スカッとする話 まとめ Vol. 6
スキンヘッドの兄ちゃん
スーパーでバイトしてたころ、意味不明なことでいちゃもんつけてくる
有名なおばちゃんがいて、運悪く自分のレジでおばちゃんが暴走した。
何でこの肉半額ちゃうのよ!とか何とか怒鳴られて、アルバイトだし、
お店に迷惑かかるからすみませんしか言えなかった。
そしたら後ろに並んでた肩に刺青入ったスキンヘッドの兄ちゃんが
「おいババァ、ネェちゃん困ってるやろが……いね、迷惑じゃ」と
めちゃすごい形相でおばちゃんを睨んだ。
おばちゃんは無言で立ち去り、そのスキンの兄ちゃんが
「ネェちゃん悪いことしてへんのやから気にしぃなや」と爽やかに微笑んで去っていった。
お礼を言えなかったのが残念だ。
ちなみに買ってったものはイチゴのつぶつぶポッキーだった。
日本人をなめるな!
つい先日、チェコの古城巡りをしていた時、目撃した出来事です。
ツアー客らしきバッチを付けた70才くらいのおじいさんが、
一団から遅れて写真を撮っていました。
すると突然、そばに居た若い男女が、おじいさんからカメラとバックを
奪おうとして揉み合いに!
私もびっくりして、Help! Police!と叫びましたが、かすれ声しか出ません。
私の後に居たおじさんが走って来てくれた時、スッとする光景が!
その襲われたおじいさんが、「セイッ」と言う掛け声と共に、
強盗を背負い投げしたのです!
ビタン!と石畳に打ち付けられた男は、唸って立ち上げれなくなりました。
女の方は、相棒の男を助け起こそうとしていました。
おじいさんは、帽子を拾いながら、「日本人をなめるな!」と一喝、
何事もなかったかのようにスタスタと一行の後を追っていきました。
二重に驚いた私も、助けに現れたイギリス人とその場をすぐ離れました。
「彼は凄いな。警察が来る前に去ったのも良かった。
警察が来たら、強盗のやつらは自分達が被害者だと言い立てるだろう。」と。
どこかのブログで、強盗を返り討ちにした話があったら、きっとこの方だと思います。
強盗がナイフとか拳銃とか持ってなくて、本当に良かったです。
クソ教師
中学生の頃、クラスのDQN男子が超底辺私立校に落ちた。
確かに今までの行いが悪く、自業自得だったが、
それなりに本人はショックを受けていた。
その頃私を含む3~4人は公立進学校に行くため、まだ勉強をしていた。
(県内一の馬鹿校だったため、クラスの8割が私立志望または就職)
いつもはうるさいそのDQN男子はじめ、他のDQN達も
「俺ら、うるさいから学校来ん方が良かったんやろうけど、
学校生活最後になるから・・・ごめんな。」と言って、脱DQNに。
その日は自習にも関わらず静かにしてくれてた。
するとなぜか技術担当の糞教師が突然、
「この間の私立の合否結果、○○(脱DQN男子)達は落ちた!この糞たれが!!
あんな馬鹿校に落ちるなんてお前らは本当にアホだ!頭悪い!
だいたい何で学校に来るんだ、お前らは勉強の邪魔だ!
公立を受けるやつの気持ちを考えてるのか!!?
公立受けるやつはこんなのと関わるな!」
と怒鳴り出した。それからさらに延々と他のDQN達の合否結果を言いふらし出した。
頭に来た私は、
「何で生徒の合否結果を言いふらすんですか?先生こそ生徒の気持ちを
考えてるんですか?先生の方が頭悪いんじゃないんですか。自習の邪魔です。
先生が一番うるさい、邪魔、早く出ていって。」
と言ってしまった。
先生は言い返せずに顔を真っ赤にして出ていった。うわーしまった、と思ってたら、脱DQN達が
「ありがとう、お前が言ってなかったら殴ってた。」とお礼を言われた。
私はその事で推薦枠から外されてしまったけど、(一般で受かった。)
言ってよかったと思っている。その頃は評定が足りなくて推薦枠から外されたんだ、と思ってました。
一般の願書を出したくらいに、糞教師から
「お前のあの最後の反抗的態度がなければな。」と言われました。
私の場合はDQNをかばった形になりましたが、
生徒が例えDQNであっても、生徒の合否を言いふらすのはいけないことだと思います。
親の権力
今日心からスーッとした。
重役の娘が今年から入職したんだけど、
こいつがまた「親の権力」という物をよーく分かってる女。
トイレで他の人にぶつかった時に、
「あの○○課のこういう人です!あったま来た、お父さんと相談する!」
と大声で息巻く。
仕事はほとんどしないし、してもギャル文字等馬鹿丸出し、
しかかもそれわざとやってる。(本人談)
理由は「上司がうざいから」。
勤務は五時半までなんだけど、5時には退出し、
「五時半になったら私のタイムカードもお願いしまーす」と言って帰る。
さすがに上司が注意したら
「わかりましたーーーーお父さんと話し合ってきますーーーー」とふてくされた。
重役は子煩悩で有名な人だったらしいし、
いつか被害者が出るんじゃないかと思っていた。
そんな彼女が先日、一生懸命pcの画面を覗き込んでいて、
何やら頑張ってるようだったのでちょっと驚いた。
すると「あーソリティアって絶対クリアできるんですよね~、
これ難しいーー、あーイライラするー、てかクリアできるまでがんばろ」
と言った。
もうさすがに皆真っ白…ソリティアかよ…って。
そしたら彼女が唯一弱い相手、
会社の飲み会の道すがらスカウトされた事もあり、
某有名国立大を卒業したイケメンSさんが彼女に
「こんな忙しい時にゲームなんかに夢中になられるほうがよっぽどムカつくよ。
てかいつも通りタイムカード押してあげるから帰っていいよ。
いやむしろ帰ってください、居て欲しくないんです」
とキッパリ言った。
彼女はポカーンとした後、
「私Sさんの事結婚してあげてもいい位好きだったのに!!」と号泣しながら帰って行った。
皆で思わず拍手したが「俺の送別会よろしく」と言われて我に返り、
ここで皆団結、重役に直訴状を書いた。
そしたら今日、彼女は無断欠勤だったが、なんと重役自身が直接謝りに。
そして娘はクビがふさわしい、と言い懲戒免職になったと言ってきた。
皆で歓声を上げてSさんにおめでとうおめでとう!と言ってたら
重役は「ここまでなぁ…」と呟いてた。
そして「心機一転、また頑張ってください」と言って去っていった。
重役は辛かったろうけど、こっちは万々歳です。
おまわりさんのおかげで
最近外が暖かくなってきたので、職場の仲間数人と外で飯を食おうと言う流れになり、
コンビニで飯を買って、会社の近くの公園のベンチで食い始めた。
ターミナル駅の近くの公園なんで、排気ガスや車の音はうるさいけど
いい気分転換になった。飯も食い終わって仲間数人と話してると、
俺たちの居るベンチの前で一人の男の子が転んだ。
5歳ぐらいかな?かなり泣き始めた。
俺たち全員独身で子供の扱いなんか慣れてなかったから、
オロオロしながらも抱き起こした。周りを見渡すと、そこの近くのデパートの袋を
足元において、携帯で話し込んでる女性が一人。
でも、泣き声に気付くそぶりも無い。とりあえず狼狽しながら
「大丈夫?痛いの痛いの飛んでけ~!!」とか言いながら慰めてた。
んで、だいぶ落ち着き始めてその子も泣き止めかけた時、
その女性がすごい形相で走ってきた。
「ちょっと!!あんた達何やってんのよ!!」
「いえ・・・この子が僕らの目の前で転んだんで」
「あんた達がやったんでしょう?ほんと酷いわね!!」
「いえ、けしてその様な事は・・・」
正直キレそうになった。目を離したのはアンタだし、それにせめて泣き声で気づけよ・・・
「あんた達この辺の会社でしょ?名刺出しなさいよ!!警察呼んで訴えてやるから!!」
母親のファビョリ方に怒りがふつふつと湧いてきたところで、なんと本当に警察がきた。
どうやら公園の周りの駐禁を取りに来ていたらしい。
「あの~大丈夫ですか?」
「おまわりさん!!この人達家の子供に悪戯したんです!!訴えます!!」
「事の顛末は見ていましたよ。事実は彼らの言うとおりです。
なんだったら、カメラの映像見ますか?」
と、おまわりさんは外灯の上にある監視カメラを指差した。
「おまわりさんの言うとおりだよ!!ママずっとおしゃべりばっかり!!
ママなんか嫌い!!」
子供まで味方してくれたのは嬉しかったけど、ちょっと情けなかったかな。
さっきとは逆に母親はスゲー落ち込んで半泣き。ちょっとかわいそうだった。
でも、この後のおまわりさんがかっこいいんだ。
「駄目だよ、僕。ママの事嫌いって言ったら。すごくママかわいそうじゃない。
男の子はママを守らなきゃ。だから、ママを責めるんじゃなくて、
今落ち込んでるママを慰めてあげなきゃ」
そういって子供の頭撫でたんだ。
その子は元気良く頷いて、俺たちに「ありがとう」って言って
母親の手を引いて帰っていった。なんかNHKのドラマみたいに
恥ずかしいぐらいの展開だったけど、おまわりさんのおかげでスーともしたし、
何より心温まったね。
ちょっと緩和しまふ
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