心が温まる話 百選 短編【1話 – 10話】
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No. 1
昔電車に乗っていたとき
5歳と3歳くらいの男の子の兄弟が、父親と一緒に乗車していた。
兄の方は楽しげにドラえもんの歌を歌っていた。
兄「そーらを自由に、とーびたーいな~♪」
兄弟「だめだッ!!あきらめろっ!!」
2人同時の幼児とは思えない台詞の演技力に
思わず笑ってしまった。
父親の「なんだよそれ…」という脱力しきったツッコミにもまた笑いが…。
No. 2
寝る前に、今日和んだ出来事メモ。
電車で、若いお母さんと幼女の会話。
幼「ママの買ったのって、くらーげん?」
母「そうだよ」
幼「ぷるぷるする?」
母「するする」
幼「くらげもぷるぷるだもんねー」
母「えっ」
幼「えっ」
母「……くらげとコラーゲンはちがうよ?」
幼「くらげからくらーげんができるんだよ?」
母「違う違う違うwそれと、くらーげんじゃなくてコラーゲン。」
幼「くらーげんないの?」
母「くらーげんじゃなくてね、コラーゲンなの」
幼「こらーげん……」
母「コラーゲン」
幼「……こらげはどこにいるの?」
笑ってしまった。
No. 3
暑いの苦手で暑いとイライラしてしまうんだが
先日もクソ暑い中電車待ってたんだよ。
やっぱりイライラしちゃってあー早く電車こねーかなksとか思ってた訳ですよ。
そしたら俺の前に並んでた
いかにもほのぼのっていう感じがするカップルの会話が聞こえてきてだな
男「そういえば○○は昔京都に住んでた事あったんだっけ?」
女「うん。ちっちゃい時だけどね」
男「じゃあ京都弁とか喋れんの?」
女「うーん。少しならいけるかも」
男「ちょっと何か喋ってみてよ」
で、女が少し考え込んだ後に言った言葉が
女「なんでやねん!」
間髪いれずに男が真顔で
男「それ違くね?
ていうかなんでやねんっていう言葉をチョイスしたのがなんでやねんや!」
とか最後関西弁っぽく言ってて俺`;:゙;`;・(゚ε゚ )
すんげーイライラしてたのにおかげでほのぼのとなった。
ありがとうバカップル。
No. 4
毎週水曜日になると同じ内容のメールを送ってくる父。
「また○○(母)が若い男のところにいった…」
しょうがないよ、父よ。
家計のためだ。
幼稚園で子供の相手をするぐらい、いいじゃないか。
No. 5
一緒にレストランに行ったとき。
イセエビの丸焼きが出てきて2人して
ナイフフォークで悪戦苦闘していた。
旦那がふいに店員さんを呼び
「これ、どうやってとるんですか?」
ってすごい笑顔で聞いた。
フムフムと聞いてから(´・ω・`)自分のをきれいにむいて
「はい、これ!!」といって私のと換えっこしてくれた。
なんかさりげなく優しい・・・
うれしくてトイレでウルウルしちゃったじゃないか・・・
No. 6
俺がリビングに行ったら姉が雑誌読みながら鼻歌(にしてはでかい声)を歌ってた。
姉「にゃにゃにゃ、にゃーにゃーにゃー♪」
曲調から察するに、とある洋楽らしいが歌詞が分からないので
全部「にゃー」で歌ってる模様。
姉がこちらに気づいてないのでしばし鑑賞。
姉「にゃにゃにゃにゃ・・・(こちらに気づく)」
俺(・∀・)ニヤニヤ
姉、恥ずかしかったらしく雑誌を顔に乗せ寝たふり?w
突っ込むのもアレなのでそのまま放置してやったw
No. 7
家で結構大きいリクガメ飼ってたりして、夏なので庭で、放し飼い
などしていたり。
あるとき、アメ人らしき兄弟が二人、フェンス越しにカメをみながら、
|・∀・) <トータス!
| ・∀・) <トータス!
などと、言っていたのが見えた。
明らかに近所の人でないのだが、庭に出て行って、「カメ好き?」
とか聞いたら好きだというので、「エサやってみる?」といったら、
案の定(*゚∀゚*)な感じ。
そんなわけでエサ(各種野菜など)を渡してあげて。最初おっか
なびっくりだったくせに、だんだん慣れてきて手渡しで上げられ
るようになった。だんだん渡したエサが少なくなってきて、顔が
(´・ω・)となってきたのがおもしろかったよ。
縁側に座らせて、カルピスなど振舞いつつ、話を聞いたら詳し
くはわからんが、なんか近くの家にホームステーしているとか、
なんとか。
べつにアメ人というだけで日本びいきでもないが。
No. 8
いつもはMよりな彼女が「私も女王様やってみたいー!」
と言うのでやらせてみた。
彼女「椅子になりなさい!」(迫力0)
俺「……(無視)」
彼女「この無礼者ー!」
俺「……(無視)」
彼女「いす……」
俺「……(無視)」
彼女「言うこと聞いてよー…」
萌えた。
No. 9
ショピングモールのフードコートで、
20代夫婦+くるくる天パな1~2歳くらいの子供が席に座ろうとしてた
カーチャンがさっさとトレイ置いて壁側に座って、
その隣に子供座らせようとしたら子供超ぐずる
トーチャンが「じゃあとーちゃんの隣にしよう」と通路側に座らせようとしてもぐずる
子供トーチャンの手をぐいぐい引いて「あーあーう!あーーーーーーう!」と叫ぶ
ガヤガヤしたフォードコートなんだけどトーチャンが
「スミマセン、スミマセン」と隣に座っていた私やよその人に謝りだす
カーチャン「先に食べてる?私連れて出てようか?で、後でかわってくれる?」
トーチャン「うーん、いいけど…」とここでトーチャンが子供の意図に気付く
子供一生懸命トーチャンの手を引っ張ってカーチャンの横に座らせようとしてた
試しにトーチャンがカーチャンの隣に座ると、満足したようでにこーっと笑い
トーチャンの膝によじよじよじ登って収まり、カーチャンに向かってあーん
「トーチャンのお膝に座ってカーチャンの隣に座りカーチャンに食べさせて貰う」
っていうのがその子なりのジャスティスだったみたい
トーチャンとカーチャンはニコニコしながらご飯食べる子供に悶えてた
隣に座ってた私やよそのおっちゃんおばちゃんにーちゃんねーちゃんも思わず悶えた
No. 10
バイト先の自動ドアが反応悪かったみたいで、お爺さんが軽く挟まれた。
慌てて「大丈夫ですか!?」と駆け寄ったら
「大丈夫大丈夫!わし、今年96歳なのよ。
半分死んどるけん自動ドアさんも生きとるんか死んどるんかわからんやったんやろ」
と輝く笑顔でおっしゃった。
近くにいた人達が一斉にうつむいて肩を震わせる中、私は耐え切れずに吹いたら、
お爺さんは満足そうな顔で店内に入っていった。
長生きしてほしい。
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