短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【8】
この子たちにも相続権がある
先月、叔父が他界した。
56歳。
叔父はバツイチで、前の奥さんとの間に息子が1人あったんだが、その息子も葬儀に来た。
それは当然だし、前の奥さん(以下「元奥」)まで来るのも、かつては夫婦だったんだからまあいいでしょう。
でも、元奥が再婚相手との間に産んだ次男と三男も来るのはなぜだ、と思っていたら、元奥が「この子たちにも相続権がある」と言いだした。
ここで関係人物の一覧。
叔父:故人
叔母(叔父の再婚相手)
従妹と従弟(叔母が産んだ子。いずれも成人)
元奥
長男(叔父の子。たしか31歳)
次男と三男(元奥の再婚相手の子。いずれも20代半ばか)
法律に明るくない人でも直感的に、次男と三男に相続権がないことはわかると思うんだけど、元奥の理屈では「兄弟で権利に差がつくのは差別だ、そんなことは認められない」となる。
長男は親が離婚したからって権利を制限されないけど、次男三男は叔父とは他人でしょうが。
で、叔母が、いちおう法科を出ている俺に聞いてきたので「ねーよ」って答えたわけだ。
そしたら元奥、えらい剣幕で「あんたは関係ないでしょ!」って、あんたも関係ねえよ、法的にはw
んで、元奥、こっちは弁護士がついているとか言うんで
「誰ですか?このへんの弁護士には知り合いが多いんだけど」と聞いたら(じつはハッタリ。知ってるのは1人だけ)
「そんなこと、あんたに教える必要ないでしょ」
って言うから、さらにハッタリかましてやった。
「いや、本物の弁護士ならそんなことは言わないんだよ。権利はないんだから。 てことは、そいつはニセモノってわけで○○子さん、だまされてるってことになるんだよ?だから調べてあげるから名前教えてって言ってるの」とな。
はっきり言って、いつかドラマかなんかで見た展開のほぼ丸写しだ。
元奥、視線をキョロキョロさせて、上手い切りかえしを探しているようだったけど、口をついて出たのは「いいから関係ない人は黙ってて!」というセリフだけだった。
だから「じゃあいいですよ。弁護士立ててください。話をしましょう。もちろんこっちも立てますよ」って言ってやったら、それまでずっと黙ってた長男が俺に「俺も言ったんだけどね」って、困ったような顔を見せたんだ。
会うのは久しぶりだったけど、そこはイトコどうしなわけで、なんとなく通じるものはあると感じたから、
「理屈で考えればわかるだろ?」って聞いてみたら「うん、理屈で考えれば」って答える。
でも、息子まで反対にまわったものだから元奥はいよいよヒスを起こして「だまされないでぇぇぇぇぇっ!」って絶叫。
だましてませんがなw
けっきょく長男が「△△君(俺)の言うとおりでしょ?それに弁護士がついてるとかウソついて……もうやめようよ」ってなだめて、まだブツブツ言ってる母親を抱きかかえるようにして帰っていったけど、実父の葬儀でゆっくりできず、悪者みたいになって引き上げなきゃいけなかったあいつがいちばんかわいそうだった。
ちなみに次男と三男は最後までひと言も口をきかなかったけど、母親にあきれていたのかもしれんね。
遺産と言ってもたかが知れてるし、家だってまだローンが残ってるから、子供たちに残されるものなんて、ほんのすこしで、その中から長男にもいくらかは渡すことになった。
ジャズとクラシックのCDが結構な数あるんだけど、これは聴く者がいないということで俺がもらった。
叔母は「いてくれて助かったから」って言うんだけど、ちょっと過分な報酬だと思ったりもする。
1番の親友
私が小学6年の時の話です。
私は口下手で滑舌が少し悪いので友達も数えるくらいしかいません。
しかし、1番の親友はいました。
その子をBちゃんとします。いつも一緒にいました。
でも、放課後遊ぶ時だけBちゃんの弟がついてくるのです。
その時はブランコで遊びながらガールズトークをしていました。
すると、「面白くない!」といって、砂を投げてきました。
目に入りその子の親に言いました。
しかし、「Bちゃんの弟は悪気がないから許してあげて」って謝らずに言われました。
その時はまだ良かったものの、その弟に自転車を乗っていた時後ろからぶつかられました。
壊れました。ですが、その弟は笑ってました。
また謝られていないのにもかかわらず、「許してやって」で終わってしまいました。
学校に行くと新しい女子小学生の雑誌を買ったと言いました。
すると翌日「みんな~!Bちゃんこの雑誌買ったの!オススメ~!」とか言われました。
自分が1番みたいな感じだったのでその時に怒りがこみ上げてきました。
それで、「自分が1番に買ったみたいに言うのやめて。」と言いました。
すると、先生に呼ばれ「なんでBさんに雑誌を買ってはダメだと言ったのですか?」と言われました。
正直悔しかったのですが関わらないようにしました。
そして、母がパニック障害、うつ病、不眠症と言う病気になりました。
人の目が気になるため、サングラスを付けるようになりました。
すると、Bちゃんの母が「あたし、うつ病になってん。」「男の人がみてくるからサングラスつけ始めてん。」とか。
病気を馬鹿にしないで。それに、B母は、絶対モテないであろう体重に、髪の毛に顔のシワに喋り方に…全てが怒りに変わりました。
初めて全て言いました。喧嘩になりました。すると、警察を呼んでいました。私の近くの警察は依頼人にしか相手にしませんでした。
悔しかったです。
でも、一ヶ月後にまた同じような事件がありました。
次は隣の市の警察でした。
長時間話を聞いてくれました。
私たちが有利になり、そそくさと帰って行きました。
そして、私が中学1年になりました。
あいつらは私に先輩友達が数えきれないほどとしって、どこかへ引っ越していきました。
黒い物体
僕がこの間体験した修羅場です。
僕は中1で、2年の先輩とキツイ練習のあと、ヘトヘトで帰路についていました。
すると、某有名ちゃんぽんチェーン。
リン○ーハットの駐車場で黒い物体がもみ合っていました。
よく見るとソレはカラスとはとで、はとの方はもう死にそうでした。
最初は2人でおもしろがって観戦していたのですが、はとが急に動きを止めカラスがはとをくわえて飛び立ちました。
2人でおぉー!とか思っていると、高さ15m位の所からはとがボタッと落ちました。
びっくりして2人で駆け寄ると、はとは地を流して死んでいました。
さすがに少し罪悪感も感じ、周りのカラスを追っ払って、ちょうどそのひに新しく買ったユニフォームの袋で持ち上げて公園に埋めに行こうとした時、1人の警察官みたいな人が近づいて来ました。
その人は「君たち!動物を殺すのは犯罪だよ!」と言いました。
??!
そう、死んだはとを学生2人が持って歩いているのは、外から見るとイタズラで殺してしまった様にしか見えないのです…
結局、交番まで連れて行かれ、親や先生まで呼ばれて大惨事に!
2人で必死に説明しました。
見ていた人がいたということもあり、やっと僕たち2人は開放されました。
後日、僕たち2人は朝の集会で動物愛護賞みたいなものを受けました。いい事したのに捕まったという、僕のプチ修羅場です。(-_-;)
嫌われ者のぶりっこ
私が中学生の頃女子から嫌われ者のぶりっ子な女の子がいました
私は小学生の頃その子にイジメられていたので、その子の事が特に苦手でした
だけどその子は友達が少なく、一緒にいる人がいないのでよく私たち(その頃は3にんでいたんですが)の所に来ていました
その子が私たちが中三のときにひざに大きなアザを作って来ました
「どうしたの?」と聞くと
「元彼に駅で合って暴力をふられた」とのこと
それからも家に押しかけて、殴ったり蹴ったりをされるというので、私は友達と彼女を助けるために彼女を家まで届けたり、来るかもしれないという日には私の家でかくまったりなど様々なことをしていました
しかし、それがしばらく続いていた頃
私に好きな子が出来ました
私はその事を彼女に言っていないんですが、私はわかりやすい性格な為すぐにばれてしまいました
ずっと好きではないとしらばっくれていたんですが、彼女は「好きなんでしょー?応援するよ」と言ってききませんでした
すると彼女は私の好きな子とメールをよくするようになり、そのことを私によく言ってくるようになりました
そのことで私は彼女を軽く軽蔑するようになりました
すると彼女は今まで助けてくれていた高一の男の人にも殴られたとのこと、それならその男の人はブログでも彼女を中傷するような事を書くようになりました
それは彼女が可哀想ってことになり、また私と友達と私の好きな子で彼女を守ることになりました
それでも中傷するブログは終わる様子がありませんでした
それからしばらくたったある日友達の一人が、あのブログは彼女が書いてるものだと言い出しました
よくよく話を聞いていると、ブログが更新される時間帯は彼女がパソコンを使えると言っていた時間だし、彼女はケータイを持っていないし、彼女がブログ書いてるとしか思えませんでした
しかも襲われたーと言って、見せて来たキスマークは蛍光ペンで書いたものにしか見えませんでした
そしてアザも自分でペンで作った事も判明し、彼女の話は全て嘘だという事が分かりました
それからは私たちは彼女を助けるのをやめ、私たちに全てばれていることを気付いてもらうため、ブログに少しずつそれらしいコメントをするようになりました
それからはアザを作ってくることも、嘘をついて私たちに心配してもらおーとする事もなくなりました
彼女とは学校を卒業し、高校生になってからは関わりはなくなったので、今どうしてるかはしりません
バツイチの彼と元妻
私…当時27歳、会社員
彼…バツイチ、子持ち
息子…そのまま、彼の息子、小学5年生、彼と二人暮らし。
彼と付き合いだして1年、息子君ともだいぶ打ち解けてきた。
周りには大反対されていたんだけど、反対されればされるほど燃えると言うか、息子君はこんなにかわいいし、何があっても大丈夫!と確信していてリクエストに応じていろんな物を作って食べさせてあげていた。
忘れもしないカレーを作った日、3人で楽しくご飯を食べていたら、ベランダのドアをガンガンたたく音がする。
皆固まってしまったんだが、彼が「何だ!」とカーテンを開けると、そこには髪の毛をふり乱した女が…
あまりの異様さに言葉を無くしたが、息子君が「あ、お母さん!」
彼がドアを開けると、仲に土足で入って来て
「何よこの女!なんでこんな女が一緒なのよ!息子!お母さんよ!!こっこのどろぼう猫!訴えてやるから!許せない!!!」
え、何離婚したんじゃないのか?つーかこの人浮気して子供置いて出て行ったんじゃ??まさか私騙されてる???
でもその後の会話で
「離婚届置いて勝手に出て行ったのはお前だろ!」だの
「今更ノコノコ現われて何のつもりだ!3年も連絡しないで!」だの
「お前はいつまで俺の女房気取りだ!」
とか言っていて、騙されてはいないことにほっとする。
そしたらへたり込んで「私が間違っていた」と泣きじゃくり始めた。
不倫して男の元に走った物の、最近妊娠し、それを男に言ったらDVを受け、浮気されて逃げられちゃったらしい。
しばらく我慢してたけど、男は戻ってこない、子供は流産、金もない、実家はとっくに縁を切られてる。
家賃を払っていないのでアパートも追い出されそう、助けて、って言う事だった。
「散々傷つけられてやっと本当に一番大事な物が分かった。あなたは私に優しかったし、息子と一緒にいた時間が一番の宝物だ」とかなんとか。
で、その大事な家族の元に戻ったら、女が侵入してて逆上、って事だった。
彼が全く聞く耳を持たなかったため、うつむいてる息子君へ矛先が向いた。
「息子ちゃん、本当のお父さんとお母さんと一緒に暮らしたいよね?うん、って言って、ね?お母さん息子ちゃんが何より大事で…」と説得。
彼が「勝手な事言うな!」と怒っても、全く耳に入ってないようで、取りつかれた様に息子君に話しかけ続けた。
うつむいたまま涙をぼろぼろ流す息子君に、元妻が手を伸ばすと、その手を振り払って
「お母さんなんか知らない!なんで行かないでって言ったのに行っちゃったの!もう戻らなくていい、お姉ちゃんがお母さんになってくれるからいらない!」と叫んだ。
そしたら元妻発狂。
カレー皿をこっちに投げつけてきて、サラダボウルで殴られた。
その間ない事ない事わめく。いわく
「私は財産目当ての女、籍を入れたら息子ちゃんは酷い虐待をされる、私には他に男がいて彼は騙されてる、お母さんは知ってるんだ」ってな感じ。
更に興奮した元妻は「彼は私の体目当て」と言いだし、非常に生々しく、子供にも分かるように私と彼との性行為について喚いた。
私はドレッシングまみれで逃げ回り、彼が元妻を殴り、隣人に警察を呼ばれ…
顔に殴られた時のあざが出来て、目の周りパンダになったので私は病院行き、元妻は実家が引き取ってくれる事になり、彼は土下座で謝って来た。
元妻の親御さんからも正式に謝罪があり、
「傷害で訴えるのならそうしてくれ」
と言われたが、息子君の事もあるし、私自身あまり大ごとにしたくなかったので、治療費だけ頂いた。
元妻は両親のもとからカウンセリングにかかるという。
後日、多少落ち着いた元妻に「私にかかわるのなら傷害で訴える」と伝え、元妻も泣きながら「あの時はどうかしていて」と謝罪。
彼も「自分と息子に私に迷惑をかけたら、出る所に出る」と強く言い、これで全部終わりかと思った。
顔が治るまでしばらくかかりそうだったけど、それでも息子君の事が気になって家に行くと、息子君はすっごくよそよそしくなってた。
いつもなら家に行くと「いらっしゃい!!」と笑顔で迎えてくれ、夕飯何作るのー?ゲームする?宿題手伝って!とまとわりついてきたのに。
話しかけても生返事、見かねた彼が注意すると無言で部屋に帰って行った。
そりゃあんな事があったから…子供にとってこれ以上傷つくことってないよな…
でも後から彼が何とか息子君と話をした所、一番のネックは元妻が喚いた性行為に関する事だったらしい。
もう私の事も彼の事も、何か変な、汚いような気がするって。
いくら男の子でもやっぱり相当なショックだったんだろうな。
それから半年、頑張ってみたけどどうしても息子君は私に心を開いてくれなかった。
息子君自身から「私の顔を見るのが辛い、一緒にいたくない」と言われ、結局彼と付き合い続ける事=息子君とも一緒な訳で、別れざるを得ない状況に。
今息子君は高校生になってるんだけど、彼は未だ独身だそうだ。
私は遅い結婚をして、最近妊娠が分かった所。
あの時の事思い出すとすごく悲しい気持ちになる。
妊娠から二度目の修羅場
20代半ばで結婚し、妊娠しました。
小さなアパートで暮らしていたので
「子供を育てるならもっと広い所に行かないとね」
という話をしていたのですが、元夫は何か人ごとというか「うん、そうだね」とは返事をするけど実感がないというか。
心ここにあらず…と言った感じでおかしいとは思ったのですが、当時は時分のことで手一杯。
そして病院で出産。
実家には兄夫婦と子供がいたので、里帰りはせずアパートに両親と戻りました。
しかし、元夫がいない。
夜になっても帰らない、携帯は当時まだあまり普及しておらず、夫も持っていませんでした。
会社に電話したら「帰宅した」という。
夫実家も「え?だって今日赤ちゃんが家に帰る日でしょ?うちにいるわけないじゃないですか」という返事。
事件に巻き込まれた?まさか交通事故?と母と父が警察や親戚に電話するのを赤ん坊を抱えて呆然と部屋の真ん中で座ってみていました。
結局、元夫は失踪していました。
貯金が全部引き出されていて、元夫が会社で管理していた新幹線の切符が横領されていたことが発覚しました。
(切符の件は会社側の配慮で私の耳には入らず、後になって夫親から聞かされました。逃走資金だったようです)
初めての出産、初めての夫家出で呆然…とする暇もなく、とにかく子供を育てないと…ああでもお金がない…どうしたらいいの~~と泣く私と赤ん坊の話を聞いた友人達がカンパを募ってくれ、更に出産経験のある友人や友人姉が手伝ってくれました。
両親や親戚にも何度も助けられました。本当に感謝しきれません。
ここまでが修羅場1。
失踪届を出した後、夫とは離婚をしたのですが、夫親とは交流があり、援助も受けました。
顔を合わせる度に夫のしたことを謝られましたが、夫親達がしたことでもなく、何より当時の自分は生活に必死で他人を恨む暇もありませんでした。
そしてご夫婦は相次いで亡くなり、元々二人ともあまり体が丈夫ではないときいていたのですが、それでも平均寿命よりはるかに早く、息子である元夫の事で抱えた心労が影響したんだろうと思います。
そして息子が6年生になった日、突然義実家(元夫の妹が婿を取って住んでいる)に元夫が現れました。
今まですまなかった、と妹さんに土下座し
「俺の子供はもう中学生なので、現れても良いと思った」と。
妹さんも息子を可愛がってくれました。
「お前の子供はまだ6年生だ。自分の子供の年齢もろくに覚えてない、何が「現れても良いと思った」だ。父も母もお前のせいで体をこわして死んだ、お前なんか死ねばいい」
と元夫をののしり、追い出そうとしたところ、逆上した元夫に殴り蹴られ、騒ぎを聞きつけた隣家の方に取り押さえられ、その方々にも怪我を負わせ、元夫は警察のご用となりました。
妹さんは入院となりましたが
「言いたいことを全部言ってやった。後は本当に死んでくれたらいい」
その関係で話を聞かれましたが、警察の配慮で接触はなく、
「元夫さんは経済的に困窮しているし、色々追い込まれてる状態です。これは形式として聞くのですが、貴女は元夫さんと子供の親なり、親戚なり、友人なりとして関わっていくつもりはありますか?」
と聞かれました。私はもちろんNOと答えました。
「それがいいでしょう、いや、私が勝手にそう思っただけですけど」
と言われましたよ。
妹さんからの伝達で、失踪している間は女と一緒だったようです。
その女の家兼店で生活していたが、その女の店に手配が入り、潰れ、女は逮捕された、行くところが無くなり、借金も抱え、実家を頼ったようです。
「俺にはこの家に関して権利がある。過去に色々したとしても、俺には権利がある」
そうです。
「893かぶれで情けないチンピラだった」
そうです。
妹さんは弁護士から
「女が出所したらもっと厄介なことになるかもしれません。法律でダメだからと、引き下がるような人ばかりじゃないんです」
と説得され、実家を売り引っ越すことになりました。
「お互いの為に」住所は教えず、携帯番号とPCのメールアドレスだけを教え、会う時も接点のない他県で会うようにしよう、と。
兄である元夫のしたことを最も恥じていて、親戚の中でも息子に最も愛情を注いでくれた妹さんでした。
彼女は確かに私の(義理の)妹でした。
馬鹿な男のせいで入院し、思い出深い土地を逃げるように離れなければならない妹のことを思うと悲しかった。
その悲しみと同時にもの凄い憎しみが湧いてきました、もちろん元夫に。
女はどうでも良かったです、私達とは生きる世界の違う人間だったんでしょう。
妹に対する悲しみや、今まで味わってきた惨めさや苦しみが一気に爆発しました。
「殺してやろう。苦しめて殺してやる。誰がひと思いに殺してやるか」
と本気で考えました。
元夫が留置されている警察署に包丁5本とロープを持って車で乗り付け、さぁ殺す、絶対殺す、苦しめて殺すぞ、と車を降りようとしたとき、携帯が点滅しているのに気付き見ると、母からのメール。
息子の志望している中学校を見学に行く予定についての返信でした。
「遅くなってごめんね」
と書かれているのを見て
「両親を犯罪者の親にはできない。いやそもそも、私まで犯罪者になったら息子にどう顔向けするんだ」と我に返りました。
(同時に「あんなクズを殺しても私は犯罪者なのか」ともう一腹立ちしました)
これが第二の修羅場(一人で)。
それから一年、元夫のことは考えないように生活し、元夫の現状は何もわかりません。
中学受験に成功した息子の入学式を無事終え、振り返ってみると元夫には酷い目にあわされたけど、それ以外では私の周囲には本当に優しい良い人ばかりだった、なんて恵まれた人生だったんだろうと、しみじみ感じ、元夫のことは完全に振り切って生きていこうと誓ったので吐き出しさせてもらいました。
不倫相手と間違えられた
ようやく終わったけど、先輩の不倫相手と間違えられて、大変だった。
激務というほどではないけれど、土日返上で仕事したり、残業も週3~4ぐらいである職場で働いている。
私は高卒入社、先輩は大卒入社で、社歴は2年先輩だけれど実際は6歳年上。
先輩が担当していた仕事を引き継いだこともあり、けっこうかわいがってはもらっていた。
ここ数年は、私と連携しないと進まない仕事の責任者に先輩がなったんで、電話やメールで連絡しあうことが、頻繁にあった。
しかし奥さんは、
「浮気をしている」
「調査会社にも依頼して、二人で一緒にいるところを写真に撮った」
(取引先との打合せの帰りに昼食をとっている所や、出張先のホテルに二人で帰るところ)
「慰謝料払え土下座しろ」
と、いきなり電話で言ってきた。
誤解とこうと何話しても、聞く耳をもたないって感じ。
叫ぶように「二人で私をバカにしやがって!!」みたいなこと何度も言われた。
会社に何度も、「夫の不倫相手の○○さんお願いします」とか電話かけてきたりもした。
先輩に何とかしてと言ったけれど、奥さん、家を出て連絡がつかないらしく、先輩も捕まえられない。
会社は小さな会社なので、全員私たちが不倫していないのを知っているため、電話は取り次がないようにしてくれた。
そしたら、仕事の邪魔になるぐらい携帯に連絡が来るので、携帯変えた。
もう連絡来なくなったので、そこで安心していたんだ。
なら、奥さん、私が知らない間に、実家にじゃんじゃん電話をかけてた。
私がバカで、一人暮らしで離れた実家に、事情を話してなかったのもあるんだけれど、うちの両親は強く言う人に弱い。
今回も両親は怒鳴られて動揺しまくって、私に確認するより先に奥さんを家に招き、土下座して7桁の慰謝料払おうとしたらしい。
(奥さんは土下座まで受けて、慰謝料は『本人から謝罪とともにでないと受取らない』と言って帰った)
母が泣きながら、「あんた、大変なことをして」と電話かけてきて、そのことを知った。
そこでブチきれて、奥さんと直接対決した。
「不倫した」と決めつけている人に、「不倫していない」という証拠なんて見せられないので、彼氏連れていった。
どれぐらい前から付き合っているか、一緒に住んでいることも全部話した。
「不倫してたら、絶対俺が気づきますよ」
と彼にも言ってもらった。
これ以上私に関わるなら、警察呼ぶから!みたいなタンカもきった。
最初は奥さんも、「同棲するような貞操観念だから!」みたいに喧嘩ごしだったけど、途中からおかしいと分かったらしく、
「じゃあなんで調査した人が『絶対クロ』って言ったの?」
「じゃあ誰が夫の相手なの?」
と子どもみたいにしゃくりあげて、泣きながら聞いてきた。知るか!
先輩が浮気していない、と言っているのに、何で調査会社を信じるのか…。
本当は私が土下座してほしいぐらいだったけど、頭おかしな人だと思って、「勘違いでした」という謝罪の手紙を両親に書いてもらうことで許した。
あとで先輩に聞いたけど、調査会社の人は、奥さんの高校からの男友達で、奥さんを好きだったから、離婚させようとそんな嘘ついたらしい。
まさか奥さんが、あんな暴走するとは思わなかったとは思うけど。
いい迷惑だった。
慰謝料は結果的に、その男から先輩がもらい、そのほとんどを私がもらったのでまぁ良かった。
奥さんは、男にあることないこと吹き込まれておかしくなってたということで、通院しながら、先輩と信頼関係を築きなおすんだってさ。
この騒ぎのおかげで、
「出張は男女ペアではいかさない。3人、もしくは男同士・女同士ですること」
という社内ルールができたり、私の担当業務が変わり、部署移動があったりと、大変だったのも含め、ようやく落ち着いたので、終了記念に書いた。
見知らぬ女が凸してきた
何年も前の話ですが投下。
向かいの家に住む幼なじみが、某大都市から奥さんを迎えた。
2週間ほど経ったある日、その奥さんと一緒に我が家でお茶してたら、見知らぬ女(以下、キチ)が凸してきた
私が応対するとキチはものすごい形相で、
「さっき向かい奥が私家に入っていくのを見たから来た。お嬢ちゃん、騙されちゃダメ。向かい奥は恐ろしい女。悪魔」
と訳のわからないことを喚きたてる
よくよく聞くと、
・キチは私家からちょっと離れた場所に数年前に建ったマンションの住人
・向かい奥が来てからずっとこの辺りを見張っていた。しかもベランダに何十倍ズームだかの良いカメラを仕掛けて回しっぱなしで。
・この女(向かい奥)が家に誰もいないのを見計らって、この女が忍び込んで何か持ち帰ってたのを何回もこの目で見た
・ご近所さんや私家の人と仲良くしてるのも見た。嫁に来てまだ日が浅いのにおかしい。人の心に取り入るのがうまい詐欺師に違いない
・既にKを呼んだ。もうすぐ着くわよ。観念しな
ということを言ってるのが聞き取れた
途中で向かい奥がひょっこり顔を出したもんだからキチはますますヒートアップ。
騒ぎを聞きつけて近所の人たちが出てきて、キチは「聞いてよ!向かい奥はねー」と、同じことをみんなにドヤ顔で説明を始めた。
普通なら多少は向かい奥が白い目で見られるところだけど、ご近所さんたちは失笑するばかり。
キチはドヤ顔から一転「え?(゜д゜)???」という表情に変わって固まってしまった
そこでやっと私のターン
・向かい奥は私の実姉
・すなわち私家は向かい奥の実家
・誰もいないときでも自由に出入りできるように合い鍵も渡してある
・ご近所さんとは昔からの付き合いがあり、私家と向かい家の事情もよく知ってる
・てかアンタ誰だ?何の権利があって私たちを見張ってた?
キチは「聞いてない!騙された!恥かいた!慰謝料払え!カメラ代と双眼鏡代も払え!」と暴れだした(私たちを見張るためにわざわざ買ったらしいorz)
そうこうしてるうちにKが登場。
事情説明の後、キチは自分が呼んだKに自分がお持ち帰りされることとなった
後から知ったことだけど、キチ旦那は向かい旦那の会社の同僚。
向かい夫妻の希望で結婚式は身内だけで質素に済ませていたので、会社には結婚報告しかしなかった。
故にキチ旦那も詳しく事情を知らないままキチに話し、キチの中では向かい奥が「都会から来た得体のしれない女」ということになっていたようで、子どもの世話も疎かになるほど私たちを見張るのに必死だったとか。
向かい奥が私家を出て進学、就職→マンションが建つ→どこかからキチ一家越してくる→向かい奥戻ってきて私家には帰らずそのまま嫁ぐ
という順番だったので余計に誤解したみたい。
キチ旦那からは丁寧な謝罪を受けた。
キチがその後どうしているかはわからないが、子どもはキチ旦那と暮らしているようだ。
以上です。ダラダラと失礼しました
事故起こした奴がキチガイ
うちの近くにそこまで長い直線の道路がかなり急にカーブしてるけど、ガードレールがない所があってこれまでも事故が起こってたが、今回事故起こしたヤツがキチガイだった。
ちょっと前の休日の昼間だったが、カーブの所にある家に車が突っ込んで、かなり大きな音がしたんで近所の人は皆すぐ駆けつけた。
俺は車のドア開けて、その時は呆然としてたオバサンを車外に出し、近所の爺さんは後部座席の子供を外に出した。
子供は事故が怖かったのか、真っ青になりぶるぶる震えてた。
他の人が消防に電話して救急車の来るのを待ってたら、オバサンが正気?に戻り子供を確認もせず
「ヤダ車壊れたどうすんのよこれふざけんな!」
とかえらい勢いで喚き出したんで、ああこりゃ事故で動転してるなと思い、その場の皆で適当にあしらって救急車に乗せた。
一昨日、そのオバサンがジジイと二人連れで車が突っ込んだ家を訪れ、住人に
「私が運転してたら目の前に急にお前の家が飛び出してきたので事故起こした。車を弁償して慰謝料も払え」
と無茶な事を言ったらしい。
住人は一人暮らしのばあさんだが、意味がわからず何度も聞き返してたら
ジジイが「てめえボケたふりすんな」と怒鳴って、ばあさんを突き飛ばしたり蹴ったりしたんでばあさんは外に逃げた。
ばあさんの隣の家の中学生が、怒鳴り声で外を見て逃げたばあさんに気が付き、ジジイの前に立ちふさがり
「おまえなんなんだよ」
と制止したら
ジジイは「うるせー死ね」と喚いてばあさんちの玄関から持ち出した傘で、中学生の顔を殴った。
中学生は流血したが、傘を取り上げ逆にジジイを叩きのめし、警察呼んでオバサンと共に突き出した。
警官が「またあんたか!」と言ってたのを聞きつけた中学生の母親が、警官を質問攻めにして、オバサンが運ばれた病院でも暴れてた事が発覚。
騒ぎに集まった近所の人は、そんな事が有ったらこっちにも警告しとけよと、警官の吊るし上げ大会になった。
中学生は頬を二針縫う怪我だったので、ジジイは罪になると思う。
ばあさんは怪我が無かったが、隣の子に怪我をさせてしまったと落ち込んでる。
追記
オバサンと一緒に来たジジイはオバサンの父親らしい。
中学生は男の子で、本人は怪我を気にしてないようだが両親は無茶苦茶に怒ってる。
泥ママ被害にあった
先週泥ママ被害に合いました。
仕事帰りにスーパーで買い物して自転車置き場に行き、後ろにエコバッグ入れて、前カゴに荷物を入れて、バッグの紐をハンドルにかけた瞬間
柵向こうからひょいっとはずされて、え?と見ていたら、そのまま持ってかれた。
こちらは自転車まだ出してないし、泥ママは柵の向こうの歩道で、取り返すにはグルッとまわって追いかけないといけない距離。
思わずどろぼー!と叫んだら、泥ママはものすごい勢いで自転車で走り去ってしまった。
人は多いから、え?泥棒?何盗られたの?と話しかけてくれて、
すいません!今荷物とられて!あの、追っかけるので警備の人に言ってもらえませんか!
と言いながら自転車出して追いかけた。
盗られたバッグには、貴重品もだが、翌日別の営業所に持って行く書類だのUSBメモリだのが入ってて
まずい!まずい!あれ取り返さないと!と無言で爆走した。
すると無言だったのが功を奏したのか、向こうはもう追ってこないと思ったらしく、スピードゆるめて自転車乗ったまま電話をかけはじめた。
そのまま追い抜きざまにバッグを取り返そうかとも思ったけど、向こうは子ども乗ってるから怪我してもいけないし、逆に訴えられたらどうしよう、とか色々ぐるぐる考えてたら、向こうがこっちに気づいて、慌ててスピードあげた。
なのでもう一度大きな声で「どろぼー!この人どろぼうですー!」と叫んで追いかけたら、大慌てで電話を切って、走りながら上着のポケットに入れようとして、落としたw
慌てて自転車を止めてスマホを拾ったけど、壊れたっぽくて「どうしてくれんだよー!」とキンキン声で叫ばれバッグはそのまま投げ返された。
あんたのせいで!スマホ壊れた!どうしてくれんの!
いやいやいや、あんたがバッグ盗ったからでしょうが!この泥棒!と言いあいしてたら、先に叫んだおかげか、ご近所の人が警察を呼んでくれていた。
泥ママは警察に「こいつのせいで!訴える!」とか単語で叫んでたけど、バッグ投げつけられるところはその近所のおばさま方に目撃されてるし、その中身は自分のだし、スーパーの警備にも確認して貰って証人がたくさんいたので、泥ママは御用となりました。
泥ママ子は自転車前に載せてたんだけど、暴れたせいか自転車が倒れ、ギャン泣きしていたので、そばにいたおばあちゃんが助け起こして相手してあげてたのに、泥ママはスマホの心配しかしてなかったよ…
被害届は出してきたけど、泥家族からは未だ接触無しです。
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