『いじわるなお嬢様と腰巾着』など全5話 – スカッとする話 短編 – 傑作選【因果応報・復讐・武勇伝】

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

  1. スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
    1. 突然おっさんが助手席に乗り込んできた 夜によく車で旦那を迎えに行くんだが、 駅のロータリーで待っていたら突然禿げ散らかしたおっさんが助手席に乗り込んできて ドカッと座ると「さっさと発進せんかっ!」と怒鳴った。 なんだこいつと思って「誰?」って聞いたらこっちを向いて漫画みたいにビクッとなって 「しっ失礼しましたっっっ!」って出て行って別の車に乗った。 車内が透けて見えていたが、自分が間違ったくせになんか奥さん(だと思う)に怒鳴ってて 奥さんはペコペコしてた。 同じ車種の同じ色だったので間違えたらしいんだが、あの態度はなんだ。 いつもあんな態度で奥さんに接してるんか。 奥さんも奥さんだ。 迎えにきてやってるのにペコペコすんなよ。 以来そいつを時々見かけてはムカついていたので 昨晩そいつを見つけて、たまたま私の車の前を横切ろうとしたので 軽くクラクションを鳴らして驚かせてやったら(すみません、もうしませんw) アンガールズみたいに四肢がはっちゃけてビックリしてた。     どこまでダサくなる 他好きして嘘をついて手酷く振った元彼(と書くのも嫌だから今後クソ) クソと私は同じ業界務め、クソの新彼女は同じ業界入りたてホヤホヤ。 業界では横の繋がりが大事で、私とクソは二人とも中の上くらいの立ち位置にいた。 なので蹴落とした。クソがやりたいだろう仕事(長年一緒だったから分かるよ)を全部先回りして、 仲良くしたいだろう人に取り入って。私の下に付く人をとにかく増やした。 幸い元からの知人たちも支持してくれる人は多く、 実際のところは私寄り中立くらいの人が多かったのだが、 クソは元からの知人たちは皆私側ではないかと信用出来なくなって、 結果私が仲良くしていなかったごく一部の人間としか仕事しなくなった。 なんで私が仲良くしていなかったかって、その人たちが信用ならなかったからなんだけど。 結果どんどんクソは周りから人が消えて信用も無くなり、大きな仕事もほかの人に取られてしまった。 新彼もできてしばらく幸せにやっていたさなか、久し振りにクソのFBを覗いたら 未だに仕事を取った人のことを愚痴愚痴言ってたよ。 どこまでダサくなるもんだか。 思い出すといくらでも恨みは出てくるけど、なんとなくすっきりしたし、 忘れてまた頑張って生きていこうと思う。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   いじわるなお嬢様と腰巾着 結果的に相手が大人しくなってくれた話。 中学のとき、私は友人のB子とともに美術部に入部した。 そこにいっしょに入部したのがいじわるなお嬢様の嬢子と腰巾着の腰子。 他にはC子とD子も入部していて、最初は基本この六人で一つの大きいテーブルを囲んで活動してた。 嬢子と腰子は最初から地味で大人しい私とB子を見下していて、あからさまに馬鹿にしたり、 「(私)ちゃんとB子ちゃんは私たちに従うこと」という掟?みたいなものを紙に書いたりしてた。 この辺で私もうんざりして、B子と二人でグループを抜けた。 抜けたといっても二人で隣のテーブルにうつっただけだけど。 そしたら同時期に私とB子の共通の友人のE子が、事情があって他の部活から転部してきた。 当然E子は私たちのテーブルで活動することになる。 そうして三人でしばらく活動していたが、ある日C子が「そっちに入っていい?」と申し出てきた。 私たちは快く受け入れた。 そしてまたある日、今度はD子が「そっちにいってもいい?」と申し出てきた。 私たちはまた快く受け入れた。 これで美術部の私たちの学年は、嬢子腰子コンビと私たち5人グループに分かれることとなった。 そしてまたしばらくしたら、今度は嬢子と腰子が「私たちもそっちいってもいい?」と申し出てきた。 私たちは今回も快く受け入れた。 これで元の一つの大きなグループになったけれど、 これ以降嬢子と腰子が私やB子を馬鹿にしたりするようなことは一切なかった。 不快じゃなければ、別にいい。 嬢子が持ってきたゴスロリ雑誌をみんなで見るのも、それはそれで楽しかった。 もっとも卒業前の片づけのとき、 「(私)ちゃんとB子ちゃんは私たちに従うこと」の掟の紙がでてきたときは みんなで鼻で笑ってたから、別に嬢子や腰子のことを好きになったわけじゃないけど。 (嬢子と腰子はサボり) 余談だが、嬢子は中学卒業後、ガチの進学校→有名大学という輝かしい人生を歩んだと聞いたけど、 腰子は普通の高校に進学したあとリア充の嬢子もいないのに今まで通りに振る舞った結果、 性格の悪さからぼっちになって、周囲からの扱いが「こいつ性格悪いから近づかないでおこう」 →「そういう年頃なだけだからみんなで生暖かく見守ってやろう(ただし友達にはならない)」に なったと聞いたときは長い間腰巾着みたいな半端なポジションいるのってダメなんだなと思った。 今はもう連絡とれなかったりとりたくもなかったりで、全員と関わりないけど、 みんな元気で幸せだといいなあ。     産後一ヶ月で体型戻らなかったら離婚なw 現在妊娠中。 夫に「産後一ヶ月で体型戻らなかったら離婚なw 結婚当時と全然変わった詐欺でおまえ有責だからw」と言われた。 「じゃああなたの頭頂部のハゲ、あと一ヶ月で生えなかったら離婚ね。結婚当時と全然変わった詐欺であなた有責」 と言うと「人をハゲ呼ばわりするのか!」とファビョって出て行った。 夜寝ている間に撮った頭頂部画像と、結婚当時のフサフサ画像を洗面台の鏡に貼っておいた。 朝になって画像と鏡に映った己の姿を見たらしい夫、真っ青になって朝ごはんもろくに食べず出社した。 脳内フィルターか何かで、今まで夫の目には変わらずフサフサの自分が見えてたらしい。 それからやたら機嫌をとってくるがヘーソーフーンで聞き流してる。 つわりピークの時期にも「なんで俺が家にいる時に吐くわけ?」 「人に食費出させといて無駄にして…」等の発言ありで、 妊娠してから人が変わったみたいに暴言が増えた夫に、 愛情ゲージがすごい勢いで減りつつある。 仕事辞めなくてよかった。     馬鹿な人は不幸が続く 今さっき電車の中で起きたことw 座席に座っていたら60代くらいの婆が目の前に立った。 席を譲れと膝やバッグでこちらにプレッシャーかけてくる。 しかし私は今足を怪我していて杖ついてる。立ちたくない。 すると隣に座っていた親子連れが、子供をママの膝に乗せて 1席空けて婆に席を譲った。すると婆、こっちをチラチラ見ながら 「いい子ね坊や、席を譲れるような良い子には良い事が起こるのよ。 本当よ。譲れない馬鹿な人は、不幸が続くの。」 って言った。私は本を読んでいたのでもちろん無視。 そしてその後終点のターミナル駅までの小一時間、 婆はその親子にゴミみたいな話をマシンガンのようにし続けた。 いかに老人を(私を)敬うべきかから始まって、 家族や友人やご近所さん、ペットの話を延々と。 子供はママとお話ししたり手遊びしたりしたそうで、 ママさんも途中で何度も婆の話を切り上げようとするんだけど そのたびに婆が肩をポンポン叩いて、でねそれでね~って話し続けた。 そして終点に着いたら、じゃあね~と言いながらでかい荷物を 周りに(その親子連れにも)ガンガンぶつけながら一番に降りてった。 終点だからみんな降りるのに、あんだけ駄話聞いてやった親子連れに 礼も言わず席を立つのも待たず、さっさと。 残された親子連れの子供の方が、ママに向かって 「あのお婆ちゃん、席を譲ったらいいことあるって言ったけど なんにもない、つまらなくなった。嫌だった。僕もう席譲らない。 人に親切にしても損するだけだ」 というような内容のことを半べそで言っていた。 ママも、ん、んん…みたいにぐったり返事していた。 こうして子供は社会不信になっていくんだなって気の毒だった。 そして、その後の乗り換え電車でも私と婆は一緒になった。 姿を見かけたので近付いていって、車内で隣に立った。 婆はまた前の座席に座ってるリーマンに鞄でプレッシャーをかけていたけど 横に松葉杖をついた私が華麗に参上し、リーマンは私に席を譲った。 後は席を譲ってくれそうな人はいない(婆は強そうな人は狙わない)。 そして、席を譲ってくれたリーマンがそのまま私の前に立ったので 婆は私に鞄や膝をぶつける嫌がらせも出来ないw 横から鞄を私にぶつけようとしたら婆の前の座席に座ってた 怖そうなおっさんにぶつかってしまいおこられていたw そのまま私は20分くらいのんびりさせて貰い、降りる時には リーマンにちゃんとお礼を言い、近くいたおじいちゃんに席を譲った。 可哀相なさっきの坊やのためにささやかに復讐しといたw   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

突然おっさんが助手席に乗り込んできた 夜によく車で旦那を迎えに行くんだが、 駅のロータリーで待っていたら突然禿げ散らかしたおっさんが助手席に乗り込んできて ドカッと座ると「さっさと発進せんかっ!」と怒鳴った。 なんだこいつと思って「誰?」って聞いたらこっちを向いて漫画みたいにビクッとなって 「しっ失礼しましたっっっ!」って出て行って別の車に乗った。 車内が透けて見えていたが、自分が間違ったくせになんか奥さん(だと思う)に怒鳴ってて 奥さんはペコペコしてた。 同じ車種の同じ色だったので間違えたらしいんだが、あの態度はなんだ。 いつもあんな態度で奥さんに接してるんか。 奥さんも奥さんだ。 迎えにきてやってるのにペコペコすんなよ。 以来そいつを時々見かけてはムカついていたので 昨晩そいつを見つけて、たまたま私の車の前を横切ろうとしたので 軽くクラクションを鳴らして驚かせてやったら(すみません、もうしませんw) アンガールズみたいに四肢がはっちゃけてビックリしてた。     どこまでダサくなる 他好きして嘘をついて手酷く振った元彼(と書くのも嫌だから今後クソ) クソと私は同じ業界務め、クソの新彼女は同じ業界入りたてホヤホヤ。 業界では横の繋がりが大事で、私とクソは二人とも中の上くらいの立ち位置にいた。 なので蹴落とした。クソがやりたいだろう仕事(長年一緒だったから分かるよ)を全部先回りして、 仲良くしたいだろう人に取り入って。私の下に付く人をとにかく増やした。 幸い元からの知人たちも支持してくれる人は多く、 実際のところは私寄り中立くらいの人が多かったのだが、 クソは元からの知人たちは皆私側ではないかと信用出来なくなって、 結果私が仲良くしていなかったごく一部の人間としか仕事しなくなった。 なんで私が仲良くしていなかったかって、その人たちが信用ならなかったからなんだけど。 結果どんどんクソは周りから人が消えて信用も無くなり、大きな仕事もほかの人に取られてしまった。 新彼もできてしばらく幸せにやっていたさなか、久し振りにクソのFBを覗いたら 未だに仕事を取った人のことを愚痴愚痴言ってたよ。 どこまでダサくなるもんだか。 思い出すといくらでも恨みは出てくるけど、なんとなくすっきりしたし、 忘れてまた頑張って生きていこうと思う。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   いじわるなお嬢様と腰巾着 結果的に相手が大人しくなってくれた話。 中学のとき、私は友人のB子とともに美術部に入部した。 そこにいっしょに入部したのがいじわるなお嬢様の嬢子と腰巾着の腰子。 他にはC子とD子も入部していて、最初は基本この六人で一つの大きいテーブルを囲んで活動してた。 嬢子と腰子は最初から地味で大人しい私とB子を見下していて、あからさまに馬鹿にしたり、 「(私)ちゃんとB子ちゃんは私たちに従うこと」という掟?みたいなものを紙に書いたりしてた。 この辺で私もうんざりして、B子と二人でグループを抜けた。 抜けたといっても二人で隣のテーブルにうつっただけだけど。 そしたら同時期に私とB子の共通の友人のE子が、事情があって他の部活から転部してきた。 当然E子は私たちのテーブルで活動することになる。 そうして三人でしばらく活動していたが、ある日C子が「そっちに入っていい?」と申し出てきた。 私たちは快く受け入れた。 そしてまたある日、今度はD子が「そっちにいってもいい?」と申し出てきた。 私たちはまた快く受け入れた。 これで美術部の私たちの学年は、嬢子腰子コンビと私たち5人グループに分かれることとなった。 そしてまたしばらくしたら、今度は嬢子と腰子が「私たちもそっちいってもいい?」と申し出てきた。 私たちは今回も快く受け入れた。 これで元の一つの大きなグループになったけれど、 これ以降嬢子と腰子が私やB子を馬鹿にしたりするようなことは一切なかった。 不快じゃなければ、別にいい。 嬢子が持ってきたゴスロリ雑誌をみんなで見るのも、それはそれで楽しかった。 もっとも卒業前の片づけのとき、 「(私)ちゃんとB子ちゃんは私たちに従うこと」の掟の紙がでてきたときは みんなで鼻で笑ってたから、別に嬢子や腰子のことを好きになったわけじゃないけど。 (嬢子と腰子はサボり) 余談だが、嬢子は中学卒業後、ガチの進学校→有名大学という輝かしい人生を歩んだと聞いたけど、 腰子は普通の高校に進学したあとリア充の嬢子もいないのに今まで通りに振る舞った結果、 性格の悪さからぼっちになって、周囲からの扱いが「こいつ性格悪いから近づかないでおこう」 →「そういう年頃なだけだからみんなで生暖かく見守ってやろう(ただし友達にはならない)」に なったと聞いたときは長い間腰巾着みたいな半端なポジションいるのってダメなんだなと思った。 今はもう連絡とれなかったりとりたくもなかったりで、全員と関わりないけど、 みんな元気で幸せだといいなあ。     産後一ヶ月で体型戻らなかったら離婚なw 現在妊娠中。 夫に「産後一ヶ月で体型戻らなかったら離婚なw 結婚当時と全然変わった詐欺でおまえ有責だからw」と言われた。 「じゃああなたの頭頂部のハゲ、あと一ヶ月で生えなかったら離婚ね。結婚当時と全然変わった詐欺であなた有責」 と言うと「人をハゲ呼ばわりするのか!」とファビョって出て行った。 夜寝ている間に撮った頭頂部画像と、結婚当時のフサフサ画像を洗面台の鏡に貼っておいた。 朝になって画像と鏡に映った己の姿を見たらしい夫、真っ青になって朝ごはんもろくに食べず出社した。 脳内フィルターか何かで、今まで夫の目には変わらずフサフサの自分が見えてたらしい。 それからやたら機嫌をとってくるがヘーソーフーンで聞き流してる。 つわりピークの時期にも「なんで俺が家にいる時に吐くわけ?」 「人に食費出させといて無駄にして…」等の発言ありで、 妊娠してから人が変わったみたいに暴言が増えた夫に、 愛情ゲージがすごい勢いで減りつつある。 仕事辞めなくてよかった。     馬鹿な人は不幸が続く 今さっき電車の中で起きたことw 座席に座っていたら60代くらいの婆が目の前に立った。 席を譲れと膝やバッグでこちらにプレッシャーかけてくる。 しかし私は今足を怪我していて杖ついてる。立ちたくない。 すると隣に座っていた親子連れが、子供をママの膝に乗せて 1席空けて婆に席を譲った。すると婆、こっちをチラチラ見ながら 「いい子ね坊や、席を譲れるような良い子には良い事が起こるのよ。 本当よ。譲れない馬鹿な人は、不幸が続くの。」 って言った。私は本を読んでいたのでもちろん無視。 そしてその後終点のターミナル駅までの小一時間、 婆はその親子にゴミみたいな話をマシンガンのようにし続けた。 いかに老人を(私を)敬うべきかから始まって、 家族や友人やご近所さん、ペットの話を延々と。 子供はママとお話ししたり手遊びしたりしたそうで、 ママさんも途中で何度も婆の話を切り上げようとするんだけど そのたびに婆が肩をポンポン叩いて、でねそれでね~って話し続けた。 そして終点に着いたら、じゃあね~と言いながらでかい荷物を 周りに(その親子連れにも)ガンガンぶつけながら一番に降りてった。 終点だからみんな降りるのに、あんだけ駄話聞いてやった親子連れに 礼も言わず席を立つのも待たず、さっさと。 残された親子連れの子供の方が、ママに向かって 「あのお婆ちゃん、席を譲ったらいいことあるって言ったけど なんにもない、つまらなくなった。嫌だった。僕もう席譲らない。 人に親切にしても損するだけだ」 というような内容のことを半べそで言っていた。 ママも、ん、んん…みたいにぐったり返事していた。 こうして子供は社会不信になっていくんだなって気の毒だった。 そして、その後の乗り換え電車でも私と婆は一緒になった。 姿を見かけたので近付いていって、車内で隣に立った。 婆はまた前の座席に座ってるリーマンに鞄でプレッシャーをかけていたけど 横に松葉杖をついた私が華麗に参上し、リーマンは私に席を譲った。 後は席を譲ってくれそうな人はいない(婆は強そうな人は狙わない)。 そして、席を譲ってくれたリーマンがそのまま私の前に立ったので 婆は私に鞄や膝をぶつける嫌がらせも出来ないw 横から鞄を私にぶつけようとしたら婆の前の座席に座ってた 怖そうなおっさんにぶつかってしまいおこられていたw そのまま私は20分くらいのんびりさせて貰い、降りる時には リーマンにちゃんとお礼を言い、近くいたおじいちゃんに席を譲った。 可哀相なさっきの坊やのためにささやかに復讐しといたw   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧

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