『個室からカメラの音』など全5話 – スカッとする話 短編 – 傑作選【因果応報・復讐・武勇伝】

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

  1. スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
    1. 長崎原爆資料館での話 長崎原爆資料館での話。 5人の白人の人が見学してた時におっさんおばさんの集団たちが「あんたたちが原爆で殺した。反省しろ」みたいなことを言って絡んでた。 もとの始まりは白人の人たちが写真のフラッシュ炊いて注意を受けたことなんだけどね。 そのことについては物凄く謝ってたんだけど注意した側がヒートアップして人殺しを連呼。 修学旅行生とかもいる中で何言ってんだこいつらって白けたムードが漂ってた。 そこに修学旅行生とかを相手にしていた語り部?の爺さんが来て 「あんたらこの人が原爆落としたって言うんか?人殺したって言うんか?違うだろ。  ここは恨み辛みを言うところじゃない。戦争の悲惨さと現実を学んでもらう場所。  それはどんな人であって公平に平等に学ぶ場所。それが分からないなら出て行ってくれ」 って静かに言ったらおっさんおばさん達は気まずそうにしながら出て行った。 もともと静かな場所だったけど語り部の爺さんの雰囲気に呑まれたのか更に静かになり、 修学旅行生も来館していた観光客も真剣に展示物や話を聞くようになってた。 人殺しって罵られてた白人の人たちの中の女の子がありがとうって泣きなら語り部の爺さんの手を握ってた。 爺さんは「よかよか。気にしないでゆっくりと学んでください」って言いながら元の場所に戻っていった。 戦争を体験した人たちは重みが違うなと思った出来事。     個室からカメラの音 昨日ショッピングモールのトイレに入ったら、 車いすでも利用できるような構造の広いスペースをとった個室からカメラの音がした ピローン、ピピピ、カシャ ピロン、ウィーン(ピントを合わせる音)・・・ピロン ビックリして固まっていると、高校生くらいのギャルっぽい2人の 撮れたぁ?ヤバくね?ヤベーwwwうまく写らねーwwえーwww みたいな頭悪そうな会話が聞こえてきた 気持ち悪いなぁ、別のトイレ行こうかなぁと思っていると、 中学生か高校生くらいの女の子がその個室の前に立ち、迷うことなく壁ドンした しかも一回じゃなくて連発で ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!と容赦なく連発 中からビクッ!とした気配と物が落ちてスライドするガラガラ!という音が聞こえた スマホを落としたんだと思う 女の子は何事もなかったかのように踵を返して去っていった 中のギャルっぽいのがキレて出てくるかと思ったら、中から出てきた2人はオドオドビクビクしてた 手には自撮り棒を持っていたので、もしかしてそれでマジで盗撮してたんじゃ?と少し不安になった 2人は私と目を合わせようとせずに走り去っていった 個室で一体何をやってたのか、気持ち悪いので事実を全部書いてモールのお客様の声みたいなところに投函しといた 私は直接やめさせるような肝っ玉はないので、壁ドンした子みたいにとめられる人はすごいと思う (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   ママ名刺 ママ名刺って知ってるか? なんか子供を持つ親が●●のママという肩書で作る名刺で、連絡先だけでなく、 生年月日や血液型、持ってる資格や世帯年収を仄めかす情報を買いたりしているやつ 俺の妻は14時に家を出て25時過ぎに帰ってくる仕事をしている だからお迎えとかは俺が行くことが多いんだが、その時にボスママと取り巻きからこのママ名刺ってのを貰った 俺は仕事で使う名刺しか持ち合わせてなかったので受け取るだけ受け取ったんだが、 「シングルファーザーなんですか?」とズケズケと聞かれた 相手の言い分としては「誰とでもお付き合いする訳にはいかない、 きちんとした相手としか子どもを関わらせたくない」ってことのようだ 要はお前も名刺という名の個人情報をよこせ、と 「どちらにお勤めなの?」 「お仕事しながら育児は両立できるの?」 「お家のことしっかりなさってる?」 ととにかく詮索が酷かった 妻に話すと「シングルファーザーだと勘違いされるのは、あなたにも子どもにも申し訳ない」とシフトを調整し、 週2回子どものお迎えをしてから仕事に行くようになった 仕事時間が減る分給料も減るが、子どものためと割り切っていた ところが今度は「奥さん、お迎え行ってからお仕事行くなんてどんなお仕事なの?」と詮索が入った 「子持ちなのに髪も固めてお綺麗よねえ?」 「いつもビッシリ決めてるけどどこにお勤めかしら?」 「お家の前通っても夜遅くまで車がないし、帰りが遅いんでしょう?」 うひゃー女って怖いなーと思いつつ、俺と妻は別の人間なので、妻のことを勝手には話せません、 みたいなことを伝えて息子を連れて早々に逃げ出した 妻に聞くと妻も母親たちの質問攻めを受けるらしいが、 「仕事があるので」の一言と、幼稚園の先生の理解もあって逃がしてくれているらしい しかし暫くして幼稚園の集まりに妻と二人で出席することになった やはりと言うべきか妻は格好の餌食になった 「小さい子どもがいるのに夜の仕事なんて」 「あまり宜しくない仕事なのでは」 「小さい子がいるのに身なりもしっかりしているし、やっぱり」 「子どもの事何も解ってないんじゃ」 みたいなヒソヒソをボスママたちに聞こえる様に言われた 暫く話を聞いていた妻は、ボスママグループに近づき、懐から名刺を取りだした 「仕事以外では名刺は持ち歩かないもので、申し訳ありません。私、●●(超有名な進学塾)で講師をしております、●●の母の●●と申します ○○くんのお母さん(ボスママ)、上に20歳のお兄ちゃんがいらっしゃいますよね?塾にいらしてるのでよく存じ上げていますよ」 ボスママはその紹介に明らかに顔が引きつっていた 妻によると、Sラン大を目指すも挫折し、そこから成績も伸びず、 翌年AランBランの大学にも落ちて三度目の受験を目指す男の子らしい 家では母親に罵倒され、存在を消すかのように塾に押し込められて帰ってくるなと言われていたそうだ 妻は当時の校舎にうつって間もなかった為、ボスママも妻が息子に勉強を教えているとは気付かなかったのだろう それからは詮索が面白いくらいピタリとやんだ 俺も俺で職場の銀行に誰かの母親が来ていたようで、いつの間にか業種がバレていた 貧乏シングルファーザーの扱いから、セレブ夫婦に格上げされたのが面白かった 前は公立幼稚園に行っていてそこでもランクの付けあいのような事やってた 私立のお嬢様・おぼっちゃま幼稚園は一々他の保護者と格付けしあうなんてバカバカしいことはやらないだろうと思っていたが、品性と幼稚園は関係なかったようだ     群を抜いて高学歴な男性社員る 職場に群を抜いて高学歴な男性社員がいるのですが、 言葉の言い間違い、書き間違いが非常に多く、指摘しても直りません。 いったん覚えるとそれで固定してしまうらしく、口では「わかってますよ!」と言うのですが直らない。 たとえば ・応じる=「ようじる」 ・致します=「到します」 ・伺う=「うただう」 ・アポイントメント=「アポイントマト」 といった具合です。 上記の間違いも、同格か少し上の者が指摘した時は「自分が正しい」と譲らず 上司に言われてやっとしぶしぶ間違いを認め、次に指摘すると逆ギレといった具合です。 言い間違いはまだしも、書類上の間違いは本当に困ります。 先日、女性社員が何度目かの間違いを指摘するとまたキレ、年かさの女性社員が彼女をかばいました。 該当社員は「この会社には、フェミニンが多いですね!思想が偏ってる!」と憤激。 横の男性写真がボソっと「いや、女なんだからフェミニンで当たり前だろ…」とつぶやき、 誰かが噴きだしたことから笑いが広がってしまいました。 少しずつ広がった笑いは、笑ってはいけないという思いのせいで逆に爆笑になってしまい 該当社員は恥をかかされた!と上に訴えたようです。 上がどう判断を下すかはまだ不明ですが、彼の希望通り異動になってくれると有難いです。     ウチは寺。なのになぜか宗教の勧誘が来る。 個人的なプチスカ。 宗教がらみやので嫌いな人はスルーを ウチは寺。 なのになぜか宗教の勧誘が来る。 天○教とか創○とかエ○バとか。 たまにはちゃんと対応しようと、真剣に話も聞いてメモも取った。 そしてまた来た。エ○バ エ「先日はどうも。これ新しい冊子です」 私「有難うございます。あ、これ当山のパンフです。どうぞ」 エ「受け取る訳には…」 私「まあそう言わずに。前回とても良い勉強をさせて頂いたので、今回はお礼です。  エホバは王国の約束をしていますよね? お大師様も約束をしています。 56億7千万年後に再びこの世に現れて…」 と、教義を説いてみた。 言うても私は得度しかしてないから 出典は殆どウィキと聞きかじりww で、1時間くらい話してメモも取らせて、 「じゃあ次回はそちらの番で! その次はまた私がお話いたしますね!」 と言って、双方笑顔で別れた。 なのにそれ以来彼女たちは来ないww   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

長崎原爆資料館での話 長崎原爆資料館での話。 5人の白人の人が見学してた時におっさんおばさんの集団たちが「あんたたちが原爆で殺した。反省しろ」みたいなことを言って絡んでた。 もとの始まりは白人の人たちが写真のフラッシュ炊いて注意を受けたことなんだけどね。 そのことについては物凄く謝ってたんだけど注意した側がヒートアップして人殺しを連呼。 修学旅行生とかもいる中で何言ってんだこいつらって白けたムードが漂ってた。 そこに修学旅行生とかを相手にしていた語り部?の爺さんが来て 「あんたらこの人が原爆落としたって言うんか?人殺したって言うんか?違うだろ。  ここは恨み辛みを言うところじゃない。戦争の悲惨さと現実を学んでもらう場所。  それはどんな人であって公平に平等に学ぶ場所。それが分からないなら出て行ってくれ」 って静かに言ったらおっさんおばさん達は気まずそうにしながら出て行った。 もともと静かな場所だったけど語り部の爺さんの雰囲気に呑まれたのか更に静かになり、 修学旅行生も来館していた観光客も真剣に展示物や話を聞くようになってた。 人殺しって罵られてた白人の人たちの中の女の子がありがとうって泣きなら語り部の爺さんの手を握ってた。 爺さんは「よかよか。気にしないでゆっくりと学んでください」って言いながら元の場所に戻っていった。 戦争を体験した人たちは重みが違うなと思った出来事。     個室からカメラの音 昨日ショッピングモールのトイレに入ったら、 車いすでも利用できるような構造の広いスペースをとった個室からカメラの音がした ピローン、ピピピ、カシャ ピロン、ウィーン(ピントを合わせる音)・・・ピロン ビックリして固まっていると、高校生くらいのギャルっぽい2人の 撮れたぁ?ヤバくね?ヤベーwwwうまく写らねーwwえーwww みたいな頭悪そうな会話が聞こえてきた 気持ち悪いなぁ、別のトイレ行こうかなぁと思っていると、 中学生か高校生くらいの女の子がその個室の前に立ち、迷うことなく壁ドンした しかも一回じゃなくて連発で ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!と容赦なく連発 中からビクッ!とした気配と物が落ちてスライドするガラガラ!という音が聞こえた スマホを落としたんだと思う 女の子は何事もなかったかのように踵を返して去っていった 中のギャルっぽいのがキレて出てくるかと思ったら、中から出てきた2人はオドオドビクビクしてた 手には自撮り棒を持っていたので、もしかしてそれでマジで盗撮してたんじゃ?と少し不安になった 2人は私と目を合わせようとせずに走り去っていった 個室で一体何をやってたのか、気持ち悪いので事実を全部書いてモールのお客様の声みたいなところに投函しといた 私は直接やめさせるような肝っ玉はないので、壁ドンした子みたいにとめられる人はすごいと思う (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   ママ名刺 ママ名刺って知ってるか? なんか子供を持つ親が●●のママという肩書で作る名刺で、連絡先だけでなく、 生年月日や血液型、持ってる資格や世帯年収を仄めかす情報を買いたりしているやつ 俺の妻は14時に家を出て25時過ぎに帰ってくる仕事をしている だからお迎えとかは俺が行くことが多いんだが、その時にボスママと取り巻きからこのママ名刺ってのを貰った 俺は仕事で使う名刺しか持ち合わせてなかったので受け取るだけ受け取ったんだが、 「シングルファーザーなんですか?」とズケズケと聞かれた 相手の言い分としては「誰とでもお付き合いする訳にはいかない、 きちんとした相手としか子どもを関わらせたくない」ってことのようだ 要はお前も名刺という名の個人情報をよこせ、と 「どちらにお勤めなの?」 「お仕事しながら育児は両立できるの?」 「お家のことしっかりなさってる?」 ととにかく詮索が酷かった 妻に話すと「シングルファーザーだと勘違いされるのは、あなたにも子どもにも申し訳ない」とシフトを調整し、 週2回子どものお迎えをしてから仕事に行くようになった 仕事時間が減る分給料も減るが、子どものためと割り切っていた ところが今度は「奥さん、お迎え行ってからお仕事行くなんてどんなお仕事なの?」と詮索が入った 「子持ちなのに髪も固めてお綺麗よねえ?」 「いつもビッシリ決めてるけどどこにお勤めかしら?」 「お家の前通っても夜遅くまで車がないし、帰りが遅いんでしょう?」 うひゃー女って怖いなーと思いつつ、俺と妻は別の人間なので、妻のことを勝手には話せません、 みたいなことを伝えて息子を連れて早々に逃げ出した 妻に聞くと妻も母親たちの質問攻めを受けるらしいが、 「仕事があるので」の一言と、幼稚園の先生の理解もあって逃がしてくれているらしい しかし暫くして幼稚園の集まりに妻と二人で出席することになった やはりと言うべきか妻は格好の餌食になった 「小さい子どもがいるのに夜の仕事なんて」 「あまり宜しくない仕事なのでは」 「小さい子がいるのに身なりもしっかりしているし、やっぱり」 「子どもの事何も解ってないんじゃ」 みたいなヒソヒソをボスママたちに聞こえる様に言われた 暫く話を聞いていた妻は、ボスママグループに近づき、懐から名刺を取りだした 「仕事以外では名刺は持ち歩かないもので、申し訳ありません。私、●●(超有名な進学塾)で講師をしております、●●の母の●●と申します ○○くんのお母さん(ボスママ)、上に20歳のお兄ちゃんがいらっしゃいますよね?塾にいらしてるのでよく存じ上げていますよ」 ボスママはその紹介に明らかに顔が引きつっていた 妻によると、Sラン大を目指すも挫折し、そこから成績も伸びず、 翌年AランBランの大学にも落ちて三度目の受験を目指す男の子らしい 家では母親に罵倒され、存在を消すかのように塾に押し込められて帰ってくるなと言われていたそうだ 妻は当時の校舎にうつって間もなかった為、ボスママも妻が息子に勉強を教えているとは気付かなかったのだろう それからは詮索が面白いくらいピタリとやんだ 俺も俺で職場の銀行に誰かの母親が来ていたようで、いつの間にか業種がバレていた 貧乏シングルファーザーの扱いから、セレブ夫婦に格上げされたのが面白かった 前は公立幼稚園に行っていてそこでもランクの付けあいのような事やってた 私立のお嬢様・おぼっちゃま幼稚園は一々他の保護者と格付けしあうなんてバカバカしいことはやらないだろうと思っていたが、品性と幼稚園は関係なかったようだ     群を抜いて高学歴な男性社員る 職場に群を抜いて高学歴な男性社員がいるのですが、 言葉の言い間違い、書き間違いが非常に多く、指摘しても直りません。 いったん覚えるとそれで固定してしまうらしく、口では「わかってますよ!」と言うのですが直らない。 たとえば ・応じる=「ようじる」 ・致します=「到します」 ・伺う=「うただう」 ・アポイントメント=「アポイントマト」 といった具合です。 上記の間違いも、同格か少し上の者が指摘した時は「自分が正しい」と譲らず 上司に言われてやっとしぶしぶ間違いを認め、次に指摘すると逆ギレといった具合です。 言い間違いはまだしも、書類上の間違いは本当に困ります。 先日、女性社員が何度目かの間違いを指摘するとまたキレ、年かさの女性社員が彼女をかばいました。 該当社員は「この会社には、フェミニンが多いですね!思想が偏ってる!」と憤激。 横の男性写真がボソっと「いや、女なんだからフェミニンで当たり前だろ…」とつぶやき、 誰かが噴きだしたことから笑いが広がってしまいました。 少しずつ広がった笑いは、笑ってはいけないという思いのせいで逆に爆笑になってしまい 該当社員は恥をかかされた!と上に訴えたようです。 上がどう判断を下すかはまだ不明ですが、彼の希望通り異動になってくれると有難いです。     ウチは寺。なのになぜか宗教の勧誘が来る。 個人的なプチスカ。 宗教がらみやので嫌いな人はスルーを ウチは寺。 なのになぜか宗教の勧誘が来る。 天○教とか創○とかエ○バとか。 たまにはちゃんと対応しようと、真剣に話も聞いてメモも取った。 そしてまた来た。エ○バ エ「先日はどうも。これ新しい冊子です」 私「有難うございます。あ、これ当山のパンフです。どうぞ」 エ「受け取る訳には…」 私「まあそう言わずに。前回とても良い勉強をさせて頂いたので、今回はお礼です。  エホバは王国の約束をしていますよね? お大師様も約束をしています。 56億7千万年後に再びこの世に現れて…」 と、教義を説いてみた。 言うても私は得度しかしてないから 出典は殆どウィキと聞きかじりww で、1時間くらい話してメモも取らせて、 「じゃあ次回はそちらの番で! その次はまた私がお話いたしますね!」 と言って、双方笑顔で別れた。 なのにそれ以来彼女たちは来ないww   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧

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