『泥から強盗に発展した』など 短編10話【9】修羅場 – 本当にやった復讐の体験談

『泥から強盗に発展した』など 短編10話【9】修羅場 - 本当にやった復讐の体験談

 

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短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【9】

 

ストレスを溜める父

これは私の幼少の頃の話です。

三歳ぐらいの物心が付き始めた頃、母と父の愛は既に冷め切っており、息子である私と兄が繋ぎ止めている状況でした。

父は優しく、母厳しかったのですが、家庭も中の上と言った感じでなに不自由無い暮らしが出来てました。

ある一点を除けば…ですが。

半年に一度のペースで父はストレスを溜め込み、お酒で発散し、酔って凶暴化した父の相手を私達息子が請け負い

母は父に関心は無く、ただ遊んでるように見えていたそうでプロレスごっとという名の軽い虐待が度々起きてました

そして私が小学校に上がり二年が過ぎた頃でしょうか

その時は来ました、兄は小学校5年生となり元より他の子と比べガタイが良いのにも関わらず虐待のおかげですっかり暗くなってしまっていたのですが

今度の父の半年に一度やってきた凶暴化では、最初は私が押し倒され唾を幾度と無く垂らさせました

その後、殴る蹴るが始まった時、兄の顔に一発の拳が入った所、溜まっていたモノが一気に炸裂したかのように

『おまえのせいでぇぇぇええええ!!!!!おまえのせいでぇぇぇえええ!!!!』
と叫びながら突進して行きました

普段温厚な兄のこんな姿を見て、感化されたのか私も父に思いっきりタックルをかまし、倒れた所、足を封じ、その間に怒り狂った兄が叫びながら父の顔面を何発も何発も殴り、鼻血を出させる事に成功しました。

が、父はやはり大人。
私達を押し退け、冷静に立ち上がるとダイニングテーブルをひっくり返し

『今のウチに謝るなら赦してやる』
と低く強い声に圧倒され、兄はそのまま坊然としてた母の元へ行き、また恐怖からなのか言葉にならない声で何かを呟いてふさぎ込んでしまいました

私は土下座をし、テーブルの上に乗っていた皿の破片を片付け、再度土下座をし怒りを鎮めてもらいました。

その後、母が仕事を始め、離婚を選択
結局あの件で塞ぎ込んでしまった兄は父へ、後に自らの意識で逃げ出した私は母へと渡り

今現在、父も落ち着いているそうで兄は大学へ進学し、私は母子家庭ながらもアルバイトをし、いつかまた兄と楽しくゲーム出来る事を夢見ながら高校に通っています。

 

嫌いな女の子

これは、私が小学生の時に体験した話です。

当時…まぁ今もですが私には嫌いな女の子がいました。

明るくてみんなから好かれていて、男子からも結構モテて外見はいい方だと思います。
仮にその子をAとします。

一方私は男子とも女子とも仲いいし、普通の顔でまぁそこそこモテてました(自分で言うのもなんですが笑)

小4の時、そろそろ席替え、掃除場所、給食当番を変えようという話になったんです。

全てクジで決まりました。
席替え、給食当番は良かったんです。
掃除場所がAと一緒になったんです。

「うわぁ~ 最悪」
とか思いながらまぁ他に男子おるけんいいかみたいな感じでした。

それでその日掃除場所に行ったら、Aと他の男子は来てました。

「私ちゃん、遅い」

と言われ掃除全部やってよと言われました。
遅れた私が悪いか、と思いその日は黙々と一人でやってました。

するとAが
「ちゃんと埃取れてないやん」
「大雑把やね お母さんO型やろ?」
「ちゃんとしてくれんとみんなが怒られるやん」
などなど言われました。

ちなみにお母さんはB型です。
てめーらがじゃあやれやって思ったのですが、内気な性格の私には無理でした。

掃除場所が変わるまでずっと教室ぐらい広い部屋を一人で掃除しました。

Aについてはあと2つ話があります。

一つ目

私のクラスにはちょっといじめられっこっぽい女の子がいました。

でも私はその子と仲良くお互いの家で遊んだりもしてました。
仮にその子をBとします。

ある日、靴箱に変な手紙が入っていたと相談を受けました。

どうした?と聞くと宛先しか書かれてない手紙があるという事で、私はライトを付けると字が見えるというペンでなんか書かれてるんじゃ…と思い、実際にライトを当ててみました。

するとやっぱり色々書かれてました。死ねだのキモいだの…

また後日、普通のペンで書かれた手紙も靴箱に入ってたそうです。

あんまり覚えてないんですが、確か、
Bちゃんへ
Bちゃんってマジキモいだけど。
私の事嫌いやろ?
私もBちゃんの事大っ嫌い
死ねばいいのに

みたいな感じでした。
すぐに字で分かりました。

こないだのなんも書かれてない手紙もAのしわざだと。

先生に言った方がいいと私は言ったんですが、Bがいいと言ったので結局この話を知ってるのはBと私だけ。

本当にかわいそうでした。

二つ目

小6の頃私はいろんな女子グループなどと交換日記をしてました。

それである日、私の親友Cから思いがけない事を言われたんです。

Aがすごく怒っている。

交換日記にAの悪口をたくさん書いたんでしょ?と言われました。

私はAの事は嫌いですが、そんなこと書いた覚えがありません。
絶対書いてないんです。

でもCはとりあえず謝っといた方がいいと、手紙で謝りました。

今思うとほんっとに馬鹿な話です。

中学生では部活も3年間一緒でしたし、私は生徒会執行部にも入ったんですがAと一緒で、全く楽しくなかったというのを覚えています。

高校は違うので本当よかった。

本屋の帰り道

私が本屋の帰り道の途中の時の事です。

信号の向こうの曲がり角からおばさんが来たのを見たので、私は曲がり角の少し手前で待っていました。

すると、おばさんがすごい勢いで曲がってきたので慌ててよけようとしました。

が、おばさんの勢いが凄すぎてよけきれず、ガシャーンとぶつかってしまいました。

おばさんは無傷でしたが、私は打撲、本が破れてしまいました。

それなのに、おばさんは
「危ないじゃない!曲がり角はちゃんと止まって確認しなさい!!
これだから今の子は!!!」
と言い捨ててにげようとしたので、

「私はちゃんと止まってました。飛び出してきたのはあなたです。
あなたは無傷でしたが、私は打撲しました。それに本も破れてしまいました。」
と言ったら、

「それはあなたが#&¥%〆<*」

と訳のわからないことを言うのでそれを遮り、

「とにかく、本代と病院代を払って下さい。もし払っていただけないのなら訴えます。」
と言い、電話番号を交換して別れました。

後日、おばさんが菓子折りと病院代、本代を持って謝りにきました。

今回は穏便に済みましたが、もうこんな嫌な思いをする事は二度とごめんです。

 

お父様帰宅

私は中3なんですが、付き合って一ヶ月の彼氏が居ます。

去年は同じクラスで仲もよく、そんなこんなで付き合ってますww

そしてこの間のことなんですが、初めて彼氏の家にお邪魔しました。
ご両親は出かけているということなのでのんびり過ごしていたんですが、お父様帰宅。

「荷物持って二階行って!」
と言われて上がったものの時既に遅し。

お父様は私と彼氏がいちゃついているところを目撃した後、家に入られたようで、

「今、すぐに降りて来なさい!早くおりてきなさい!!」
こんなことは初めてだったし、何を言われるのかと膝もガクガク。

降りたところで目をみられ「今すぐ帰りなさい」と厳しく…私が悪いんですがww

そのあと彼氏はお叱りを受けたようで、行動がやや制限気味な生活なうらしいですww

とし若い自分的に結構修羅場でしたwww

 

Mちゃん

これは幼稚園から小学校の頃の話

私はS幼稚園に通ってたんだけど…
そのB組に、Mちゃんって子がいたんだ。

その子は性格の悪さで先生からも有名だったんだけど、ある日、事件が起きた。

私は、おゆうぎかいで使う道具を作ってたんだ。

そしたら、Mちゃんがそれをふんじゃって私が作ってた紙のケーキはぐちゃぐちゃ。

あしたはおゆうぎかいなのに…

私は泣きました。
すると、Mちゃんは、

「なに?!ほんっと女々しいね」
って言って、爪で私の頬をがりってしたんです。

めっちゃ痛かった。跡残った。

それで、怖くなってMちゃんには近づかないようにしていました。

ーそして小学校入学ー

私は2組中1組になりました。
なんと、そこにはMちゃんもいました…

私は泣きたくなりました。
またなにかされるんじゃないかな…って思ったから。

だけど、1年、2年、なにもされないまま、時が過ぎました。

だけど3年になった頃…..
事件は起きました。

私は、Mちゃんとおっとりめの可愛い子、Kちゃんと絵を書いていました。

そのとき、私はペンのたくさん入った筆箱を、Mちゃんのまわりに落としてしまったんです。

すかさず拾う私とMちゃんとKちゃん。

私はありがとうと言って、その日は下校しました。
ーその夜ー

私はいつものように筆箱からペンを取り出し、数えていました。

すると….赤 黄 青 水色 ピンク 緑の柄がおんなじペンのうち、ピンクと水色がなくなっていました。

まさか…と思い、次の日、Mちゃんに持ってる?と聞いてみると、

「疑うなんてひどい、うざ。」

と激怒され、私は仕方なくKちゃんに聞くと、

私はないよ(;´д`)と困った様子。

筆箱を見せてもらったら、確かになかった。

それでもMちゃんは、やっぱり怪しいので、昼休み、こっそり筆箱を見ると、私のペンと同じ柄のピンクと水色だけが入ってました

うわっ、って思って見ていたら、Mちゃん登場。

「なにしてんの?!」とキレ気味。

私がこれ…どうしたの?と、ペンのことを聞くと、あせった顔をして、

「あー、、それ?えっとね、他の色もあったんだけど、無くしちゃったんだぁ~…..」

とごまかす始末。

普通 そんなに沢山無くさないだろ…と思いましたが、めんどくさいことにはなりたくないので、そうなんだぁとだけ言っておきました。

 

近所の人が叫んでた

プチ修羅場だけど、近所の人がものすごい叫んでた。

NHKが勧誘?催促?に来たみたいなんだけど、もともとそこんちの奥さんテレビ嫌いで同居の年寄りがテレビ見てたから払ってたみたいなんだけど、数年前に亡くなって。

DVD専用にしててもテレビがあるから払えっていわれて、地デジ終了まではしょうがないとおもって渋々払ってたみたい。

それで、地デジ終わって解約したら、勧誘に来た職員?になんだかんだ言われて切れたみたい。

ちょうど子供さんが受験生で、いらいらしてるのもあったんだろうけど、

「テレビ見なかったからって受かる訳じゃないし、娯楽も必要だ。親がこれじゃあ子供がかわいそう。将来ぐれるにきまっている。そんなふうに追い詰めたら絶対受からない」

みたいなことを言った(奥さんの反論の叫び声でそう言ったらしいと想像)らしくて、奥さんがものすごい勢いで反論というか罵倒してた。

最後はもう電波はいっちゃってて、

「奥さん話を聞いてください!」←これは大声だったので聞こえた。

「わたしあなたの奥さんじゃない!きいいいいい!!

なんでわたしがあなたの話を聞かなきゃならないのー!

なんでわたしがこんなところで叫んでなきゃいけないのーー!!

なんでわたしがまるでキチガイみたいなことになってるのー!!

ぜんぶあなたが悪いのあなたのせいあなたがうるさい黙れ死ね死ね死んでしまえ」

って、すごかった。

去年の地震のときからちょっと精神的に不安定になってて、ずっと通院してる(らしい)っていうのは聞いてたけど、普段おとなしくて愛想のいい人だったから、豹変ぶりがめちゃこわかった。

NHK余計なこと言い過ぎ。

包丁持ち出すとかしたらどうしようってどきどきした。

そのあと奥さん具合悪くなったらしくて、子供が買い物に出てたけど、つぎに奥さんと会ったとき普通に挨拶できるか自信がない・・・。

 

泥から強盗に発展した

流れを読まず書込み。
ようやく刑が確定したので記念に。

泥から発展してしまった話です。

フェイクあるので辻褄合わないところがあるかも。

私はクラリネット専攻で音大卒業後、主人と結婚して教室を開いていたが、子供ができてからはそっちに手がかかるのでしばらく楽器から遠ざかっていた。

近所で教室をやっていたので、周囲には知られていたと思う。

子供が一歳頃のときに、隣に越してきたAに楽器クレクレされた。

A曰く、

「使われない楽器が可哀想! うちのA子(幼稚園・年中)が使ってあげる。なんだったら教えさせてあげてもいい」

なんて失礼な人だろうと思って、

・ずっと大切にしてきたものだから、誰かに貸すなんて無理

・そもそも幼稚園児のA子にクラリネットは難しい

と言ってお引取り願った。

その日はそれだけで済んだのだが、それから毎日楽器寄越せと凸された。

更に、楽器をオーバーホール(メンテナンス)に出そうと思って家を出たところ、凸されて楽器を奪われた。

慌てて追っかけて楽器を取り戻したが、震動でバランス崩れちゃってたみたい。

それがきっかけで、A子は幼稚園を退園することになった。

退園の報告を幼稚園の先生から電話でいただいた数日後、子供の検診があった。

いつもなら私が行くんだけど、体調が悪かったので代わりに旦那が行ってくれることになった。

ありがたく部屋で寝ていたら、ガラスの割れる音が。

泥棒、と思ってそこでパニックになってしまった。

携帯は近くにないし、家の電話は部屋の外、でも部屋を出る勇気はなくて、部屋の奥で広辞苑両手に持って震えてると、ドアがばーんって開いた。

木の棒?みたいなものを持ったAがそこに。

「あんたのせいで、あんたのせいで!」

って逆上して、何故か私じゃなくて部屋のもう片隅に向かうA。

その視線を見て私は、狙いが楽器だって気付いた。
その後はよく覚えてないんだけど、とにかく私は楽器を腹にかばって、背中を何度も殴られ蹴られた

自分が死んでも楽器だけは守るって感じだった気がする。

近所の人が通報してくれたおかげで、殺される前に警察が助けてくれた。

Aは現行犯で逮捕され、私はそのまま病院に。

救急車の中でも楽器手放さなかったらしい。どんだけ執着してたんだ私。

A旦那もちょっとおかしな人で、

「お前がおとなしく言うことを聞かないからこんなことになった。訴える」

と入院先の病院でわめきちらして帰っていった。

その後会っていないので、今どうしているかはわからない。

A子はA両親に引き取られ、引越していった。

私の入院費や、家の修理代、慰謝料はA両親が払ってくれた。

A両親は普通の人で、本当はAに全て払わせなきゃ気が済まなかったが、旦那に諭されてA両親からいただいてしまった。

Aは精神に異常を認められることもなく、普通に起訴された。

最後まで争ってくれたせいで刑の確定まで時間はかかってしまったけど、これでようやく終わった。

泥の共犯にされそうになった

思い出しカキコ。
つじつま合わない部分はフェイク。

うちは田舎で外に出る時に鍵をかける習慣がない。

親しい者同士なら勝手に中に入り込むこともある。

後で電話で「台所に野菜置いといたからね~」の世界だ。
それを前提で。

ある日仕事から帰ってくると大家宅の前、警察の車が止まっている。

もちろん人だかりもすごい。

何かあったのか、と車を止め覗きに行くと、

「あの人、あの人も共犯なんです!!!」
と突然指名された。

周りの人がさっといなくなるように空間が出来、指名してくれた人が見えた。

アパートに最近越してきた母子家庭の家のママさん。

何かと新婚だった私にケンカ売っていたが、こっちはスルーしてた。

「あの人と一緒にこの家に入ったんです。一緒にやらないとここから追い出すぞって言われて…」

さめざめと泣きながら、どれだけ私が非道で悪魔で鬼であるかを語っていた。

曰く、子供が出来ないから私(泥ママ)の子供を狙っている。

曰く、私(泥ママ)が私旦那を誘惑したと言われた。

曰く、私旦那の浮気の証拠を私(泥ママ)は持ってる。

だから脅されていたんだ。

よく、そこまで捏造出来るよなぁ、と呆れてみていた。

「だから私(泥ママ)は悪くない。悪いのは私さんなので、あの人を逮捕して下さい。大家さん、あの人を追い出してください」

そんな要求、とおらねぇよ。
呆れていたが 、そういうわけにも行かないので、

「まず、私は今、仕事から帰ってきたので、泥棒なんて出来ない。あなたを脅したことはないし、何かしてくれ、と頼んだこともない。うちの旦那の浮気の証拠ってのはなんですか?」

「同じアパートのA号室の奥さんと一緒に買い物に行ってるのを見たの。あれは絶対に浮気よっ!!」

隣に立っていた他のアパート住民が吹き出した
(笑いをこらえ切れなかったらしい)ので、ネタばらしをする。

「A号室の奥さんは私の妹です。大家さんは私の母親です。実家に泥棒に入るって意味なくないですか?」

「そんなこと誰も言ってなかった」

「言わないように頼んだことはありますが、それを知ったからって、関係ないことでしょう」

周りの野次馬はみんな私が大家娘と知っている。

A号室の奥さんが大家娘2なのも、うちの旦那が三代目になることも、全部知ってること。

田舎ならではの情報で流れていること。

田舎の情報力をバカにしてたのはあんただ。

てなわけで、泥ママさんは警察にお持ち帰りされました。

後で聞いたことですが、被害は家賃1カ月分@泥ママ宅だそうです。

払ったけど勿体ないから回収、バレたら私さんのせいにしとけ、みたいな。
バカだ。

 

しつこく同棲コールされた

数年前の話だけど、当時遠距離で付き合ってた彼氏から『同棲しよう!』としつこいくらいに同棲コールされまくっていたが、その時は母親の体調が悪くて、看病と通院の手伝いが出来るのは私しかいなかったので、彼氏に事情を話して丁重に断り、その時はピタッと静かになった。

が、しばらくしたらまた彼氏からの同棲コールが始まるも、母親の具合がなかなか良くならなかったのでまた断ったら

「そんなに俺と同棲するのが嫌なのか!?」
とかキレられる。

その反応に何か嫌な予感がしたので「もうちょっと待って」とダラダラダラダラ引き延ばしたり、色々条件付けて、相手がそれを飲めなかったら嫌だと言ってみたり、色々な作戦に出てみたが相手もなかなか諦めない。

そしてこの時、疲れもあったのか何故か私の脳内で花がポンと咲き始め、それが次第にお花畑に変わってしまい、しばらくしたらOKを出してしまった。

で、同棲する事になったが彼氏からの手助けは一切ナシ。

そしてなんとか準備も軌道に乗り始めたところで、突然彼氏が『部屋は借りられない。俺の実家で暮らせ』とか言い出した。

理由は「俺が自己破産してるから部屋借りられないの知ってるだろ!?」

私はただただポカーンとするしかなかった。
シラネーヨバカ(\’A`)

って事で、同棲の話は白紙~~~!ハイ終わり~~~!となれば私も修羅場なんて体験せずに済んだのだが…

それでもしばらく付き合いを続けてて、だけど破産などのモヤモヤが晴れずにいたので、同棲の話になりそうになると、あれやこれやと話題を変えてはのらりくらりと回避していたが、ある日ものすごく些細な事(同棲とは別件)でケンカになり、それがこじれにこじれ、別れを切り出した数日後に彼氏が家へ凸して来た。

その様があまりにもヤ○ザのようだったので、もちろん家に上げる気はないし、元のように付き合う気もないから、さっさと帰れと言っても相手は引き下がらない。

それどころか近所に向かって
「この家の女は俺が自己破産してるとわかるとすぐに見捨てる冷たい人間だ」

だの、開かない扉の前で喚き立てるキチへと華麗な変貌を遂げたので、さっくり通報して警察の方にお持ち帰りいただいたが、その晩に警察から連絡を受けたらしく、彼氏のご両親が家に来た。

ご両親に事情を告げると、どうやらご両親は実家で同棲する以前に同棲の事自体を知らなかったそうで、ウチの馬鹿息子がご迷惑をお掛けして申し訳ない!とひたすら土下座。

すると突然、玄関のドアからドガーン!と何かがぶつかる音がして、程なくして彼氏が部屋に上がり込んで来た。

鍵を掛けておいたのに何故!?と思ったが我が家は築40年のボロ家。

ドアは見事に蹴破られていた。

ご両親は人様の家で何やってんだとか、これ以上恥を晒すなとか言って彼氏を抑えようとしたが、20代の男の体力には勝てるわけもなくぶっ飛ばされ、母をかばってたウチの弟(当時高校生)も簡単に弾き飛ばされた。

これはヤバい!と思ったものの、体がすくんで動けず。

携帯もかなり離れたところに置いていたので警察を呼ぶ事も出来ず。

家の中は荒らされ放題なすがまま。

が、厨二時代にどハマりしてた土方歳三のタペストリーを引きちぎられた瞬間、私の中の何かが覚醒して「土方さんに何してくれとんじゃゴラアァ!」と彼氏に掴みかかり、顔面にパンチして、ひるんだスキに腰をガッツリ掴んでバックドロップでKO。

そして弟に母親とご両親を避難させるよう指示し、そのままグッタリしてる彼氏を持ち上げたまま、家の外へと放り出して警察に通報。

数十分後に彼氏は再び檻の中へと戻され、ご両親は再び土下座祭りで収拾が付かなかったが、彼氏を二度と家から出さない、私との接触はもちろん禁止。破ったら被害届を出すと約束させてからお引き取り願った。

と、まあそんな修羅場を体験しました。

今思えば、火事場の馬鹿力なんだろうけど、よくあんな恐ろしい真似が出来たもんだと当時の自分に驚きます。

ちなみにロミオメールもksほど来たけど、仕事と看病の合間を縫ってやっと見つけた弁護士さんと被害届がとてもいい仕事をしてくれたので、半年くらいで平穏な生活が戻って来ましたよ。

って事でROMに戻ります。
支援ありがとうございました。

 

着物が盗まれた

私は最近着物にこっていて、縁日やフリマに出掛けては何かしら掘り出してくる。

ある日、友人と映画を見に行くのに最近入手した一着(黒、秋草柄)を着ていこうと、タンスを覗いたらなくなってた。

他の着物は無事なのにそれだけがない。

しかし、犯人だけは姉の友人(子有)とわかった。

何気なく友人知人のブログを回っていたら、ちょうど彼女のブログで件の着物に金色の帯を合わせた全身写真を載せ、

「最近友人から頂いた着物。金の帯を締めてミスユニバ(笑)」風♪」

などとキャプションをつけている。

その着物は襟の縁にちょっと白いシミがあるが、写真にはバッチリ写っていたし、何より記事の日付がなくなっているのに気付いた日と一致していた。

姉に打ち明けると、果たして姉はその日以前、私の留守にそいつを家に上げていたことが判明。

そんなわけで、奪還には姉も協力してくれるみたいだけどまずどうすべきか・・・

–後日談–

一部ボカシ込みのため、わかりづらい点があったら申し訳ありません。

どうやら、頼もしい味方ができたようです。

件の着物を買った縁日に同行した友人です。

残念ながら、ブログは再確認しようとしたときには例の記事が消された後でした。

これはもう最悪泣き寝入りしかないかも・・・と途方にくれているとその友人から朗報が舞い込んできたのです。

彼女は見覚えのある着物を不審に思い、普段とは違うHNで着物をほめつつもやましい事があるとドキッとしそうなコメントをつけてきたそうで、例の記事の消滅が確認されたのはその直後だったとメールで述べていました。

(詳細は明かせませんが友人いわく、やましい事がない人が見れば単に「ふーん、そうなの」程度にしか思わないレベルのことを書いたそうです)

つまり、これで犯人はそいつとほぼ確定しました。

あとはどうやら奪還するだけのようです。

登場する人間が多くてこんがらがるかも知れませんが、今朝何とか解決しました。

昨夜、犯人の義母と名乗る人物から姉にメールが送られ、その内容が

「お返ししたいものがあるのですが明日の朝訪問しても良いでしょうか。嫁に代わり妹さんに謝罪申し上げます。」
それで今朝、犯人の義母は洋菓子詰め合わせと件の着物を抱えて私達の家に来ました。

着物は秋草の柄も、襟のシミもまさしく「そのもの」で、それを確認しているとその方は

「普段の嫁なら絶対選びそうにない柄の着物や見るからに高そうな金の帯を身に着けてうれしげに写真なんか撮ってたから怪しんだ。」そう。

聞けばそもそも金の帯も私の知らない他の人から失敬したものだったらしく、元はといえば帯の持ち主から問い合わせがあったことで発覚したそう。

どれだけ盗んでるんだか・・・。

義母さんは

「第一あの写真は着付けもひどいし、そんなひどいことをする嫁にはこんなにいい着物や帯を着る資格なんかない!」と憤慨なさってました。

焦った行動をしてしまい一歩間違えば暗闇でしたが、ここでアドバイスを下さった皆さん、着物を返しに来てくださった方に幸あれと祈りつつななしに戻ります。

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