーつと居るよ。

 

2

兄、自分、弟の三人兄弟(私は長女)で全員結婚して子供もいる。
そこで、みんなで使いまわせばお得だなと言うことで、結構上等な七五三の服を買ったんですが、弟嫁が自分の子供が終わった時点で売り払ってしまった。
兄弟と嫁の6人が集まって家族会議になりましたが、弟嫁は「兄弟なんだから助け合いが必要」とか「貸したものはあげたと思え」とか言ってまったく悪びれる様子なし。
弟は気弱なところがあって、嫁に何もいえない様子。
他の面子が切れそうになるのを我慢している中、兄が口を開きました。

「弟嫁さん、あなたが私の結婚式に来てくださった際に着ていた服とアクセサリーを“貸して”もらえませんか?」

固まる弟嫁。
「あれは大切なものなので・・・」
「助け合いですよね?」
「いや、まだ着ますし・・・」
「あなたのところは終わりましたが、次男の子ととうちの子はまだ七五三終わってませんよ?」
「でも、だって・・・」
「いい加減に観念しなさい。素直に貸すか、うちの家族から絶縁されるか、好きな方を選びなさい」

弟嫁、涙顔でふてくされながら出て行ってしまいました。
その後は、嫁を管理しろとは言わないが、暴走は止めろ。いつまでも俺や姉が助けてくれると思うなと、弟に説教タイム。
一通り終わったところで、弟は帰らして、残った4人と子供で食事して解散しました。
その後、弟も一念発起したのか、兄のところへ指定の服と指輪を持ってきました。嫁は来なかったけど、貸し出しには何とか同意させたそうです。

七五三の服は、改めて三家族でお金出しあって買いなおしました。
服と指輪がどうなったかは弟嫁には知らせていませんが、売り払ったりはせずに兄の家にこっそりしまわれています。弟嫁の様子を見て、ころあいを見計らって返すそうです。
亡くなった両親の財産関係で兄の発言力が強いと言う理由もありますが、弟嫁を追い出すとかではなく、打算的にでも改心?させたあたり、兄には頭が上がりません。

ずうずうしくもただの兄自慢になってしまってごめんなさい。

 

3

花壇にあまり売っていない花(種を輸入)を植えている。
ババア二人が「これは珍しいんだよ。」「どこそこでは1株1000円以上してたよ。」
と話しているのが聞こえた。
何度も被害にあってるので「こいつらか」と思った。

「スケッチさせて下さい。」とか「写真にとっても良いですか?」と言って来る方には、
希望があれば切花にして差し上げているけど、泥棒は来るな。

庭へ入る門扉(高さ低め)を勝手に開けて入り込んでいるババアを見たときは恐怖で声も出なかった。
いつも鍵をかけるようにしたら、乗り越えてまで入って来たのでその家に行って講義した。
お嫁さんが泣きそうな顔で謝ってくれたけど、ババアはその後も2回入って来た。

4

売りはしないけど、祖母(父の母)が何でもすぐ親せきにやってしまう人だった
問題は自分が買ったものじゃなくて
母が嫁入りに持ってきたものや、母方の親せきから私に贈られたものだということ
母の持ってきた新品のミシンは娘のところにやってしまい、
母には婚家にあったふる~いミシンを使わせた
母の親友という人が私にくれた80センチもある黒いキューピー人形も
「黒なんて縁起でもない」とさんざん文句を言ったくせに
娘の子供にやってしまってそのうちどこにいったかわからなくなった
いま鑑定団に出したら高値がついたんじゃないかと思うと悔しい

 

5

うちの子のベビードレスを(だんなの弟)義弟嫁に貸した。
弟の嫁が妊娠したので返せと言ったら、オクで売ったと。
その後、うちの子が着た甚べえや浴衣をよこせ電話が定期的にかかってくるが、
飛行機で2時間の場所なのでスルーしている。
っていうかお前にやるものはないんだよ。

実家近所のハイキングばばあどもは、フェンスの中に手を入れて、
花を盗んでいます。見て注意したら珍しい花だからと。
何のことはない、ホムセンで売っているパンジーなんですが。

 

6

兄嫁が七五三の着物を売ってしまった

昔、姉と私のためにと祖母がしつらえてくれた着物で、兄夫婦の娘のために 貸 し て いた物だった
当時、兄夫婦の娘は3才、姉夫婦の娘は1才だったので、次は姉の子にも着せるから…と、兄夫婦には念をおしてあったのに
今年、姉の子が3才になったので返してほしいと言ったら「売っちゃいました☆ミ」と……

その金を旅行の足しにしたと言われた時は本当に殺意がわいた
今はもう写真にしか残ってない着物、祖母が作ってくれたものなのに…

7

借りてる月極駐車場の目の前に美容室がある。
駐車場に車で向かっていたら前方を走っていた車がそこに入っていった。
少し遅れて自分も入ったわけだが、自分のスペースに前向きで車が駐車してあり
女が今まさに道を渡って美容院に向かおうとしてる所だった。
で「すいませ~ん」と声がかけたがちらっとこっちを向きつつシカト。
仕方なく車から降りて女に近寄り「前向きに止めてる緑の車の方ですか?」
と聞くと「え?なんの事ですか」
で車の車種、ナンバーを告げたら「私のです・・・」
その場所は自分のスペースなので困る、移動してくださいと告げると、
「じゃあ美容院の駐車場はどこなんですか?私はどうすればいいんですか!?」
呆れて頭真っ白になったが知りませんと告げ車に戻った。

女はしぶしぶ車を移動させたが、こっちが車を止めてる間に隣の酒屋に勝手に止めて美容室に走っていった。

そこは酒屋の「違法駐車罰金一万円」看板がある配達車のスペースなんだけど、まあ、しらね。

 

8

二列縦列の駐車場で奥に停めてて出ようとしたら、やってきた老夫婦に出口を塞がれた。
奥さんだけが降りて買い物に行き、亭主が車に残ってた。
明らかに出口なので、降ろしたらどくかと思ったらどかなかった。
何度も切り返し切り返しすれば自分は出られたかも知れないが、バカバカしいし、悪いのはあっちなので亭主に声をかけた。
「すいません!車が出られないので動かしてもらえますか?」
「なに?その車?バックすればいいの?チッ」
「えぇ、そうですね」
大人しくバックさせたが、バックした先が駐車場なんだから最初からそうすればいいのに!
何か釈然としないので書き込んじゃった。

 

9

実家が以前、商店街にあった。俺は青年部で商店街の活動に参加していた。
ある時、商店街のあちこちに花(造花だけど)を飾ろうとなった。直径1mぐらいの
丸い台にコマをつけ、ひまわりをいっぱい飾って商店街に何ヶ所か設置した。
俺は「これ、夜は撤収したほうがいいんじゃないですか?」とみんなに言ったら
「造花の花を盗む奴いないだろう」との声で、置きっ放しということとなった。
設置初日の夜、家に居たら表で女性二人の声がした。なんだろうとシャッターの
隙間から覗いたら、30代ぐらいの主婦二人がひまわりの花を両手にかかえていた。
俺はあわてて飛び出し、その二人に「何、やってるんですか!?それはあなたたちに
持って帰ってもらうために置いたのではないですよ!」と強く言うと、二人は謝る
こともなく無言でひまわりを無造作に戻した。しかも一人の主婦は小さな女の子を連れて
いたので「よく、子供の目の前でそんなことができますね!」と言うと、二人はそそくさと
逃げていった。
次の日からそのひまわりは夜中は片付けることとなった。

 

10

今日、見ず知らずの、クラウンに乗った団塊夫婦がうちを訪れた。
聞くと、うち所有の栗林に勝手に侵入して栗を拾おうとしたが、実が少ない。わざわざ遠隔地から来てやったのに何たる仕打ち(ry
貴様取っただろう栗寄越せ寄越さないならガソリン代と慰謝料支払え
まるきり意味不です。ありがとうございます\(^o^)/
だってまだ実が落ちてないよ?木に鈴なりだよ?ていうか、うちの土地に何してんすかw
「不法侵入で訴えますよ」
「拾ってないから拾ってあげただけじゃない!」
「さっきと言ってること矛盾してますよね。私が拾ったって言いましたよね」
「去年いっぱい落ちてたから拾わないなら勿体無いと思って代わりに拾ってあげたんじゃない!」
「去年から来てたのかよwww多すぎて全部は拾えないから、猪や虫に喰われたのを残しておいたんですが、片付けてくれたんですねサーセンwww」
「多すぎるならいいじゃない!いらないなら必要な人にあげなさいよ、ケチ!」
「少なくともあげる相手はこっちに選ぶ権利がw」
「ムキーッ、ムカつく女ね!!うちの旦那なんて怪我までしたのに、慰謝料も払う気はないなんて!いいわ、訴えてやるから!」
詳しく聞くと、栗林の中の古い農機具小屋の屋根に落ちたのを拾おうとして屋根に登り、錆びたトタン屋根踏み抜いたと。
馬鹿だwww使ってない小屋だから手入れしてないしwww
大怪我はないが落ちた拍子に腰痛打してぎっくり?だとw
警察呼びますよと携帯出したらファビョって帰って行った。
今まで、近所で山菜盗られただの、山菜泥棒が蛇に咬まれたから慰謝料請求しに来たという話は聞いていたが、まさかうちに来るとはw
今年は栗林に柵作ろうかなあ…

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