出典:意味が分かると怖い話を貼っていく
一人になったら
65 :風吹けば名無し:2018/01/24(水) 04:20:43.70 ID:3S3cUx3e0
パソコンをしていると一通のメールがきた。
なんだろうと思い開いてみると
「ひとりになったら死ぬ」
の一言しか書いてなかった。
俺はちょっとビビった、イタズラメールだと思ったのだがその後すぐに、同棲している彼女が
「コンビニに行って来るから-」
と言ってきた。
俺は一瞬焦った。
このままだとひとりなる…
いや、でもあれはただのイタズラだ。
そうに違いない。
まさか彼女に「怖いから行かないで」とも言えるわけがない…
「じゃあ行って来るから-」
「……うん」
二時間後
なんだ、大丈夫じゃないか!ビビらせやがって…
やっぱりイタズラだったんだな。
解説
パソコンへのメールは同棲中の2人のどちら宛に届いたのか?
コンビニに行ったはずの彼女が2時間経っても帰ってこないということは?
しんちゃん
僕の名前は高橋進次。
「しんちゃん」って呼ばれてる。
最近、弟がウザイ。自分でやったことを僕のせいにして、それをママに言いつける。
そして僕が怒られて、あっかんべーってされるんだ。
ある日、家族みんなで川に行ったら、弟の姿が見えない。
向こうで溺れていたので放っておいた。
10分後、弟は死んだ。
僕は、「助けたかったけど、泳げなかった」と言った。
泳げないのは本当だからというのと、川の向こうにいたから、助けようと思っても無理だったと思う。
そして、葬式が行われた。
僕は目を開けたまま寝た。
葬式なんかやってられるか。
しかし、その翌日から、弟の声が聞こえ始める。
「しんちゃん、前!」
・・・と。
疲れてるのかな・・・。日に日に大きくなっていく声に、思わず「うるさい!」と言った。
すると、すぐ目の前をバイクが通っていった。弟は僕を見守ってくれていたのか・・・。
僕は泣いた。
そして、弟を助ければよかったと反省した。だけど、気づいてしまったんだよなあ。
弟が何を言いたかったのかを。
解説
「しんちゃん、前!」
↓
「進次、前!」
↓
「しんじまえ!」
誘拐
双子の幼女が誘拐された。
双子はガムテープで目と口を塞がれた。
犯罪者は
姉の耳元でヘリウム声になり囁いた
「抵抗したり逃げたら妹を殺すよ。」
犯罪者は
妹の耳元でヘリウム声になり囁いた
「抵抗したり逃げたら姉を殺すよ。」
解説
双子の姉と妹を区別できた。
とても親しい人が犯人。
ゴキブリ
「うわっ、ゴキブリだ!」
「何ビビってんだよ」
「俺ゴキブリだけはマジで無理なんだよ」
「汚い家で悪かったな。そんなに嫌なら俺が殺してやるよ」
「よくゴキブリ出るのか?殺したことあるの?」
「たま~に出るかな。殺すのは今日が初めてだけど、まぁ大丈夫だろ」
「待て!汁とかたくさん出るんじゃねぇ?カーペット汚れるぞ」
「当たり前だろ?後の処分のほうが大変なんだから。
刃物使わなきゃ血とか内蔵とか出ないように殺せるだろうけど、初めてだからなぁ~」
「刃物じゃなくても、新聞紙とかで潰したって出るだろ?なんか申し訳ねぇな」
「気にするなよ。お前は友達だし、せめて痛くないように一発でやってやるからさ。覚悟はいいか?」
「おう」
解説
友人を?
赤い部屋
後部座席には1本の傘が置かれていました
先ほどの女性が途中、雨が上がってしまったために忘れていってしまったものでした
部屋の場所まで見てしまったYさんは、仕方がなく女性の部屋まで届けることにしました
女性の部屋の前に着いたYさんはチャイムを鳴らします
しかし、先ほどの女性は出てきません
カーテンで窓は遮られていますが、明かりがついていることは確認できます
なんとなくドアののぞき穴から部屋の中を覗いてみます
やはり、外側からではよく見えず全体が赤い色をしていることしか確認できませんでした
(悪趣味な部屋だな・・・)と思い、傘をドアノブにかけて置きその場を離れました
帰りの道中、小腹がすいたためラーメン屋に入り空腹を満たすことにした
店主一人で経営している店らしくあまり大きな店ではない
店主にラーメンを頼むとなんとなく、ただ世間話のつもりで先ほど経験したことを話した
一通り話し終えると店主は 「…こんな話は知ってるかい?」と話を切り出した
店主によると、 旧道沿いにあるアパートは精神病、障害者等が半ば隔離される形で入居している『施設』だそうだ
その施設は家賃が非常に安いため、患者の家族が一まとめに入居させているらしい
疾患患者の中には生まれつき色素が弱く、瞳がウサギのように真っ赤になる病気の人間もいるらしい・・・
解説
患者の目を見ていた? 患者と穴越しに見つめ合っていた。
コメント