『年寄りの戯言』など全10話|ちょっと笑える切ない話まとめ【哀愁】Vol. 11

『年寄りの戯言』など全10話|ちょっと笑える切ない話まとめ【哀愁】Vol. 11
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ちょっと笑える切ない話まとめ

 

 

ロビンフッドの逸話

 

貧乏な庶民のために貴族から金品や食糧奪っていた義賊ロビンフッド一味だが、ある日捕まってしまって処刑されそうになった。
そこで貧乏な庶民たちは、一致団結してロビンフッドのアジトを襲い、残った財宝を奪いに行ったんだ。
しかし自分達のためには何も残していなかったロビンフッド一味のアジトには財宝も食料もなかったとさ。
それに怒った貧乏な庶民たちは、処刑台に立ったロビンフッドに一斉に石を投げつけて、ロビンフッドは泣きながら処刑されたとさ。

いい話だろ。

 

 

年寄り優遇社会

 

若いやつらは金なくて当然ってのは一面的にはあってるが

その若いやつらから搾取する年金保険料は毎年のように上がってるし
昔はなかった消費税もあるし、税負担はどんどん上がってる

その結果どうなるかというと
今の年寄りの生涯収支と、今の若者の生涯収支(平均寿命まで生きたとして)の比較がひどいことになる

1940年生まれ +4850万円
1960年生まれ -370万円
1980年生まれ -1770万円
2000年生まれ -3260万円
2005年生まれ -3490万円

つまりこういうことなー

ちなみに、書いたデータは
「だまされないための年金・医療・介護入門」って本からの引用な

色んな経済学者も指摘してることだが
この国の世代間格差は半端ないよ

ハイパー年寄り優遇社会w生まれただけで馬鹿を見るww

 

 

入れ墨をして良かったこと悪かったこと

 

・子供が幼稚園で私の入れ墨が原因で避けられた時一生分後悔して泣いた・温泉関係
・部屋借りれなかった(借りれたけど住み出して近所の人から大家に伝わり退去)
・子供とプール入れない ・親になって…やっぱり浮く現実
・子供がママと同じ~と真似したつもりで体に落書きした姿を見た時
・若いときは良かったけど…24位からは正直ただただきつい
・消したいけど…綺麗にならない・汚くなる
・昔より今は入れ墨に理解ある社会にはなったものの…やっぱり世間は外見で判断するから損するばかり
良かった事。
・入れたばかりの頃の自己満足感
・周りも若かった頃の「かっこいー」の反響(今は「馬鹿だよね~」です) 以上。
経験者から言うと………
「やめな」
「いいのは今だけ」
「いいのは若い時だけ」
「入れ墨はオシャレでも何でもない」
「取り返しのつく事と、つかない事がある」かな。

 

 

母の大好きだった向日葵

 

母親が他界して庭が荒れていたので、綺麗にするついで母の好きな花を植えようという事になりました。
母は向日葵の花が大好きだったので向日葵の種を植えました。
ちょうど時期もあっていたので姉も父もウキウキしていました。
8月前半に花が立派に咲きました。
母の誕生日に仏壇に添えてあげようと花を見にいったら花が全部切られて庭も荒らされていました。
何事か?と思い父に話しましたが父は「騒ぎにしなくていい」と。
でも父が部屋で泣いてる所を見てしまいました。父と母は昔から近所付き合いを大切にする人だったので
裏切られたという思いが強かったのでしょう。
これ以上は何もしませんでした。
2日経った時最近、近所に引越ししてきた人が喫茶店を開いたというので
姉と一緒に行ったら机に一本ずつ向日葵が飾られていました。
綺麗だなぁ~と思い会計の時店のおばさんに「向日葵綺麗ですね」と言うと
「やだー、あなたの家に咲いてた向日葵をとったのよー」と

一瞬理解できませんでしたが、私より姉が先におばさんの襟を掴み
それから色々あり…。

喫茶店が閉店しそのおばさん家族もどこかえ消えてしまいました。

人のすることじゃないな。
花だけでなく庭も荒らしたってところがとてつもなく許し難い。
しかも後日さらっと盗ったと言うところが、怖すぎる。
色々あったあたりをkwskしたいんだが…。
お母さんが、基地外住人から町を守ってくれたと思わなければ
やりきれない。

コメント、本当にありがとうございます。
続きですね。
姉がおばさんの首襟を掴んで殴ろうとしました。
私は必死に止めたのですが。その時のおばさんの言葉が耳からはなれません。
「なによ!たかが花じゃないの!引越ししてきた人にはいたわりの行動をとるべき!
無料でこんな花を店に飾ってやったんだ 感謝してほしいくらいだ!営業妨害で訴えるぞ!」と言うと
エプロンのポケットから果物ナイフを取り出して姉の腕に刺そうとした時に
店内にいた男性があばさんを取り押さえ事を終えたのですが…。

振るえと涙が止まりませんでした。今でも涙が出そうになります。
殺意って本当に芽生えるものと改めて感じました。

おばさんに対する目がみんなかわってしまい
最終的には喫茶店にお客さんが来なくなって知らず知らずのうちに
引越してしまいました。

 

 

近所の公園で花火

 

真ん中でわいわいやってると好きな娘がお姉ちゃんと一緒に犬の散歩で通りかかる
いいなあ~ やんねえよ!
とかいってるとオヤジにしかられ、」線香花火を一緒にやることに
夏休みの友やった~?なんて当たり障りのない会話をして、
次いつプール教室に来るか、さりげなく聞き出すw

家に変えると、金曜ロードショーのあの音楽
今日こそは見てやるぞと意気込むが、体がついていかない
眠くなってお布団はいると、枕元にかとり線香
やな臭いだななんて思うまもなく意識が遠のく・・

あのころは早く大人になりたかった
大人になれば何でも出来ると信じて疑わなかった
でもなんでだろう
大人になった今、あの頃のことをよく思い出すのは

森を走り回りたい
おいしいスイカを汗だくになって食べたい
適当にサボりながらやってたプールの草むしりをちゃんとやりたい
かおるこちゃんにあいたい
そして大人になる前に死にたい

 

 

婚活女

 

婚活女が現れた!!
婚活女は猫かぶりの呪文を唱えた!
男は魅了され結婚してしまった・・・・

婚活女は鬼女に変身し本当の姿を現し襲い掛かってきた!!
鬼女の連続攻撃!
料理ができない!グサッ
男は体重が減った
家事もろくにしない!グサッ
男は疲労のダメージを受けた
男親の悪口の呪文を唱え、さらに面倒も見ない
男は精神的ダメージをうけた
仕事も辞め働く事をしない
男は金銭的ダメージを受けた
態度がでかく金を消費しまくった
男はATMに姿を変えられた

男の攻撃!
男は身動きがとれず我慢してる
何もできない・・・・・

鬼女の連続攻撃
平日旦那に隠れて男と会っている
男は何もしらない
近所や身内に男の悪口を言いまくる
男はさらにかたみがせまくなった

男は人生を踏外してしまった・・・・・

 

 

中年のおっさんが注意した

 

昨晩、近所の居酒屋で飲んでたら、飲み過ぎた若いDQNグループが
やりたい放題に騒いでた。店側も弱腰で注意するだけで完璧に無視
されてる。そのうちに他の女性客に絡み始めたら、中年のおっさんがそいつの
肩を後ろからポンポンと叩いて「兄さん、ちょっと表出よか」と言った。目が
すごい迫力だった。地回りの893かなと思った。893は嫌いだけどそのときは
ちょっとかっこよく見えた。

そのおっさんは店長に目で語って(こいつらちょっと話つけたるみたいな感じ)、
DQN達を外に連れて行った。ちょっとざわつく店内。しばらくしたらDQNの
一人が戻ってきて他の連中の荷物を取り、店長に「勘定はさっきの人が」と
言い残して帰って行った。

それから少しして俺も勘定を済ませて店を出たら、駐車場の脇にさっきの
おっさんがボコボコにされて転がされてた。まあ現実なんてこんなもんだろうと
思った。

 

 

語る言葉を持たない政治家

 

ダライ・ラマ 「心から祝意したい。改革を強く求める中国国民の声の高まりを国際社会が認知した表れだ」

オバマ米大統領 「劉暁波氏のノーベル賞受賞を歓迎する。一刻も早く釈放するように求める」

馬英九 台湾総統 「この受賞は本人の栄誉だけでなく、中国の人権向上にとっても歴史的な意義を有する」

仏クシュネル外相 「フランスは何度も劉氏の釈放を呼び掛けてきた。今後もこの呼び掛けを繰り返す」

菅総理大臣
「まあいま、あの、ノルウェーのノーベル賞委員会が、
まあそういう評価をされて、
まあそういう、メッセージ込めてですね、
あの、賞を出されたわけですから、
まあそのことを、しっかりと受け止めて、おきたいと思っています」

 

 

学校に忘れてきた!

 

前を歩いていた小学生二人が突然片方が立ち止まり、
「あ!おれ、学校に忘れてきた!」
「え?何を?」
「将来の夢!」(たぶん宿題か何かの題名)
と言って戻って行ったのを見て、ちょうどその後ろを歩いていたおじさん二人が
「俺も忘れてきた気がするな~」
「気づいても取りに戻れないだろ~」
とか言ってて吹きそうだった。

 

 

父の手の感触

 

─おとうさん
─おとうさん、でんしゃがくるよ

私の手の中には、父の手だけが残った。

『今でも覚えているわ。父の手の感触を』
「それじゃあ・・君はずっと一人だったんだね」
『ええ。もう十年以上前のことよ。だから・・』
「?」
『こうして手を繋いでいても、時々すごく不安になるの』
彼女は僕の手を握りしめると。愛おしそうに撫でた。
『あなたが手だけを残して、私の前から居なくなってしまうのじゃないかって』
「僕はどこにも行かない。ずっと君のそばにいるよ」
『きっとよ。きっと私の前から消えてしまわないで』

「それじゃあ・・また明日」
『ええ。この場所で』

いつもの時間。いつもの場所。彼女を待っていると、
ふらふらと歩いてきた老人が勢いよく電柱にぶつかった。
反動で、老人の持っていた紙袋の中身が四方に散らばった。
「大丈夫ですか?」
思わず声をかけ、手伝おうとして、ふと老人の手が小刻みに揺れているのに気づいた。
「手がご不自由なのですね」
『・・時々震えるのです。娘の手を求めて勝手に動く』
みすぼらしい身なりの老人は、震える手を摩りながらぽつぽつと語り始めた。

─もう十年以上前のこと、私は娘を連れて線路の上を歩いていた
妻に逃げられ、先に希望もなかった
私は迷っていた。線路の上を、私が歩こうか。それとも娘を歩かせようか。

「・・・」
『・・年寄りの戯言だよ。それじゃあ・・』

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