スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
口が軽い
この間近所のママさんの姑にママさんを見かけなかったかと聞かれたので
丁度近所のコンビニで見かけたところだったので底のコンビニいましたよと教えた。
理由はわからないけどどうもコンビニにいることを姑さんに知られたくなかったみたいで
同じ子供会のママさんたちに私の口が軽いから注意した方がいいと言われてた。
子供が同じ学年のママさんからケンカしたのと聞かれて上記のことを教えられた。
ものすごくカチンときたのでそのママさんと旦那さんが一緒にいるときにあいさつされたので
そのママさんに「口が軽いっていうのはあなたが黒人男性とどこそこの店の裏でディープキスしてたって
町内中に触れ回ることだと思うんだけど。私去年から何度も見てるけど言ったことないでしょ。」って言って帰ってきた。
ガンガンスマホが鳴ってるけど、ほんとのことだから問題ないよね。
それに相手の黒人男性って同じ小学校のママさんの旦那だってことは武士の情けで言わなかったんだから。
ちなみにもう相手のママさんは知ってると思うけどね。
私を罵り続けた奴ら
中学時代 話した事もないのに私を罵り続けて青春をブチ壊した奴ら(DQN)にした小さな仕返しです。
省略しますが、中学時代学年中が敵になり、ひどい嫌がらせをされてた私は1日誰とも喋らないなんて普通の事でした。
正直すごく辛かったけど負けるのが嫌で3年間通いきりました。
それは良かったものの卒業後、中学のトラウマが原因で対人恐怖症になり
外に出ると過呼吸になったり、とにかく人が怖くて引きこもりになってしまいました。
私の中学時代の青春をぶち壊したDQN達は充実した毎日を過ごしてると思うと憎くてたまらなかったけど、
何もできずに毎日泣くことしかできませんでした。
だけどある日突然、急に自分を大事にして守るために引きこもるのが馬鹿らしくなって、
あいつらを罵ってやりたいと思うようになりました。
まず初めは外に出る自信を付けるために、今思うと普通に痩せ型だったのに過激なダイエットを初めました。
化粧を覚えて、とりあえず綺麗になる事だけをひたすら考えていました。
すこしづつ外出を初めて、SMSを使ってDQNと繋がりを持ち、人に対しての怖さは残っていたけど表面上は楽しい毎日を送りながら、
DQN男と毎日思わせぶりな連絡をとるようにしました。
見た目が少し変わっただけで、態度を180度変えてきたDQN男と会う約束までしてDQN男宅に行く事に。
当然発情してくるDQN男。拒まず受け入れずで、あと一歩で汚いブツが私の中に入って来る手前まできた所で大声で笑いながら
「お前過去にさんざん罵ってきた女に発情して下半身丸出しにしてバカじゃねーの?w恥ずかしくねーの?w
中学時代はプライドしかないクソ男だと思ってたけどプライドすらねーんだなw」と叫ぶ。
DQN男の言葉が出ずに口をパクパクさせてる顔を見ながら帰る支度をして
「その顔凄く不細工。散々罵ってた奴に不細工って言われてどんな気持ち?」
と一言残して走って逃げてました。
DQN男は全員彼女がいたので証拠になるものをその子に送って別れさせておきました、
中にはDQNの中の女と付き合ってる奴もいて相当軽蔑されていまみたいです。
その他のDQN女には、当時の彼氏にちょっかいを出して別れさせて、DQN女に当然呼び出されるも
DQN男にしたのと同じように「散々罵ってた女に彼氏とられてどんな気持ちか聞かせて?」
の一言でみんな口をパクパクするだけで帰っていきました。
今でも外に出るのが怖いし、私の青春は帰ってこないけどプライドが高いDQNだったので
プライドを傷つけられるのは相当効いてると思うからスカッとしました。
来年は成人式ですごく怖いけど、どんな顔して私を見るのかが楽しみで仕方ない。
異動してきた鬱陶しい男
4月に異動してきた男性Aが鬱陶しい。
女性同士で集まって話をしていると近づいてきてイラッとするツッコミを入れてくる。
例えばコンビニスイーツについて「気になってたんだよね」「美味しいよ」なんてことを話していると
近づいてきて「でもカロリー高いよw」と一言言って立ち去っていく。
Aが以前いた部署の顔見知りにそれとなく探りを入れたら以前から同じようなことをしていて、
でもそれは前部署にいたお姉さま方が「やだー、Aくんったらヒドーイ☆」と楽しそうに反応してしまっていたので
Aは正しいコミュニケーションだと思い込んでるっぽかった。
そういうツッコミは1日に1回あるかないかだし、
それ以外の問題はなかったので何か言われても女性陣はスルー。
スルーされても気にならないのか態度の変わらないA、という日々が続いていた。
昨日の昼休みに女性3人でネットニュース見ながらオリンピックの話をしていて
「○○選手って結構好みの顔」「あー、わかる!かっこいいよね」という話をしていたら
またもやAがススッと近づいてきて「いい噂は聞かないけどねw」
いつもなら無視するところだけど、明日から夏休みだー!と浮かれて悪戯心が沸いたので立ち去ろうとするAに
「Aさんのいい噂も聞かないけどねw」と言い返して雑談再開。
そうしたらAはその場でしばらくフリーズしてた。
半身向ける姿勢だったからどんな顔してるか見えなかったけど、同僚によると(゚д゚)の顔文字そのままだったって。
いい噂を聞かないのは事実だから嘘は言ってない。
といって悪い噂もこれといって聞いたことないんだけど。
毎日変なおっさんに付き纏われていた
中学の時、通学路でほぼ毎日変なおっさんに付き纏われていた
校門で待ち伏せられて、背後にぴったりとくっつかれて、
ボソボソと「ち○こ」とか「ま○こ」とか呟かれて、
鼻息をたてて髪の匂いを嗅がれて、そのまま家の門まで付いてくる
「やめて下さい」と言ってもニヤニヤ笑うだけ。ダッシュで帰ってもぴったりとついてくる
友達に助けを求めて一緒に帰ってもらったりしたけど、そうすると友達の背後にぴったりとくっついてきて友達に危害が及ぶし、
そもそも私の家は友達の家と正反対の場所にあるので友達にも頼れなかった
この異様な状況を見かねた別の友人が「警察に通報したら?」「直接警察に言うのが怖いなら先生を経由すればいい」と助言してくれたけど、
親に叱られるんじゃないかと思って警察には言い出せなかった
荒い鼻息とくぐもった声で語られる卑猥な言葉、異臭、異様な目付き
毎日悪夢を見ているようだった
常に悪寒と吐き気に襲われているようになった頃、「もう死んでもいいや」と変な覚悟を決めて復讐を決行した
復讐といっても大したことはしてない。下校中に立ち止まっただけ。
背後にぴったりと張り付いてくるおっさんは私の頭に顔面をぶつけて悶絶した
案の定おっさんはキレて黄ばんだ手で私の腕を掴んで引きずって、
校門の前にいた先生に「こいつにぶつかった」と臭い口で喚き散らした
ただ、校門の前にいた女の先生は前々から大まかな事情を察していて下さっていて、「何かあったら遠慮なく相談してね」と仰ってた人だった。
先生はおっさんに
「立ち止まった人を避けられないほど至近距離にいたんですか?それはどういった理由で?」
と言ってくれた
おっさんはしばらく口ごもった後に唾を吐いて立ち去っていった
私は力が抜けて号泣。先生は私が落ち着くまでそばにいて慰めて下さった
警察への通報もアドバイスされたけど、やっぱり親が怖かったので通報はやめておいた
夏季限定の水泳部
小学校の頃、夏季限定で水泳部ができた。
小五の時、帰宅部で居たかった私だが教師に頼まれ仕方なく入部。
で、練習の時に気付いたがなぜか私のことを見下している隣のクラスのA子も入部していた。
「え~、(私)さんも入部したの?泳げるの?大丈夫?」
などと言ってきたが「泳げるよ」とだけ言って練習参加した。
練習一通り終わって先生がタイムを計るというので皆集まる。
六人ずつ泳ぐのだが偶然にも私とA子は同じタイミングで泳ぐこととなった。
「(私)さんになら余裕で勝てそうー」
とわざと聞こえるように言ってきてムカッと来たのでいっちょ本気出して泳ぐことにした。
結果、私ぶっちぎりで一番。
自由形で泳いでいいと言われてたのでクロールで25m息継ぎ1回だけで泳いだ。
私は幼稚園の頃から水泳やってるから水泳は得意。
スイミングスクールでクロールと背泳ぎと平泳ぎもマスター済みでこの時バタフライを練習中だった。
先生に入部頼まれたのも平泳ぎできる奴がほとんどいなかったからなんだよね。
A子すっごい悔しそうな顔してたな。
大会前にもレギュラーの座をかけてA子に勝負挑まれたけど私は平泳ぎでA子はクロールで出るから意味なかった。
まあ一応勝負してあげたが私の勝ちだった。(私:背泳ぎ A子:クロール)
悔しそうな顔したA子の顔は見ててすっきりしたな。
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