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【山にまつわる怖い話】『小人』『忌み名』など 全5話|洒落怖名作まとめ – 山編【80】

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【山にまつわる怖い話】『小人』『忌み名』など 全5話|【80】洒落怖名作 - 短編まとめ 山系
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山にまつわる怖い話【80】全5話

 

 

鱗のある植物

まだ小学生の頃の担任の先生が話してくれたのをたまに思い出すんだけど
その先生が大学生の時に友達と一緒にどこだかの山の登山道(って言うのかな?)
を歩いてハイキング気分で山登りしてたんだそうです。
んでテクテクとしばらく歩いていると前の方に太い木が倒れて道をふさいでたらしいんですよ。
ま、頑張れば乗り越えられるだろうって事でテクテクと歩いてそこまでいったら
その太い木がずるずると横へ向かって動いてるって事に一緒にいた友達が気づいたらしいんです。
しかもその木は植物なのに鱗付き・・・
巨大な大蛇だったそうです
10分くらいその場所でその蛇を観察してたらしいんですけど一向に尻尾が現れない
で、先生とその友達も怖くなって走って逃げたらしいんですけど・・・

今にして思えばそんなデカイ蛇がいたらさぞニュースとかで騒がれるだろうなぁって思って・・・
子供を楽しませようとしてそんな話をしてくれたのか、本当に体験した話をしてくれたのかは
今となっては確認のしようがありませんが、とりあえず当時は怖かったとだけ記憶しております

 

昔の貨幣

昔々、自分がまだ小学生だった頃の話です。
うちの祖母が宗教好きで、一ヶ月に一度はとある山奥にある庵のような所に通って祝詞をあげてました。
その庵への道沿いは、春には土筆なぞも生えていてその時期にはピクニック気分で私達家族も付き合ったものでした。
そんな事で庵に行った帰り道。
土筆を摘んでいた母が、草の中から貨幣のような丸く中心に穴の開いた金属片を拾いました。
よく見ると、朽ちてはいましたが外周は丸く、四角の穴が開いた和同開珎のような江戸以前の貨幣のようでした。
ところが、珍しい物を拾ったと家に着くなり、母が猛烈な寒気に襲われ、春だというのに布団を3枚掛けても「寒い、寒い」という始末。
これは拾ったお金に何かあるのかもしれないと、拾った貨幣を元の場所に戻してきたら、母の寒気は収まったそうです。

後、窓から家に入り込んだ人なつこい猫が、父の日課である読経が始まるなり一目散に逃げ出し
5メートル程全力疾走していたのが「憑き物が落ちたように」きびすを返してまた家まで戻ってきた事もありました。

 




 

忌み名

父(以降は兄)が子供の頃、弟と一緒に近くの山に薪に使う木を拾いに
行った時の事。
山深く迷信も多いその地域では、「猿・犬・猫」などの言葉を山へ行く前や
山に入っている最中には口に出さない様にと両親から強く言い付けられて
いたらしい。
が、ちゃんとその言い付けを守っていた兄とは対照的に、弟は山に入って
しばらくするとふざけて「猿」を連発。
いさめる兄の言葉も聞かず、弟はずっと「猿」を言い続ける。
すると、にわかに山が陰り、驚いて空を見上げた兄は今迄快晴だったのが
嘘の様に真っ黒な雲が生まれて自分達の頭上に集まり出しているのに気が
ついた。
辺りの雰囲気も妙にざわざわと落ち着きがなくなり、不吉な物を感じた兄は
弟を怒鳴りつけて黙らせ、拾った木を放り出して慌てて家に逃げ帰った。
息を切らせながら戻って来た彼らを、家に居た父(私の祖父)は説明される
前に「お前ら、山で要らん事言っただろう!!」と指摘。
何故分かったのかと聞いた兄に、父は「庭先から山を見ていたら、物凄い
勢いで雲がある一部分に集まって行き、しばらくすると消えて行った」と
答えた。
勿論、そのある一部分とは彼らが薪拾いをしていた辺り。
取りあえずひとしきり怒られてから事の次第を説明した兄は、父に「お前が
気が付いてなかったら、帰って来られなかったかもしれない」と言われた
そうだ。

ちなみに、この弟と同じ事をやって大けがをしたり、おかしくなって帰って
来たりした人も居るらしい(父談)
お陰で私も山に入る時は注意している。

はっきりとした理由は聞いた事は有りませんが、祖父と父の話では、
四本足の動物全般を言わない方が良いとの事です。
猟師の場合、獲物の名前を言うのは仕方の無い事ですが、みだりに
連呼するのは未だに禁じられている様で。
確かに、山の神や山自体の雰囲気を壊す物として受け止められている
のかもしれません。
ちなみに509はもう50年程前の話。

大けがをした人は犬とか猿を連呼した直後に片側が崖になっている
山道で足を踏み外し、何十メートルも滑落した結果、折れていない
場所を探す方が少ない程ありとあらゆる場所を骨折した状態で発見
されたそうです。
私はこれらの事が偶然でも何でも単純に試すのが怖いので、山に入ると
自然と無口になります。

 

大学2年の6月に不思議な体験をしました。長文で読みにくいと思いますがご容赦下さい。
当時私は、大学の野生生物研究会に入っていました。
研究会のフィールドは奥多摩の鷹ノ巣山で、山頂付近の避難小屋を拠点にデータの収集を行って
いました。不思議なことは、1年の後輩3人を連れて昼前に下山中の時に起きました。
後輩に道を覚えて貰うために、私以外は初めてのルートである七ツ石山経由で奥多摩湖に降りる
コースを縦列で歩いていました。天候は快晴、雲一つ無い青空で爽やかな風が吹いていました。
オオルリやジュウイチ、ホトトギス等の夏鳥の声が周囲から聞こえて、気分良く歩いていました。
このルートの尾根上の開けた場所に、廃屋と井戸のような直径1m程の土管があるのですが、
尾根上なので日当たりも見晴らしも良く、このルートを歩くときはいつも休憩場所にしていました。
先頭の私は、その廃屋と土管が見えたので、後ろの3人にもう少しで休憩しようと言いました。
そして、廃屋に到着してザックを下ろして一息ついたときに、私の真後ろを歩いていたA君が、
「ここに女の人がいませんでしたか?」と聞いてきたのです。
「誰もいないよ。人住んでないし、俺は見てないよ。どこに居たの?」
「この土管を覗き込むように立っていました」
「どんな格好だった?」
「青い服を着たおばさんでした」

「1人だけだった?」
「見たのは1人だけでしたが、周囲が騒がしかったから団体で来ているのかと思っていました」
「俺は誰も見なかったよ。BとCは誰か見た?」
B君とC君の2人とも、「いいえ、誰も見てません」と言いました。
「その廃屋の中にいるんじゃないの?見てきなよ」
A君は廃屋の戸を開けて中を見たのですが、誰もいません。
「最初から誰もいないよ。疲れてるんじゃないの?」
「いやー、確かにいたんですよ」
「先頭歩いていた俺は見てないんだよ」
「でも立ってたんですよ」
「まあいいや、とりあえずお茶湧かそうか」と言った時、突然、濃い霧が周囲を覆い始めたのです。
そして、霧が立ちこめた瞬間、A君は「うわあーっ」と叫びながら、走って下ってしまいました。
私はB君とC君に「ザック担げ。追うぞ」と言って、ザックを背負って追いかけました。
霧はとても濃くて、視界は5mも無い程でした。
「A、待て。走るな。そこに座ってろ。B、C、付いてこいよ」私は、叫びながら走りました。
時間にしたら2~3分だと思います。ルート上でしゃがみ込んでるAを見つけました。

Aを見ると顔は青ざめ、体が小刻みに震えていました。
そして私が「おい、どうした。しっかりしろ」と言いながら、Aの肩を持って体を揺すったとたん、
深い霧が急に晴れたのです。
私たちは、廃屋から少し下った尾根上のルートにいました。
周囲の山肌を見ても霧はどこにもありません。雲一つ無い快晴で、夏鳥の声が聞こえていました。
Aを見ると顔色も良くなり、体の震えも止まっていました。
私が「どうしたんだ?」と聞くと、「とても怖くなって逃げました。もう大丈夫です」と言いました。
Aが回復したので、私たちはそのまま奥多摩湖に下って帰宅の途につきました。
その後、Aとその時の事を何回か話しましたが、走って逃げたのは霧に捕まると殺されると思い、
私の声が聞こえたので覚悟を決めて座ったそうです。
その後、私もAも鷹ノ巣山に何度も登りました。同じルートも歩きました。
夜間に単独で登った事もありますが、何も起きませんでした。
今でも不思議なのは、何故霧が発生したのかわからないことです。気持ちいいぐらいの快晴で
湿度も低く、適度な風もありました。とても霧の出る条件ではありません。
また霧が晴れたとき、周囲の山にはどこにも霧がありませんでした。
あの霧は何だったのか、今でも疑問です。

 

小人

アマチュア無線で屋外に出て運営するコンテストがある
ある一行が中腹にテントを張り、設営してる中、別の担当が
近くにある小さな清流に飯盒の米研ぎに行った
米を研いでると、清流の向かい側を小人(20cm位?)が歩いていった
「えっ?」と思い、何故かポケットの飴を剥いて投げてみた
少し立つと「服を着た小人」が戻ってきて拾って消えたと言う
あわわわで戻って知らせようとしたら、連絡用の無線が入り
「急用らしいからすぐ帰れ」と言われ、話さずに一人下山
その夜、一向はいきなりのどしゃぶりに見舞われ、あろうことか
20M先の木に落雷 離れていてもメンバーは飛ばされ、足の裏を焼けどした
「地面を雷が走ったよ!」と言っていた
戻ったそいつは連絡を入れた奴に「え?入れてないよ」と言われ
のちにメンバーに確認したら「お前が急に帰ったんで心配した」と言われたという

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