本当にあったずうずうしい話 短編10話【20】まとめ

本当にあったずうずうしい話 短編10話【20】まとめ

 

 

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本当にあった図々しい話 短編10話【20】

 

1

中学生の頃に自転車がパンクしてしまい、自転車屋さんに持って行った。
その時は他に用事があったので「パンク直してください」とだけ言って
自転車を預けて後日請求ということになったんだけど…

次の日行ってみたら自転車屋のおっさんがにこにこしながら
「タイヤのチューブがボロボロだったので交換しときました^^
ついでに管のひもがビニールだったのでゴム製に替えておきました^^
一度全部点検して悪いところは直しておきましたからねー^^^^^^」
といって約1万円の請求書を手渡してきた。

その時はポカーンとして母親に多めに手渡された修理費1万円をそのまま渡してしまったが
今思えば文句言うべきだったよな…
自転車自体は買って1年の初めてのパンクでそこまでチューブ傷ついてるとは思えないし
もともとそこそこ高い自転車でそれまでは問題なく動いてたわけだし
何よりトップバリュの新しい自転車買えるじゃん

 

2

うちの親父は人口五千人ほどの小さな町で自営やっていて、以下は親父から聞いた話。
——
うち(親父の店)から数件隣に、町で唯一のタイヤ屋があり、そこの社長はよく客としてうちの店に来る。
社長の金遣いはいいんだけど、お得意様気取りでデカい面をされるのが腹立つ。
正直、うちの店には来てほしくないけど、小さな町で近所と揉めるわけにもいかない。
ある日、タイヤ屋の社長が「スタッドレスタイヤを買ってくれ」とうちに頼み込んできた。
公共事業削減の煽りを食らって、その年は町からの注文が随分と減ったらしい。社長いわく、
「うちの会社はこう見えても、近隣で最高の設備が整っている。ウデも負けない。
○○社のタイヤをきっちり組むと、5シーズン/10万kmはもつぞ!」とのことだった。

そこで親父は渋々とスタッドレスタイヤを購入させられた。
新品のタイヤだったので、最初のシーズンは丁寧に1万kmほど乗り、雪解けとともに夏タイヤへ履き替えた。
そしてスタッドレスタイヤは、四本ともビニール袋に入れ、車庫で大切に保管しておいた。
2シーズン目の冬、タイヤのローテーションについて親父はタイヤ屋を訪れた。社長曰く、
「あー、こりゃダメだ。四本ともゴムが劣化してるわ。新品に履き替えなよ。」
親父ブチ切れ「てめえのところで去年買ったばっかりだろうが!!!お前のところでは二度と買わん!!」

 

3

WEB関連の仕事をしている。
個人でサイトを作っている人(色々あって友人→知り合いに降格中)から
SEOについてあれこれ聞かれたので、質問に答えた上で

「現状はこういう感じだけどいつ仕様がかわるかわからないから
毎日SEO関連のニュースサイト見てチェックしたほうが良いよ」

と、ニュースサイトのURLをつけてメールを返した。

その返信が「毎日ニュースサイトのチェックとか無理。
仕様変わったらまたそのとき教えて」(意訳)

質問に答えたお礼とかも一切なし。
仕事でもなけりゃ疎遠になって久しい相手に
なんでそこまでしなきゃならんのだよ

 

4

いつも行くゲーセンにJUBEATっていう音ゲーが入荷したんだ
前からやってみたいと思っていて、入荷したのをきっかけに練習を始めたんだ
そして昨日、いつものように練習しようとゲーセンを訪れたら、先客がいた
終わるのを待っていたが、連コインして台から離れようとしない。
ちなみにその店では、ビデオゲームや音ゲーは連コイン禁止の張り紙がしてある。
なので、「連コイン禁止だよ」と軽めに注意した。
すると、そいつはそのプレイが終わったら、あからさまに舌打ちして一旦台から離れたんだ。
まあよくあることだと気にせずに練習をしていると、後ろから連コイン野郎が「下手糞なくせに俺に意見してんじゃねーよ。てか下手なんだから音ゲーすんなよ」とか言ってきた。
確かにおれはまだまだ下手糞だけど、その言い方はねーだろと思って振り向くと、、連コイン野郎は店員に注意されていた。
「ちょっとそれ終わったら、彼と事務所まで来てもらっていいかな」と店員に言われ、事務所へいった。
どうやら、連コイン野郎は、前にも似たようなことを他の人に言っていたらしく、そのときは注意で済んだらしい。
今回、注意したにもかかわらず、迷惑行為を行ったとして、連コイン野郎は出禁通告を受けて、退店させられました。
その後、店長さんに「ごめんね~。ああいうのは稀な人種だから、これからも遊びに来てね」と言って、お菓子のプライズを貰いました。
迷惑なゲーマーは死滅してしまえ。

 

5

自宅の近くにアパートがあって、下が駐車場、上がアパート。その駐車場を借りています。
大家が商店経営で、商店客用・アパート住人用・ウチ用。
そのウチ用に、夕方帰ると車が停めてある。
まぁ商店の客かアパートの客だろうって気にせず、店客用に入れる。
(ウチとアパート住人は、店客用も勝手に使っていい事になっている)
気づくとその車はなくなっていたので、自分の車をウチ用に移動。
朝出勤→夕方車がある→車がなくなったら…(ry
それを数日繰り返したので、大家とアパート住人に確認したら、
アパート住人が「4月から毎日ありますけど、○さんの車じゃないんですか?」
違うし。自分は通勤に使ってるし。こんなオッサン車じゃないし。

先週金曜、平日休みだったので、張ってみた。
いつもの出勤時間に車を店客用に移動。約30分後にあの車が到着。
中年男性が出て来て、出勤? そして夜7時頃に戻ってきた。普通に帰って行く。
今日も帰って来たら、またあった。

明日もまた停めにくるんですかね?どうしましょう?

 

6

クラスに自称メンヘラで周りから少し距離を置かれてる子がいたんだが、ある日その子に
「ジュース買いたいんだけど、小銭が無いから100円貸して?」と言われた。
今までにも友達同士でジュースとか購買のパンとか買う時に小さい金額の貸し借りはあったし、
皆借りたら返す、もしくは同じ値段の物を買って返す(今日プリン買うのに100円貸したから、明日はあのプリン買って返してくれたらいいよ、みたいな感じで)というのがいつものパターンだった。

なので何も考えず100円貸したし、値段が値段なので自分から催促するつもりはなかった。
が、ジュースを買ってきたその子は私の前に来て、「100円ぐらい奢ってくれるよね?まさか返せとか言わないよね。」と一言。

リアルに(゜Д゜)となったが金額が金額なので何も言えない。(ヘタレ)
そしたらその表情が気に入らなかったのか、「100円ぐらいでケチるの?うわ~ないわ~、性格悪い。今時こんな子ないわ~。」と言っている。
他のクラスの子に聞かれて恥ずかしかったし、その子といつも一緒にいる子も同意してるし。

今も私がセコかったのだろうかとモヤモヤするが、どんなに小さい金額でもお金を借りておいてありがとうの一言も無いどころか「100円ぐらい奢ってくれるんだよね?」はずうずうしいよなあ。

 

7

新聞に載っていたずうずうしい話。

毎年家に泊まりに来る自分の夫もよく知る友人。子供と夫も連れて泊まりにくる。
自分のうちのそばにはその友人の実家があるのに。
その友人は食事から洗濯など一切の家事を手伝わない上に家事をやってる自分に対して、
「よく働くね」。で、自分がその友人の家に泊まりに行きたいといっても、
「うちは汚いからだめ」と断られる。
今年も泊まりに来た。そして去っていくときに「来年もよろしく」と言い残していった。

 

8

母がかなりの不幸体質なんだが、最近また不幸なできごとがあったため気落ちしていたので
少しでも元気出してもらおうと昨日早めに母の日のプレゼントを買ってきた
そこそこ高い店のショコラケーキとクッキーなんだが、母はすごく喜んでくれて、
ちょっと金がかかったけど買ってよかったなーと思った

しかし、その日アポなしで大学生の妹が帰省。帰ってきたときには机の上に置いてあったケーキとクッキーを
全部食べていた。
母の日カード入ってたはずなのだが、母に聞いたら食べていいと言われたので
食べたとさも当たり前のように言ってのけた
だからってなんで全部食うんだよ

母は慣れっこなので「少しくらい食べたかったなー」とあっさり一言で片づけたが
私は母のために高い金払ったのに…やりきれない

 

9

こないだ会った、腹が立った奴
手動信号の横断歩道で、自転車乗りがボタン機に寄りかかるように張り付いていた
当然ボタンは押していると思い、待っていたが、いつまでも変わらない
『ボタン式だと知らないんだろうな』と声をかけようとしたら、対岸に人が来て操作された
ところが、信号が変わっても自転車乗りは寄りかかったまま動かず、渡らない
最初から渡る気じゃなく、ただ寄りかかってメールをしたかっただけだったようだ
結局、横断歩道と反対側に向かって行った
他の歩行者の進行を妨げてずうずうしいったらありゃしない

 

10

先日の話
レジで並んでいたら、後ろに並んでいたおばさんが、「急いでんだから、変わりなさいよ!」と言ってきた
自分「こっちもそんなに時間があるわけじゃねえよ」
オバ「知らないわよ。レディファーストよ!レディファースト!」
自分「レ、レディ?」
オバ「知ってんでしょ?レディファースト!」
自分「男性が自分のみを守るために女性を盾にしたことが由来のレディファーストでしょ?もちろん知ってるよ」
オバ「・・・とにかく変わりなさいよ!こっちはか弱いレディなんだから!」
自分「レディって単に女性を指すんじゃなくて、淑女を指すんだよ。淑女って意味分かってんの?」(半分テキトー)
オバ「私が淑女じゃないっていうの!?っていうか淑女ってどういう意mレジ店員「次の方~」
自分「あいよ~」
オバ「くぁwせdrftgyふじこlp;」

2つの意味でずうずうしいオバサンだった・・・
店員と他の客がプルプル震えていたのは内緒

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ずうずうしい話
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