『俺たちゃ負け組じゃねぇよな!』など全10話|ちょっと笑える切ない話まとめ【哀愁】Vol. 8

『俺たちゃ負け組じゃねぇよな!』など全10話|ちょっと笑える切ない話まとめ【哀愁】Vol. 8

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ちょっと笑える切ない話まとめ

 

 

新鮮な鯛を丸一匹もらった

 

日曜の夕方ある人から新鮮な鯛を丸一匹もらった。
当然のことだがうちの嫁にはやらせたくないから、あとで俺がやる絶対なにもしないでくれと言い
まずは子供を風呂に入れてそれからと思って風呂準備。
風呂から上がったら煮詰められた鯛が大皿にのっていた。
うろこ付いたまま内臓INのままで、大量のにぼしの掛け布団で横になっていた。
新鮮だから言われた通りになにもしないで茹でたよと。茹でんなよ。
片付けも出来ない、メシは何度言ってもまずいしすぐ泣く、2年目だがそろそろ嫁を返品したい。

 

 

男「告白すんの?」

 

ゆうべの深夜ファミレス
となりのテーブルに男2人に女1人。
女「ちょっとトイレ」と席を立つ
男1「…今日付き合ってくれてまじありがとー」
男2「まあ普通このメンツならもう一人女子呼べよな」
男1「だって緊張しちまって」
どうも男1が女を誘ったものの二人っきりに気まずくなって男2を呼び出し遊びに行った帰りの様子
男2「告白すんの?」
男1「今日はもう無理そう…」
女戻り、男1が入れ替わりでぎこちなくトイレへ。
青春すなぁ、うらやましかすなぁとか思ってたら
男2「なんか今日びっくりしたんだけど。何あいつとデートしてんの」
女「えwwwなんか普通にただの用事で呼び出しかと思ったらいきなり遊びに行くとか言い出してさwww」
女、言い訳を並べて謝り続け、キメの台詞が
女「もぉ~☆じゃあ今日のホテル代あたし持ちでいいからっ(はぁと」

男1ェ…

 

 

バイキンマン、もうこんな仕事辞めて良いのよ

 

ドキン  「バイキンマン、もうこんな仕事辞めて良いのよ」
バイキ  「そしたらご飯食べていけなくなるし…」
ドキン  「私と一緒に違う仕事見つけましょう」
バイキ  「でもドキンちゃんやカビルンルンに苦労は掛けたくない」
ドキン  「バイキンマン…」
バイキ  「大丈夫だよ!ハーヒフーヘホー!!ほらね(にっこり」
ちゃんちゃららら♪
バイキ  「もしも、アンパンマンさんですか?」
アンパ  「おう、今日はジャム親父さらってくれよwww」
バイキ  「でも、ジャムおじさんはもうお年ですから無理は…」
アンパ  「うるせー!たまにはあいつに恩を売っとかなきゃ良い餡子入れて貰えねーんだ          よ!!!」
バイキ  「そうですか…」
アンパ  「分かったらさっさと動け。金が欲しいんだろ?てめえが悪さしてこちとら商売成り立       ってるんじゃい!」
バイキ  「…はい。失礼します。」
ドキン  「バイキンマン…」
バイキ  「全然辛くないから大丈夫!いってきます!」

 

 

あなたは紳士じゃないといわれる

 

関係をせまると、あなたは紳士じゃないといわれる
関係をせまらないと、あなたは男じゃないといわれる

たびたび部屋を訪れると、もっと1人の時間がほしいといわれる
あまり部屋を訪れないと、二股かけているのかといわれる

はやりのカッコいい服を着ると、あなたって流行にふりまわされて軽薄といわれる
はやりのカッコいい服を着ないと、あなたってダサダサで恥ずかしいといわれる

話を聞きながら発言すると、黙って聞いてよといわれる
話を黙って聞いていると、なにか言ってよといわれる

待ち合わせに30分遅れていくと、30分も待たせるなんてひどいといわれる
自分が30分遅れると、30分ぐらいなによといわれる

やきもちをやくと、しばられるのはいやという
やきもちをやかないと、もう愛はないのかという

そうだねと賛成すると、自分の考えがない人ねといわれる
そうじゃないと反対すると、理解がない人ねといわれる

愛してるよと言うと 口の軽い人ねと言われる
大好きだよと言うと それだけしか言えないのと言われる

墓に供え物をしても 君は無視する
僕は泣いているのに 君は安らかに眠っている

 

 

父ちゃんのボーナス

 

父ちゃんがボーナス出たからプラズマテレビ買ってくる、と言って
自転車に乗って出かけた。しばらくして、徒歩で掃除機を持って帰ってきた。

銀行で数十万円下ろす→札をペラペラ数えながら銀行を出る→
1万円をヘソクリ用にポケットに入れる→
道端で残りの金を財布に入れバッグにしまう→
バッグを自転車の「後ろカゴ」にむき出しのままポンと入れる→
商店街をノロノロ走る。途中踏み切りで止まったりするが、一回もバッグの確認せず→
電気屋に到着。バッグ無くなってる→ショックで思考停止したらしい→
自転車の鍵かけずに店の中へ→店員に勧められるまま、当日の目玉商品の掃除機購入→
店出たら自転車も無くなってる→そのまま歩いて帰宅。

東京のひったくり多発地帯に在住。
しかも、ウチは建物にセントラルクリーナーが組み込まれてるので、掃除機は必要ない。
父ちゃんの無防備っぷりに「ネタでしょ?」と誰も信じてくれない。
もしくは「ボケが来てるんじゃ…」と言われる。
まだ50代なのでボケじゃないと信じたい。

 

 

喪男がドラクエの主人公だったら

 

竜王「よく来たドクオよ。ワシが王の中の王、竜王だ。
ワシは待っておった。そなたのような若者が現れる事を…
もしワシの味方になれば世界の半分をお前にやろう。」

(‘A`)「王女に嫌われ、町人から蔑まれ、王からは捨て駒扱いな俺を待っていたのか。」

竜王「そうとも、お前が勇者であるがゆえにワシは待っておった。」

(‘A`)「期待外れだっただろう?期待してたあんたにも、ローラ姫にも、悪い事をしたよ…」

竜王「ならば、なぜ人のために戦う。王女を助け、我が同胞を倒し同胞に倒され、何故ここまで来た。」

(‘A`)「勇者だと言われたから。気休めの嘘だって知っていたけど、俺は、勇者だって。」

竜王「世界の半分を手に入れれば、そなたを馬鹿にした者どもは皆かしづくだろう。
あの王や王女さえも、そなたの手の中だ。さあ、ワシと共に世界を手にしようではないか。」

(‘A`)「いいえ、世界なんかいらないよ。嫌われるだけだし、俺なんかすぐイケメンに倒されるよ…。」

竜王「愚か者め…!」

 

そうぜつで れきしにのこる たたかいが あった。
しかし それは こどくな たたかいだった。
てんが ふるえ ちが さけ ついに…。

竜王「クッ…さあ、殺せ!ワシを殺して、賞賛され語り継がれる本物の勇者になるがいい!」

(‘A`)「…世界なんかいらないから、俺の友達になってくれないか。」

竜王「戯言を言うなッ!勝者の余裕か、人間め。」

(‘A`)「初めて…なんだ…。」

竜王「何?」

(‘A`)「俺を差別せず、俺を疑わず、俺を認めて、俺を勇者として扱ってくれた奴は、アンタが…初めて…。」

竜王「…馬鹿者。魔王に泣かされる勇者があるか。さあ殺せ。殺して故郷へ帰るがいい。」

(‘A`)「殺せないよ。それに俺の故郷はもう…。」

竜王「………。」

りゅうおう が なかまに なった。
りゅうおう は みがわり を のこして かれら は はるか とおい ちへ たびだったと いう…。

 

 

魔王「今週末には帰れそうだから」

 

魔王「今週末には帰れそうだから」
魔王の母「そうかい?気を付けてくるんだよ。最近人間に魔物達が殺されてるって言うからね」
魔王「わかってるよ、おやすみ」
勇者&仲間「ついに見つけたぞ魔王!お前を倒す!」
魔王「ごめん母ちゃん、週末には帰れそうにないよ・・・」

 

 

私は政治家と秘書は同罪と考えます

 

私は政治家と秘書は同罪と考えます。

政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、
しばしば「あれは秘書のやったこと」と嘯いて、自らの責任を逃れようとしますが、
とんでもないことです。

政治家は基本的に金銭に関わる部分は秘書に任せており(そうでない政治家も
いるようですが)、秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです。
2003年7月 鳩山由紀夫

偽装献金「あくまで一秘書がやったこと」
2009年6月 鳩山由紀

 

 

漫画好きの60代の母

 

漫画好きの60代の母がベルセルク読んでたんだけど
「重すぎる もういい」と投げた
夢中にならないか心配してたんでホッとしたw
だってガラスの仮面も待ち続けてるんだぜ、不憫すぎる

 

 

俺たちゃ負け組じゃねぇよな!

 

俺たち小学校から高校までずっと一緒だったよな。
高卒後俺は就職、お前はフリーター
学歴社会の昨今「俺たちゃ負け組じゃねぇよな!がんばろうぜ!」ってよく鼓舞しあってたな…

25歳になった頃…俺も初めての役職に就いた日…嬉しくてすぐに連絡したよな…その時お前の言った言葉
「そんな普通な生き方楽しいか?」
俺は悲しくて頭に来て言ったよ「25でフリーターやってるお前にはわからねぇよ」

あの日から俺たちは連絡取らなくなって……もう14年か……お互い39なんてオッサンだな…

実は来年娘が中学生になるんだ。俺もそれなりの役職にステップアップしたよ。

お前はどうだ?……なんて聞かないよ……その身なりをみれば久々の訪問理由も想像つく…
何も聞かないさ…持っていけよ…普通の40歳の給料2ヶ月分は入ってるからさ…
「…スマン」お前の呟きも聞こえないふりをするよ…
さぁ帰ってくれ…金は返さないでいいから…家族に見られたくないんだ…
こんな姿の親友がいるなんて知られたくない…近所の目もある……

何度も振り返り頭を下げて小さくなっていくお前を見ながら思った

俺はいつから人目を気にするようになったのかな…親友を厄介者扱いするような人間になったのかな……
俺たちゃ負け組じゃねぇよな…がんばろうぜ…

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