【厳選】スカッとする話 まとめ – 全5話
1
ちょっと聞いてくださいよ。この間理科の実験してたんですよ。
人間の細胞を見るとかで、ほおの裏側を綿棒でとってプレパラートでこすりつけて顕微鏡で見てたんですよ。
で、うちのクラスの女子が、
「あ~、私の細胞になにかうごいてるのがある~」
とかいってて、みてみると細胞の間をなにか細長い物体がくねくね動いてるんですよ。
もうクラス全体がちょっとした騒ぎになってたんだけど、先生が、
「これは精子ですね」
とかなんとか言っちゃったんですよ。
その瞬間教室内が静まり返って、午前中でその女子は早退しました。
2
全国規模の大イベント会場で、新機種の説明員を派遣で確保した会社があった。
社運をかけた一大イベントだったのに、アフォ幹部が説明員を雇う単価をケチった。
土壇場でケチったのだ。そしたら、低レベルな派遣会社に切り替える事になって、当日にバックレが大量に発生。
前日までの準備で毎日深夜までコキ使われた派遣社員の中には、バックレムードが漂っていたので、ヤバイ!という空気はあった。
バックレが発生すると、正社員のサビ残で埋め合わせが行われる。
これは現場の主任クラスまでが被り、課長以上は安全地帯に退避してやり過ごすというのが日本の企業の文化である。
管理職連中は口は出すけど責任の及ぶ詳細には決して触れない。
派遣15名の尻拭いは主任の俺に向けられた
「お前が全責任を負うべきだ!何とか事態を収拾しろ!このバイタの子が!」と課長に激しく罵られた。
課長も部長から「どの面下げて報告しやがるんだ!このケツの穴野郎!悪い報告は上げるなと、何度言ったら分かるんだ」と怒鳴られていた。
どう見ても俺一人で15人分は働けなかった。
俺は「はい!頑張ります!」と威勢の良い声を上げて、働き始め、途中トイレに立って、そのままバックレてしまった。
会社にはあれから顔を出していないし、会話もしていない。
友人に勧められるままに、労鬼経由で退職手続きを郵送のみで済ませた。
バックレが発覚した後の電話攻勢は凄かったな。出なかったけど。出ても黙って切ったけど。
旅行に出かけたので、アパートの玄関でご対面、という場面は無かった。
旅行から帰ると、部屋の電話の留守電に半狂乱な課長の声が何件も入っていたな。
メモリの容量を超えた先は分からないけど、多い時は5分おきに入っていた。
数ヵ月後に、あの糞課長はどうしているかな?と懐かしく思って公衆電話から会社にかけてみた。
「お客様のおかけになった電話番号は、現在使われておりません」
家に帰ってインターネットを見てみたら、会社のウェブサイトが消えていた。
3
20代後半の会社の女がさ、やっぱ年収1000万欲しいよね~。とか言ってたのでね。
勢いにのっていってやったんですよ。
「1000万?まず専務クラスではうちみたいな中小じゃまずいかないよね。まずよってこの会社はアウト。でさでさ、年収1000万だっけ。上場企業のさ、サラリーマン。俺から見れば超エリートの課長級。平均年収いくらだと思う?」
「1000万くらい?つーかブサ男いきなり会話に入ってこないでよキモいんですけどw」
「1000万ありえない。ありえないよ。正解はね750万円。ちなみに部長クラスになると
ようやく900万円代かな?でさ、でさ、部長クラスって言ったらもう40代半ばから後半
だよね?だよね?それでも1000万に届かない訳だけどキミってオッサン趣味な訳?」
ここで女唇を噛みはじめる。俺、さらに続ける。
「まあさ。違うのは解る。解ってる。キミがいうのは若くてイケメンな高収入男だろう。でもさ、でもさ、一般的に考えてよ。年収1000万のサラリーマンってさ。全サラリーマンの5%としかいない訳。これは仮に、仮の数字だよ。既婚者とか同性愛者とか結婚する気0のやつとかオッサンを引けばキミが出会える年収1000万円男はぐっと減る訳。
だいたいキミはだよ。ルックスとしては並だよね。(ホントは下の上くらいだが)はい、
そこで問題。キミは何を持って自分以上の容姿を持った女性に対抗するつもりなの?もう20代後半ってだけでも明らかにきびしいよね?よね?」
「ルックスとかじゃなく性格とかで見る人だっているし!!」
「性格?年収1000万とか金でしか男みてない女の性格の何処にひかれるんだよ。プギャー!!」
女、大声で俺の容姿を罵りヒステリックに叫ぶ。俺、キモ顔で笑いながらその場を立ち去る。
4
会社の女子トイレで、化粧品等の置き引き・盗難が頻発しているのだが、
数日前女子トイレの個人ロッカーに生体染色用の蛍光マーカー(イエロー)の詰まった高級美容液のボトルを入れ、
うっかり鍵をかけ忘れてしまった。
肌に付くと一週間は消えない薬剤の入ったボトルは消え、
その翌日から隣のフロアのA子が風邪とやらで休み続けている。
A子の風邪は酷いのだろうか。心配だ。
5
姉貴が交通事故で死んだ以降の事思い出すと笑いがとまんね
何がってさ加害者の一家謝りにもこねえのマジで
あっちの立てた弁護士とあちら側の保険会社のやつらばっか来てたな
弁護士は頭一つさげねえし
大人になってから意味は分かったよ
あんま下手に出ると弁護がやりにくいからだわな
保険会社の連中はへこへこ頭下げるけどなんか胡散臭かった
いまにしておもや連中は被害額を少しでも減らすために必死だったんだろうな
事故の原因はあっちの家族の娘
喘息の発作起こしてたらしくって
我が娘可愛さに病院連れてくのが先で轢き逃げしやがった
親が慌てて暴走運転?
姉貴は顔面ぐちゃぐちゃで棺桶の蓋キャンノットオープン?
ふざけんなと
娘さんが中学に入ったあたりから
何度か会いにいって言ってやったよ
姉貴はてめえのせいで死んだのに何ピンピンしてやがんだって
人間の中身が案外白とピンクだって事しってっかって
高校進学したってきいてみにいったときのデブリゴンはまじワロス
久しぶりにいじめてやろうと思ったけど
めっちゃどんより曇り空雰囲気で暗くて暗くてハゲワロス
何度か暇見つけて観に行ったら
周りの生徒からいじめられてるかんじだったから
ざまあかんかんで手引いてやった
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