スカッとする話 まとめ Vol.48
中学生の連合軍
うちの集落は元々10軒くらいしかない田舎
昼間は玄関に鍵など掛けた事がない・・・・
と言うか、みんな勝手に玄関とかにお裾分け置いてくような「一見」のどかな場所
数年前に集落のそばに宅地が整備されて8軒くらい家が建った
その内の一軒の嫁と嫁の親
盗品抱えて意気揚々と集落のうちの一軒から出てきた瞬間、
門から雪崩れ込んでくる総勢20人を超える近所の爺様婆様と住宅地の奥様方、
丁度夏休みの中学生の連合軍
半数くらいが手に鍬やら鋤やら草刈用の大鎌やら好き勝手な得物を持って取り囲む
一番強烈だったのは、エンジン掛けっ放しのチェンソー
真っ青になって玄関に横付けした車に飛び乗るも
車は何時の間にやらジャッキアップされていてエンジンが轟音を上げるだけで動かず
結局、車から降りれないままガクガクブルブルしている間にK到着でお持ち帰り
実の所、家に入って5分もしないうちに囲まれてたんだけどね
しかも、住宅地の奥様、半分以上集落の家の娘か嫁なんだ
2件も続けて周りの奥さんの実家や旦那の実家から盗めるほど田舎のネットワークは甘くない
そんなお話
結局、嫁と嫁の親は余罪がたんまり出てきて塀の中へ
旦那は家と土地手放し、生まれたばかりの息子を連れて実家に帰って行った
まぁ、実家言っても隣の集落だけどな
ニコニコ顔の課長
以前勤めていた職場であった事。
新入社員の中にスラリと背の高いメガネの似合うインテリ系のイケメンがおり
女性社員の間で噂になっていた。
しかし彼は物凄く口の悪い奴で部長クラス以外には「うっせーなテメーは」とか
「御託はいいんだよ。テメーは俺が聞いた事だけ答りゃいいんだこのウスノロ」などと
平然で言うので男性社員とは喧嘩になり、女性社員はショックで泣き出したりする
人が絶えなかったがコネ入社だったらしくどんなに上に訴えても泣き寝入りに終わっていた。
ある日、課長が彼の席にやって来て仕事の話をしていたのだが、時間が経つに連れて
いつものように彼が「うるせー黙れ」と口調が荒くなり出した。
その課長は小柄でいつもニコニコと笑っている人で今まで彼が何を言ってもスルーして
いたのにこの日は我慢できなかったのか、笑顔のまま突然彼の顔面を殴打。
椅子から吹っ飛び床に倒れてた彼に、何が起こったのか一瞬理解できず皆呆然。
殴られた彼自身も呆然としていると、課長は彼が座っていた椅子を持ち上げ
勢い良く投げつけた。幸い椅子は彼には当たらずに脇をすり抜けて壁に激突して大破。
「おいおい…冗談よせよ」と引きつり笑顔でボソボソ言う彼に「前々から思って
たんだがお前何か勘違いしてるよなぁ?ちょっとこっち来いよ」と彼の襟首掴み、
去り際に「騒がせてゴメンね。皆は普通に仕事再開して」とフロアから出て行った。
1時間後、顔中ボコボコに腫れ上がった彼とニコニコ顔の課長が戻ってきた。
彼はその後別人のように静かになった。
とにかく怖かったのはその課長が最後まで笑顔だった事。
その後課長は本社に「椅子は弁償する。処分も好きにしてくれ」
と電話してたけど、今までその新人さんに手を焼いていた他の課長達や
嫌がらせ受けてた他の社員が「この人は悪くない」と言ったせいか椅子を
弁償するだけで済んでました。
自己中な上司
10年前の話だけど新卒で入社した会社での話。
普段からワンマン自己中な上司にランチを誘われた俺と同僚とバイト君。
俺と同僚はウンザリしつつも断ることが出来ず、しぶしぶ同行。
というのもこの上司、ランチに限らず飲み会などでも他人が勝手に注文する事を許さない。
多分、悪ノリ?のつもりなのか、「お前、○○で決定ね」とか
お、これ食ってみwww」みたいな。
しかも奢ってくれるわけではないからタチが悪い。
その日、定食屋に入ると日替わりランチが焼魚定食だった。
それを見た上司は「お、秋刀魚じゃん秋刀魚。みんな秋刀魚食おう」
といつもの感じで勝手に注文。
俺と同僚は苦笑い。バイト君は「えええwww」みたいな感じだったけど特に反論もせず。
早速運ばれてくる焼魚定食。すると上司が、
「よし、秋刀魚の食べ方教えてやる。俺は魚の食べ方が汚い奴が大嫌いなんだよな」と。
でも見ていると至って普通の食べ方で、普通に小骨を避けて集めて…という感じ。
でも本人はドヤ顔で満足気。
俺らは箸を取る事すら許されない感じで見せられていたが、突然バイト君が、
「すいません、冷めるんでw」
と、頭からかぶりつきあっという間に骨ごと完食。皿には何も残っていない。そしてバイト君は
「俺、魚嫌いだから食い方とか分かんないっすwww昼メシくらい好きなの食わせてくださいよw」
その言葉を聞いた上司は何も言えず苦笑い。
俺はそれを見てスーッとしたと同時にそれまでの自分が恥ずかしくなった。
2年前その会社を辞めて独立したんだけど
あのバイト君は今ではうちの役員君として頑張ってくれている。
先日、二人でランチに行った時にこの話を思い出した。
ちなみにあの上司は電車内で盗撮したのがばれて逮捕された。
不真面目で身勝手なやつ
職場で業界資格の勉強会があった
宿題で課題をいくつか出されたのだがすぐに仕上げることができた
提出期日前の週末、不真面目で身勝手な同期Aよりメール「一緒にレポート仕上げようぜ」
仕上げ終わったからもういい、と返信したら「それは好都合、手伝ってくれ」
週末を自分に無意味なことに使いたくないから断ったがそれでもしつこく誘ってくるので放置した
休み明けAの機嫌がかなり悪い
数人に声掛けたが誰からも断られて課題も1人だけ仕上げてないし、
次の勉強会を勝手にサボってた
外部から講師を招いてるしもちろん所属に報告される
結局資格試験を受けさせてもらえず試験には彼以外の対象者は皆合格し同期でAだけ無資格
誰も同情しなかったし来期は左遷配置換え確実視されてる
専属奴隷扱い
10年に渡る話をスカっとまとめてみた
とある女性、Aさんが新卒で入社。
女性が少ない精鋭部署に配属。
早速「女は下働きしてりゃ良いんだよ」なオッサンBが苛め開始。
しかしAさんは大変に優秀だったため、すぐに頭角を現す
BはAさんから仕事を取り上げて掃除ばかりさせようとするも、
やがてAさんがいないと自分の仕事も回らない状況に。
そうなったらB、少しは態度を改めるかと思いきや
むしろAさんを専属奴隷扱い。やっとけよ!って仕事を預けて
妻子持ち企業戦士の俺が早く帰れるように動くのがお前の仕事だ!と宣う。
それでも有能なAさん、次々に結果を出していく。
Bは自分の成果だと言い張っていたが周りはだいたい解っている。
Aさんは間もなく、専務軍団率いるトップチームに移動。
するとBの仕事はすぐに滞る。
Bは部署違いのAさんの所に行って上から目線で仕事を投げるが当然断られる
気に入らないBは、Aさんが専務と不倫関係にあると言いふらし始める
だから抜擢されたのだと。
それが大きく噂になり、専務の奥様が詳しく話を聴きたいとBにアポ。
奥様は、キィィどこの泥棒猫よ!じゃなくて、
夫が未婚のお嬢さんにとんでもない事を…!って感じだった。
青ざめるBは、自分は知らない、言ってないと奥様に云うが
回り全員、Bさんが言ってました直接見たそうですよとお伝えする
奥様はBに、知っている事があればどうか教えて欲しいと懇願
そしてBの嘘がバレる
これを切っ掛けとして社内左遷超降格人事、新人と同等の扱いに。
懲りないBは、回された部署で一緒になった若く可愛い女性社員に
君もさー冷え性で乾燥肌なんでしょお?椅子の座布団が厚いねぇー
不妊予防でしょ解るよ。偉いねえーそれこそが女性の仕事だよぉ
と不用意な発言をし、元来鬼女気質満点な彼女のやる気スイッチを
押してしまった為に、結局依願退職に追い込まれた。
もうちょっとで定年だったのにね。
因みにBの依願退職を受け取った総合管轄の当時のボスは、Aさんでした。
Aさんを見て安心し「お前、御託は良いからすぐに俺の為の動け」と言うBに
Aさんは「お疲れ様でした」と言ったそうです。
この間、Aさんと同期である我々がしたバックアップは、
BがAさんをこき使っていると上にさり気なくチクる事、
Bが流した専務の噂が奥様の耳にまことしやかに入るようにした事、
若く可愛くエリート鬼女な新人ちゃんがBと同じ部署に回るようした事
この位です。
他には特に何もしていませんが10年足らずで自滅しました
乾杯
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