『職場での復讐』など 短編5話【25】本当にやった復讐の体験談

『職場での復讐』など 短編5話【25】本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐【25】

 

 

ソフトボール部

 

高校入ってすぐ、体験入部で訪れたソフトボール部に入るハメになった。
「みんなが入ってくれないと折角作った部が潰れてしまう!
人数も私達6人だけでは試合すら出来なくて困っている。お願い!」
先輩に手を合わせられてはしょうがない、って感じで入部する事に。
そんな風に捕まった新入生が他に二人いた。

自分のユニフォームや名前入りのグローブを買うとその気になってきてw
怠け者の自分にしては結構頑張ってたと思う。
ただ当初からある先輩(A先輩とします)に、
「私ちゃんはちょっと太いから~w部活したら痩せるよ!がんばろーねっ!」
みたいに言われててそれがちょっとモニョった。
いや確かにピザだったんですけど。だから余計に火がついてたかも。

夏合宿も終わって真っ黒になった頃、顧問から「お前はピッチャーに育てる」と言われた。
ド素人でまだろくにバットも振れない自分でいいのか不安ながら凄く嬉しくて、毎日タオル振ってたよ。
そしたらその頃からA先輩がやたら突っかかるようになった。
それじゃダメ、から始まり最終的にはアンタ才能ないよ~辞めたら?とまで言われた。
それでも毎日練習出て頑張った。

丁度その頃、母方の祖母が認知症になった。
食事の用意が自分では出来ず、家の周りを徘徊するようになった。
ヘルパーさんも雇っていたけど、平日の練習終わりや日曜の午前練習終わりに手伝いで祖母宅へ行くように。

そんな中、ヘルパーさん不在と練習試合が被ってしまった時があった。

私を入れて9人のソフト部は、一人でも抜けると人数が足りない。
だから申し訳ないとは思ったんだけど、やっぱり祖母を一人には出来ないので
(父母は共働きで休日関係ない職だった)
顧問にだけは理由を伝え休ませて貰った。
後日、皆に謝罪した時は「相手の学校から一人入って貰って試合も出来たし、大丈夫だよ」と言ってくれたので安心していた。

次の日から何か様子がおかしい。どうもA先輩が「昨日○○駅(A先輩の最寄り駅)で私を見た」と吹聴してる。
勿論、事実無根。しかし他先輩からも一方的に責められ顧問にチクられる。
顧問も先輩達が口揃えて言うもんだから取り合ってくれず、しかも他生徒、先生達の前で
「私は祖母を認知症にしてまで部活休んだ!」と怒鳴り散らした。しかも一週間部活出禁命令。私涙目。

一週間後、先輩達と顧問に謝罪をさせられ普段通り練習に参加。
先輩達も許してくれた…のは表面上で、小さい嫌がらせをしてきた。
グローブを隠すとか、スパイクを埋めるとか、悪口を言って笑うとか、何かちまちまと。

元々先輩を良く思ってなかった一年仲間二人は私の味方をしてくれてたんだけど、
いい加減陰険なイジメに耐え切れずプッチン。ただ辞めるのは癪に障るので報復する事に。

Xデーは文化祭。
体育館で行われた外部自由参加の催しの中で、演劇部による「イジメのリアル(仮)」という演目が行われた。

主人公役は私。他出演者は一年仲間の二人と、演劇部の皆さん。
内容は、ソフトボール部で起こったイジメについてリアルに表現する、というもの。
勿論、全員ソフト部員の実名で演じ切った。A先輩役の人はとっても名演技でしたw

最後に「これは実際に私が体験した事です。私達は今日限りでソフトボール部を辞めます!」と、
一年三人声高らかに宣言して終了。拍手はまばらにあったw

「アイツの言ってる事は嘘!そんな事言ってない!あの子が悪いんだもん!一年の癖に生意気ふじこ!」
とA先輩はファビョって墓穴掘ってた。
イジメに加担した先輩方もまあ各々のリアクションを取ってくれて楽しめた。

先生方は強制参加だったので、締めとして顧問の前で三人並んで
「お世話になりました」と頭下げた時のあの顔www一生忘れないwww

外部参加OKだったので一般の人も見てて、
学校に抗議があったらしくソフト部皆で校長室に召集w
それが更に演目の信憑性を高めて先輩達はイジメっ子認定、
顧問はソフト部顧問を外され糞教師認定。
ソフト部は存続したけど次の年には潰れたw

 

 

鎌をかける

 

数年前に退職した会社での話。
その会社を辞める日に
専務に「今までお世話になりました」と挨拶した。
特に話す事も無く
そのひと言だけしか話さなかった。
帰ろうとしたら
一番嫌いだった先輩が
ニタニタしながら、話し掛けてきて腹が立ったので
こう言ってやった
「今までお世話になりました」
「あと先輩がやった、あの」事、専務に言っておきましたよ」
それだけ話して僕は帰った。
先輩は真っ青な顔して専務室に走って行った
そして
商談中の専務室に入り
「あいつの言った事は嘘です。」と騒いだらしい。
その先輩クビになったらしい。

 

職場での復讐

 

DQNが仕切る仲良しクラブ的職場に転属になった。
PCで報告書を提出したら一気に睨まれた、奴らPCが使えなかった。

俺はDQNとDQNを支持する管理職の主導で数々の罠を仕掛けられ、徹底的に仕事の邪魔をされた。
管理職は他職場に俺のありもしない失敗話を言いふらし、評価を
不当に据え置き、社内教育からは尽く外した。
管理職になりたいDQNとさせたい管理職、奴らやりたい放題だった。
その状況で俺は9年耐えた。
仕事で必要な知識・技能は独学で身につけた。
気がつけば、同僚から頼られるようになっていた。
そんな俺に、望みどおり管理職になったDQNは協力を要請してきた、

『○○しか頼れる奴がいない、俺に力を貸してくれ。』

厚顔無恥な上、下心が見え見えだった。
奴は更に上を狙っていた。

・・・俺は笑顔で快諾した。

それから4年、DQNが持て余すレベルの業務処理システムを作り上げて
職制相手のプレゼンで絶賛されると、それをDQN一番のお気に入りの
能無しに引き継いで一気に梯子を外してやった。

いきなり仕事が進まなくなったDQNは発狂し、部下全員に暴言を吐いて
総スカンを食らい、昇進の道も失って自ら職場を去った。

DQNが閑職で細々と食い繋ぐ姿に、嘗てDQNを管理職に推した元管理職は
大層嘆いているようだ。
人を呪わば穴二つ、その覚悟が無い奴に人を貶める資格は無い。
無邪気に他人の人生を貶めた連中は相応の報いを受けなければならない。

俺は地獄に落ちるだろうし、今後の会社生活は又生き地獄かもしれない。
だが今、俺の心は晴れやかだ、後悔は無い。

 

 

子供に罪は無くても

 

高校時代、付き合っていた年上の男が既婚者だったことを知ってしまった。
そこそこお金のある人で、セカンドハウス的にマンションを持っていて、
いつもそこでデートだったので知らなかったのだけれど、
甥っ子を連れておもちゃ屋に行ったとき、
奥&子連れで歩いているのに出くわしてしまった。当然、捨てられた。

大学卒業後、教職に就いた。
3年後、担任になったクラスに元彼の子供♀を発見。
既に若干いじめられ気味だったこともあり、
こっそり便乗して他の生徒にはバレないようにいじめた。
・体操着が隠されたのをみんなで探しに行き、
偶然私が見つけたので、ついでにハサミでズタズタにしておいた
・生理痛でおなかが痛いので全校集会に出たくないと申し出られたが、
「生理なんて病気じゃないでしょ?^^甘えちゃだめだよ^^」と出席させた。
・その子のテストだけ異様に厳しく採点していた
・受験に面接がある生徒は模擬面接の申し込み書を箱に入れることになっていたのだが、
そのシートをこっそり抜き取って捨てた。
その子は模擬面接が受けられなかった。
・班組みなどをするとき、教師が勝手に組を作って提示すればよかったので、
わざとその子をいじめていたグループの中に放り込んでいた。
・質問に来たら大きなため息をつき、
「○○さんって、本当に理解するのに時間がかかるのね」
「教科書を読んでわからないようだと、○○大はだいぶ厳しいかなー」
などと精神的ダメージをじわじわ与えていた。
などなど。当然、クラスの子から受けているいじめには気付いていたけど、無視。
当初は成績も頑張れば志望校に届く程度だったが、
最終的には卑屈でくらーくなってしまい、大学全部落ちてた。
クラスの他の子たちが志望校に受かったことの喜びよりも、
その子の浪人決定をpgrする気持ちの方が強い自分に愕然とした。

元彼はいわゆるモンペになっていたらしく、
うちの子が大学に受からないなんてどういう教育してたんだー!
と合格発表後に夫婦で学校へ乗り込んできた。

最初は私だと気付いていないようだったので、
「お久しぶりです。××です」と名前を言ったら、愕然としていた。
「学校の問題よりも、失礼ですが、家庭環境は大丈夫でしょうか?
親御さんがだらしないと、子供まで悪影響が出るんですよねえ・・・」
としっかり真正面から見据えて言ってやった。
奥「久しぶりって何!?家庭環境ってどういうことよ!!」とファビョりだす。
私「昔、個人的にすごくお世話になったんですよね。むかーし、ですけど^^」
奥「昔っていつ?どういう関係?」
私「あれ、何年前でした?私は高校生だったから・・・」
奥「高校生いいいい????」

と、教室で修羅場。ざまあみろ。
奥と子に罪はないのは分かっているが、せいせいした。
その件で教頭とももめたし、
自分の教師としての適性のなさにも辟易したので、その年で退職。

その後、派遣で受付として働きだした会社の取引先の人と結婚し、今はセレブ奥やってます。
でも、学校をやめた理由も元彼のことも旦那には言ってないし、言えない

 

 

ブラックメール

 

俺が高校生の時、逆デビューに成功してちょっといじめられちゃった時の話。
中学校で舌ピアスとか口ピアスを開けて相当いきがってた俺。
でも、高校はそれなりの進学校へ行った。

周りのみんなは底辺高校へ。俺はそこで浮くまいと地味系にして通うことに決めた。
見事にぼっち。シカトとかではなく、俺の存在が見えてないみたい。
一人って浮くから、野球部の奴らに囲まれたり、フリスクかけられたりした。
担任の先生も見て見ぬふり。
今考えれば、それはそれで良かったと思ってる。苦しかったし、つ
らかったけど優しくしてくれる人も居て、色々考えさせられた。

ちょっと話がずれたが、いつも単独で俺を攻撃してくるMって奴がいた。(こいつは野球部ではない)
掃除の時間、出席番号が近かったためにいつもそいつと同じ掃除場所で、
最後の後片付け(机を全部元に戻して窓を全部閉めてカギを返しに行く役)
を絶対俺に押しつける。
「後は、あいつにやらしとけばいい」って皆と一緒に帰って行っちゃうような奴。
調理実習の時、俺にいつも片づけを押しつける。
女好きで、色黒でブサだったけど女の子に良い顔見せようとして、
俺をこき使う姿勢がなんとも腹立たしかった。

俺ずっと一人だったから、あいついつも一人だよなとか人を批判して自分を強く見せようとする奴だった。
俺はMも野球部も含め我慢してたけど、もう無理ってなって
クラスの人気者の男子が洗面台で髪直してるときに横で舌ピアス付けて教室に戻った。
今考えれば幼稚な方法だったけど、そこからクラスのみんなが
君付けで呼ぶようになって時間がたつと仲のいい友達もできた。
一方Mは最初華やかなグループに居たんだが、段々地味な方へ流れて行った。
そうなっていく過程で、俺にMが取り巻く時期があった。
Mは俺に移動教室や昼食、トイレまで誘うようになった。
最初はそれで良かった。俺に対するMの誤解が解けたんだと思った。

でもある日「ごめんな」とMが言い放った。最初は何のことか理解できなかったんだが、
その一言でチャラにしようとしたMがどうしても許せなかった。
そうこうしているうちにMは一番地味なグループになり、
俺はMが一番初めに居たグループと行動をともにするようになった。
その年度のバレンタインの日に俺は一計を案じて
Mの机の中にサブアドレスを書いた紙を入れておいた。
で、そこからMとのメールの日々。正直メールの内容が気持ち悪い。

陰部の写メが送られてきたり、返信を返さないと催促のメールが来たりする。
メールの内容も、ここでは言えないようなことばかりだった。
それをクラスの女の子に触れ回った。協力してくれる女の子も現れて、
三人がかりでそいつとやり取りをして、クラス中に配布してやった。

最終的に、Mはクラスのトップオタ(いつも一人で絵を描いてにやにやしてるやつ)と
一緒に行動するようになった。

基本的にはジャン友と呼ばれて、毎週月曜日の朝に持ってきたジャンプを読まれる役だった。
(持ってきてないと舌打ちされる)
昼休みには食堂に誘われて全部支払わされたり、
Mが持ってきたお菓子を配られたりされるようになった。
女子からの総スカンは当たり前で、席が横になると泣き出す子が居たレベル。
担任の先生に相談した女の子が居たらしくて、担任もそいつを嫌って女子に配慮してた。
俺は、友達もできたしMが堕ちていく様を見て含み笑いしてた。

今はそいつは専門行ったとか辞めたとか聞いた。
俺はそれなりに頭の良い大学に入って今楽しんでる。

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本当にやった復讐短編
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