『天罰』『あなたの真似』など全5話|スカッとする話 まとめ – 傑作選【因果応報・復讐】

『天罰』『あなたの真似』など全5話|スカッとする話 まとめ - 傑作選【因果応報・復讐】

 

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スカッとする話 まとめ

 

あなたの真似

以前しばらくの期間つきあった彼氏、どうにも食べ方が汚い。
でもいいとこあるし…と思っていたが、我慢できずに時々注意してしまっていた。

ある日、お店でいつもどおりとんでもない食べ方をしている彼に
「あのね、そうやって食べられると、一緒にいて気分が悪くなっちゃうよ」と
遠慮がちにいうと
「ん~?神経質だよなあ。いちいちそんなこと気にしながら飯くってらんないよ。
大体、そうやって他人がどうやって食べるかチェックしながら飯食ってるなんて、
陰険だろ?」と言われた。その瞬間、やってしまった。

私は片足を椅子の上で立てひざにし、頬杖をついてバッテン箸で皿に乗っていた
五目あんかけソバをずずず~~~~~っとすすりこんだ。
ぐっちゃぐっちゃと音を立て咀嚼し、続く二口目は皿に顔を近づけて
犬食い。口いっぱいにほおばり、彼に口の中が見えているのを知りつつ
世間話をし始めた。

あっけにとられる彼の前で全部食べ終わり、食事代2000円を財布から出して
机に置きながら「あなたの真似。」とだけ言って店を出た。
勿論、それ以来連絡はとってない。

 

煩いサラリーマン

先月末の夕方、東京から新幹線乗ったらアホそうなサラリーマンが
車内の座席で携帯でギャーギャー騒いで(怒り口調で)煩かった。
内容から仕事の話だろうが本当に迷惑だったが、ここで凄いことが怒った。

「うるさいぞ、黙れ。ロビーに行け」とスーツの初老男性が注意したんだが
一旦電話を切ったDQNサラリーマンが初老男性に食って掛かった。
だけど初老男性はたじろぎもせず「お前は何様だ、何処の部署だ!」と意外な返答をした。
バッチから企業名がわかったらしいが、DQNは「関係ないだろと」とますます煩くなった
で初老男性がイキナリどっかに電話掛けたと思ったら、
「取締役のxですが、人事部長お願いします。」と言ってる。
「あー、z君?今さーうちの会社の若い奴が新幹線で周囲に迷惑掛けてるんだけど
名前がわかんないから出張中の奴、調べてくれない?何なら本人に代わるけど?」
こっからDQNが青ざめた顔してイキナリ謝り出した・・・
駅で買ったビールを飲んでた事も、初老男性はきに食わなかったらしく
ロビーに連れてかれたが、あれは凄かったよ。
俺が名古屋で降りる時も帰ってこなかった

 

天罰

初詣に行ったとき、DQNが境内の鐘のひもにぶら下がってた。
「鳴らせないじゃないか」と憤って、じっと見ていると、
どうやらジャージのウエスト部分のひもが、どこをどうしてそうなったのか、
鐘のひもに絡まってほどけなくなっていた。
私の後ろにいたおじさんが、
「調子に乗って、ぶら下がったりしたから、天罰だな」と言っていた。

そうこうしているうちに、地元のやくざご一行がお参りに到着。
「お前、邪魔だよ」と言われても、DQNは身動き一つとれずに、
「とれねんだよ、ひっぱるんじゃねーよ」と口で威嚇するばかり。
「もういい、そのまま鳴らせ」と親分が言ったのを皮切りに、
子分達がDQNごとガラガラと鐘を鳴らし、無事に参拝終了。
その後に続く人たちも、みんなDQNごとガラガラ。

境内の人がハサミを持ってくるまでの15分間、DQNごとみんな鐘を鳴らした。
私も鳴らしてみたが、重たかったです。2往復しました。

 

いじめ

俺は高校の時、DQN4人組にずっと悪質ないじめを受けていた。
チ●●の写メとられたり、殴られたり、クラスの前でからかわれたり
机に悪口を掘られて、そこに修正液を流し込んで、悪口を消えなくしたり
牛乳パックを投げつけられたり、本当にいろいろされて死にたかった。

今は底辺ニートやってるよ。

去年、急に俺のところに高校の同窓会の連絡が来たんだ。
いままで、一回も呼ばれたことなかったのにな。
俺は24歳ニートだったからもちろん断ろうとおもったよ。
でも、しつこく誘おうとしてる奴がDQN4人組の一人だと知った。
俺は同窓会に出ることに決めた。
同窓会が盛り上がってる最中に俺に人生狂わした4人のだれかをぶん殴って
それで出て行こうと思った。
で、同窓会なんだけど最悪だった。あいつら4人は本当に最低だった。
あいつら4人は同窓会遅れていった俺の近づいて来て、いきなり誤り始めた。
「昔、いじめて本当にごめん。ずっと反省してたんだ。
一度、いじめた俺たち四人全員で誤りたかったんだ」
と言って、真剣に俺に謝ってくる。
同窓会終った後に、更に俺を呼び出して 「お前の傷が治るかわからないけど、本当に許してくれ」
とDQNリーダーは土下座までしてきた。
DQNの二人は旧帝卒のエリートになっていて、
残り二人もしっかりした仕事に就職した立派な社会人になっていた。
俺は悔しかった。DQN4人は最後まで極悪のDQN4人でいてほしかった。
なのに、会ってみると、人のできた立派な人間になっていた。社会的立場も良好だった。
逆に、俺は高校卒業からずっとニート、更にずっとお前らを憎んできて、人間性なんて形成されずに止まってる。
社会性なんて身につきもしなかった。
俺の憎しみは対象を失って自分に帰ってきた。
同窓会の日はすごく死にたくなった一日だった。

 

緊急時の攻防

先日、仕事帰りにゲーセンに寄ったら駐車場でDQNに絡まれました。
自分が車から降りようとすると車を横付けにして降りるなり
「お前今煽ってきただろうが!」とドアを蹴ってきて大声出してきました。
自分、生来ビビりなもんですっかりテンパってしまって、「なにか、なにか
武器になるものはないか!」と咄嗟に手が出たのが トカレフ でした。

と、言ってももちろん本物じゃありません。今は亡きハドソンのモデルガンです。
サバゲー仲間に見せようと思って車の中に置いといてそのまま忘れてたものです。
ヘビーウェイトのBLKモデルをベースにバレル内の前撃針を抜いてダミーカート
仕様にし(この辺興味がない人は飛ばしてください)、フレームのパーティングライン
を消してから表面をスチールウールと細目の耐水ペーパーで仕上げ、更にエアキャップ
のビニールシートでくるんだダミーカートと共に所々に油染みの浮いたマニラ紙で
包んで映画の小道具風に仕立てた逸品です。
包みを破いて弾倉にカートを装填し、弾倉を挿入してスライドを引いたら
なんかマンガみたいな悲鳴あげて車を回れ右させてどっか行きました。
その後、ゲーセンの店員さんに「駐車場で変な人に絡まれた」と、助けを
求めたら警察を呼んでくれて近所の交番の巡査さんに「最近変なやつ多い
から気をつけてね」とお言葉をいただきました。(ややこしいことになり
そうだったのでトカレフは車の床のマットの下に隠してその辺ののことは
黙ってました)今考えてみると自分でもえらいバカなことしたと反省してます。

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