– ほのぼの - 和む話 短編10話【18】
猿に柿貰った。
友達とキャンプで山に行って弁当食べてたら猿が近寄って来てさ、
しかもその猿がめっちゃ大事そうに柿抱きしめてるんだよwww
俺がおにぎりを猿の目の前でちらつかせると
柿を俺の弁当箱に押し込んで、おにぎり取って帰って行ったwww
案の定渋柿です本当にありがとうございました。
閉店間際のスーパー
昨日の夜に見たなごみ。
閉店間際のスーパーで買い物を済ませて出ようとしたところに、母親+兄(小3くらい)+妹(園児くらい)の3人がちょうど自分と同じタイミングで出てきた。
店内は完全に閉店モードだったけど、兄ちゃんが突然何かを思い出したらしく
「あ!」
と叫んで店内に引き返していった。
母親は
「迷惑になるから早く戻ってきなさいよー!」
と呆れ顔で兄に声を掛けていたが、突然手を引かれていた妹がぎゃーんと泣き出した。
(´;ω;)「もっもっ…もうおみせっしまるのにおにいちゃんがああああああ」
いきなり泣き出した妹に母親びっくり。
(´;ω;)「おっおっおにいちゃんがあああ閉じ込められちゃっうっうううう」
母「だ、大丈夫や!閉じ込められたりせんから!」
(´;ω;)「おにいちゃんがしんじゃううううううおにいちゃあああん」
このあと必死に母親が大丈夫と繰り返すも妹まったく聞かずうおぉん泣き。
私も事の顛末が気になりつい立ち止まって見てしまっていたとこを兄ちゃんが当然無事に戻ってきたw
(`・ω・)「!?どしたんや○○!?なんで泣きよんや!?」
(´;ω;)「(お兄を発見して)…おに、おにいちゃん…!?」
(`・ω・)「おお、兄ちゃんやぞ!」
(´;ω;)「…おひっ…おひっ…おにいぢゃあああああああああ」
泣いてる妹ちゃんには悪いのだけれど和んでしまった…。
お兄ちゃんが大好きなんだなあ…
自分は兄と仲悪いうえに今兄は行方知れずだから余計にじーんときたw
コンビニで買い物をする黒人さん
当方コンビニで主に夕方~深夜前までの間で働く大学生。
外国人労働者が結構いてる地域で、とくに夕方以降によく来店する。
その中でいつもタバコひとつ、食パン2斤、1リットルの牛乳2本、それと適当にお菓子類を買う黒人さんがいる(日本語はかなり理解できる)
ある日いつも通り黒人さんがレジに来ると同時にタバコを持って来る俺。
「そうそう、それ」という顔の微笑で頷く黒人さん。
そんで俺は商品全部通して
「〇〇〇円になります」
と言って袋に詰めていく。
詰め終わってふと黒人さんの顔を見ると申し訳なさそうと言うのかな、ショボーンな顔してんの
「どうかされましたか?」
って聞いたら
「タリナイ」
だって。
詳しく聞いてみると給料日前日でギリギリだったらしく、いつも買うお菓子類を我慢したけどやっぱり足りないみたい。
どれだけ足りないのか確認したら50円。
いつも買い物してるいわゆる常連さんだから
「いいですよ、俺が出しときますよ」
って言って財布から50円出してレジを済ませた。
申し訳なさそうに
「アリガト、アリガト」
って何回も言ってた。
しかも翌日出勤すると、その50円返すためだけに店内で待っていた。
律儀だなぁと感心した次第です。
耳鼻科に行った姉妹
耳鼻科に行ったときの話
そこは3番目くらいまでの患者は診察室の中で待つようになってるんだけど、自分が入った時には大学生くらいのお姉さんが診てもらう番で、その次に小さな女の子がお母さんと待ってた。
お姉さんの診察を始めようとしたら、機械の音にびびったのか女の子号泣。
お母さんが一生懸命あやしてたら先生が、
「大丈夫よ痛くないよー今からお姉ちゃんがお手本見せてくれるからねー」
お姉さんは一瞬Σ(゜Д゜;)って顔したけど、女の子が見てることに気づいてすぐに(*´∇`*)って顔に。
結局診察で鼻に器具入れられる中もお姉さんは終始笑顔。
お母さんにお礼を言われながらお姉さんが出ていった後、女の子も一度も泣くことなく診察を受けてた。
お姉さん、素敵でした。
ゲーム好きなかわいい外国人
JRのボックス席に座っていた時の事。
向かいに座っていた高校生の横に、外国人が乗って来た。
高校生はずっとPSP(DS?)をやっていたが、
外国人が乗り込んでくるとそちらの方をチラッと見てからあからさまに嫌な顔をして、
至極面倒くさそうに端に詰めた。
「なにこの高校生、感じ悪ー」とか思いながらしばらく電車に揺られていると、
ふと、先程の外国人の様子がどこかおかしい事に気が付いた。
よく見ると、チラチラと高校生のゲーム機の画面を覗き見している。
本人は気付かれないようにやっているようだが、端から見たらものすごくバレバレである。
高校生もそのうちそれに気付き、
あからさまに眉を潜めたり不快そうに体をくねらせたりしていたが、やがて静かにブチ切れて
「何なんスか」
とドスの効いた声で外国人に呟いた。
その瞬間、外国人はビク-ッΣ(゚Д゚;;)!!!!と飛び上がり、
「sorrybutくぁwせふじこ」
とゴニョゴニョ言い訳のようなものを早口で喋ると、
慌てて鞄から本を取り出しものすごい速さでページをパラパラめくり、
即興で『自分は読書をしています』なポーズを作って無理矢理誤魔化した。
高校生はそれを冷めた目で一瞥すると、またゲームに戻った。
またしばらく経って外国人の方を見た。
すると、先程はあんな速さで捲られていたページが、何故か今度は同じ見開きのまま、1ページも進んでいない。
もしやと思って視線を上げると、外国人の目は何とも分かりやすい動きで斜め横につーっと滑っていた。
懲 り ろ よ お 前 。
幸い高校生の方は、気付いていないのかそれとも完全無視を決めこんだのか、何も反応が無い。
淡々と、慣れた手付きでボタンを叩いている。
高校生のやっているゲームはアクション系らしく、外国人の表情はゲームの展開に合わせてくるくると変わった。
「(゚∀゚)」と「(‘Д`)」を交互に繰り返す外国人はちょっと可愛かった。
(ここで自分は密かに551のCMを思い出した)
しかし白熱しすぎたのがいけなかったようだ。
高校生のゲームが終わりに近付いてきたのだろう、「(゚∀゚)」のままでしばらく観戦をしていた外国人は、
突如「(゚∀゚)yes!!」と声を発してしまったのである。
瞬間、固まる高校生。
外国人はしばし何が起こったのか分からないという顔をしていたが、
すぐに我に返り、((((゚Д゚;;;≡;;゚ж゚))))それはもう大慌て。
自分もこれはさすがにマズいと思って、息を飲んで動向を見守っていたが、高校生は別段ブチ切れる様子もない。
……どころか、なんと口を抑えてプルプルやっているではないか。
それまでの外国人の行動の何かが、高校生のツボを突いたらしかった。
先程までものすごくガラの悪かった顔が、こみあげる笑いを堪えんがためにすさまじい形相になっている。
怒られると思ってすっかり怯えていた外国人は、
自分に背を向けて震える高校生にはじめ「(゚д゚)?」となっていたが、やがて状況を把握すると、
照れと安堵の入り混じった微妙な表情でニコニコー(*´∀`;)と微笑んだ。
高校生も、少しぎこちなく、ニコニコー(*´∀`;)。
自分はその後まもなく電車を降りたが、その間に高校生はちょっとだけ外国人にゲーム機を持たせて、操作を教えたりしていた。
ゲームは国境を越えるんだなぁと思った。これからゲームする。
俺と猫の日常
猫:(´・ω・`)ごはーん
俺:(-∀-)zzz
猫:(´・ω・`)ごはーん
俺:(-∀-)ん?一緒に寝るのか?(布団を開ける)
猫:(´・ω・`)いや、ごは…
俺:(-∀-)寒いから早く入れ
猫:(´・ω・`)…(入ってくる)
俺:(-∀-)zzz
猫:(´-ω-`)zzz
寒くなってからの毎朝の儀式
猫の食事はおふくろがしてるのになぜか俺の所に来る猫
おとんとおかんの馴れ初め
おかんがデパートの紳士服売り場の売り子やってて
そこの常連客の男がおとんの親友で
おとんと売り場に行った時にうちのおとんがおかんに一目惚れ。
その常連客の男は居酒屋やってて
「うちで焼き鳥100本食べたら彼女(おかん)紹介してやってもいい」
と言われておとんは本当に100本食べた。それが馴れ初め。
セーブデータ
ある日の飲み会の帰り、『今から帰ります』と母に連絡をしようと携帯を開いたら大量のメールが。
酔って出会い系にでも登録してしまったのかな、と思いつつ見てみると、なんと全て妹からだった。
内容は
『ごめんお兄ちゃんのドラクエのセーブデータ間違えて上書きしちゃった><本当にごめんなさい』@16時
『本当に悪気はなかったんです』@17時
『ごめんね本当にごめんね許してください』@19時
『また元のとこまで進めときますから許して』@21時
『ごめんなさいごめんなさいごめんなさい』@23時
とこんな感じ。
俺としては昔やってたやつだからわりとどうでも良かったんで『別にいいよ』と返信した。
その時が夜1時くらい。
あーもっと早く携帯みとけばなーと後悔しつつ帰宅すると、珍しくダイニングで妹が机に突っ伏して眠っていた。
そばにいた母に事情を聞くと
『お兄ちゃんのセーブ消しちゃった。
ずっと謝ってるけどお兄ちゃんから返信こない。
きっと怒ってるから返信こないんだうわあああん』
とずっと泣いており、泣きつかれて眠ってしまったそうだ。
俺は妹の耳元で『大丈夫だよお兄ちゃん怒ってないよ』と優しく囁いてからゲロ吐いて寝た。
噛んでしまった
俺「株式会社○○でござりま(噛んだ)」
客「きゃぶっ・・・か、株し・・・」
俺「・・・・・・」
客「・・・・・・」
俺「・・・・・・」
客「あ、あの・・・か、かけ直していいですか」
俺「え、あ、はい。どうぞ・・・」
客「すみません・・・」
俺「いえ」
切った直後にハキハキした声でかけ直してくれました
仕切り直されたの初めてだwてか俺が噛んだせいか
小浜さん
大統領選の話題が始まった頃から、苗字を『小浜』と書くもんで職場の人達に
「オバマさんオバマさん」
と呼ばれてたけど
とうとう「大統領」になっちゃいました。
「大統領大統領」とみんなから言われてちょっと困ってます。
俺が仕事で使ってるトラックまで
「エアフォースワン」と呼ばれるようになってしまったんです。
でも俺、「おばま」じゃなくて「こはま」なんですけど…
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