『クリスマス会のプレゼント交換』など短編5話【56】 – 感動する話・泣ける話まとめ

『クリスマス会のプレゼント交換』など短編5話【56】 - 感動する話・泣ける話まとめ 感動

 

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感動する話・泣ける話まとめ 短編5話【56】

 

 

形見の食器

彼氏の留守中、部屋の片づけを頼まれた。

そしたら彼氏が亡くなったおじいちゃんからもらったという形見の食器をうっかり割ってしまった。
なんて事をしてしまったんだろうと泣きながら帰って来た彼氏に謝ったら
「怪我はしなかったか?!」
とまず聞いてくれて、切った手を手当てしてくれた。

「そんなに謝るな。形あるものはいつか壊れるもんだ。お前の怪我の方が問題だ。
心配しなくても、じいちゃんとの思い出はたくさんあって、皿なんてなくたっていいんだ。」
と言ってくれた。

申し訳ないのとありがたいので涙が止まらなかった。

 

 

毎晩母が泣き、父がヤケ酒

ちょっと身内の恥でもある話なんだが…

姉が出来婚することになった。
しかも相手は高卒で収入も姉の半分しかない典型的なDQN。
家に結婚の挨拶に来たときはジーパンとTシャツ、手土産なし、
最初からあぐらかいて座るというひどさで、付き合い始めた時から家族親族揃って大反対してた。
だけど姉が妊娠したというので、おろすわけにもいかないからと両親は渋々結婚を許した。
俺は、弟としても賛成できないし、何より毎晩母が泣き、父がヤケ酒飲む状態が辛くて
彼女によく愚痴を聞いてもらっていた。

結婚式が近付いた時、相変わらず「出たくねー」とグチってた俺に、
彼女が「ちょっと渡したいものがあるんだけど」と言い出した。
で、出してきてくれたもの。
リングピロー、新郎新婦をかたどったぬいぐるみ(ちゃんとタキシードとドレス着てた)
テーブルに飾る花(これも手作り)、入り口に飾るプレート、
あと他にもいろいろあった。
「どうせ誰も祝ってくれないし、呼ぶのも家族だけだから」って
何も準備せずにいた姉を気づかって彼女が作ってくれていた。

「お姉さんも何か考えてるかもしれないから無理に使わなくてもいいの。
でも本当に○くんの言うように何も準備してないならあまりにも寂しいかなって思って。
使えそうなら使って。さしでがましいことしてごめん」
「あんな姉貴にここまでしてやることないんだよ」とつい言ってしまったら

「でも○くんの大事なお姉さんじゃん。結婚は大切な思い出に残ることだから」
「○くんは今怒ってるしお母さんたちのことも心配だし、冷静じゃないんだよ。
何年かたって思い出したとき、お姉さんの式寂しかったな、
もっと何とかしてあげればよかったな、って後悔するの分かってるもん。
○くん、優しいし、お姉さんとも仲良かったんだから」
って言ってくれた。

彼女の優しさに泣いてしまった。
姉にそれを渡したら、姉も泣いてた。
最高の彼女です。

 

もう辛いよ。疲れちゃった‥。

私は今、15歳です。
中学校を卒業し、高校も決まりました。
そんな私が中学時代に体験した話です。

私はクラスで軽いいじめにあっていました。
誰が助けてくれることもなく、ただただ悪口を言われ、無視をされる。
そういう内容でした。
そんな私は今日も1人‥
クラスにいても誰とも話さない。
それが当たり前になってきた頃でした。
私は、日記をつけ始めたんです。
人を傷つけないように日記に書いてストレスを発散しようと考えました。

1日目
「今日は無視された。辛い辛い辛い。どうして私なの?助けて、助けて。幸せになりたい。」
2日目
「今日もやっぱり無視された。辛いよ。私がいなくなればいいのかな?」
3日目
「もう辛いよ。疲れちゃった‥。こんなになるなら死にたい。私なんて要らないでしょ?必要ないでしょ?」

こんなことばっかり書いていた。
それでも辛い時は1人で泣いていました。
そんな時、その日記が母にバレてしまいました。

私の母は子供が出来ないと言われていたそうです。
それでもいいよと父がいい結婚したと聞きました。
そして、母が言ったんです。
「子供ができないって言われた時、凄い悲しかった。でも、あなたがお腹にできた時、こんなにも幸せな事無いってぐらい嬉しかったの。なのに、お腹を痛めて産んだのに、どうしてそんなこというの?」
と、言われてしましました。
それを聞いた時泣いてしましました。

「何があってもお母さんはあなたの味方。どんなにしたってあなたを嫌いになることも責めることもないのよ。私の娘はあなただけだもの。」
そう笑顔で言ってくれたんです。

その時、こんなに愛されてるんだ。
私は生きてるだけで、ここにいるだけで幸せなんだって、思えました。

だから、もし何かあっても死にたいなんて言わないでください。
少し両親の気持ちになって考えれば、バカなことしちゃいけないって、思えるはずです。

心配かけてごめんね。
そして、ありがとう。
いつまでたっても忘れることのない出来事です。

 

 

クリスマス会のプレゼント交換

私が小学校入るまえに父が他界し、母と姉妹3人で暮らしていた
母パートで当時は母子の手当ても今よりあったことから
貧しいながらなんとか暮らしていけてた。

ある日子供会のクリスマス会でプレゼント交換のイベントがあり
各子供500円までのプレゼントを持ち寄り、それを音楽に合わせて回して
交換するってどこにでもあるような催しモノだったんだけど
私の家は上記通り貧乏で、500円のプレゼントを3個は厳しかったみたいで
母が家にある物を見繕ってくれそれを持っていった。

中身は、賞味期限間近の饅頭と鉛筆3本だった。それを広告紙で包んで持っていった。
公民館に着きケーキを食べ催しが始まった。
みんなはプレゼントをバックから出してそれを持ち
輪になったんだけど、私たち姉妹だけ広告紙。
他のみんなは大きくて綺麗な包み紙に梱包され
中には大きな箱を持った男の子もいたり、とても場違いな空気に
私たちはオロオロしていた。

音楽が掛かりプレゼントが回っていく
私達のプレゼントが半周したところで音楽が止んだ
「ええーーー!!なにこれーー!!」って広告紙のプレゼントを嫌そうに見つめる男の子
大きな箱は私の手元にあり、気まずい空気。
広告紙を破って中身を確認しようとする男の子
私は次の瞬間箱を持って走ってその男の子のところへ行き、
「これ、代えようよ!私そっちがいい!」
と広告紙に包まれ潰れた饅頭を無理やり奪って公民館を飛び出した。

後ろからついてくる妹達、妹達の手にも破れかけた広告紙のプレゼントがあり
家に帰りながら潰れた饅頭を姉妹で食べた。

家に着くと鉛筆をポケットにしまい母にバレないように机に入れた。
夜泣いた母に理由を聞かれたけど答えなかった。
貧乏が憎かった貧乏は悪だと思った。

今では会社を起こし周りからは金持ちと言われるくらいの生活を送れますが
あの時の鉛筆は今でも仕事のデスクに広告紙で包んで持ってます。

 

 

子供たちにばれないようにごまかしていた

ちょっと泣けた夜だったんで書いてみます。

今日は結婚記念日でカミさんと外食した。
レストランはそこそこに混んでいてガヤガヤうるさかった。
特に隣の家族がうるさくって、カミさんとちょっと顔を見合わせて苦笑いをしたぐらいだった。
父親が子供にいろいろ質問しては笑い、っていうのがえんえん続いてこっちもうんざりしてた。
しかも、その父親がやたらと大きく咳き込むので実際鬱陶しかった。

しばらくすると、ウチのカミさんがその家族の父親を見て、
「ちょっとあのお父さん見て」と言うので、
見つめるのも失礼なので向いの鏡越しに彼の後姿をみてみた。
咳き込むたびにハンカチを口に当てていて、それをポケットにしまうのが見えた。
ハンカチは血だらけだった。
咳き込んだあとは赤ワインを口に含んで子供たちにばれないよう大声で笑いごまかしていた。
向いに座っていた彼の奥さんは笑っていたが、今にも泣きそうな顔をしていた。
奥さんはどうやら事情を知っているみたいだった。
その父親が何らかの重い病気なのは明らかだった。

うちのカミさんはちょっともらい涙していた。
帰りに俺は無神経にも「今日はなんか暗い結婚記念日になっちゃったな。台無しだよな」
とカミさんにいった。
カミさんはちょっと沈黙を置いて、
「かっこよかったじゃんあのお父さん。ああいうお父さんになってね」
って涙声で俺に言った。
俺もちょっと泣いた。

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